なぜ妻は夫が自宅でゴロゴロすると不機嫌になるのか

浅野新

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出かけられない!今こそ本を読もう!書き手の主張編

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自戒を込めて書きます。
「文章が上手く書けるようになりたい」と常日頃から愚痴を言っている人ほど本を読まない。
なぜじゃどうしてじゃ。いや、筆者も読書量不足なのは日々痛感しておりますけども!どーしても言いたい!
と言うのが、ある個人ブログを読んだ時に文章力があと一歩だなと感じる人がいたんですよ。本人曰く「文章を書く仕事がしたい」のに「書くのは好きだが読むのは苦手」。
オーマイガーッツ!!本を読まずしてどうして良い文章が書けると思うんですか。どうやったらそんな思考に陥るんですか。作家、特に文章が巧いと言われる人ほど読書量も半端じゃない事は周知の事実です。芸人の方で芥川賞を獲った又吉さんも読書家として有名です。

個人的解釈ですが本を読む事で読解力はもちろんですが、文体、リズム、間のあけ方、そうして語彙力が養われると思うのです。そのため文章力を上げたかったら文章の巧い人の本を読むしかありません。

これはライトノベル等の文体が軽い物ばかりを読んでいると中々身につかないのではないかと思います。ライトノベルが読みやすいと言う意見は理解できます。内容が素敵な話もたくさんあります。筆者も小説を読むきっかけとなったのはライトノベルでした。ですが、いつまでも読みやすい簡単な文章を読んでいると、語彙力、文法、その他諸々貧しいままです。
子供が読書習慣をつける手始めに、活字嫌いの方がまず簡単な物からトライするための入り口に、等々本を読んでこなかった人のためのスタートとしては良いんですよ。それを手始めにして徐々に難解な本に挑戦していく事でいつの間にか自分の中の語彙が増えている、作家の文体を真似したくなる、書く文章が多くの作家の影響を受けて深みを増していく等々を経て結果文章を書く力が備わっていくのだと思います。

ではどんな本を読めばいいのか、ですが、名著と呼ばれる国内外の文学作品で、且つ自分が読むにはちょと手こずるレベルの難易度の本が文章力底上げには効くと思います。

例えばドフトエフスキー、スタンダール、トルストイは読了するまで根気がいりますが、さすが文豪、書き方が重厚で読んだ後は自分の文章表現の幅が広がる気がします。
他、個人的な考えですが、文章レベルの高い作家の中で自分が憧れている、または真似したい文体を書く人がいたらその人の愛読書を片っ端から読んでみる事もお勧めです。文章を書く事は、誰でも人まねから始まると思います。という事は憧れの作家の文章の血肉となったエッセンスが愛読書の作品群に散りばめられているのではないかと思うのです。
もし自分が好きな作家と、その作家の本の好みが似ていたなら作家が推す作品が自分の好みにどんぴしゃりの事もあり、文章の勉強もでき、自分の愛読書も増えて一石二鳥です。

と言うわけで同志の皆さん、自分にとって背伸びする「ちょっと難しいな」という本もどんどん読んでいきましょう。
そうして数年後には磨きに磨いた文章力で文壇をあっと言わせましょう☆(言ってろ)
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