魔物を倒すよりお前を押し倒したい

貴林

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第一夜 駿太とミサオ

萎えてシュンとなる

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今日も一日いつもと変わらぬくだらない一日だった。
俺は、苗場駿太なえばしゅんた二十二歳。
やりたいことも見つからずにバイトで日々の生活をやりくりする毎日だ。
一攫千金を夢見て、毎週買っている宝くじも今日もスカして終わった。
気晴らしにと、風俗に行ってみるが店の前をウロウロと行ったり来たりするだけで入るに入れずにいた。
なぜなら、いつもなら親の気持ちを無視してでも起きてくる愚息も、いざこの手の店の前に行くと他人事のように眠りこけてしまう。
(この親不孝者め)
股の間の膨らみを睨みつける駿太。
こんなだから、友人に言われてしまうのだ。
「今日も、萎えてシュンとなってるのか?萎え場シュン太くん」と

風俗店への入店を諦めて、渋々、今日もダメだったかと家路に着く。
「はあ、諦めて帰ってAVでも見るか」
安酒を売る店で、一番安い発泡酒を2本とつまみにするめいかとお得用枝豆入りさつま揚げを買い込むと、我が家へと帰宅した。
二階建ての六世帯が住める築二十年のアパート。
二階の廊下の一番奥が俺の部屋だった。
間取りはキッチンと風呂、トイレに和室が八畳で、一人暮らしには十分な広さだ。
隣の部屋、つまり各階に三部屋ずつある中の真ん中の部屋の前を通り過ぎようとした時、ガチャリと玄関のドアが開いた。音に反応して振り返ると、眼鏡をかけ髪に櫛など入れたことがないような、ボサボサ頭が顔を出している。
「おお、駿ちゃんおかえり」
言うと表に出てきたのは、自称漫画家の矢那完二やなかんじさんだった。最近では仕事がないからとペンネームを変えてエロいのを描いて食い繋いでいると言う。
「帰ってきたのがわかったんでね。待ってたんだよぉ。またね、いいのが入ったんで渡そうと思ってさ。どう?持ってかない?」
矢那さんは、手に持った不織布に入ったDVDディスクを振って見せた。焼き増し販売されている無修正というやつだった。
ニヤけた顔を照れて隠そうとする駿太。
「またっすか、矢那さんも好きですねぇ」
矢那は、肩で駿太の肩を小突いている。
「嫌いじゃない癖にぃ、ままま、まずは、ジャケ写だけでも見てってよ。お兄さん」
怪しい街頭販売のおじさんになってしまう矢那さんだった。
ホラホラと中を取り出し、ディスク面に印刷された女の子の写真を駿太の目の前に差し出してくる。
思わず、せがれがピクリと反応した。
髪を頭の上でまとめ、テブラをしながら白い下着一枚でニッコリと笑って、ペタンコ座りでこちらを見ていた。
「おほっっ」
可愛くてドキッとする駿太は、思わず本音の声が漏れてしまう。
(うわ、観たいいぃぃぃ)
ロケット発射の為の準備が始まってしまった。天に向かい、そそり立つ。
(うひゃあ、こんなのもらったら、また徹夜だよぉ。ま、いっかぁ)
駿太は、ニヤけ顔で唇を噛み締め、一旦は建前として差し出されたディスクを見ないようにしながら、手で押し戻してみせた。
「いや、いいっすよ。矢那さん。これは、貰えないっす。いつも、貰ってばっかりで申し訳ないし」
矢那は、日本人特有の本音と建前のお芝居に付き合って見せた。
「そんなの気にしなくていいから、どうせ貰い物だしね。更にこれ、その焼き増しだからさ。若いもんが遠慮なんかするもんじゃないよぉ」
矢那は駿太の通勤鞄を慣れた手つきで開けると、さっさと中に押し込んでしまった。
「いやいや、でも、百枚はもらってますよ」
「何言ってるんだよ。何枚あったって、足りないよ。若いんだから溜めずに抜いてやらないと。それにね、駿ちゃん。駿太の駿は、優れた馬のこと。よく馬並っていうでしょ?おまけに太いと来たもんだ。兄さんもこの子と一緒にイッちゃって、おあげなさいな。玉袋が枯れるまで抜くといいよ。それじゃ、またな」
最後は必ず、寅さんになって部屋に入っていく矢那さんだった。
やや強引だが悪い気がしない駿太。むしろ、有り難かった。
「ありがとう、寅さん」
「いいってことよぉ」
ドア越しに礼を言うと遠く矢那が答える声が聞こえた。
駿太はニコニコ・・・ニヤニヤしながら鞄をポンと叩くと自室の鍵を開けると部屋の中に入っていった。

         ー・ー

鞄をキッチンの食卓に置くと、水道の蛇口を捻り、手と顔を洗う。
フウとため息をつき、ふと流しに顔から滴り落ちる水滴を見る。
水滴は流れていって、より大きな水滴に飲み込まれ同化した。
タオルを無造作に掴むとゴシゴシと手と顔を拭いた。
さてと、さっぱりしたところで。
ガラガラとガラス戸を開くと、やっと手に入れた大きめの4Kテレビが目に飛び込んでくる。
「ああ、俺の愛しいAVちゃん」
駿太の言う、AVとは純粋にオーディオヴィジュアルのことであった。
一人掛けのソファに座ると、本来ならばホームシアター用にスピーカーを設置し、大音量で。と行きたい所だが、賃貸で隣近所の迷惑になるのは目に見えているので、テーブルに置いたままのヘッドホンを手に取ると頭に装着した。
リモコンのスイッチを押し、先ほどもらったディスクは後回しにして、デッキに入ったままのディスクを再生する。
大きな画面に映し出される胸の大きな黒髪の女性。
構えた銃を乱射する。微かに揺れる胸を見て愚息が反応する。
(これは、そういうものじゃないぞ)
劇場公開されてから、約半年。昨日ようやく手に入れて、昨夜は途中で寝落ちした所からの続きを観ようというのだ。
続きといってもすでに三回目を観ているところで、もっと正確に言えば、劇場で三回見て、昨日買ってからさらに三回、合計六回目の試聴である。
何がそこまで駿太を駆り立てるのか。映画そのものも話題となり、アカデミー候補と噂されるほどの人気作である。
だが、駿太がここまでこの映画を愛するのには、理由があった。
映画の主演を務める女優に夢中だったからだ。
ミサオ・マモル 二十歳。日本人ながら海外で育ち英語もペラペラで、少しキツめの感じの大きな瞳が特徴で、小柄ながら凸凹のはっきりした体型がなんとも言えない色香を漂わせている。
格闘を得意とするアクション派女優で、アクションシーンのほとんどをスタントを使わず自身で行っている程だ。
その体当たりで大胆すぎる演技が、世の男どもの愚息を動かして止まなかった。下着が露出するのは当たり前、一糸纏わぬ熱くエロい演技が人気を博していた。
R指定とあって、隠すべきところは、きちんとCG処理されている。
スロー再生して、なんとか、ミサオの秘部を拝みたいと隈なく探したが、何十時間掛けても見つけることは出来なかった。編集前の映像が観たい。駿太は常々思っている。
ワイヤーを駆使してるとはいえ、アクションのキレの良さは定評があり、駿太ですらスケベ心を忘れるほどであった。
「やっぱいいよなぁ、ミサオちゃん」
映画の内容は、ストーリーとしては、ありきたりなSFで、地球の物資の不足から人類は、銀河を出て宇宙を探索、必要な物資を見つけると採掘、伐採、採取を行い、それらを地球に持ち帰る。というのが任務となった作品である。
舞台の中心である宙間貨物輸送船サーラント号。輸送途中、未確認生物との接触。
しかし、交戦的な敵からの攻撃を受けることとなる。
駿太が今観ている場面は、味方のクルーが次々に倒れていく。そんな中、ミサオの相手役の男優が窮地に追い込まれるシーンに差し掛かる所だ。この後、ミサオが覚醒して凄まじいばかりのアクションシーンに突入という訳だ。
ミサオが救いの手を差し伸べる場面へと展開していく所、駿太は期待にワクワクしていた。
「さあ、来るぞ来るぞ」
ミサオを真似て、セリフを喋り始める駿太。
「[さあ、私の手を掴んで、そして離さないで。ダニエル。あなた無しじゃダメなの。さあ、早く]くぅー、俺だったら、掴んだら一生離さないけどな」
まもなくその場面に差し掛かろうとした所で、いよいよミサオが口を開いた瞬間、画面がフリーズしたかのように、デジタル処理が粗くなり、止まってしまった。
「えええええ、おーい、マジかよ」
が駿太の心配を他所に、すぐに動き始め、何事もなかったように場面は進んだ。

[さあ、私の手を掴んで、そして離さないで。。あなた無しじゃダメなの・・・]
駿太は、ビックリした。
「えっ?」
駿太は、顔を上げ画面の中のミサオを見た。聞き間違えたのかと自分の耳を疑った。
目を閉じて、セリフに耳を傾けていただけに驚いた。確かに今、ミサオの声でハッキリと シュンタ と聞こえたのだ。
「・・・まさかね」
気にしないように気持ちを切り替えて画面を見つめる駿太。
映画は本来ならば、ここで画面が男優に切り替わり二人は手を取り合うのだが。
手をカメラの方、つまり観ている駿太に向けて差し伸べるミサオは、そのまま動かなかった。
かといって停止しているわけではないのだ。こちらを向くミサオは、瞬きをしている。
[何をグズグズしているの?シュンタ。 一緒にこの戦いを終わらせるのよ]
真っ直ぐに、シュンタを見るミサオ。
よく知るシーンだけに、硬直して動けない駿太とミサオの視線が重なっている。
「そ、そんな馬鹿な」
体を動かして視線を大きくズラしてみせる駿太。それを追うミサオの視線。
「ええ?ええ?」
夢でも見ているのか?疑いつつも、試しに手を差し出してみる駿太に対し、うんとうなずくと笑みを浮かべるミサオ。
画面の中のミサオに向かって手を伸ばす駿太。
カメラに近いから、差し出す手はやたらに大きい。カメラに触れるミサオの手、画面の中心から円が波紋となって広がり、ミサオの手が立体となって画面から伸びてきたのだ。その手は駿太のしっかりと掴んだのだ。画面という境がなくなり二人は同じ空間にいた。ミサオと駿太は、波紋という境を隔てて、繋がったのだ。
それを見て駿太は怖くなって、手を離せば良いものを掴んだその手を離したくなかったのか、力任せに引っ張ったから摩訶不思議。
「あ、シュンタ」
ミサオは、引かれるまま波紋を超えて、こちら側に転げ込んできたのだ。
テレビの画面はそこでプツリと切れてしまった。
駿太は、のし掛かるミサオを忘れ、真っ暗な画面を見る。
「今のなんだったんだよ」
「それは、こっちのセリフ。急に引っ張るからぁ。あんもう、痛いなぁ、頭ぶつけちゃったじゃない。ひどいよ。シュンタァ」
目の前の二つの胸の主人であるミサオが顔を上げた、それを見て狼狽する駿太。
「え○な✖︎ま△げ⬜︎で?」
後退りする駿太は言葉にならない。
「何言ってるの?シュンタ。なんだか、変だよ」
ミサオは、クスッと笑って首を傾げて見せる。
「そそ、そんなわけない。あ、あり得ないよ」
ミサオは、ぷうと頬を膨らめて唇を尖らせた。
「何がそんなわけないの?あり得ないのよ?」
「だだだ、だって、き、君、ミ、ミサオだろ?」
「そうよ、ミサオだよ。何いってんのよ。今更。シュンタ、頭でも打ったの?」
ミサオは、頭の横で指でクルクルと回転させると最上級の笑顔をして見せる。
「いやいやいやいやいや」
言葉通りに後退りしてミサオから離れる駿太。
遠ざかる駿太を、ミサオが四つ這いのまま這い寄る。
「なんで、逃げるのよ」
またもや、目の前にミサオが。
「だわわわわわ、そそそ、そんなはずないよ、ミサオがこんなとこにいるわけないよ」
ミサオは、口と眉をへの字のすると俯いてしまった。
「シュンタの嘘つき」
「え?」
顔を上げるミサオの頬を涙が滑り落ちるのを見た駿太は、映画では見ることのない、レアなあどけない少女の顔を見た。
「さっきの言葉、嘘だったのね」
「言葉?って?」
目を潤ませて見つめてくるミサオは、恋する乙女であった。
「掴んだら一生離さないって言ってくれたよね?あれは、嘘だったの?」
駿太は、ハッとした。ドキドキしていた。
確かに言った。本心である。これが本当なら、離したりするものかと、心底思った気持ちに嘘はなかった。あり得ないこととわかっていながら目の前にいる最愛の女性に胸がはち切れそうでいた。やっぱり可愛いかったし綺麗だった。夢ならこのまま・・・そうか、これは夢なんだ。そう思った駿太は、精一杯のイケメンになりきった。
「話すわけがないジャマイカ。バガだなぁ。ミサオは」
緊張のあまり、ギャグってしまう駿太。
それを聞いたミサオは、駿太の真顔にジャマイカには、聞こえなかったのか、嬉しさの余り駿太に抱きついた。
勢いでひっくり返る駿太とミサオ。
駿太にまたがるように、上になるミサオ。まさに今、騎乗状態。
エッチな気分は、瞬時に消えた。
それもそのはず、目の前のミサオは、あまりに美しかったからだ。
4Kテレビでも、ここまでリアルなら見ることは出来るわけがなかった。何しろ、本物なのだから。
ミサオのまとめた長いポニーテールが垂れ下がり駿太の鼻をくすぐっている。知らないシャンプーの香りと汗ばんで匂い立つ体臭が、駿太は妙に癒された。一方で眠る股間を呼び覚ましている。初めて嗅ぐミサオの匂いに駿太は酔いしれていた。
ふと駿太は股間が気になった。
硬くなったものをミサオの股間に押し当てていたからだ。
「ん?シュンタ?何か当たるよ。この硬いのは?」
「いやあの、ミサオさん?そこにあるのは、ご存知ですよね?もちろん」
愚息の裏側がミサオの熱で熱かった。
更に、むふふん、となってミサオの股間を押し上げた。
「おお、なんか動いた」
徐にそれをギュッと握るミサオ。
「あおおおお」
狼化する駿太。
「なんなの、これ?何するやつ?」
(何するかって、可能であれば、あなたの中に入りたいです)
グイッグイッグイッと引っ張り出そうとするミサオ。
「お、い、あ」
刺激に合わせて声が出る駿太。
「おかしいなぁ。取れないや」
(おかしくないよぉ、取れるものじゃないからね)
「まあ、いいか」
(いいのかい)
ミサオは、駿太に跨り陰部に愚息を押し当てたまま、やっと目の前の現実が気になったのか、何かを確かめるように周囲を見回す。
「ねえ、ここって、どこなの?」
「ここは、俺の部屋だけど?」
「シュンタの部屋?」
「うん」
「サーラント号・・・では、ないわね」
「違うけど?」
また、急に股の間が気になったのか、ミサオが前後に腰を振り始めた。
「そんなことより、ねえねえ、これ、さっきのより、大きくなってない?」
「あおっあおっあおおおお」
憧れのミサオの熱い股間でグリグリされたものだから、先端から何かが滲み出るのを感じる駿太。そこにミサオの手が伸びてきて握りしめた。
「これ、これのことだよ? て、なんでここだけ濡れてるの?」
ミサオの指先が先端に触れると、濡れた指先をこねるミサオ。
「なんだか、ヌルヌルする」
指で擦り合わせると乾いてサラサラに変わった。
「ローションか」
一人納得するミサオ。
何故かホッとする駿太。
キャア、と声を上げて立ち上がるミサオは、戦闘態勢を取っている。
(ようやく、状況を理解したか)
変に安心する駿太。
ミサオは、俺の愚息を指さす。
「棒がピクピク動いてる」
「え?」
どうも、ミサオは股間に何があるのか、本当に知らないらしい。映画の中での絡みは演技に過ぎないのか、そのものの行為をしたことがないのかもしれなかった。
ペタリと座り込むミサオは、急にお腹をさすり始める。
「シュンタ、お腹空いたぁ」
映画のイメージとは程遠かったが、すること全てが可愛いかった。大きな胸と大きなお尻、サーラント号の制服は体にピッタリとしていてミサオの体のラインを露わにしていた。制服の下を想像する駿太。
ズキンとする愚息。
「ほら、見た今。また動いたよ」
立ち上がって愚息を指さすミサオ。
愚息が、ミサオの熱を覚えていて更にズキズキした。
「ほらほら」
見て見てと、まるで幼い子供のようだった。
駿太は、急に考え込んだ。
待てよ もしやと思い、リモコンのボタンを押して電源を入れ、ディスクを再生する。
[ミサオ、お前がいてくれたら怖いもの無しだ]
手を取り合ってからの男優のセリフだ。
テレビの中のセリフを聞いたミサオは、急に凛々しい顔になりセリフを続ける。
「私もだよ。一緒なら死んでもいい」
映画のミサオだった。可愛い上に格好良かった。
しかし、画面に映し出されている映画の中では、ミサオの姿はなかった。
[どこまでも、一緒だ。ミサオ、決着を付けるぞ]
うんと、目の前でうなずくミサオは、部屋の中で走り出した。
あっと、思った駿太は、ミサオを止めようとした。その先は、壁。
バン
ミサオは映画の役になりきっているのか、演技のつもりで走り出したから、狭い空間てはあっという間に壁に激突してきまう。
仰向けにバンザイの手で、気絶してしまうミサオ。その姿も実に美しかった。仰向けでも、盛り上がっている二つの胸。口をポカンと開いたまま、見惚れている駿太は、それどころではないと我に帰る。
「ミサオ!大丈夫?」
映画の中のミサオは、もっと大きく見えたが、175センチの俊太より低いことに気がついた。
映画の中では、女優だった。
それに対し、素のミサオはまるで無垢であった。
あまりに、無防備に倒れているミサオ。唇のプルプルした感じが駿太を誘う。
無意識に近づく駿太の唇が重なる所で止まった。
こんなのって、卑怯だよな。駿太は、キスを諦めた。
ソファに寝かさないと、と駿太は思った。
筋肉隆々で無駄のないミサオの体を抱えられるか心配したが、意外に抱えると軽かった。
お姫様抱っこされるミサオ。
愛しい人が腕の中にいる。駿太の心は満たされていた。腕に髪が触れる。夢にまで見たミサオを感じられる喜びを味わっていた。目を閉じているが、呼吸のたびに胸の起伏が見て取れる。壁にぶつけた額が微かに赤くなっている。
ミサオをソファに寝かすと顔にかかる髪を指でかき分ける。手が触れるところに、夢にまで見たミサオがいる。
夢なら覚めるな。
駿太は、念じるように目を閉じている。
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