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第六夜 吸血巨乳 編
ミサオ映画出演第一作
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駿太の部屋 休日の昼間
ミサオの喘ぎ声が、室内に響いている。
駿太にまたがるミサオは、激しく腰を動かしている。
「シュンタ、シュンタ。ビリビリするぅ」
自分の乳房の先端をイジるミサオ。
繰り返す波に、耐えるように顔をしかめる駿太。
「あ、まずいよ、ミサオ」
「イッて、シュンタ。いっぱいイッて、ああ」
「ダメだ、イクぅ」
あっあっと、ビクンビクンとなる駿太。その上では、まだ動き続けるミサオ。
「ああ、いっぱい出てるよ。熱いの出てる」
言いながら身を震わすミサオは、より激しく腰を上下させたり、グリグリしたりと快楽に浸り続ける。駿太が出したものをこねくり回すミサオ。
イッたばかりのチビ太は、とても敏感になっている。途切れることなく刺激され、気が遠くなる駿太。
「ああ、やば。でも、これいいな」
シュンとなりかけたチビ太が、また硬直を始める。
再び、波が駿太を襲う。
「あ、あ、う、あ、効きすぎだよ、ミサオ。また、イキそ・・」
駿太も、下から突き上げ始める。
「あ、あー、イッちゃう、イッちゃう、あ、シュンタ」
あーーー、大きく仰け反るミサオ。ガタガタと体を震わせるミサオは、吐く息が乱れて激しい呼吸を繰り返す。
チビ太が脈打っている。
ビクンとするたびミサオもキュッと締まる。
駿太にのし掛かるミサオは駿太の胸の中で、大きく息をする。
ビクビクと痙攣する体。
駿太に唇を重ねるとムキになって舌を絡める。
不思議なことに、ミサオには生理が来なかった、というよりなかった。
体質が普通と違っていた。
考えてみたら、映像の中から出てきただけでも不可思議な話なのだから、生理がなくてもなんら不思議なことではなかった。
それに、気づいてからはイク時に、いちいち抜いたりする必要がなくなったから二人には好都合だった。ミサオには、妊娠という概念がなかったのだ。
カンカンカンと、階段を上がる足音がして、コツコツと靴音が聞こえてきて駿太の部屋の前で止まる。
ガサガサっと朝刊の届く音。
「もう、そんな時間?」
ミサオを横に寝かすと、チビ太を抜こうとする駿太。
ギュッと、足を絡めてくるミサオ。
「ダメ、まだ行っちゃ」
「飲み物、取ってくるだけだよ」
それを聞いたミサオは、下唇を突き出すと足を解いた。
プルンと小さくなったチビ太がミサオから抜け落ちる。
「もう一回、したかったのにぃ」
「え?まだ、する気?」
「いやなの?」
困った顔をするミサオ。
チュッと、唇を重ねる駿太。
「時間が経てば、チビ太も復活だ」
あはっ、と笑顔になるミサオ。
「なら、待ってる」
肌掛けを口元まで掛けるミサオ。
冷蔵庫から牛乳パックを取り出すとコップに注いで乾いた喉に一気に流し込んだ。空になったコップに更に牛乳を注ぐと、それをミサオのそばに置いたが、反応がない、なんだかんだ疲れているようだ。
駿太は、新聞受けから新聞を取り一面記事を見て驚いた。
慌てて、テレビのリモコンを取ると、テレビに向かって電源ボタンを押した。
朝のニュース番組が報じられている。ちょうど、ある地方の山中で変死体が発見された事件が報道されている。
駿太は、あごをつまんで何かを考えている。何か、引っ掛かるものを感じていた。
「干からびた死体に。心臓をえぐられた死体。どっかで見たような気がするな」
肌掛けを体に絡めながら、うつ伏せで駿太を見るミサオは両手で頬杖を着き足をバタバタとしている。
「何かあったの?」
「いや、干からびた死体に、心臓をえぐられた死体。なんだけどね」
ミサオが、足をバタバタさせたまま、さらりとそれに答える。
「それってさ、ビッグ・ブレースツ・ヴァンパイアみたいだね」
あっとなる駿太。
「それだ」
テレビの前に駆け寄るとビデオのパッケージを探す駿太。
あった。と、立ち上がる駿太。
「さすが、ミサオ。完璧だ」
差し出されたビデオの名は
『吸血巨乳』B級映画で、ミサオの映画デビュー作だった。
ミサオにとっては、ちょい役だったが、デビュー作には変わりがなかった。
吸血ウィルスが、人間に入り込むとその人間を支配し、次々と人間を襲う。といった内容だった。
その中で、吸血ウイルスに感染し、あっさりと吸血巨乳と化して男を襲うのがミサオの役だった。
まさか と、ビデオを持つとデッキにそれを入れる駿太。
テレビに再生される本編。
早送りで、吸血巨乳が現れるシーンまで進める。
「確か・・・この辺だな」
ボタンを押すと、再生が始まる。
ウィルスに侵される最初の犠牲者。苦しみ悶える真っ赤なワンピースを着た女。
いよいよ、変化する。
そこで、デジタル画像が粗くなり、ザーーと砂嵐に変わった。
肌掛けを体に巻き、歩み寄るミサオ。
「これがどうかしたの?駿太」
「まさかね」
言うとミサオを見入る駿太。
牛乳を飲んだミサオの唇にそれが残っていてペロリと舐めると首を傾げ、不思議そうな顔をするミサオ。
その顔が可愛いくて、いやらしかった。
ラウンド開始のゴングが駿太の中で鳴った。
駿太は、持っていた新聞を放り投げるとミサオに飛びかかり、ベッドに押し倒した。
クチュクチュと音が響く。
ミサオの口から吐息が漏れる。
ミサオの喘ぎ声が、室内に響いている。
駿太にまたがるミサオは、激しく腰を動かしている。
「シュンタ、シュンタ。ビリビリするぅ」
自分の乳房の先端をイジるミサオ。
繰り返す波に、耐えるように顔をしかめる駿太。
「あ、まずいよ、ミサオ」
「イッて、シュンタ。いっぱいイッて、ああ」
「ダメだ、イクぅ」
あっあっと、ビクンビクンとなる駿太。その上では、まだ動き続けるミサオ。
「ああ、いっぱい出てるよ。熱いの出てる」
言いながら身を震わすミサオは、より激しく腰を上下させたり、グリグリしたりと快楽に浸り続ける。駿太が出したものをこねくり回すミサオ。
イッたばかりのチビ太は、とても敏感になっている。途切れることなく刺激され、気が遠くなる駿太。
「ああ、やば。でも、これいいな」
シュンとなりかけたチビ太が、また硬直を始める。
再び、波が駿太を襲う。
「あ、あ、う、あ、効きすぎだよ、ミサオ。また、イキそ・・」
駿太も、下から突き上げ始める。
「あ、あー、イッちゃう、イッちゃう、あ、シュンタ」
あーーー、大きく仰け反るミサオ。ガタガタと体を震わせるミサオは、吐く息が乱れて激しい呼吸を繰り返す。
チビ太が脈打っている。
ビクンとするたびミサオもキュッと締まる。
駿太にのし掛かるミサオは駿太の胸の中で、大きく息をする。
ビクビクと痙攣する体。
駿太に唇を重ねるとムキになって舌を絡める。
不思議なことに、ミサオには生理が来なかった、というよりなかった。
体質が普通と違っていた。
考えてみたら、映像の中から出てきただけでも不可思議な話なのだから、生理がなくてもなんら不思議なことではなかった。
それに、気づいてからはイク時に、いちいち抜いたりする必要がなくなったから二人には好都合だった。ミサオには、妊娠という概念がなかったのだ。
カンカンカンと、階段を上がる足音がして、コツコツと靴音が聞こえてきて駿太の部屋の前で止まる。
ガサガサっと朝刊の届く音。
「もう、そんな時間?」
ミサオを横に寝かすと、チビ太を抜こうとする駿太。
ギュッと、足を絡めてくるミサオ。
「ダメ、まだ行っちゃ」
「飲み物、取ってくるだけだよ」
それを聞いたミサオは、下唇を突き出すと足を解いた。
プルンと小さくなったチビ太がミサオから抜け落ちる。
「もう一回、したかったのにぃ」
「え?まだ、する気?」
「いやなの?」
困った顔をするミサオ。
チュッと、唇を重ねる駿太。
「時間が経てば、チビ太も復活だ」
あはっ、と笑顔になるミサオ。
「なら、待ってる」
肌掛けを口元まで掛けるミサオ。
冷蔵庫から牛乳パックを取り出すとコップに注いで乾いた喉に一気に流し込んだ。空になったコップに更に牛乳を注ぐと、それをミサオのそばに置いたが、反応がない、なんだかんだ疲れているようだ。
駿太は、新聞受けから新聞を取り一面記事を見て驚いた。
慌てて、テレビのリモコンを取ると、テレビに向かって電源ボタンを押した。
朝のニュース番組が報じられている。ちょうど、ある地方の山中で変死体が発見された事件が報道されている。
駿太は、あごをつまんで何かを考えている。何か、引っ掛かるものを感じていた。
「干からびた死体に。心臓をえぐられた死体。どっかで見たような気がするな」
肌掛けを体に絡めながら、うつ伏せで駿太を見るミサオは両手で頬杖を着き足をバタバタとしている。
「何かあったの?」
「いや、干からびた死体に、心臓をえぐられた死体。なんだけどね」
ミサオが、足をバタバタさせたまま、さらりとそれに答える。
「それってさ、ビッグ・ブレースツ・ヴァンパイアみたいだね」
あっとなる駿太。
「それだ」
テレビの前に駆け寄るとビデオのパッケージを探す駿太。
あった。と、立ち上がる駿太。
「さすが、ミサオ。完璧だ」
差し出されたビデオの名は
『吸血巨乳』B級映画で、ミサオの映画デビュー作だった。
ミサオにとっては、ちょい役だったが、デビュー作には変わりがなかった。
吸血ウィルスが、人間に入り込むとその人間を支配し、次々と人間を襲う。といった内容だった。
その中で、吸血ウイルスに感染し、あっさりと吸血巨乳と化して男を襲うのがミサオの役だった。
まさか と、ビデオを持つとデッキにそれを入れる駿太。
テレビに再生される本編。
早送りで、吸血巨乳が現れるシーンまで進める。
「確か・・・この辺だな」
ボタンを押すと、再生が始まる。
ウィルスに侵される最初の犠牲者。苦しみ悶える真っ赤なワンピースを着た女。
いよいよ、変化する。
そこで、デジタル画像が粗くなり、ザーーと砂嵐に変わった。
肌掛けを体に巻き、歩み寄るミサオ。
「これがどうかしたの?駿太」
「まさかね」
言うとミサオを見入る駿太。
牛乳を飲んだミサオの唇にそれが残っていてペロリと舐めると首を傾げ、不思議そうな顔をするミサオ。
その顔が可愛いくて、いやらしかった。
ラウンド開始のゴングが駿太の中で鳴った。
駿太は、持っていた新聞を放り投げるとミサオに飛びかかり、ベッドに押し倒した。
クチュクチュと音が響く。
ミサオの口から吐息が漏れる。
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