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【番外編】二度目の人生番外編
二度目の人生 ー33歳ー 〜夜会編〜 R18
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「おっ! シャルルく~ん! 挨拶回りは終わったかい? さぁ、シャルルくんも一緒に飲もうじゃないか~」
愉快な雰囲気のレイル様と、頬を赤く染めるリエンとジェイド……。
父さんからの忠告は、レイル様はお酒にめっぽう強くて勧められるがままお酒を一緒に飲んでしまうと潰されてしまうから注意しろと言われていたのだが……。
「あはは……。あ、えっと……二人とも大丈夫か?」
「あ~シャルルにいさまぁ~。にいさまも~こっち来てよ~」
「……兄さん」
ふにゃふにゃのリエンはソファーに寝転んだまま俺を手招きし、ワインを飲み干した後のジェイドも蕩けた顔で俺の名前を呼ぶ。
これは……二人とも完全に酔っ払ってるな……。
やばいと思った俺はレイル様のお酒のお誘いをやんわりと断ると二人を回収する。リエンもジェイドもなんとか自分で歩いてくれるが、足元はおぼつかずふらふらの二人を両手で支えながらなんとか部屋へと戻りソファーへ座らせる。
「ジェイド、リエン、大丈夫か……? 今、水を持ってきてやるからな……うわっ!!」
水を持ってこようと二人の傍を離れようとした時、二人の長い腕が伸びてきてソファーへと連れ戻される。
「兄さん……」
「シャルルにいさまぁ……」
二人は甘え声を出して俺の首筋や頬にキスをしてくる。
「ダ、ダメだって……ここは人のお屋敷なんだから……」
「今日はシャルル兄様が沢山の人に触られたから僕達で綺麗にしないとぉ……」
「コラ……そんなこと言ったらダメだろ」
「だってぇ……シャルル兄様は僕達のなのにぃ……」
トロンとした目で酔っ払いのリエンはそう言いながら俺に抱きついてきてスリスリと首筋に顔を埋める。ジェイドに助けを求めても……こっちも酔ってしまっているのでリエンに加勢してくる形で俺に抱きついてくる。
「兄さん……私も抱きしめて下さい……」
「ジェイドまで……。ハァ……分かった、分かったよ。二人とも抱きしめてやるから大人しくするんだぞ。それに、ここはレイル様のお屋敷だって事を忘れるんじゃないぞ」
俺の言葉に二人は蕩けるような笑みを溢し俺に抱きついてくる。大きな大きな弟達を抱きしめるには俺の腕では足りなくて、これじゃ俺が二人から抱きしめられている形だが二人は満足そうな顔をしている。
けれど……抱きしめるだけじゃ物足りない弟達はスルスルと俺の体に手を伸ばしてくる……。
「あ、コラ! 今日はダメだって言っただろ……。んぁっ……ダメだって……」
胸や背中……太ももに触れる二人の指先はお酒のせいかいつもよりも熱い。
「なんで……ダメなんですか……兄さん?」
「だから、人の家だからだよ! それに……汚しちゃダメだろ……」
「じゃあ、汚さなきゃいいの?」
「えっ? いや……それだけの問題じゃ……」
「汚さないとなると……兄さんのモノは私達が受け止め、兄さんは私達のモノを受け止めてくれればいいだけですよね……?」
「な~んだ。いつもと変わらないじゃん~♡ さぁ兄様……エッチしよ?」
興奮しきったアメジストの瞳に見つめられ、俺の体を這う指先や唇がいやらしすぎて体が反応してしまう……。
ダメだと無駄な抵抗をしても俺よりも大きな体の二人に敵うはずもなく、流されるように二人からの愛撫を受け入れてしまう。
背後からジェイドに抱きしめられながら胸を触られ、リエンは嬉しそうに俺の服を脱がしていく。あっという間に俺だけ丸裸にされると、流石に恥ずかしくなってくる……。
「あれぇ~? 兄様~ダメダメ言ってた割にはココはすでに硬くなってるねぇ~」
「そ、それは二人がいやらしく触ってくるから……んぁっ!」
リエンは俺の下半身をマジマジと見ては意地悪そうに笑みを浮かべ先端をクリクリと指の腹で撫でる。レイル様の邸宅でこんな事をしてはダメだと考えれば考えるほど、興奮してしまう自分が情けない……。
リエンは円を描くように先端を撫で回し、気持ち良さに腰が浮いてしまう。鈴口からはタラリと先走りが溢れ出してリエンの指を濡らす。
「いやらしい音がするね……。僕の指……兄様ので汚れちゃったよ?」
「ふっ……あ……だって……リエンが触るから……んっ……」
「そうですね。それはリエンが悪いですね……。リエン、ソファーを汚さないように口で舐めとらないといけないだろ」
「そっか~そうだね~」
「へっ!? あ、そうじゃな……ンンッ!」
ジェイドが正気に戻ったかと一瞬思ったが、斜め上の事を言い始めリエンも賛同するように俺のモノを咥える。
酒に酔っているせいか、リエンの口の中はいつもより熱い。
リエンは舌先で先端や裏筋を舐めながら時折、俺の表情を確認しては満足そうに目を細める。
グチュグチュといやらしい音が静かな部屋の中に響き、この音が外まで聞こえてしまっているのではないかと気が気じゃない……。
「あっ……や、やっぱり……ダメ……、外に……聞こえちゃう……」
「大丈夫ですよ兄さん。レイル様がゲストルームは客人が気を使わないでいいように防音にしていると言っていましたから」
いつの間にそんな情報を仕入れてきたんだよ!と、口を開く前にジェイドは俺の胸の先端をキュッと摘む。
「ひぁっ! ンッ、あ、で、でる……ん……ん……ぁ……」
急な刺激とすでに限界が近かった俺は声を上げて果ててしまう。ビュクッ……ビュクッ……と何度かに分けてリエンの口の中に精を吐き出してしまえば、それをゴクリと躊躇なくリエンは飲み込む。
「リエン。最後まで綺麗に舐めとるんだぞ」
「ふぁ~い」
ジェイドの言葉にリエンはいつもより丁寧に丁寧に俺のモノを舐めあげると、最後に先端にキスをして満面の笑みを浮かべる。
「にいさまぁ~上手に飲めたでしょ~」
エヘヘ~と褒めて欲しそうなリエンの笑顔があまりにも可愛くて……小さく頷きリエンの頭を優しく撫でれば気持ち良さそうに頭を擦り寄せてくる。
「ねぇ……シャルル兄様ぁ……」
「どうした?」
「僕のも……舐めて欲しい……」
リエンはそう言うと俺の顔の前に腰を突き出し、張り詰めたモノを頬に擦り付けてきた……。
愉快な雰囲気のレイル様と、頬を赤く染めるリエンとジェイド……。
父さんからの忠告は、レイル様はお酒にめっぽう強くて勧められるがままお酒を一緒に飲んでしまうと潰されてしまうから注意しろと言われていたのだが……。
「あはは……。あ、えっと……二人とも大丈夫か?」
「あ~シャルルにいさまぁ~。にいさまも~こっち来てよ~」
「……兄さん」
ふにゃふにゃのリエンはソファーに寝転んだまま俺を手招きし、ワインを飲み干した後のジェイドも蕩けた顔で俺の名前を呼ぶ。
これは……二人とも完全に酔っ払ってるな……。
やばいと思った俺はレイル様のお酒のお誘いをやんわりと断ると二人を回収する。リエンもジェイドもなんとか自分で歩いてくれるが、足元はおぼつかずふらふらの二人を両手で支えながらなんとか部屋へと戻りソファーへ座らせる。
「ジェイド、リエン、大丈夫か……? 今、水を持ってきてやるからな……うわっ!!」
水を持ってこようと二人の傍を離れようとした時、二人の長い腕が伸びてきてソファーへと連れ戻される。
「兄さん……」
「シャルルにいさまぁ……」
二人は甘え声を出して俺の首筋や頬にキスをしてくる。
「ダ、ダメだって……ここは人のお屋敷なんだから……」
「今日はシャルル兄様が沢山の人に触られたから僕達で綺麗にしないとぉ……」
「コラ……そんなこと言ったらダメだろ」
「だってぇ……シャルル兄様は僕達のなのにぃ……」
トロンとした目で酔っ払いのリエンはそう言いながら俺に抱きついてきてスリスリと首筋に顔を埋める。ジェイドに助けを求めても……こっちも酔ってしまっているのでリエンに加勢してくる形で俺に抱きついてくる。
「兄さん……私も抱きしめて下さい……」
「ジェイドまで……。ハァ……分かった、分かったよ。二人とも抱きしめてやるから大人しくするんだぞ。それに、ここはレイル様のお屋敷だって事を忘れるんじゃないぞ」
俺の言葉に二人は蕩けるような笑みを溢し俺に抱きついてくる。大きな大きな弟達を抱きしめるには俺の腕では足りなくて、これじゃ俺が二人から抱きしめられている形だが二人は満足そうな顔をしている。
けれど……抱きしめるだけじゃ物足りない弟達はスルスルと俺の体に手を伸ばしてくる……。
「あ、コラ! 今日はダメだって言っただろ……。んぁっ……ダメだって……」
胸や背中……太ももに触れる二人の指先はお酒のせいかいつもよりも熱い。
「なんで……ダメなんですか……兄さん?」
「だから、人の家だからだよ! それに……汚しちゃダメだろ……」
「じゃあ、汚さなきゃいいの?」
「えっ? いや……それだけの問題じゃ……」
「汚さないとなると……兄さんのモノは私達が受け止め、兄さんは私達のモノを受け止めてくれればいいだけですよね……?」
「な~んだ。いつもと変わらないじゃん~♡ さぁ兄様……エッチしよ?」
興奮しきったアメジストの瞳に見つめられ、俺の体を這う指先や唇がいやらしすぎて体が反応してしまう……。
ダメだと無駄な抵抗をしても俺よりも大きな体の二人に敵うはずもなく、流されるように二人からの愛撫を受け入れてしまう。
背後からジェイドに抱きしめられながら胸を触られ、リエンは嬉しそうに俺の服を脱がしていく。あっという間に俺だけ丸裸にされると、流石に恥ずかしくなってくる……。
「あれぇ~? 兄様~ダメダメ言ってた割にはココはすでに硬くなってるねぇ~」
「そ、それは二人がいやらしく触ってくるから……んぁっ!」
リエンは俺の下半身をマジマジと見ては意地悪そうに笑みを浮かべ先端をクリクリと指の腹で撫でる。レイル様の邸宅でこんな事をしてはダメだと考えれば考えるほど、興奮してしまう自分が情けない……。
リエンは円を描くように先端を撫で回し、気持ち良さに腰が浮いてしまう。鈴口からはタラリと先走りが溢れ出してリエンの指を濡らす。
「いやらしい音がするね……。僕の指……兄様ので汚れちゃったよ?」
「ふっ……あ……だって……リエンが触るから……んっ……」
「そうですね。それはリエンが悪いですね……。リエン、ソファーを汚さないように口で舐めとらないといけないだろ」
「そっか~そうだね~」
「へっ!? あ、そうじゃな……ンンッ!」
ジェイドが正気に戻ったかと一瞬思ったが、斜め上の事を言い始めリエンも賛同するように俺のモノを咥える。
酒に酔っているせいか、リエンの口の中はいつもより熱い。
リエンは舌先で先端や裏筋を舐めながら時折、俺の表情を確認しては満足そうに目を細める。
グチュグチュといやらしい音が静かな部屋の中に響き、この音が外まで聞こえてしまっているのではないかと気が気じゃない……。
「あっ……や、やっぱり……ダメ……、外に……聞こえちゃう……」
「大丈夫ですよ兄さん。レイル様がゲストルームは客人が気を使わないでいいように防音にしていると言っていましたから」
いつの間にそんな情報を仕入れてきたんだよ!と、口を開く前にジェイドは俺の胸の先端をキュッと摘む。
「ひぁっ! ンッ、あ、で、でる……ん……ん……ぁ……」
急な刺激とすでに限界が近かった俺は声を上げて果ててしまう。ビュクッ……ビュクッ……と何度かに分けてリエンの口の中に精を吐き出してしまえば、それをゴクリと躊躇なくリエンは飲み込む。
「リエン。最後まで綺麗に舐めとるんだぞ」
「ふぁ~い」
ジェイドの言葉にリエンはいつもより丁寧に丁寧に俺のモノを舐めあげると、最後に先端にキスをして満面の笑みを浮かべる。
「にいさまぁ~上手に飲めたでしょ~」
エヘヘ~と褒めて欲しそうなリエンの笑顔があまりにも可愛くて……小さく頷きリエンの頭を優しく撫でれば気持ち良さそうに頭を擦り寄せてくる。
「ねぇ……シャルル兄様ぁ……」
「どうした?」
「僕のも……舐めて欲しい……」
リエンはそう言うと俺の顔の前に腰を突き出し、張り詰めたモノを頬に擦り付けてきた……。
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