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番外編:現世に転生したシモンとテオのお話
幼馴染みはイケメン ②
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「げ…。なんで晴太がいるんだよ…」
俺は離れた所で女の子と楽しそうに話している晴太を見て眉間にシワを寄せる。
「え?あのイケメンって康介の知り合い?」
「うん…。幼馴染み…」
「あぁ~あんなのが隣にいたら康介は童貞卒業できないよねぇ~」
「童貞って言うなよな!」
隣にいた失礼な事を言ってくる友達の肩を軽く肩パンする。
確かに、晴太がいなきゃ俺はもっと早く彼女ができていたかもしれない…。
まぁ、今日いい感じの女の子と出会えればいいだけの話だ。
俺は気持ちを切り替えて合コンへと臨む。
今回の合コンは10対10の大人数での合コン。
てか合コンというか飲み会って感じがする。まぁ酒は飲まないんだが。
一人一人自己紹介していき、晴太が自己紹介した時には黄色い歓声が起こっていた…
他に参加していた男性陣は晴太を見て諦めたのか女子と話すよりも男同士で語り合っていた。
晴太に群がる女子達と寂しく語り合う残りの男子…。
合コンはすでにカオスな状態になっていた。
「ねぇ…隣座っていい?」
「え?あ、うん。」
カオスな状況に油断しているとこに女の子から声をかけられる。
え~っと、この子は…美咲ちゃんだっけ。
美咲ちゃんは俺の隣に腰掛けると、大きな胸を重たそうに揺らしている。
そう。美咲ちゃんは凄く巨乳なのだ。
推定Hカップ!
美咲ちゃんはちょっとケバい感じの見た目だが話も上手くて聞き上手で…俺はすぐに好きになる。
鼻の下を伸ばしながら美咲ちゃんのオッパイに釘付けだ。
オッパイふわふわしてそ~
頭の中がオッパイで埋め尽くされていると「隣座ってもいい?」と、聞き慣れた声が…。
美咲ちゃんのオッパイから目線を上にあげれば晴太が俺にニッコリと微笑みかける。
美咲ちゃんは少し驚いて「うん♡座って座って!」と、俺と話す時よりワントーン高めの声になる。
それから美咲ちゃんを挟んで三人で話していたのだが…暫くするともちろん俺の存在は空気となる。
一人寂しくジュースを飲み二人の会話を聞く。
「ねぇ…晴太くんの好みのタイプってどんな感じなの?」
美咲ちゃんがオッパイを晴太に擦り寄せながらそんな質問をしている。
羨ましい……。
「僕の好みはねぇ~康介みたいな人かな!」
そう言って、ニコっと俺を見てくる晴太。
美咲ちゃんは「やだぁ~♡」と、冗談を言う晴太にさらに密着している。
なんだよ。俺をネタにしてこっち見てくんなイケメン。
なんだかこの場にいるのもバカバカしくなって俺は逃げるようにトイレへと向かう。
「なんなんだよアイツ…」
こんな露骨に女の子を横取りされるなんて晴太にされた事はなかった。逆に女の子が近くにいるのを億劫にしていたのに…。
そういえば合コンが始まる前から女の子と楽しそうに話してたな…
大学に行き出して数ヶ月会わなかっただけで人は変わるんだなと思った。
俺がトイレの洗面所で手を洗っているとドアが開き晴太が入ってくる。
俺は目が合うと晴太をキッと睨みつける。
「なぁ…晴太は美咲ちゃんに気があるのか?」
「ん?あぁ~あの子ね…。まぁ普通かな」
「普通?せっかく俺と美咲ちゃんいい感じだったのに…晴太が余計な事するから…」
「あんな子がタイプなんだ…(ボソ」
「ん?なんだよ?」
晴太は何故か少し不機嫌な顔をする。
不機嫌になりたいのはコッチなんだけど…。
「なんでもないよ!ねぇ…康介はあの子で童貞卒業したかったの?」
「はぁぁぁ!?」
晴太はさらに俺をバカにするような事を言ってくるので俺はブチ切れて嘘をつく。
「俺は童貞なんかじゃねーよ!!」
「へぇ~そうなんだ…。じゃあいつもどこでエッチするの?康介まだ実家暮らしだよね?」
「ホ、ホテルに決まってんだろ!」
「そうなんだ。じゃあさ、僕も今後の為にホテルとか知っておきたいからオススメ教えてよ!」
「お前ホテルも行ったことないのかよ」
まぁ…そういう俺も行った事はないが。
「うん。だって僕、童貞だよ?」
「は?晴太まだ童貞なのかよ…。そんなにイケメンなのに何やってんだよ…」
「酷っ…。僕だって好きで童貞なんかじゃないんだから…。初めては好きな人って決めてるからね!」
照れながら女子みたいな事を言ってくる晴太をみていると、さっきまで嫉妬していたのがアホらしくなって笑いが込み上げてくる。
「くくく…。なんだよお前。乙女かよ~」
「はいはい。ねぇ教えてくれるの?くれないの?」
「あぁ。いいぜ教えてやるよ」
深夜のローカル番組で見たラブホ巡りの情報が役立つ時がこんな所でやってくるとは…。
晴太はすぐにでもホテルに行ってみたいと言うので、俺達は合コンをコッソリと抜け出した。
俺は離れた所で女の子と楽しそうに話している晴太を見て眉間にシワを寄せる。
「え?あのイケメンって康介の知り合い?」
「うん…。幼馴染み…」
「あぁ~あんなのが隣にいたら康介は童貞卒業できないよねぇ~」
「童貞って言うなよな!」
隣にいた失礼な事を言ってくる友達の肩を軽く肩パンする。
確かに、晴太がいなきゃ俺はもっと早く彼女ができていたかもしれない…。
まぁ、今日いい感じの女の子と出会えればいいだけの話だ。
俺は気持ちを切り替えて合コンへと臨む。
今回の合コンは10対10の大人数での合コン。
てか合コンというか飲み会って感じがする。まぁ酒は飲まないんだが。
一人一人自己紹介していき、晴太が自己紹介した時には黄色い歓声が起こっていた…
他に参加していた男性陣は晴太を見て諦めたのか女子と話すよりも男同士で語り合っていた。
晴太に群がる女子達と寂しく語り合う残りの男子…。
合コンはすでにカオスな状態になっていた。
「ねぇ…隣座っていい?」
「え?あ、うん。」
カオスな状況に油断しているとこに女の子から声をかけられる。
え~っと、この子は…美咲ちゃんだっけ。
美咲ちゃんは俺の隣に腰掛けると、大きな胸を重たそうに揺らしている。
そう。美咲ちゃんは凄く巨乳なのだ。
推定Hカップ!
美咲ちゃんはちょっとケバい感じの見た目だが話も上手くて聞き上手で…俺はすぐに好きになる。
鼻の下を伸ばしながら美咲ちゃんのオッパイに釘付けだ。
オッパイふわふわしてそ~
頭の中がオッパイで埋め尽くされていると「隣座ってもいい?」と、聞き慣れた声が…。
美咲ちゃんのオッパイから目線を上にあげれば晴太が俺にニッコリと微笑みかける。
美咲ちゃんは少し驚いて「うん♡座って座って!」と、俺と話す時よりワントーン高めの声になる。
それから美咲ちゃんを挟んで三人で話していたのだが…暫くするともちろん俺の存在は空気となる。
一人寂しくジュースを飲み二人の会話を聞く。
「ねぇ…晴太くんの好みのタイプってどんな感じなの?」
美咲ちゃんがオッパイを晴太に擦り寄せながらそんな質問をしている。
羨ましい……。
「僕の好みはねぇ~康介みたいな人かな!」
そう言って、ニコっと俺を見てくる晴太。
美咲ちゃんは「やだぁ~♡」と、冗談を言う晴太にさらに密着している。
なんだよ。俺をネタにしてこっち見てくんなイケメン。
なんだかこの場にいるのもバカバカしくなって俺は逃げるようにトイレへと向かう。
「なんなんだよアイツ…」
こんな露骨に女の子を横取りされるなんて晴太にされた事はなかった。逆に女の子が近くにいるのを億劫にしていたのに…。
そういえば合コンが始まる前から女の子と楽しそうに話してたな…
大学に行き出して数ヶ月会わなかっただけで人は変わるんだなと思った。
俺がトイレの洗面所で手を洗っているとドアが開き晴太が入ってくる。
俺は目が合うと晴太をキッと睨みつける。
「なぁ…晴太は美咲ちゃんに気があるのか?」
「ん?あぁ~あの子ね…。まぁ普通かな」
「普通?せっかく俺と美咲ちゃんいい感じだったのに…晴太が余計な事するから…」
「あんな子がタイプなんだ…(ボソ」
「ん?なんだよ?」
晴太は何故か少し不機嫌な顔をする。
不機嫌になりたいのはコッチなんだけど…。
「なんでもないよ!ねぇ…康介はあの子で童貞卒業したかったの?」
「はぁぁぁ!?」
晴太はさらに俺をバカにするような事を言ってくるので俺はブチ切れて嘘をつく。
「俺は童貞なんかじゃねーよ!!」
「へぇ~そうなんだ…。じゃあいつもどこでエッチするの?康介まだ実家暮らしだよね?」
「ホ、ホテルに決まってんだろ!」
「そうなんだ。じゃあさ、僕も今後の為にホテルとか知っておきたいからオススメ教えてよ!」
「お前ホテルも行ったことないのかよ」
まぁ…そういう俺も行った事はないが。
「うん。だって僕、童貞だよ?」
「は?晴太まだ童貞なのかよ…。そんなにイケメンなのに何やってんだよ…」
「酷っ…。僕だって好きで童貞なんかじゃないんだから…。初めては好きな人って決めてるからね!」
照れながら女子みたいな事を言ってくる晴太をみていると、さっきまで嫉妬していたのがアホらしくなって笑いが込み上げてくる。
「くくく…。なんだよお前。乙女かよ~」
「はいはい。ねぇ教えてくれるの?くれないの?」
「あぁ。いいぜ教えてやるよ」
深夜のローカル番組で見たラブホ巡りの情報が役立つ時がこんな所でやってくるとは…。
晴太はすぐにでもホテルに行ってみたいと言うので、俺達は合コンをコッソリと抜け出した。
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