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連載
【本編番外編】 二度目の人生 ー29歳ー 〜ジェイドSide〜 ✳︎R18?✳︎
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商会での打ち合わせが終わり屋敷に帰ってくるなり私はリエンの部屋へと向かう。
部屋に入れば着替えをしていたリエンと目が合い「もうノックくらいしてよ~」と呑気な声が……。
「おいリエン……。写真集の話をお前は知っていたのか?」
「ん~? 知ってたよぉ~」
最後に提案された兄さんの写真集の件について問い詰めれば、私の言葉に何食わぬ顔で答えるリエンに苛立ちつい言葉が強くなってしまう。
皆の雰囲気と熱気に押され商会では兄さんの写真集の出版に賛同してしまったが……冷静になって考えればやはり賛成するべきではなかった。それにそんな大事なことを私に黙っているリエンもリエンだ……。
「……何故私に黙っていた」
「だってジェイド兄様が知ったら止めるでしょ~」
「当たり前だ! 何故シャルル兄様の写真をばら撒くような行為をしなければいけない。ただでさえ最近また結婚の話が多く舞い込んできているのに……それに拍車をかけるような事をするなど……」
さらに愚痴が溢れそうになった時、着替えをすませたリエンは商会から持ち帰った箱を開けガサゴソと中を漁り入っていた中身を私に見せてくる。リエンが手に持っていたのは、真っ黒な皮のベルトだった。
「……それはなんだ?」
「これ? シャツガーターだよ。ほら、こうやってつけるやつ……」
リエンはそう言うと自分の足にガーターを当てる。
何を見せたいのか理解できていない私はムスっとした表情のままリエンを見つめる。
すると、リエンはにんまりと口角をあげ何か悪いことでも企んでいる表情を私に向ける。
「ねぇジェイド兄様……。これを着けたシャルル兄様を見てみたくない?」
私はリエンの問いかけにゴクリと喉を鳴らした……。
それからリエンに乗せられるように写真集の話は進み当日を迎え……あっという間に時間は過ぎていく。
撮影に乗り気ではなかったシャルル兄さんも私達との撮影ではとても楽しそうな表情を見せてくれた。
そして、撮影後の三人での慰労会でリエンが酔った兄さんへ衣装を着てほしいとお願いをすれば渋々だが了承し衣装へと着替えてくれる。
リエンの用意した衣装を身に纏う兄さんは、なんと表現すればいいのか困るほど可憐で可愛らしく……今すぐ抱き潰してしまいたくなった。
リエンと共にシャルル兄さんへと手を伸ばしその可愛さを堪能していく。
普段は私達以外に見せることもない真っ白な細足を撫でていると指先に何か当たる。
兄さんに問い掛ければ、シャツガーターを着けてくれていると言い、私とリエンのテンションは一気に跳ね上がる。
履いていたパンツを下げれば、真っ白な足に食い込むように付けられたガーターのベルトが目にはいる。
……これはダメだ。ダメなやつだ。
理性など簡単に吹き飛ばしてしまう凶器を目の前に私とリエンはゴクリと生唾を飲み込んだ。
それからは己の欲望をぶつけるようにシャルル兄さんの体を二人で味わっていく。
リエンからの奉仕を受けたシャルル兄さんは一度精を放つとクタリと私の胸にもたれかかってくる。
可愛くて愛おしい兄さんの首筋に顔を埋めキスをしながら太ももを撫で、ムチっ……と肌に食い込むガーターに触れれば兄さんは恥ずかしそうに足を動かす。
「んっ……。ジェイド……くすぐったいよ……」
少し赤らんだ顔ではにかむシャルル兄さんを見て我慢が効かなくなった私は少し乱暴に唇を重ねる。
舌を絡ませ互いの唾液を混ぜ合うようなキスをしている間にリエンは楽しそうにシャルル兄さんのシャツのボタンを外し始める。
ボタンが外されたシャツの間から見える透き通るような肌。
そして、ほんのりと赤みがかったピンク色の兄さんの愛らしい胸の突起はすでにピンと上を向いていた。
「兄さん……。もうこんなにも胸を尖らせて……」
「ふふ。兄様のお胸は相変わらず可愛いねぇ~」
私達の言葉にいつものように恥ずかしそうな表情を浮かべるシャルル兄さんを見つめながら、私達に早く触って欲しそうにピンピンに尖った胸の先端を優しく指先で撫でてあげる。
ビクンッと震える体とハァ……と気持ちよさそうな兄さんの吐息を聞きながらリエンと共に胸を愛撫していく。
「あっ……んっ! くっ……ぁ……ぁ…ふぁっ……」
指先でコリコリと先端を刺激すれば腰を反らすように兄さんの体は反応し、シャツを止めていた金具もすっかり外れてしまっている……。
「兄さん……シャツを固定していた金具が取れてしまいましたよ。着け直しましょうか?」
「んっ……あ……そんなの……後で……あっ……いい……」
「そうですか……。今は胸を触る方がいいですか?」
私の言葉にシャルル兄さんは少し間を置いて……小さく頷く。
その姿に私とリエンはさらに興奮を覚える。
「じゃあ……兄様のお胸舐めてあげるねぇ~」
リエンはそう言うと兄さんの胸に吸い付きピチャピチャとワザと卑猥な音を響かせながら胸を舐め始める。
兄さんはその刺激に耐えるように私の両肩の服を掴み体を強張らせる。
「胸を舐められるのは気持ちいいですか? 兄さん?」
「ひぅ……んッ! あっ……ぃぃ……きもち……いい……」
「気持ちいいのならばもっとリエンに舐めてもらわないといけませんね。じゃあ私は……兄さんのココを気持ち良くしてあげますね……」
そう言って私は兄さんの下半身へと腕を伸ばした……。
部屋に入れば着替えをしていたリエンと目が合い「もうノックくらいしてよ~」と呑気な声が……。
「おいリエン……。写真集の話をお前は知っていたのか?」
「ん~? 知ってたよぉ~」
最後に提案された兄さんの写真集の件について問い詰めれば、私の言葉に何食わぬ顔で答えるリエンに苛立ちつい言葉が強くなってしまう。
皆の雰囲気と熱気に押され商会では兄さんの写真集の出版に賛同してしまったが……冷静になって考えればやはり賛成するべきではなかった。それにそんな大事なことを私に黙っているリエンもリエンだ……。
「……何故私に黙っていた」
「だってジェイド兄様が知ったら止めるでしょ~」
「当たり前だ! 何故シャルル兄様の写真をばら撒くような行為をしなければいけない。ただでさえ最近また結婚の話が多く舞い込んできているのに……それに拍車をかけるような事をするなど……」
さらに愚痴が溢れそうになった時、着替えをすませたリエンは商会から持ち帰った箱を開けガサゴソと中を漁り入っていた中身を私に見せてくる。リエンが手に持っていたのは、真っ黒な皮のベルトだった。
「……それはなんだ?」
「これ? シャツガーターだよ。ほら、こうやってつけるやつ……」
リエンはそう言うと自分の足にガーターを当てる。
何を見せたいのか理解できていない私はムスっとした表情のままリエンを見つめる。
すると、リエンはにんまりと口角をあげ何か悪いことでも企んでいる表情を私に向ける。
「ねぇジェイド兄様……。これを着けたシャルル兄様を見てみたくない?」
私はリエンの問いかけにゴクリと喉を鳴らした……。
それからリエンに乗せられるように写真集の話は進み当日を迎え……あっという間に時間は過ぎていく。
撮影に乗り気ではなかったシャルル兄さんも私達との撮影ではとても楽しそうな表情を見せてくれた。
そして、撮影後の三人での慰労会でリエンが酔った兄さんへ衣装を着てほしいとお願いをすれば渋々だが了承し衣装へと着替えてくれる。
リエンの用意した衣装を身に纏う兄さんは、なんと表現すればいいのか困るほど可憐で可愛らしく……今すぐ抱き潰してしまいたくなった。
リエンと共にシャルル兄さんへと手を伸ばしその可愛さを堪能していく。
普段は私達以外に見せることもない真っ白な細足を撫でていると指先に何か当たる。
兄さんに問い掛ければ、シャツガーターを着けてくれていると言い、私とリエンのテンションは一気に跳ね上がる。
履いていたパンツを下げれば、真っ白な足に食い込むように付けられたガーターのベルトが目にはいる。
……これはダメだ。ダメなやつだ。
理性など簡単に吹き飛ばしてしまう凶器を目の前に私とリエンはゴクリと生唾を飲み込んだ。
それからは己の欲望をぶつけるようにシャルル兄さんの体を二人で味わっていく。
リエンからの奉仕を受けたシャルル兄さんは一度精を放つとクタリと私の胸にもたれかかってくる。
可愛くて愛おしい兄さんの首筋に顔を埋めキスをしながら太ももを撫で、ムチっ……と肌に食い込むガーターに触れれば兄さんは恥ずかしそうに足を動かす。
「んっ……。ジェイド……くすぐったいよ……」
少し赤らんだ顔ではにかむシャルル兄さんを見て我慢が効かなくなった私は少し乱暴に唇を重ねる。
舌を絡ませ互いの唾液を混ぜ合うようなキスをしている間にリエンは楽しそうにシャルル兄さんのシャツのボタンを外し始める。
ボタンが外されたシャツの間から見える透き通るような肌。
そして、ほんのりと赤みがかったピンク色の兄さんの愛らしい胸の突起はすでにピンと上を向いていた。
「兄さん……。もうこんなにも胸を尖らせて……」
「ふふ。兄様のお胸は相変わらず可愛いねぇ~」
私達の言葉にいつものように恥ずかしそうな表情を浮かべるシャルル兄さんを見つめながら、私達に早く触って欲しそうにピンピンに尖った胸の先端を優しく指先で撫でてあげる。
ビクンッと震える体とハァ……と気持ちよさそうな兄さんの吐息を聞きながらリエンと共に胸を愛撫していく。
「あっ……んっ! くっ……ぁ……ぁ…ふぁっ……」
指先でコリコリと先端を刺激すれば腰を反らすように兄さんの体は反応し、シャツを止めていた金具もすっかり外れてしまっている……。
「兄さん……シャツを固定していた金具が取れてしまいましたよ。着け直しましょうか?」
「んっ……あ……そんなの……後で……あっ……いい……」
「そうですか……。今は胸を触る方がいいですか?」
私の言葉にシャルル兄さんは少し間を置いて……小さく頷く。
その姿に私とリエンはさらに興奮を覚える。
「じゃあ……兄様のお胸舐めてあげるねぇ~」
リエンはそう言うと兄さんの胸に吸い付きピチャピチャとワザと卑猥な音を響かせながら胸を舐め始める。
兄さんはその刺激に耐えるように私の両肩の服を掴み体を強張らせる。
「胸を舐められるのは気持ちいいですか? 兄さん?」
「ひぅ……んッ! あっ……ぃぃ……きもち……いい……」
「気持ちいいのならばもっとリエンに舐めてもらわないといけませんね。じゃあ私は……兄さんのココを気持ち良くしてあげますね……」
そう言って私は兄さんの下半身へと腕を伸ばした……。
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