嫌われ者の俺はやり直しの世界で義弟達にごまをする

赤牙

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【本編番外編】 二度目の人生 ー29歳ー 〜リエンSide〜 ✳︎R18✳︎

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ベッドの端に座らせられると僕とジェイド兄様に挟まれ、なんだか気恥ずかしそうにシャルル兄様は俯く。

「どうしたんですか兄さん? そんなに俯いて……」
「だって……恥ずかしくて……」
「どこが恥ずかしいの?」
「足……とか……。こんな短いの履かないから……」

シャルル兄様に言われ僕とジェイド兄様は揃って視線を落とす。真っ白できめ細やかな肌の生足が僕達に触ってくれと誘っているようで……
二人してシャルル兄様の太ももに手を伸ばしたのは言うまでもない。

「あっ……ちょっ……」
「シャルル兄さんが煽るからですよ……」
「煽り上手だもんねぇ~シャルル兄様は……」 

さわさわと太ももを撫でればシャルル兄様は小さく震える。可愛らしい格好のせいもありなんだか僕達がいけない事をしているようで……興奮した僕とジェイド兄様の指先は際どい部分へと潜っていく。
柔らかな太ももを撫でパンツの隙間へと手を滑り込ませると途中で指先に何か触れる。

「あ……。シャルル兄様……ガーターも着けてくれたのぉ?」
「だ、だってリエンが渡してくれたのに入ってたから……」
「わぁ……♡  嬉しいなぁ~。……どんな風に着いているのか見せて欲しいなぁ~」
「えぇっ!?」

ダメもとで入れておいたシャツガーターも兄様はつけてくれたようで、僕からのお願いにシャルル兄様は困惑した表情を見せる。

「シャルル兄さん……私も見たいです……」
「ねぇねぇ兄様~。お願い~」
「見せるったって……」

モジモジしている兄様をジェイド兄様が抱え上げ膝に乗せる。「うわっ」と、驚いた顔を見せるシャルル兄様の股の間に僕は素早く潜り込むとカチャカチャと履いていたパンツを下げていく。
恥ずかしそうに俯くシャルル兄様の顔をチラリと見つめ、ドキドキしながらゆっくりとパンツを下へずらしていくとモチモチの兄様の肌に食い込む真っ黒なレザーのガーターが目に入る。
そのエロさたるや……。
僕とジェイド兄様はゴクリと生唾を飲み込むと、食い込んだベルトをなぞるように肌を撫でる。

「にいさまぁ……すっごくエッチだよこれぇ……」
「これは……ダメですね……。頭がクラクラしてしまいそうです……」
「そ、そんな事言われても……」

ハァハァと興奮した様子の僕達を見てシャルル兄様も興奮したのか、シャツの間からチラリと見える下着の膨らみが目に入る。

「シャルル兄様……勃ってるよ……」
「うっ……。だって……二人がぁ……」
「ふふ。私達が触りすぎたせいですね……。すみません兄さん。この責任はしっかりととらせていただきますから……」

僕とジェイド兄様は満面の笑みを向けるとシャルル兄様の下半身へと手を伸ばす。
普段なら服は早々に脱がせてしまうのだが……今日はこんなにも可愛い格好をしてくれたので脱がすのは勿体ない。

下着をずらしシャルル兄様の可愛らしいペニスを外に出してあげればジェイド兄様がゆるゆると上下に扱いていく。
すぐにピンッと勃ち上がったシャルル兄様のペニスの先端を僕がペロリと舐めるとビクッと腰を反らす。

「あんっ! あ……リエン……」
「もうこんなに勃たせて……シャルル兄様はエッチだねぇ……」
「だって……だって……」
「ジェイド兄様に触ってもらうの気持ちいいもんね……。僕もたっぷり口で気持ち良くしてあげるからねぇ……」
「んっ……ぁ……あ…リ、リエン……。んっ…ふぁ……」

シャルル兄様の先端をパクリと口の中に含むと舌先でコロコロと転がすように舐めてあげる。
ジェイド兄様の手の動きに合わせちゅっと吸ってあげれば兄様の先走りが口の中に広がる……。
はぁ……はぁ……と、シャルル兄様の甘ったるい声が聞こえ咥えたまま上を見上げれば、トロントロンに蕩けた顔をして僕の行為を見つめる兄様と目が合う。
するとシャルル兄様は口元を綻ばせ優しく僕の頭を撫でてくる。
頭を撫でられ上機嫌になった僕は見せつけるようにシャルル兄様のペニスを舐め上げ深く咥え込み喉の奥でぎゅっと締めつけてあげる。
その刺激にシャルル兄様は体をふるりと震わせ、小さく声を漏らすと僕の口の中にピュクピュクッ……と熱い蜜を吐き出す。
僕の口の中へ吐き出された蜜をゴクリと全部飲み込み、顔を上げれば息を荒げ僕の様子をじっ……と見つめていた。

「俺の……飲んじゃったのか……?」
「うん。シャルル兄様の凄くおいしかったよぉ……」
「そんな訳ないだろ……」

僕の言葉を否定しながらも嬉しそうな表情を見せる。
シャルル兄様が可愛くて愛おしくて……エヘヘと笑いかければ唇にキスされる。

「やっぱり……変な味だ……」
「そう?」

クスクスと笑みを浮かべればまた頭を撫でられる。
その指先が気持ちよくて頭を擦り寄せていると、少し不貞腐れたジェイド兄様の顔が目に入る。

「シャルル兄様、ジェイド兄様がかまってくれって顔してるよぉ~」
「ん? ジェイドも撫でてもらいたいのか?」
「……それもいいですが、私はどちらかと言うとシャルル兄さんにもっと触れたいです」

ジェイド兄様はそう言うとシャルル兄様の太ももを撫でながら首筋にキスをしていき、ガーターが気に入ったのかベルトの部分と肌の間に指を入れたりしながら楽しそうに指先を遊ばせていた。
その様子に僕もなんだか楽しくなってきて……シャルル兄様のシャツへと手を伸ばしていく。

「シャルル兄様……もっともっと楽しい事しようね……」

ニコリと微笑みながら僕はシャルル兄様のシャツのボタンを一つずつ外していった……。
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