雨とピアノとノクターン

結城りえる

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第六章 ピアノ編 完敗?

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 暁学園からの帰り道、すっかり元気を失くした鳴海は、肩を落として家に帰って来た。
 玄関には佐屋のコインローファーがきちんと揃えてあった。

 佐屋…帰っているんだ。

「…ただいま」

 リビングの扉を押し開けながら、鳴海はゆっくりと入っていくと、奥のピアノの部屋で、やはり演奏の音が聞こえていた。

 佐屋………。

 音に手繰り寄せられるように、鳴海は佐屋のお母さんの形見である、ベーゼンドルファーの置かれた部屋へ入った。
 激しい嵐のような演奏。立て続けに出される、華麗な指運び。ツーオクターブを滑らかに駆け抜ける。パッセージに身を任せ、佐屋は目を閉じたまま演奏し続けている。
 喩えるならレフトハンドとライトハンドのダンス…。優雅にして力強い佐屋の演奏は、いつも鳴海の心をとらえて離さない。

 佐屋、この曲弾くんだ…。

 そういえば、前に一度だけ弾いていてタイトルを聞いたことがあったっけ。
「カッケーっ!なぁ、なぁ?これ、なんて曲だってばよ…?」
 鳴海の言葉に照れながら佐屋はとびきりに綺麗な微笑で答えた。
「ショパンの…革命のエチュード…」
 引き終えた佐屋が大きなその瞳を開いたとき、やっとグランドピアノの向こうに立つ、鳴海に気付いた。
「…おかえり、鳴海。ごめん、気付かなくて」
「…いいよ。すげー一生懸命だったから、邪魔するのも気が引けた」
 どことなく元気のない鳴海に、佐屋はすぐに気付いた。
「…どうか…した?なんだか元気がないみたいだよ」
「…うん。なぁ、佐屋、今日…オレ、暁学園にナシ付けようと思って、台場翔に会ってきた…」
 それを聞いた佐屋の顔がわずかに厳しい表情になった。
「……会って、何を話すつもりだったの?」
「やだったんだ。オレ…佐屋が大好きなピアノで勝負なんて、すんげーイヤだって…。だからやめてくれって頼むつもりだった…」
「……心配してくれているの、鳴海?」
「……アイツ、今度の勝負に弾く曲だって、オレの前でピアノ弾いたんだ。ベートヴェンの“熱情”だって。そしたら……アイツ、ハンパじゃねぇほど上手くてさ…」
「………そっか。第三楽章か。やってくれるなぁ。僕の曲より少しだけ長い」

 でも、難易度は同じくらいだよ?と佐屋は笑った。

 曲調からして、まさに男同士のプライドのぶつかり合いのような激しい曲同士になりそうだった。ある程度予想はしていたが、佐屋も少し考えこんでいた。
「台場君なら、得意のショパンでくると思ったから、僕もショパンを選曲したのに、肩透かしだったな…」

 仕方がないか…。残り一週間で弾けるだけ弾きまくるしかない。

「…どうしても、勝負受けるのかよ?オレがこんなに頼んでも…ダメなのか、佐屋?」
 鳴海は台場の超絶なピアノの腕前を佐屋に伝えたというのに、一向に怯まない佐屋に余計に不安になる。
「……それ、どういう意味、鳴海?」
 歯切れの悪い鳴海に彼は問う。
「……オレ…オレって…佐屋が大好きなピアノを勝負そんなものになんて出して、お前が傷ついたりしないか心配だから」
「…鳴海…それって、もしかして僕が彼に負けると思っているの?」
 その瞬間に佐屋の表情がガラリと怒りの色に変わる。無表情に見えたりもするが、この顔はかなり怒っている顔だ。
 佐屋はピアノのスツールから立ち上がると、無言のまま、鳴海の目の前に立った。
「僕は…君のために絶対に勝つ予定だから。なのに、君は僕が勝つことを信じてはくれないの?」

 佐屋……怒ってる。

「……ち……違うって。なんかこんなの、間違ってねーか?お前って、なんのためにこの…母さんのピアノ、大事に持ってんだよ?思い出だからだろ?何、意地張ってんだよ?勝負を断ったって、佐屋はオレの一番だって!!」

 オレは…モノなんかじゃねーって…。
 どうして、そんなカンタンなことが解ってもらえないのだろう?

「……………ごめん、鳴海。でも…断れっていうのが、無理かな…」
 佐屋は鳴海の手を取ると、その甲に口付けた。
「僕は…青葉の生徒会長として、彼の勝負を一旦受けてしまったから、逃げるわけにはいかないんだよ…」
「……だったら、会長なんて今すぐやめろって!そんなプライド、捨てちまえよっ!!そんな佐屋………嫌いだ!!」
 鳴海はそのまま家を飛び出した…。背中ごしに自分を止める佐屋の声が聞こえたけれど…。振り向いてなんてやるもんか!
 あてもなく歩いていると、いつの間にかバイト先の、上杉タカシの店、『BAR Lucus』の前に来ていた。入り口の扉を開けると、相変わらず木製扉の建て付けの悪い、耳障りな音がした。
「ん……?鳴海?今日は休むって言ってなかった?それとも手伝ってくれる
つもりなのかなー?」
 マスターのタカシが鳴海の淋しげな様子を瞬時に察知したのか、いつもよりもちょっとわざとらしくおどけて優しい。
「……マスター、佐屋って、すんげぇ馬鹿だ」
 カウンターにどっかりと座った鳴海をちらっと見ながら、タカシは『何をいまさら…』と笑った。
「今頃気付いちゃっても…ねぇ…?アノ子、お宅に関わると、とんでもないほど馬鹿に変身する奴だと気付かなかった、鳴海?」
「……だからって、大好きなピアノで、あんな奴と勝負なんて…」
 タカシは布巾で皿を拭きながら、呟くようにして言った。
「事情はよく知らないけどさ、誰だって好きだから…負けられないって、思うのは当たり前だと思うよ?お前も男だったら、そーゆー佐屋の一途なとこ、見守ってやんないと可哀想じゃないの?」
「…………」
「…オレ、お前に話したっけ?」
「……?」
「…佐屋の亡くなった両親、二人とも有名なピアニストってことは知ってるな?特にオヤジさんの方、ジャズを弾かせたら超絶上手くてさぁ…。オレ、CDも持ってんだよ…。だから佐屋が偶然うちにバイトに雇ってくれってきたときは、心底驚いたよ…」
「…………。」
「でね、バイトの面接の条件ってオレの前でピアノを弾くことだったんだけれど、佐屋、その時何弾いたと思う?」
「……?わかんねーよ、オレ、曲詳しくねーし」
「曲じゃないよ、ジャンルだよ、ジャンル!アイツ、よりによって酒場の面接でブラームスの子守唄を弾いてみせたんだよ…?ありえないでしょ、フツー?」
 タカシは当時を思い出すようにして鳴海に語り続けた。
「なんで?って聞いたら、今までクラッシックしか弾いたことないし、母親との思い出の曲だって言ってたよ。それだけ、ピアノはアイツにとって生きている時間の一部なんだ。それを手段にしてまで、アイツはお前を対戦相手から守ろうとしてる…」
「……………!」
「お前が、佐屋に愛されてる証拠だ。意味、わかるよな、鳴海?」

 うん…。わかってる…。
 佐屋はオレが想像つかないくらい、オレのこと、大事に愛してくれているって…。

「……帰るよ、マスター」

 受け止める…。
 結果がどうあれ…オレの心は佐屋から微動だにしねぇ…。

 鳴海の頭上を、歓楽街のネオンに負けまいと、小さく小さく、一等星が輝いていた…。

 勝負の当日、青葉学園の第二ホールにはオーディエンスが溢れかえっていた。青葉学園の生徒はもちろん、暁学園からも大勢の台場翔の信奉者が続々とつめかけた。
 最初に弾く演奏者は、勝負を挑んできた台場からだった。ステージに堂々と据えられたスタインウェイの前にうやうやしく立ち、彼は一礼した。
 会場内のざわつきは、彼がピアノスツールに座ると同時にピタリと止む。
 ステージの袖で、佐屋は壁にもたれ、目を閉じて演奏を待っている。そして、それを少し離れたところから鳴海は見守っている。
 酔狂な動機で始まったこの勝負だが、挑んできた台場を佐屋は完膚なきまでに叩きのめすほどに、神経が尖っているのがわかる。
 台場の演奏が始まった。ファンファーレのように叩きつける序奏から右手への主題。左手からクロス。88鍵を余すことなく駆けまわる。
 場内はしんと静まり返る…。
 高音域の超高速運指に感嘆の溜息がもれる。
 鳴海はそれを聴きながら、目をかたくなにつぶる。
 
 大丈夫…。
 きっと…佐屋なら勝てる…。

 台場の演奏が終わると、場内はスタンディングオーベーションが起きた。
彼にとっては完全アウェイの状態だというのに、この轟々と渦のように鳴り止まぬ拍手は、いかに彼の演奏が素晴らしかったかという証拠だった。
つづいて、佐屋がステージに現れる。台場がステージから下がりながら、すれ違いざまに囁いた。
「………鳴海は頂きだぜ…」
 佐屋はそんな台場を一瞥すると、口元だけで微笑する。

 ………悪いけど、鳴海はあげるわけにはいかないんだよ…。

 ピアノの前に立ち、佐屋は一礼する。そんな彼の背を、鳴海は舞台袖から見守る。手に…汗を握りながら。
 スツールに腰掛けると、しばらく佐屋は目を閉じていた。心を落ち着けているのだろうか?それとも演奏のためのイマジネーションを描いているのだろうか?
 そんな彼を皆が固唾をのんで見守る。
 右手のワンストロークから演奏が劇的に始まった。叩き出される主題に、左手が縦横無尽に鍵盤に踊る。華麗で優雅で、いつもの佐屋の演奏がそこにある。
 佐屋は目を閉じたまま、音と一体になる。高音域から低音域へ、繊細で力強くて…。
 鳴海は佐屋の演奏を聴きながら、彼と出逢った頃のこと、憎まれ口からちょっとした喧嘩になったときのこと、初めて、佐屋とキスをした夜のことなどを鮮やかに思い出していた。

 佐屋の微笑み、佐屋の眠り顔、佐屋の悲しみ…。

 鳴海………。彼は佐屋からそう語りかけられているような気持ちになった。

 今なら、すっげぇ…解るって、佐屋。
 オレに向かって、それって弾いてくれてるんだよな?
 オレのためだけに…。

 佐屋の細い指先が、88鍵の眠りを呼び覚ます。

 この想い…届いてくれ…。
 言葉なんかじゃ、君をつなげないから…。
 鳴海…
 僕は…君がたまらなく好きだよ…。

 目を閉じていた佐屋の眼が一瞬見開き、打ち上げた指を鍵盤に走らせる。

 好きすぎて…悲しいのは…なぜなんだろう?

 右手の主題に左手が追従する。ショパンのその調べは喩えるなら…
 
 鳴海を追う佐屋のようだった。

 嵐のような演奏が終わった。
 一瞬の静寂…。そして…

「bravo~っ!」
 ホールのオーディエンスが一斉に立ち上がり、拍手の渦が出来た。佐屋はスツールに座ったまま、しばらく呆然としていた。が、客席の方へ目をやり、一礼、そして…

 そして、舞台袖からこちらを見守る、鳴海を見つめた。
 おいで……鳴海。
 ここへ来て。
 僕の隣に…。
 佐屋の目がそんな風に呼んでいる。
 戦い終えた佐屋の輝くほどの優しい笑顔。舞台袖から飛び出し、鳴海は佐屋の胸に飛び込んだ。客席から歓声が上がる。
「まだ勝敗が決まってねーのに…?」
 台場がムッとしながら舞台袖でぼやくと、彼の肩をポンポン…と付き添ってきた飛坂が叩いた。
「帰りましょう…台場パイセン。もう、終わりましたよ?」
「…あァ?なんだってんだよ?まだ結果出てないだろうーが?」
「最初っから結果は出てます。………あの二人、引き離すなんて…台場先輩、ゲージュツ家のやることじゃないって、思いますヨ…」

 胸のなかに飛び込んできた鳴海を、佐屋がしっかりと抱きしめた。
 
 鳴海…大好きだよ。
 誰よりも…誰よりも…。
 だから…
 そばにいて、お願いだから…。

 なかなか止まない拍手の渦のなかで、佐屋は鳴海を腕に抱きながら、スタインウェイに隠れて、そっとキスをするのだった…。

****************

 帰りの電車に揺られながら、暁学園からの刺客は何故か清々しい顔をしていた。
「ねー?だから言ったでしょ、センパーイ?アイツら、ラブラブで有名だって…。最初っから、勝ち目なんてなかったってコトッスよ?」
「…鳴海悠生、アート化計画失敗かぁ…まぁ…アレだ、なんていうか…」

 悔しいけれど、あの二人の抱擁は、アートだったぜ…。
 連戦連勝か…。
 ああいうのを、覇者の美学っていうのかもしれないな…。

 飛坂と並んで座る台場の背には、電車の車窓から眩しいほどの美しい夕日が照らし続けるのだった。


ピアノ編

the ende












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