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3 帰郷 旅立ちの前に
志織との別れ
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表世界 市内にある斎場。
故 叶志織 儀 葬儀式場と、書かれた看板。
兄大志、不在とあって、俊が喪主を勤めていた。
親類も、兄弟のいない詩織には、縁の遠いこともあって、亡き夫の弟が参列するくらいであった。
棺の中の、志織は美しかった。勤めを終え、安らかな表情をしている。
厳しくて、怒った顔しか印象のなかった志織を見る俊。
これまでの、母の苦労を思うと、自然と涙が、こぼれ落ちた。
「ありがとう、お母さん。・・・ごめんね」
自分のせいで、死なせてしまったのではないかと、自責の念にかられていた。
寄り添う、制服姿の彩花と蓮華。
後ろで、真希乃、忍、麗美、千景、隼太、潮香、伝助らの姿があった。
志織の職場からは、上司と部下と思われる人物も式に参列していた。
告別式も終え、間もなく出棺となる。
それぞれが、別れ花を添えながら最後の言葉をかけていく。
俊が、花を手に只々、母志織を見下ろしていた。いざとなると、さよならが言えないでいた。
母との記憶が、グルグルと入れ替わり、映像となって蘇る。
数少ない母志織の笑顔を、一時停止のように留めて、目の奥に焼き付けて目を閉じる。
溢れ出る涙が、頬を伝う。
彩花と蓮華に、支えられるように棺から離れる俊。
真希乃は、眠るように棺に沈む志織を見て誓いを立てる。
「おばさん、大志は必ず僕が連れて帰るから安心してください」
棺に七条袈裟がかけられる。
俊が母、志織の位牌を。
俊の父の弟が、遺影を。
俊が、お辞儀をする。
「叶志織の長女、叶俊と、申します。
本日は、母のために、お忙しい中、お悔やみいただき、誠にありがとうございます」
お辞儀をする俊。
「私には、父がおりません。そんな父のいない私や兄を育てることは、大変なことだったと思います。そんな母を、支え、助けて下さったのは、皆様のお力添えがあってのことと感謝しております」
「母は、とても厳しい人でした。礼儀作法を重んじ、日本の女性らしく振る舞えと、口癖のように言っておりました。そんな母でも、時には冗談を言って一緒に笑ったり、父が亡くなって泣き伏している私に寄り添い涙してくれたのを、思い出します」
「享年四十一歳という若さで、母は人生の幕を閉じました。まだまだ、やりたいこともあって、兄大志のことも、気がかりのままで、悔いもあったと思います」
「でも、これでやっと、肩の荷を下ろし安らかな時間を過ごせるのだと私は信じております。生前、ご厚誼を賜った事、故人に代わって厚く御礼申し上げます。本日は誠に、ありがとうございました」
俊は深々と、お辞儀をする。
それに、応えるようにお辞儀をする参列者の面々。
職場の部下と上司、真希乃、忍、隼太、伝助が、棺を持ち、ゆっくりと霊柩車に歩き出す。
棺は、滑るように車に乗せられ、バタンとドアが閉まる。
皆が、それぞれの車に乗り込む。
プアーンと、霊柩車のクラクションが鳴り響き、別れの合図を告げる。
参列者たちが、合掌して見送る中、車が動き出した。
・・
火葬場の煙突から、煙が立ち上がっていく。
それを、見上げる真希乃たち。
俊が、真希乃たちに、深々とお辞儀をする。
「今日は、本当にありがとうございました」
それに合わせ、皆もお辞儀をする。
真希乃が、微笑ましい顔で
「喪主、お疲れ様。立派だったよ、俊ちゃん」
彩花も続く。
「ほんと、大したものだわ」
蓮華が、気遣う。
「色々あって、疲れてると思うけど、何かあったら、いつでも頼ってね」
「はい、そうします」
忍が、俊に寄り添い。
「拙者が、お供しますので、ご心配なく」
「シノさん、よろしくお願いします」
真希乃が、お辞儀をする。
彩花が、思い出したように言う。
「あ、シノさん、里親申請、通るといいですね」
「お、申請したんだ」
真希乃が、喜ぶ。
「はあ、ダメ元ですが」
頭を掻きながら忍が照れている。
蓮華が、励ますように
「大丈夫だと思いますよ。決めるのは、俊ちゃんなんですから」
「だといいんですがね」
真希乃も、大丈夫ですよと、頷く。
「じゃ、僕たちは、これで」
彩花が、手を振る。
「それじゃ、またね」
「何かあったら、ね」
蓮華は、耳元に電話を当てる真似をする。
「うん」
俊は、微笑むと忍と手を振った。
「俊ちゃん、かなり無理してるね」
真希乃が、遠のく俊の後ろ姿を見る。
「うん、私なんかでも、これだけ疲れるんだから、俊ちゃんは並大抵のものじゃないわよね」
彩花が、真希乃を見る。
「そうだね、心の整理もしなきゃならないし」
蓮華が、気になって火葬場の方を見る。
「忍さんに、お願いして、こちらで様子を見ててもらうようにします?」
真希乃が、アゴを摘む。
「それがいいね、しばらく静養が必要だろうから、シノさんに頼んでみよう」
彩花が、真希乃を見て頷く。
「うん、大志は、私たちで探そう」
うんと、真希乃と蓮華が口を揃える。
真希乃が、手のひらを拳で叩く。
「よし、そうと決まれば、最後の仕上げだ」
彩花と蓮華が、真希乃を覗き込む。
「ん?・・仕上げ?」
へへっと、笑って、ウィンクをする真希乃。
彩花と蓮華は、顔を見合わせ、首を傾げる。
故 叶志織 儀 葬儀式場と、書かれた看板。
兄大志、不在とあって、俊が喪主を勤めていた。
親類も、兄弟のいない詩織には、縁の遠いこともあって、亡き夫の弟が参列するくらいであった。
棺の中の、志織は美しかった。勤めを終え、安らかな表情をしている。
厳しくて、怒った顔しか印象のなかった志織を見る俊。
これまでの、母の苦労を思うと、自然と涙が、こぼれ落ちた。
「ありがとう、お母さん。・・・ごめんね」
自分のせいで、死なせてしまったのではないかと、自責の念にかられていた。
寄り添う、制服姿の彩花と蓮華。
後ろで、真希乃、忍、麗美、千景、隼太、潮香、伝助らの姿があった。
志織の職場からは、上司と部下と思われる人物も式に参列していた。
告別式も終え、間もなく出棺となる。
それぞれが、別れ花を添えながら最後の言葉をかけていく。
俊が、花を手に只々、母志織を見下ろしていた。いざとなると、さよならが言えないでいた。
母との記憶が、グルグルと入れ替わり、映像となって蘇る。
数少ない母志織の笑顔を、一時停止のように留めて、目の奥に焼き付けて目を閉じる。
溢れ出る涙が、頬を伝う。
彩花と蓮華に、支えられるように棺から離れる俊。
真希乃は、眠るように棺に沈む志織を見て誓いを立てる。
「おばさん、大志は必ず僕が連れて帰るから安心してください」
棺に七条袈裟がかけられる。
俊が母、志織の位牌を。
俊の父の弟が、遺影を。
俊が、お辞儀をする。
「叶志織の長女、叶俊と、申します。
本日は、母のために、お忙しい中、お悔やみいただき、誠にありがとうございます」
お辞儀をする俊。
「私には、父がおりません。そんな父のいない私や兄を育てることは、大変なことだったと思います。そんな母を、支え、助けて下さったのは、皆様のお力添えがあってのことと感謝しております」
「母は、とても厳しい人でした。礼儀作法を重んじ、日本の女性らしく振る舞えと、口癖のように言っておりました。そんな母でも、時には冗談を言って一緒に笑ったり、父が亡くなって泣き伏している私に寄り添い涙してくれたのを、思い出します」
「享年四十一歳という若さで、母は人生の幕を閉じました。まだまだ、やりたいこともあって、兄大志のことも、気がかりのままで、悔いもあったと思います」
「でも、これでやっと、肩の荷を下ろし安らかな時間を過ごせるのだと私は信じております。生前、ご厚誼を賜った事、故人に代わって厚く御礼申し上げます。本日は誠に、ありがとうございました」
俊は深々と、お辞儀をする。
それに、応えるようにお辞儀をする参列者の面々。
職場の部下と上司、真希乃、忍、隼太、伝助が、棺を持ち、ゆっくりと霊柩車に歩き出す。
棺は、滑るように車に乗せられ、バタンとドアが閉まる。
皆が、それぞれの車に乗り込む。
プアーンと、霊柩車のクラクションが鳴り響き、別れの合図を告げる。
参列者たちが、合掌して見送る中、車が動き出した。
・・
火葬場の煙突から、煙が立ち上がっていく。
それを、見上げる真希乃たち。
俊が、真希乃たちに、深々とお辞儀をする。
「今日は、本当にありがとうございました」
それに合わせ、皆もお辞儀をする。
真希乃が、微笑ましい顔で
「喪主、お疲れ様。立派だったよ、俊ちゃん」
彩花も続く。
「ほんと、大したものだわ」
蓮華が、気遣う。
「色々あって、疲れてると思うけど、何かあったら、いつでも頼ってね」
「はい、そうします」
忍が、俊に寄り添い。
「拙者が、お供しますので、ご心配なく」
「シノさん、よろしくお願いします」
真希乃が、お辞儀をする。
彩花が、思い出したように言う。
「あ、シノさん、里親申請、通るといいですね」
「お、申請したんだ」
真希乃が、喜ぶ。
「はあ、ダメ元ですが」
頭を掻きながら忍が照れている。
蓮華が、励ますように
「大丈夫だと思いますよ。決めるのは、俊ちゃんなんですから」
「だといいんですがね」
真希乃も、大丈夫ですよと、頷く。
「じゃ、僕たちは、これで」
彩花が、手を振る。
「それじゃ、またね」
「何かあったら、ね」
蓮華は、耳元に電話を当てる真似をする。
「うん」
俊は、微笑むと忍と手を振った。
「俊ちゃん、かなり無理してるね」
真希乃が、遠のく俊の後ろ姿を見る。
「うん、私なんかでも、これだけ疲れるんだから、俊ちゃんは並大抵のものじゃないわよね」
彩花が、真希乃を見る。
「そうだね、心の整理もしなきゃならないし」
蓮華が、気になって火葬場の方を見る。
「忍さんに、お願いして、こちらで様子を見ててもらうようにします?」
真希乃が、アゴを摘む。
「それがいいね、しばらく静養が必要だろうから、シノさんに頼んでみよう」
彩花が、真希乃を見て頷く。
「うん、大志は、私たちで探そう」
うんと、真希乃と蓮華が口を揃える。
真希乃が、手のひらを拳で叩く。
「よし、そうと決まれば、最後の仕上げだ」
彩花と蓮華が、真希乃を覗き込む。
「ん?・・仕上げ?」
へへっと、笑って、ウィンクをする真希乃。
彩花と蓮華は、顔を見合わせ、首を傾げる。
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