【エヴリスタコンテスト受賞しました】救世主(仮)が救世主を探します!

浅野新

文字の大きさ
2 / 21
第1章

落ちた先は異世界でした。

しおりを挟む
な、何、私落ちてる!?
自分の体が真っ暗闇の中を下降していると悟った刹那、

 バッシャーン!!

 と派手な音を立て、どこかに落下した。後で考えるとおかしな話だけれど、高い所から落ちたであろう割には衝撃は大したことがなかった。例えると、一瞬ふかっとマシュマロクッションに乗ったような感じ。でもその感じはすぐに消え、 

 え。な、何!?
 み、水!?
 周りが水だらけでよく見えない。
 下は湖のようであり、上からも水が大量に落ちてきている。

 お、おぼれちゃう、おぼれて・・。

 必死に手足をバタバタさせていると、両足が何か硬いものにぶつかっているのに気付いた。

あれ。地面?

そろそろと手足の動きを止めると、ばしゃっと水から顔を上げた。

 何、ここ・・。
 噴水?

水深は腰の高さくらいまでもなく、下はなんだか固い地面のようだ。ただ、上から大雨のように大量の水が降ってくる。不思議と全く冷たさを感じない。

とにかく、ここから出なくちゃ。

ゆっくりと起き上がり、全身に水を受けながら歩き出す。両手をふと見ると、右手にはぐちゃぐちゃに濡れて重くなった学生鞄を、左手には何故かあの金の小箱をしっかりと握っていた。今は蓋が閉まっている。

何これ。まあ、いいか。学生鞄もあって良かった。
あーあーこんなに鞄が濡れてちゃ中は最悪だろうな。

いつもなら服も鞄もびしょぬれなこんな状況にあえばかなりパニックに陥るはずなのに、なぜか頭がぼーっとしてうまく働かない。無意識にここから出よう、と思った。
とりあえず、この雨の向こう、光が見える方へ出なくちゃ・・。
そのままバシャバシャと足で水をかき分けながら前進すると、雨がぴたっと止んだ。後ろを振り向くと、滝のように水が上から流れている。
滝?
私ここから出てきたの?まさかね。
前を見ると、そこにも滝がカーテンのように眼前をはばんでいて、それから先には光が見えた。
私は光に導かれるかのように、ゆっくりと前へ進み、滝をくぐりぬけた。

たっぷりと水を吸ったコートと制服が重たい。
はあ、やっと外へ出られた・・、と安堵したのも束の間。

え!?

私の目の前は。

天井に明るいシャンデリアが煌々とつき、クリーム色の石壁には模様のような彫刻がほどこされ、どこかヨーロッパの古いお城の中のような、

部屋の中だった。

え、な、なにこれ!? なんで部屋なの、私、たった今まで外にいたんじゃないの!?
私は慌てて交互に後方と前方を見た。後ろはやはりさっき出てきた滝だ。
え、どういう事、建物の中に滝があるの!?前は部屋だし、何これ、どういう事、と言うよりどこ、ここ!?

軽くパニック状態に陥った私が慌てて一歩前に踏み出そうとすると__、
「現れましたわ! 」
「お待ちしておりました!!」
部屋のどこからか、男女二人が目の前に飛び出して来て、私はその異様な姿にぎょっとした。

女性は古代ギリシャのような、白い布を巻きつけたロングドレスのような物を着ていた。びっくりするほど綺麗な銀髪のロングヘアーと紫の瞳を持つ美しい人だ。年齢は二十代半ばくらいに見えた。
男性の方は、明るい茶色の髪と瞳を持ち、眼鏡をかけた優しそうな人。年齢は女性と同じくらいだろう。白く長いマントを身に付け、牧師さんが着ているような、水色のゆったりとした膝まである長いワンピースのような物を着、下はこれまた同色のゆったりしたズボンをはいているようだ。昔見たヨーロッパの古い絵画で見た学者のような、でも何か微妙に違うような格好をしている。

二人は私の前まで駆け寄ると、ひざまずいて深々とお辞儀をした。ハプニング続きの出来事に私の脳みそはもう処理ができなくなったようだ。呆然と彼らを見る事しかできない。
やがて男性が立ち上がり、私に近付いて、にっこりと微笑んだ。
こうして真近で見るとこの人ちょっとかっこいいかも、なんてこんな時に思った。
「良かった、救世主殿、貴方こそ次期国王、お待ちしておりました」
 眼鏡越しに彼の優しそうな瞳が、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしている私を見、
「美しく聡明な顔をしていらっしゃる。やはり貴方は国王・・・」
 と言いかけ、彼の視線が下に来た所でぴたりと止まった。
 私もつられて視線を下げてみる。

ななな、何?制服!? あー、確かに全身濡れてて靴の中までもどぼどぼだけど・・。
 スカートなんか水が滴ってるし。引くよねぇ、これ。

しかし、彼は私とは何か別の物を見ているような顔で、
「・・・スカート」
 とぽつりと言った。今度は彼が呆気に取られた顔をしている。
へ?
 はっと気を取り直した彼は、何故だか慌てた様子で、
「えっ、スカート!? ・・・と言う事は、貴方は・・」
 彼は私を後ろへ押しやって小声で尋ねた。
「・・・女性なのですか? 」
 は、はあ!?
 
今まで考えることをやめ、呆けていた状態の私はこの一言で一気に正気に戻り爆発した。

何なのいきなりびしょぬれになるわ、なんだか知らない人達に騒がれるわ、しかもいきなり女性ですかだってえ!?

「あっ、あのねえ! 確かに女子ではちょっと高い方だけど、たった165センチよ!? それに髪も短いしちょっとやせてるけど、十六年間生きてて今まで男子に間違われた事なんて一度もなかったんだから!!」
 私の怒声は狭い部屋の隅々まで行き渡り、反響がわんわんと伝わった。

 瞬間、学者風の格好をした男性ががっくりと膝を折れた。後ろに立っていた女性も顔色が蒼白になっている。 
「な・・・なんて事でしょう」
「予言が、外れたと?」
もっと文句を言ってやろうと思っていた私は、その場の只ならぬ空気で再びまごついた。

その時、外から高い靴音がこちらに向かって近付いてくるのが聞こえた。

 刹那、うなだれていた男性は、はっと顔を上げ、
すみませんっ! と私を元いた滝の中へ突き飛ばした。ばっしゃーんと水しぶきをあげながら、私は思い切り尻餅をつく。
「なななっ、何するのっ!? 」
「後生です。いいと言うまで絶対そこから出ないで下さい、お願いいたします!! 」
 彼の初めて見せた怖い表情、ど真剣な空気に私は思わず呑まれた。尻餅をついたまま立つ事もできない。

 その瞬間、バン! と扉の開いた音が聞こえた。学者風の男性は私を残して滝の外へ出て行く。さっき聞いた靴音が、つかつかと近くに聞こえてきた。

「バド、救世主は見つかったのか!? 」
 男性の声だ。低く、とてもかっこいい声。
 目の前に滝があるので姿は全く見えない。

 学者風の男性の声が続いて聞こえた。
「全く。あなたは早すぎますよ、アレクセイ。ええ、ただいま。ただ予言どおり水の中からお出ましになったせいで全身ずぶ濡れで難儀されているようです。お召し物を着替えて頂かなくてはなりません。その後に面会頂けませんか」
「む・・・、そうか、そうだな。確かに俺も正装を忘れていた。これは救世主に失礼と言うものだ。はは、初めての事で何も分からなくてね。出直してこよう」
 朗々たる声が部屋に響いている。
 次に銀髪の女性の声がした。
「アレクセイ、救世主様に失礼がないよう、準備ができるまで、この部屋の周りの人ばらいをお願いできますか」
「承知した。では、救世主殿、後ほど」
 そう言うと美声の持ち主が部屋を出て行く気配がした。扉ががちゃりと閉まる。
少しして、男性と女性の、小さなため息が聞こえた。
「申し訳ございませんでした、さあ、こちらへどうぞ」
 男性が滝の中へ近付く前に、私は外へ出た。
 女性がすぐさまタオルを出してくれたので、とりあえず受け取ってみる。でも水でぐしゃぐしゃの顔を拭く気持ちにもなれないほど、私は呆気に取られていた。大体両手は鞄と小箱でふさがっているし。
 男性が片手を胸に当て、深々とおじぎをした。
「非礼をお許しください。申し遅れました。私はバドと申します。こちらはエヴァ」
 エヴァと呼ばれた女性もスカートの端をつまんで優雅におじきをした。そうしてまじまじと私を見る。
わあ、やっぱり綺麗な人だ。
女性は眉根を寄せ、悲しそうな顔でぽつりとつぶやく。
「・・・女性なのですね・・・」
 だから私は、と再び怒ろうとした私を遮り、
いえ、そういう訳ではないのです、申し訳ございませんでしたと、二人は土下座とも言える姿勢になり、頭をさげたので慌ててしまった。
「あ、あのっ、そこまでしてくれなくてもいいです、分かってもらえれば」
 立って、立って下さい、と言う私の必死のお願いに、二人はやっと顔を上げた。バドが口を開く。
「何故私共が貴方を男性と思ったか、そして貴方がこの世界に来られたか。話を聞いてもらえませんか」
「こ、この世界って?」
 エヴァが後を引き取った。
「ここは黄金の国。今、救世主様の目の前にいる私共は勿論、この世界も貴方は今までお目にかかられた事はないと思います。ここは貴方の住む世界とは別次元にあるのです」

 は、は、はい!?
 別次元!?

 そこでエヴァは私の着替えを、と申し出たが私は頭を振った。
「と、とにかく、話を聞かせて下さい」
 それでは、とバドが話し始める。
「この世界は、黄金の国、赤の国、青の国、白の国と四つの国があり、それぞれに王がおりますが、全てを統括するのは黄金の国の王であり、それは予言によって選ばれるのです。私は黄金国の王の執事を仰せつかっており、このエヴァは占い師です。彼女の予言では、本日異世界の救世主が現れる、男の王である事が判明しました。救世主はつまり王のことです。ですから我々は本日を待ち、予言通りこの〝滝の間″より異世界から救世主、つまり貴方様が現れたのですが・・。女性とは・・」

よ、よくまだ飲み込めない。
でも、一つだけ分かった。私はおそるおそる口に出す。

「・・・あの、予言が外れると言う事もあるんじゃないですか? 人違い、とか」
 バドが頭を振った。
「それは有り得ません。貴方様はその小箱を持っていらっしゃいました」
そう言って彼は私の左手を指差した。
「え、こ、この箱が!? 」
「救世主様はこれらの箱の力により召還されました」
そう言いながらエヴァは、私が持っている物とそっくり同じ小箱を持ってきた。
片手にすっぽり収まる小さな金色の箱。とても美しく、がっしりとした金属の箱のようだが何故か重さは感じない。蓋の表面には階段のような、起伏にとんだ彫刻がほどこされている。

駅から滝の中にいきなりテレポートするわ言葉は通じているけどまるきり外国人のこの人達を見ていたら、ここが異世界だと信じるしかない。でも・・。

私は呆然と呟いた。
「・・・私が救世主?・・」

強く頷きながらエヴァは続けた。
「これの箱は″時の階段″と呼ばれ、ここと異世界を結ぶ通路を作るものです。二つそろって初めて効力があります。本来、黄金の国の王、又はその王によって許可された者のみにしか使う事ができないのですが、異世界の救世主が現れる時のみ、自らこの二つの箱は同時に開き、その力を発揮するのです」
 私は左手にある金の箱を見ながらエヴァに尋ねた。
「救世主が元の世界に帰る時は? 」
「この箱を開いてお帰りになると聞いています」

 開けたら帰れるんだ・・。

 そう思った刹那、まるで私の気持ちを読んだように小箱は一瞬きらっと金色に光ったかと思うと、次の瞬間、跡形もなく掌から消えてしまっていた。
「!!!」
慌ててエヴァの手にある小箱を見ると、そちらも同じく光って消滅してしまった所だった。
「え、ええええ!? 」
「やはり・・」
バドとエヴァは顔を見合わせ、頷きあった。
バドが言う。
「時の階段は、その役目が終われば消滅します。時期国王である貴方を呼び寄せた為、消えたのでしょう」
「な、何で!? だって、ずっと消えっぱなしじゃないでしょう!? 」
「はい。又必要な時は出現すると聞いておりますが、それがいつかは私どもには・・国王であればお分かりになるかと思いますが・・」
「そ、そんな事言われても私も全然分かんないよっ!! ど、どうしよう、もう帰れないの!? 」
 慌てふためく私の肩に、バドががっしりと両手を置いた。
「落ち着いてください。私は知りませんが、過去異世界から救世主が来た事があり、その王は何度か両国を行き来していたそうです。私共は救世主殿を元の世界に返す方法を必ず見つけ出します。信じてください」
 ただ、と彼は付け足した。
「申し訳ないのですが貴方を男の救世主として扱った方が良いかと思います。何故性別に誤りがあったのかは分かりませんが、この世界では太陽が毎日必ず昇るのと同じように予言が外れる事は有り得ないのです。外れたとなると市民の失望は深く、又混乱する事も予想されます。予言どおりとした方が、里帰りと称して公に元の世界に戻る方法を調べられますし協力もたくさん得られます」
 エヴァも両手を組んで、横から進み出た。
「性別は違えど、わたくしは貴方様を救世主と信じております。以前の王が退任されてから、しばらくの間、この黄金国に王は不在で、皆待ち望んでおりました。なにとぞ私どもを助けると思ってご協力頂けませんか」
 そ、そんなあ。
 私はこんな訳のわからない世界で、それに救世主として過ごすの!? しかも男!?
 でもあの小箱が消えてしまった今、元の世界には戻れないわけだから。私はしばらくこの世界にいなくちゃいけない訳で。帰る方法を見つけるまではこの人達の言う方法しか・・ないんだろうなあ・・。
 それに再び土下座して頼み込むルヴァとエヴァを見て、私は了承せずにはいられなかった。
 二人は安堵した面持ちで立ち上がる。満面の笑みのバドが尋ねた。
「宜しければ、救世主殿のお名前をお聞きして宜しいですか? 」
「・・須藤 真琴・・マコト、です」
 マコト様、良いお名前ですね、と微笑む二人を見ながら、私は憂鬱な気分になっていた。
 昔から頼みごとには弱いんだよね・・。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

巻き込まれて異世界召喚? よくわからないけど頑張ります。  〜JKヒロインにおばさん呼ばわりされたけど、28才はお姉さんです〜

トイダノリコ
ファンタジー
会社帰りにJKと一緒に異世界へ――!? 婚活のために「料理の基本」本を買った帰り道、28歳の篠原亜子は、通りすがりの女子高生・星野美咲とともに突然まぶしい光に包まれる。 気がつけばそこは、海と神殿の国〈アズーリア王国〉。 美咲は「聖乙女」として大歓迎される一方、亜子は「予定外に混ざった人」として放置されてしまう。 けれど世界意識(※神?)からのお詫びとして特殊能力を授かった。 食材や魔物の食用可否、毒の有無、調理法までわかるスキル――〈料理眼〉! 「よし、こうなったら食堂でも開いて生きていくしかない!」 港町の小さな店〈潮風亭〉を拠点に、亜子は料理修行と新生活をスタート。 気のいい夫婦、誠実な騎士、皮肉屋の魔法使い、王子様や留学生、眼帯の怪しい男……そして、彼女を慕う男爵令嬢など個性豊かな仲間たちに囲まれて、"聖乙女イベントの裏側”で、静かに、そしてたくましく人生を切り拓く異世界スローライフ開幕。 ――はい。静かに、ひっそり生きていこうと思っていたんです。私も.....(アコ談) *AIと一緒に書いています*

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―

ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」 前世、15歳で人生を終えたぼく。 目が覚めたら異世界の、5歳の王子様! けど、人質として大国に送られた危ない身分。 そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。 「ぼく、このお話知ってる!!」 生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!? このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!! 「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」 生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。 とにかく周りに気を使いまくって! 王子様たちは全力尊重! 侍女さんたちには迷惑かけない! ひたすら頑張れ、ぼく! ――猶予は後10年。 原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない! お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。 それでも、ぼくは諦めない。 だって、絶対の絶対に死にたくないからっ! 原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。 健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。 どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。 (全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

【完結】魔法大戦 〜失われた古代魔法で無双する!〜

加瀬 一葉
ファンタジー
 王立魔法学校。高等部に編入してきた冴えない生徒ラフィト。エリートが集うこの学校で、辺境出身のラフィトは落ちこぼれの劣等生なのだが……。  実は彼は、失われたはずの古代魔法を操る一族の末裔。魔族の脅威が増す時代に、ラフィトは人類を救うことができるのか?  過去と現在が交錯する、魔法ファンタジー。

うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。

かの
ファンタジー
 孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。  ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

処理中です...