骨董屋と猫

蒼河颯人

文字の大きさ
上 下
1 / 1

骨董屋と猫

しおりを挟む
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

【完結】亡き冷遇妃がのこしたもの〜王の後悔〜

なか
恋愛
「セレリナ妃が、自死されました」  静寂をかき消す、衛兵の報告。  瞬間、周囲の視線がたった一人に注がれる。  コリウス王国の国王––レオン・コリウス。  彼は正妃セレリナの死を告げる報告に、ただ一言呟く。 「構わん」……と。  周囲から突き刺さるような睨みを受けても、彼は気にしない。  これは……彼が望んだ結末であるからだ。  しかし彼は知らない。  この日を境にセレリナが残したものを知り、後悔に苛まれていくことを。  王妃セレリナ。  彼女に消えて欲しかったのは……  いったい誰か?    ◇◇◇  序盤はシリアスです。  楽しんでいただけるとうれしいです。    

愚かな父にサヨナラと《完結》

アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」 父の言葉は最後の一線を越えてしまった。 その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・ 悲劇の本当の始まりはもっと昔から。 言えることはただひとつ 私の幸せに貴方はいりません ✈他社にも同時公開

それぞれのその後

京佳
恋愛
婚約者の裏切りから始まるそれぞれのその後のお話し。 ざまぁ ゆるゆる設定

マグダレナの姉妹達

田中 乃那加
キャラ文芸
十都 譲治(じゅうと じょうじ)は高校一年生。 同じ高校に通う幼馴染の六道 六兎(ろくどう りくと)に密かな想いを寄せていた。 六兎は幼い頃から好奇心旺盛な少年で、しょっちゅう碌でもない事件に首を突っ込んで死にかけている。 そんな彼を守ろうと奔走する譲治。 ―――その事件は六兎の「恋人が出来た」という突然の言葉から始まった。 華村 華(はなむら はな)は近くの短大に通う学生である。 華の頼みで彼らはある『怪異』の検証をする事になった。 それは町外れの公園『カップルでその公園でキスをすると、運命の相手ならば永遠に結ばれる。そうでなければ……』 華の姉、華村 百合(はなむら ゆり)がそこで襲われ意識不明の重体に陥っているのである。 ―――噂の検証の為に恋人のフリをしてその公園に訪れた彼らは、ある初老の男に襲われる。 逃げた男が落として行ったのは一冊の生徒手帳。それは町の中心部にある女学校。 『聖女女学校』のものだった。 そこにこの事件の鍵がある、と潜入する彼らだが……。 少しイカれた素人探偵と振り回される幼馴染、さらにキャラが濃い面々の話。

売られていた奴隷は裏切られた元婚約者でした。

狼狼3
恋愛
私は先日婚約者に裏切られた。昔の頃から婚約者だった彼とは、心が通じ合っていると思っていたのに、裏切られた私はもの凄いショックを受けた。 「婚約者様のことでショックをお受けしているのなら、裏切ったりしない奴隷を買ってみては如何ですか?」 執事の一言で、気分転換も兼ねて奴隷が売っている市場に行ってみることに。すると、そこに居たのはーー 「マルクス?」 昔の頃からよく一緒に居た、元婚約者でした。

婚約者が消えるんだけど私が悪いらしい

神々廻
恋愛
あらすじ しとしとと雨の降る中、私は"元"婚約者のお墓の前で花を手向けている。 先日までは私と共にお茶や乗馬を楽しんでいたと言うのに.......... "今回は"池で溺れて死んでいたそう。前の婚約者は毒殺、前の前の婚約者は銃殺、前の前の前は............と、私には"元"婚約者が何人も居て、そして何人もの人が亡くなっている。 ある人は王子、ある人はただの貴族........ 私の婚約者は他殺で亡くなっているけれど.....余りにも意味の無い人だって亡くなっている。流石に可笑しいと思うんだが......

61年後の香調

儚方ノ堂
キャラ文芸
当主が失踪した。 手がかりを探していたトオツグは、思わぬ場所で、今は亡き先代当主の日記を見つける。 そこにはある化け物に関する記録の一部始終と、後悔が綴られていた。 ——少女は、如何にして化け物となったのか? 当時の関係者や少女の証言から悲劇の全貌が明らかになった時、全てが繋がる。 これはとある話への布石となる前日譚。 

虎の帝は華の妃を希う

響 蒼華
キャラ文芸
―その華は、虎の帝の為にこそ かつて、力ある獣であった虎とそれに寄り添う天女が開いたとされる国・辿華。 当代の皇帝は、継母である皇太后に全てを任せて怠惰を貪る愚鈍な皇帝であると言われている。 その国にて暮らす華眞は、両親を亡くして以来、叔父達のもとで周囲が同情する程こき使われていた。 しかし、当人は全く堪えておらず、かつて生き別れとなった可愛い妹・小虎と再会する事だけを望み暮らしていた。 ある日、華眞に後宮へ妃嬪として入る話が持ち上がる。 何やら挙動不審な叔父達の様子が気になりながらも受け入れた華眞だったが、入宮から十日を経て皇帝と対面することになる。 見るものの魂を蕩かすと評判の美貌の皇帝は、何故か華眞を見て突如涙を零して……。 変り行くものと、不変のもの。 それでも守りたいという想いが咲かせる奇跡の華は、虎の帝の為に。 イラスト:佐藤 亘 様

処理中です...