怖い人だと知っていました
「ダ、ダリア・モスカントと申します。」
カーテシーさえ、満足にできない伯爵令嬢とは名ばかりの痩せぎす女は、冷酷と有名な公爵の顔を見るなり、卒倒した。
それが、最初の人生の終わりの始まり。
結局彼とは婚姻までは辿り着けず、婚約者のまま、ダリアは死んだ。
あの時は何なら死にたいとさえ願っていたが、二度目の人生、ダリアは夫を信頼してみることにした。
だって一度目の人生で、ダリアの生家を潰して、復讐してくれたのを知っているのだもの。
彼が悪ならば、自分もそうなれば良いだけのこと。二度目の人生をダリアは夫と添い遂げることにする。
カーテシーさえ、満足にできない伯爵令嬢とは名ばかりの痩せぎす女は、冷酷と有名な公爵の顔を見るなり、卒倒した。
それが、最初の人生の終わりの始まり。
結局彼とは婚姻までは辿り着けず、婚約者のまま、ダリアは死んだ。
あの時は何なら死にたいとさえ願っていたが、二度目の人生、ダリアは夫を信頼してみることにした。
だって一度目の人生で、ダリアの生家を潰して、復讐してくれたのを知っているのだもの。
彼が悪ならば、自分もそうなれば良いだけのこと。二度目の人生をダリアは夫と添い遂げることにする。
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なるほど。表現って難しい……今調べてみたら確かに「股の緩い」は女性に使う表現みたいです。男性的な「腰の軽い」は自分的に良い意味に捉えられそう?と思ってしまって、「女好き」にとどめることにしました。ご指摘ありがとうございます。気づかなくて恥ずかしいところでした。
夜中にふと目覚めてしまい寝付けなかったのでランキングからこちらに。惹き込まれて一気読みしてしまいました。人生2回目のダリア。淡々としていていいですね。怖いはずの旦那様もダリア沼に嵌っていっている過程が楽しいです。更新楽しみにしています。
感想ありがとうございます。何か最近特にですが、恋愛要素少なめの話ばかり書いていたので、がっつり系を描きたくて書き始めたのですが、難しくて……楽しんで頂けて良かったです。
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