【完結】大好きな先輩に恋人ができたと知った夜、俺は大嫌いな先輩の親友に何故か抱かれていました。

赤牙

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クリスマスイブ。朝、目覚めたら……

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「ん……」

ぬくぬくの布団から出ていた足先が冷えたせいか目が覚める。足先を布団の中へと戻し再度布団に顔を埋める。
いつもと違う柔らかな香り。
これは大好きな直史なおふみ先輩の香りだ…………って! なんで直史先輩の匂いがするんだよ!


慌てて目を開き状況を確認する為に俺は部屋を見渡す。
明らかに実家暮らしの俺の部屋とは違うシンプルな部屋。
直史先輩の大好きなバンドのCDやレコードが詰まっている棚やレコードプレイヤー。
ここは直史先輩の部屋だが……何故、俺は先輩の部屋に?

記憶を巡らせると昨日の夜、三人でフライングクリスマス会をしようと先輩に言われて~
それで一人暮らしの先輩のマンションに来て~
楽しくお酒を飲んでたら~
先輩が『恋人ができたんだ~』なんて言って……
俺はその事実に耐えきれず酒を飲みまくって、それで……それで……

必死に昨日の夜を思い出そうとするが、二日酔いのせいかズキズキと痛む頭では思い出せずにいると、部屋のドアが開き直史先輩が………いや、違う。

直史先輩のトレーナーとスウェットを着た苳也とうや先輩の姿が。

「お~。やっと起きたか」
「あの、直史先輩は……?」
「あぁ、アイツは恋人のとこに行ったっきり帰ってきてねーぞ」

恋人のところに?
そういえば、直史先輩、恋人が体調が悪いとか言ってたよーな……

ーーうぅぅ~そこら辺の事思い出そうとすると頭いて~

「二日酔いで頭痛いんだろ。ほら、水飲んでおけ」
「えっ……? あ、ありがとうございます……」

俺が頭を抱えていると苳也先輩にしては珍しく俺に優しくしてくれる。
その水を受け取ろうとして、布団から出ると俺は直史先輩のデッカいTシャツ一枚だけで下はパンツすら履いていない、

「んにゃーーー! な、なんで俺パンツはいてないんだー!」
「あ、バカ! そんな大声出して腹に力入れたら……」

えっ……?

苳也先輩の言葉の意味が一瞬、わからなかったがすぐにその意味を理解する。
俺の尻からドロリと流れ出てくる謎の液体。
その液体は太ももを伝い垂れ落ちてきたのだった。
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