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【番外編】二度目の人生番外編
隣国、ミャーム国編 11 【R】
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それから二人は離れていた一日を取り返すかのように、べったりと俺にひっついている。
今日一日歩き回り、汗をかいた体が気持ち悪く、部屋に備え付けられている浴室へと向かうと二人も一緒についてくる。
「もしかして、一緒に入るつもりか?」
「一緒に入ってはいけませんか?」
「いや、別にいいんだけど……三人で入るには狭いかなって……」
「狭くても僕たちは気にしないよ。さぁ、早く服脱ごう」
脱衣所で二人に服を脱がされていく。
脱がされながら俺の体を探るような視線を感じるのは気のせいだろうか?
体の隅々を見られながら裸になると、二人も服を脱ぎ浴室へ。
客室用の浴室として広いのだが、大人が三人入るとさすがに少し狭く感じる。
だが、二人はそんなことは気にもせず俺の近くから離れない。
「汗を流したいから少し離れ……」
「兄さんは今日一日頑張ったので疲れたでしょう。私たちがお手伝いしますからね」
「じゃあ、僕が体を洗ってあげるね~」
「私は頭を洗ってあげますね」
「あ、いや、そんなことしなくても大丈夫だって」
そう言っても、もちろん二人が止まることはない。
ジェイドに優しく頭を洗われ、リエンはたっぷりの泡で俺の体を洗っていく。
二人の指先がくすぐったくて、思わず身をよじらせる。
すると、背後からリエンが俺を抱き寄せる。
「逃げちゃダメだよ、兄様。頑張った兄様の体を綺麗にしているんだからね」
「分かってるけど……くすぐったいんだ」
「兄さんの体は敏感ですからねぇ……。私たちが触れただけで、すぐに気持ちよくなってしまいますもんね」
ジェイドの指先は頭をから胸へと降り、俺の胸に触れる。にゅるにゅるとジェイドの大きな手の平が、泡を混ぜるように俺の胸を刺激する。わざとらしく、指先で先端を押し込まれると甘く疼き体がはねる。
「ン、……」
「綺麗にしているので、少し我慢して下さいね」
くりくりと指先が突起を責め立てる。泡もついているせいで、いつもより気持ちよく感じてしまう。
「ここも綺麗にしようね~兄様」
リエンの指先が、太ももの付け根を撫で思わず背中を反らす。ゾワリと腰が疼き、情けない声を漏らしてしまう。
「ひぁ……や、そこ……こしょばい……」
「ふふ、腰が揺れてるね、兄様」
ぬるぬると際どい部分を撫でられ、胸の先端に甘い刺激を与えられれば、俺の下半身は熱を持つ。
その様子をリエンは見ていたのか、緩く立った俺のモノも泡で包み込む。
「こっちも綺麗にしようね」
「ん、ぁ……あ……」
泡だらけになったペニスをリエンの手が包み込み上下に動かす。泡に包まれて扱かれると、いつもと違い気持ち良さが増す。亀頭部を手の平でくりくりと撫でられれば、射精感が高まり目の前にいるジェイドに抱きつく。
「んぁ、あ……リエン、でちゃう……」
「あわあわで扱かれると気持ちいいんだねぇ。出していいよ、兄様」
「お風呂場なので汚れても大丈夫ですから、沢山出して下さいね兄さん」
「ん、ンッ……アッ! イク……いっちゃぅ……ンンッ……」
ジェイドはキスをくれると、リエンと一緒に俺の下半身に触れる。二人に愛撫され、俺は呆気なく射精してしまう。
ピュクンと吐精しジェイドの太ももを汚してしまう。太ももにかかった精液をジェイドは拭い取り「沢山でましたね」と、見せつけてくるので恥ずかしくて俯く。
「兄様、次はこっちも綺麗にしようか……」
「あ、そ、そこも……するのか?」
リエンの指先は、俺の後孔を撫でる。
イッたばかりの敏感な体でそこをいじられると、おかしくなってしまいそうだ……。
「今日は兄さんの体を綺麗にすると言ったので、奥の奥まで私たちが洗ってあげますよ」
……それって、エッチするってことじゃんか。
ジェイドの発言に耳を赤くしていると、リエンの指が中へと入ってくる。
優しく中を撫でながら、ゆっくりと進む指先。腰をリエンに突き出す形で、ジェイドに抱きつく。
ジェイドは少し身をかがめ、沢山のキスをくれる。
リエンの指は俺の気持ちいい場所を熟知していて、リエンの指の動きに合わせて腰を振る。
ジェイドは深く熱いキスをくれ、頭の中は気持ちいいでいっぱいだった。
「ふ、あ、きも……ちぃぃ……」
「兄様のお尻は咥えるのが上手だね。僕の指を美味しそうに食べてるよ」
クスクスと笑いながらリエンは指の本数を増やしていく。中のシコリを指先で挟まれると、言葉にならない強い刺激が脳天をつらぬく。
中はひくひくと痙攣するように震え、俺は中イキしてしまう。
「兄様、すっごく可愛い……。上手に中イキできる兄様にご褒美あげるね」
リエンはそう言うと、俺の腰を掴みグッと熱いペニスを押し入れてくる。まだイキ続けている俺にとっては、許容できる範囲を超えた快楽が襲い目の前がチカチカする。
ジェイドに支えられ、リエンを受け入れれば容赦なく奥を突き上げられる。
パンパンと打ち付けられる音が浴室に響く。そして、俺のはしたない喘ぎ声も……。
「ふ、くっ……ンァッ! あ、そこ……奥、おくぅぅ……ん、アッ、アッ、———ッッ!」
「奥を突くたんびに、兄様の中が痙攣してて……すっごく気持ちいい。いっぱいいっぱい擦ってあげて、綺麗にしてあげるね、シャルル兄様♡」
「兄さん、口がだらしなく開いているから涎が垂れていますよ……って、聞こえていませんね」
「ひぁ、ん、ぁ……きもちぃ……ンン——、アッ、ふぐっ……ンアァァ!」
快楽で惚けてしまった俺を見て、ジェイドとリエンは嬉しそうに微笑む。
そして、その夜は二人に体を綺麗にしてもらって、沢山の愛情を注いでもらった。
†††
次の日の朝。
珍しく早起きをしたジェイドに起こされ、昨日一緒に見れなかった朝焼けを三人で見つめる。
美しい風景に、ジェイドは満足そうに笑みを溢していた。
それから、帰宅の準備をして、ミャーム国を去る時が訪れる。
荷物を運び終えると、ノア王子とマエル国王が見送りに来てくれていた。
「ノア王子、マエル国王。わざわざすみません」
「シャルル殿に最後の挨拶をと思ってな。ほら、ノア。シャルル殿にお別れを言うのだろう?」
俯きぎみのノア王子が顔を上げると、目尻はほんのりと赤く泣いていたのがわかる。
俺との別れを惜しむ姿に胸がぎゅっとなる。
「ノア王子、ミャーム国にお招きいただき本当にありがとうございました。ノア王子と過ごした楽しい時間は忘れませんよ」
ノア王子と視線を合わせしゃがみこみ声をかけると、ぎゅっと抱きしめられる。
「シャルル……様。僕……寂しいです……」
「そうですね。私も、ノア王子と離れるのは寂しいです。ですが、今日の別れは永遠ではありません。また、王子に会いに行きます」
「……本当ですか? また、僕に会いに来てくれるんですか?」
「はい。約束です」
ノア王子に微笑みかければ、王子も嬉しそうに微笑み俺の頬に手を添えてくる。
微笑んでいたノア王子の表情は変わり、真剣な顔つきで俺を真っ直ぐに見つめる。
「絶対ですよ……シャルル様」
そう言って、ノア王子は俺の頬にキスをする。
王子は俺にキスした後、恥ずかしそうにはにかむ。
可愛らしいノア王子の行動に、昔のリエンを思い出し、口元がほころぶ。
「次にシャルル様に会う時には、もっと立派な姿を見せられるように頑張ります」
「はい。楽しみにしていますね」
ノア王子と約束を交わし、二人に見送られながら俺たちは馬車へ乗り込む。
王子は俺たちを乗せた馬車が見えなくなるまで、手を振り続けてくれた。
ノア王子とマエル国王の姿が見えなくなり、席に座るとジェイドとリエンは神妙な顔をしていた。
「どうしたんだ二人とも?」
「いえ……私は、警戒すべき相手を見誤っていたのだと思いまして……」
「そうだね……。僕も油断してたよ……」
「??」
こうして、慌ただしくも楽しかったミャーム国での旅は終わりを迎えた。
今度、ノア王子に会う時にはどんな姿になっているのだろう……。
王子の未来の姿を想像しながら、ミャーム国の美しい風景を目に焼き付けた。
~ミャーム国編 終わり~
今日一日歩き回り、汗をかいた体が気持ち悪く、部屋に備え付けられている浴室へと向かうと二人も一緒についてくる。
「もしかして、一緒に入るつもりか?」
「一緒に入ってはいけませんか?」
「いや、別にいいんだけど……三人で入るには狭いかなって……」
「狭くても僕たちは気にしないよ。さぁ、早く服脱ごう」
脱衣所で二人に服を脱がされていく。
脱がされながら俺の体を探るような視線を感じるのは気のせいだろうか?
体の隅々を見られながら裸になると、二人も服を脱ぎ浴室へ。
客室用の浴室として広いのだが、大人が三人入るとさすがに少し狭く感じる。
だが、二人はそんなことは気にもせず俺の近くから離れない。
「汗を流したいから少し離れ……」
「兄さんは今日一日頑張ったので疲れたでしょう。私たちがお手伝いしますからね」
「じゃあ、僕が体を洗ってあげるね~」
「私は頭を洗ってあげますね」
「あ、いや、そんなことしなくても大丈夫だって」
そう言っても、もちろん二人が止まることはない。
ジェイドに優しく頭を洗われ、リエンはたっぷりの泡で俺の体を洗っていく。
二人の指先がくすぐったくて、思わず身をよじらせる。
すると、背後からリエンが俺を抱き寄せる。
「逃げちゃダメだよ、兄様。頑張った兄様の体を綺麗にしているんだからね」
「分かってるけど……くすぐったいんだ」
「兄さんの体は敏感ですからねぇ……。私たちが触れただけで、すぐに気持ちよくなってしまいますもんね」
ジェイドの指先は頭をから胸へと降り、俺の胸に触れる。にゅるにゅるとジェイドの大きな手の平が、泡を混ぜるように俺の胸を刺激する。わざとらしく、指先で先端を押し込まれると甘く疼き体がはねる。
「ン、……」
「綺麗にしているので、少し我慢して下さいね」
くりくりと指先が突起を責め立てる。泡もついているせいで、いつもより気持ちよく感じてしまう。
「ここも綺麗にしようね~兄様」
リエンの指先が、太ももの付け根を撫で思わず背中を反らす。ゾワリと腰が疼き、情けない声を漏らしてしまう。
「ひぁ……や、そこ……こしょばい……」
「ふふ、腰が揺れてるね、兄様」
ぬるぬると際どい部分を撫でられ、胸の先端に甘い刺激を与えられれば、俺の下半身は熱を持つ。
その様子をリエンは見ていたのか、緩く立った俺のモノも泡で包み込む。
「こっちも綺麗にしようね」
「ん、ぁ……あ……」
泡だらけになったペニスをリエンの手が包み込み上下に動かす。泡に包まれて扱かれると、いつもと違い気持ち良さが増す。亀頭部を手の平でくりくりと撫でられれば、射精感が高まり目の前にいるジェイドに抱きつく。
「んぁ、あ……リエン、でちゃう……」
「あわあわで扱かれると気持ちいいんだねぇ。出していいよ、兄様」
「お風呂場なので汚れても大丈夫ですから、沢山出して下さいね兄さん」
「ん、ンッ……アッ! イク……いっちゃぅ……ンンッ……」
ジェイドはキスをくれると、リエンと一緒に俺の下半身に触れる。二人に愛撫され、俺は呆気なく射精してしまう。
ピュクンと吐精しジェイドの太ももを汚してしまう。太ももにかかった精液をジェイドは拭い取り「沢山でましたね」と、見せつけてくるので恥ずかしくて俯く。
「兄様、次はこっちも綺麗にしようか……」
「あ、そ、そこも……するのか?」
リエンの指先は、俺の後孔を撫でる。
イッたばかりの敏感な体でそこをいじられると、おかしくなってしまいそうだ……。
「今日は兄さんの体を綺麗にすると言ったので、奥の奥まで私たちが洗ってあげますよ」
……それって、エッチするってことじゃんか。
ジェイドの発言に耳を赤くしていると、リエンの指が中へと入ってくる。
優しく中を撫でながら、ゆっくりと進む指先。腰をリエンに突き出す形で、ジェイドに抱きつく。
ジェイドは少し身をかがめ、沢山のキスをくれる。
リエンの指は俺の気持ちいい場所を熟知していて、リエンの指の動きに合わせて腰を振る。
ジェイドは深く熱いキスをくれ、頭の中は気持ちいいでいっぱいだった。
「ふ、あ、きも……ちぃぃ……」
「兄様のお尻は咥えるのが上手だね。僕の指を美味しそうに食べてるよ」
クスクスと笑いながらリエンは指の本数を増やしていく。中のシコリを指先で挟まれると、言葉にならない強い刺激が脳天をつらぬく。
中はひくひくと痙攣するように震え、俺は中イキしてしまう。
「兄様、すっごく可愛い……。上手に中イキできる兄様にご褒美あげるね」
リエンはそう言うと、俺の腰を掴みグッと熱いペニスを押し入れてくる。まだイキ続けている俺にとっては、許容できる範囲を超えた快楽が襲い目の前がチカチカする。
ジェイドに支えられ、リエンを受け入れれば容赦なく奥を突き上げられる。
パンパンと打ち付けられる音が浴室に響く。そして、俺のはしたない喘ぎ声も……。
「ふ、くっ……ンァッ! あ、そこ……奥、おくぅぅ……ん、アッ、アッ、———ッッ!」
「奥を突くたんびに、兄様の中が痙攣してて……すっごく気持ちいい。いっぱいいっぱい擦ってあげて、綺麗にしてあげるね、シャルル兄様♡」
「兄さん、口がだらしなく開いているから涎が垂れていますよ……って、聞こえていませんね」
「ひぁ、ん、ぁ……きもちぃ……ンン——、アッ、ふぐっ……ンアァァ!」
快楽で惚けてしまった俺を見て、ジェイドとリエンは嬉しそうに微笑む。
そして、その夜は二人に体を綺麗にしてもらって、沢山の愛情を注いでもらった。
†††
次の日の朝。
珍しく早起きをしたジェイドに起こされ、昨日一緒に見れなかった朝焼けを三人で見つめる。
美しい風景に、ジェイドは満足そうに笑みを溢していた。
それから、帰宅の準備をして、ミャーム国を去る時が訪れる。
荷物を運び終えると、ノア王子とマエル国王が見送りに来てくれていた。
「ノア王子、マエル国王。わざわざすみません」
「シャルル殿に最後の挨拶をと思ってな。ほら、ノア。シャルル殿にお別れを言うのだろう?」
俯きぎみのノア王子が顔を上げると、目尻はほんのりと赤く泣いていたのがわかる。
俺との別れを惜しむ姿に胸がぎゅっとなる。
「ノア王子、ミャーム国にお招きいただき本当にありがとうございました。ノア王子と過ごした楽しい時間は忘れませんよ」
ノア王子と視線を合わせしゃがみこみ声をかけると、ぎゅっと抱きしめられる。
「シャルル……様。僕……寂しいです……」
「そうですね。私も、ノア王子と離れるのは寂しいです。ですが、今日の別れは永遠ではありません。また、王子に会いに行きます」
「……本当ですか? また、僕に会いに来てくれるんですか?」
「はい。約束です」
ノア王子に微笑みかければ、王子も嬉しそうに微笑み俺の頬に手を添えてくる。
微笑んでいたノア王子の表情は変わり、真剣な顔つきで俺を真っ直ぐに見つめる。
「絶対ですよ……シャルル様」
そう言って、ノア王子は俺の頬にキスをする。
王子は俺にキスした後、恥ずかしそうにはにかむ。
可愛らしいノア王子の行動に、昔のリエンを思い出し、口元がほころぶ。
「次にシャルル様に会う時には、もっと立派な姿を見せられるように頑張ります」
「はい。楽しみにしていますね」
ノア王子と約束を交わし、二人に見送られながら俺たちは馬車へ乗り込む。
王子は俺たちを乗せた馬車が見えなくなるまで、手を振り続けてくれた。
ノア王子とマエル国王の姿が見えなくなり、席に座るとジェイドとリエンは神妙な顔をしていた。
「どうしたんだ二人とも?」
「いえ……私は、警戒すべき相手を見誤っていたのだと思いまして……」
「そうだね……。僕も油断してたよ……」
「??」
こうして、慌ただしくも楽しかったミャーム国での旅は終わりを迎えた。
今度、ノア王子に会う時にはどんな姿になっているのだろう……。
王子の未来の姿を想像しながら、ミャーム国の美しい風景を目に焼き付けた。
~ミャーム国編 終わり~
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