美醜逆転した世界に転がり落ちたらイケメンたちに囲われました。

本章

３４話：友情とカミングアウト ③

俺の言葉にリオは固まってしまっているが、俺は我慢できずにズボンやパンツを脱ぎ捨てリオの上に跨る。
リオの硬くなったチンコに自分のチンコを擦り付けてリオからの返事を待つ。

「カオル…俺と…したいの？」
「うん…したい…けど、リオが嫌なら我慢する…」

ダメって言われたら素股で我慢。
そう思っているとリオはガシっと俺の腰を掴んでくる。
俺を見上げる瞳はギラギラと輝き凄く興奮していた。

「ううん。俺もカオルとしたい…。カオルと繋がりたい…」

そう言うと、リオは俺の後孔に自分のモノを擦り付けながら早く入らせてくれ！と、入り口にグニグニと亀頭部を押し込んでくる。

「リ、リオ待って…！挿れる準備するから…」
「ん…カオル…早く…。俺もう挿れたい…」

興奮するリオを宥めながらベッドサイドにある机の引き出しから潤滑剤を取り出して自分の指に纏わせる。

いつもしてもらっていた行為を自分でするのは少し恥ずかしいが仕方ない…今の興奮したリオに頼んだら指より先にチンコ挿れてきそうだもん。

リオにマウント取られて広げる前に挿れられないように上に跨ったまま指を入れていく。
けれど慣れない事をやっているせいか、なかなか上手くいかなくてモタモタしているとリオのチンコが「早くしろよ！」と、急かすように指の替わりに入ろうとしてくる。

「あっ…リオ…まだだって…」
「かおるぅ…」

お預けくらった仔猫のように早くよこせとリオは潤んだ瞳で催促してくる…
むっちゃ可愛いんだけど本当にちょっと待て。

なんとか指２本が入るまで広げれたのでもう良しとする。
俺の下では今か今かとリオが待ち構えている。

「リオ…挿れるね…」
「うん…」

広げ足りないだろうからリオのモノにも潤滑剤をたっぷり付けて騎乗位の状態でゆっくりと腰を降ろしていく。

潤滑剤のおかげで入り口は割とすんなり入ってくれた。そのまま亀頭部を飲み込んでいくが、その先からは広げ足りなかったせいか少しキツい…

「んっ…くっ…あぁっ……」
「んぁっ…！カオルの中…すごぃ…んっ」

リオは気持ち良さそうな顔をして俺の行為を見ている。
なんとかリオのモノを半分飲み込んで休憩していると、ゆるゆるとリオは腰を動かしてくる。

「あっ…バカ…今動いたらだめ…んぁっ…」
「カオルごめん…でも…」

でもじゃないっ！
リオは俺が動くなと言っても聞かずに、ずちゅずちゅっと腰を揺らしながら少しずつ奥へと入ってくる。

「カオルの中熱くて…凄く狭い…んっ…気持ちいい…」
「あっ…！ん…んっ…リオゆっくりな…」
「うん…分かった…」

ゆっくりと奥へ奥へと入っていき、ようやくリオのモノを全部飲み込む。
リオを見下ろせば全部入った結合部を見て少し満足そうにしている。

「リオ…キスしていい？」
「ん？あぁ…いいよ…」

ゆっくりと体をリオの方へと倒してキスをする。
ちゅっちゅとキスしながら俺の中に咥えこんだモノを時折きゅっと締め付けてやればリオは顔をしかめる。

「んっ…カオル意地悪してるだろ…」
「これ痛い？」
「いや…痛くないけどカオルの中をもっと突きたくなる…」

そう言うとリオは俺の腰を掴みごちゅんっと奥を突いてくる。

「んにゃっっ！？」

いきなり奥を突かれ思わず変な声が漏れる。
リオを見ると「お返し」と言わんばかりの意地悪な顔をしていた。

「むぅ…リオはこれから動いたらダメだからな！俺が動くから！」
「えぇー…」

不服そうな声を上げるリオを無視して俺は腰を前後に動かしていく。
潤滑剤でベトベトの結合部からはぐちゅぐちゅと卑猥な音が溢れる。

「んっ…あっあっ…ふぁっ…んん……」

あぁ…やっば…めっちゃ気持ちいい…


自分の気持ちいいところに当たるよう角度を変えながら動いて、今度は奥にも欲しくなって上下に腰を振るとリオの気持ち良さそうな吐息も聞こえてきて興奮が増す。

「りお…どぅ…？」
「んっ…あ…きもちいぃ…」

よがってるリオが可愛くてサービスだとばかりに激しめにばちゅっばちゅっと腰を打ち付けていく。

「んあっ…カオル…それやばっ…」
「んっ…これ俺も凄くいぃ…あっ…あっ…」

俺もリオも気持ちよくて2人で一緒に喘いでいるとリオはガシっと腰を掴んでさらに奥へと打ち付けてくる。

「あっ！ふぁっ！りお…それだめぇぇ！」
「んっ…んっ…カオル…カオル…もう…」

ゴツゴツと奥へと腰を突き上げリオは俺の腹の中に…そして俺も一緒にビュルっとリオの腹に吐精する…

射精するとドッと疲れが襲ってきて、へにゃりとリオの方へと倒れ込む。
リオの腹にぶちまけた自分の精液がべちゃっと付いてしまったが…もういいや。

リオの首筋に顔を埋めているとリオは俺の首筋にキスをしてくる。

「カオル…大丈夫？」

リオの心配そうな声が聞こえて顔を上げる。
2人して顔を火照らせてハァハァ息を荒げてるのが面白くて何故か笑ってしまった。

「俺は大丈夫…リオ気持ちよかった？」
「うん。凄くよかった…」


なんだか嬉しくて笑っているとリオも顔を綻ばせキスをしてくれる。

その後も俺達は沢山キスをして2人でじゃれ合うようにまた体を重ねていった。