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1章 

13芽´意味と消失。その場所で

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 翔がある場所に足を踏み入れた同時刻。
 この草原が広がる大地。そこのある一部に大きく城壁を囲み身を構えているスイレ王国がある。その城壁の中には沢山の民家が立ち並びつくりし活気が溢れる、進むにつれて大きな城が見えてくる。その民家の中には他とは違う存在感を表す三つの建物があった。一つはその大きな広場の横に居座っている王立図書館、少し北の方には教会があり。この国で城の次に高い‥時計台がある。その時計台は日が沈み日にちを跨いだ瞬間、皆に知らせるようにその建物の天辺にある大きな鐘が鳴り響く。その場所の屋根の中心部分には細い糸の様な金属ががありそこに器用に立っている黒い服をきた男がいた。その姿は夕日の光で影になりよく顔が見えないでいる。
 「約束の日まであと二日‥‥‥待ってみたものの‥‥外れ‥‥だったみたいですね。」
 その男は懐中時計を手に取り蓋を開け時間を確認するとあたり一体をその見晴らしのいい場所で何かを探している様子。
 「先ほど何か違和感があったんですが?何処にも見当たらないですね。それにあのクソガキも何処に消えた?」
 その男はキョロキョロと周りを見下ろしているが次第にその開けていた時計を閉め直すとため息を吐く。
 「運が悪い事に、今ここにはフリーシア王国から来ている騎士どもがきている。ったく厄介だぞあの女。だが一番不気味なのは‥‥あの男も何処に消えた。この時間帯になるといつも気配が消える。あれだけは注意を図らなければ。」
 顔を見れない彼はまた誰かを探している。その探している男が誰なのかはこの黒い服をきた人間にしかわからない事。彼は指の爪を噛んでいるその焦っているようにも取れるその姿でブツブツと独り言を喋っている。
 「問題は山積みだ。あのガキが勇者の力を持っていれば話は丸く収まったと言うのに。まずはこのスイレ王国の騎士共を‥‥‥」
 彼は小さい声で「クソ」と舌打ちを混ぜるように口に出した。だがその数秒後彼はこれまでにないほど目を大きく見開き何かに焦っている様子をみせる。
 「‥‥‥。ん?待てよ。?何故あのクソガキは‥‥何故私の‥‥‥いや考えすぎだな」
 その憶測を頭からかき消すその違和感は見逃しては行けなかった事それを後に知る。


 また同刻、この場所では珍しい作りをした建物。煉瓦で積まれた家なんかではなく。しっかりとコンクリートの壁でできた建物その上を見ると七色に光るステンドガラスたちがよく目立つ。そんな教会の外では何やら大柄な男が疲れた様子で口からは煙を吐いている。


 ——————————————————


 その光景、満遍に咲く花畑。心地の良い風は止む事なく吹き、花吹きを上げる。周りは木が揺られ音を鳴らす。何人たりとも邪魔が入らない空間で二人の男女がその花畑の真ん中で口を開けぬまま黄昏ている。が一人が口を開ける。
 「驚きました。翔さんもこの場所に来れるなんて。」
 彼女は驚いていた。行き詰まる世界の中でのほんのひと時の休息の地。彼女だけの場所ではないそれにこの美しい光景なら他の人にも見せてあげたい所だが彼女は仲間の騎士や知人をその隙間に連れ込む。だが途中で連れてこられた側は彼女を見失い道がわからなくなり後ろを振り返ると一本道ができる。追い出されるようにその一本道を出るとまたその赤い煉瓦で敷き詰められた見慣れた風景の場所に戻って来る。彼女は何度も繰り返しだが誰一人ここまで来れた人間などいなかった。
 「俺は好きなものには敏感なんだよ。」
 花が咲いていないその真ん中で彼は自分の腕を枕がわりに使い目を閉じてうつ伏せになっている。
 「翔さんはどうやってここまで」
 「忘れたよ。」
 「ご冗談を‥‥」
 彼女たちは中身のない話をしながらこの場所で時間を忘れて談話している。翔はこの咲く花たちを見ながらある事を聞き返す。
 「ヘレンはどうやってこの真ん中まで?」
 「‥‥‥‥‥‥。」
 ヘレンは無言のままである。
 「言いたくなかったらいいよ。そんな事今はどうだっていいし。」
 彼はこの心地よい空間に欠伸が出てしまうと睡魔が襲ってきている様子だ。
 「いえ、翔さんには言ってみてもいいかもしれません。貴方がこの場所にきたときの事を覚えていますか?」
 「‥‥それも忘れた。」
 彼女は口をその綺麗なドレスの袖で抑えながら上品に笑っている。彼が先に見た光景。
 もう一度言うがここ一帯隙のなく咲き誇る花畑に真ん中の場所まで辿り着けるような道など存在しないそれに方法もない。あるとするならば自身が空を飛ぶ必要があるぐらいだ。彼も忘れる訳がないあの不思議な現象を花が意思を持つように翔が歩く場所に道を譲り花が避けていくなんて忘れるはずがない。これが何なのかはさっぱりだが一つだけ心のモヤモヤが晴れるように謎が解けていた。
 「‥‥‥フフ」
 彼は何故か微かな笑い声をあげる。翔にある昔の記憶がこの花を見つめていると蘇って来る。
 前もこんな綺麗な花畑に似た場所で一人で黄昏ていた記憶があるな。あの時も確か‥‥何処だったか忘れてしまったが零花さんの所までここに似た花畑をまっすぐ歩いていたその時も無我夢中で、あの時花が俺に道を譲ってくれたのならお礼を言っておくべきだったな。零花さんはそれを見て何も思わなかったのかな?まぁいいか。例え元の世界で今の同じ現象になっていても知っているのは俺と零花さんだけだし。零花さんとは会うことももうなさそうだし。
 
 彼はこの記憶に蓋をする。起こった光景がどういったものか彼は知る事になる。それはまだ先の話。
 
 翔が目を瞑ったまま寝転んでいる横にヘレンが座り込んでいる。そのヘレンは彼に打ち明ける事にした。
 「私のリゲイトです。この場所に辿り着けた理由は。」
 「?」
 頭を傾げる彼、言葉の意味をあまり理解できないでいるとそのまま彼女はその綺麗なドレスの袖を捲り上げると何もないその土の上に手をかざす。なんとその何もないところから芽のようなものが出て来るではないか。彼は驚きその体勢をやめ勢いよく飛び上がり、芽が芽吹く瞬間をただ横でじっと見つめている。
 次第にその芽はすくすく育ちやがて花を咲かす。これもまた黄色の花、何度も見かけたその花の名前を知っているが
 「これはなんて名前の花なんだ?」
 「それが‥‥私ごとではありますが花の名前は詳しくないのです。これではお花好きとは言えませんよね。」
 彼女は少し寂しそうに笑う。
 「ん?名前や種類を知らなかったら好きって言えないのか?やり難い世界だなここは。」
 冗談などではない。好きだと言うのなら理由など必要ないであろう。
 「そうですね。息が詰まって死にそうです。‥‥これが私のリゲイト。花を咲かせ花を操ることができるんです。」
 彼女のリゲイトでこの場所まで辿り着けたのなら俺もその花を操れるリゲイトがあるのかもしれない。帰る時もう一度やってみたいものだがあの時の出来事に感触などなかった。魔法を使えてるイメージでもなく、操ろうとしている感覚すら無かった。只々花が避けてくれただけなのかも知れない。生きる事ができるのであれば色々と試したいものだな、
 彼が考え事をする中彼女は話を続ける。
 ヘレンの顔は次第に暗くなる。周りの蝶々たちも心配そうに彼女の方に乗ってはパタパタと羽を動かし、何かを伝えようとする。
 
 「笑えるでしょ。剣や魔法それにリゲイトの力で名を馳せてる人間だっているこの世界に私は魔法は使えず花を咲かすたったそれだけの能力なんです。」
 「あぁ笑えるな」
 彼は違う意味で答えてみせる。どうしてここまで彼女は自分を卑下してしまうのか、剣の腕前も確かに見事なものであったが魔法が使えたからと言ってこの世界には人を癒せる魔法など存在しないらしい。人を傷つけるようなものなのであれば誇れるものではない。
 彼女はやはり何か迷っている。
 早々と流れる風の中花畑の中にいる二人、一人はじっとその地面をみて健気にも笑顔を作ろうとしている女性。
 やはり花が好きな人間は、下を見るのが好きらしい。俺も人のことは言えないのだが。ただ俺は憧れてしまう。この世界ではなく彼方の世界にも存在しなかったリゲイトとゆう力で、花を愛でる事ができる彼女にだから俺は彼女にその気持ちを正直に伝えることにする。
 「‥‥でも、俺は羨ましいよ。ヘレンのそのリゲイト‥‥人を傷つけず。他人にも迷惑をかけない。ただ自分の好きなものを自分のためだけに使う能力だろ。俺は‥‥ヘレンを誇りに思うよ」
 「そうやって言ってくれる人は二人目です。でも‥‥それじゃ何も救えない。」
 その言葉に彼女は少し顔を上げる安堵する様な面持ちを見せるもまたそっと花を撫でながら下を向いてしまっている。彼女には彼女なりの理由があるのだろう、だがお節介だと言われてもいい、面倒臭い奴だと思われても良い。彼女にはこの場所で花を撫でている方がいいに決まっている、そう決めつけてしまう。心のなかで思うのは自由なのだから。
 「私は魔法を使えないんです。剣だけが私の力の証明。次こそは後悔しないように死に物狂いでも振るわなければなりません。」
 「‥‥そうかい。」
 心の中で思っている事と口に出す言葉は違う事の方が多い。
 「もう二度とあんな後悔したくありません!だから‥‥だから‥‥」
 彼女は等々泣き出してしまった。その瞳の色すらはっきりわからないほどにその涙でぼやけている大粒の涙を咲ききれていないへレニウムの花が受け止める様にあたる。
 翔はそっと震える彼女の手を上から覆い、嘘偽りない笑顔を彼女に向ける。
 「後悔したからこそ、今の自分がいると思う。それは俺が短い人生で知ったことさ、振り返ってみれば後悔が無かったことなんて無かった。その道を重たい荷物を持ちながらこそ、見える景色もあると思うんだ。ヘレンが強くなりたいのなら俺がとことん合気道を叩き込んでやる。嫌になったらやめてもいい。」
 彼女の奥底に抱えてるものなど俺にはわからない。
 ヘレンは吐き出す様にその涙を溢している。次第にその感情の波は引いていき、残ったものは真っ赤になった鼻と少し腫れてしまった目その瞳を隠す様に涙を拭く様にそのドレスの袖で目を隠しながら、
 「‥‥本当は‥‥戦う事なんて嫌いなんです。どうしていいかわからないんです。でもこんな世界で私にとって貴方も大切なものになってしまいました。‥‥嫌になる事なんてありません。私が守りたいものを守れる強さを手に入れるまで貴方はいなくならないで下さい。」
 
 まったく。死ねない理由ができてしまった。

 彼女を見るに何か迷っている顔立ちにも取れるその表情、ならばせめて首を突っ込まない程度の手助けをするつもりだ。彼女が迷っているのなら手を引っ張って道を作ってあげることでもなく、こんな自分だ誰かの道を照らすような事など到底できないだから‥‥俺は。
 
 彼女の隣で自分が進みたい道を一緒に探す事にする。口出しもせず、こちらの方がいいなど無駄口を叩かず。ただ隣で俺は望遠鏡でも覗き込んで彼女の道を一緒に探してあげよう。
 
 「好きなように生きたらいいさ‥‥」

 その言葉と共に風は遠慮する様に止む。彼女は以前と下を向いたままであったがその綺麗な顔をあげ心地の良いメロディで歌を歌い出した。
 心地の良い綺麗な声で彼女は唄う。先ほどから襲ってくる眠気を更に木綿出せる、
 「いい声だな。」
 勿体ないほど彼女の歌声にピアノの演奏を混ぜてあげたい、なぜかって俺の親友‥‥‥‥‥あ、敦紫はピアノが弾けたから、あいつが居たらこの歌声を更に美しいものにできたのかもしれないな。
 こんな音色を聞いて仕舞えば誰だって眠くなってしまうのではないかと思うほどに彼女の声は安ら‥そのもの。
 「私は歌を歌うのも好きなんです。この場所で、何か落ち込んでしまう事があればこうやって歌うんです。この歌は一度会ったことがある女の子に教えてもらったんです。」
 「そうなんだな。」
 徐々に翔の瞼はゆっくりと閉じていく。その薄れていく意識の中で彼女は何かを話していた。
 「この歌を教えてくれたのは‥—————————。そしてこの歌の名前は———唄。」
 ここで彼の意識は夢の中へと歩んでいくのであった。

 目を開けると先ほどと同じ場所ではあるが夕日が顔を出していた。横を見るとヘレンの姿があるが彼女も目を閉じ眠っている。
 それゃそうだよな。こんな気持ちの良い場所で眠らないほうがおかしいだろ。と言うより‥‥近くない。
 彼はヘレンを起こさない様にそっと動いてみるものの‥‥動けない。彼女は翔の伸ばしていた右手を腕枕にして猫の様に丸くなって女神の様な顔をこちらに向け吐息があたる距離で彼女は眠っているのだ。
 どうしたものか、このままでは日が暮れてしまうしな、仕方がない。
 「おおーい、」と小さな声で彼女を譲りながら起こすと彼女はその瞳を開けるとこちらに目が合う。
 「おはようございます」
 彼女は欠伸をしながら声をかけてくると翔は「ぐっすり眠れたか?」と聞き返す。このやりとりを終え、次第に気付くように透明で白い綺麗な顔色が沸々と赤く色を変えていく。その光景を見ながら僅か数センチの距離にいる翔は返答がない彼女に頭を傾げていると、勢いよくヘレンは飛び上がり、
 「すいません!!!!私なんてことを‥」
 目の前で顔を真っ赤にし、あたふたとしている彼女をみながら、更に頭を傾げている。
 なんで謝ってんだ?どちらかと言うと起こしてしまった俺が謝るのが普通だろ。それに顔が赤いな、外で寝てしまったから風邪でも引いたんじゃないか。
 彼はそう思うと同じ様に起き上がり、落ち着きの無い彼女のデコにそっと手を当てて熱を確認してみる。
 「ひゃぁ!?」
 彼女は驚いて頭から煙を出している。
 「おいおいおいおい、熱いぞ、風邪ひいたんじゃないのか?今日はこの辺にして帰るか。」
 「はぃ‥‥」
 彼女は目をくるくるとさせて返事をする。
 「立てるか?」
 「あ‥‥えぇ‥‥手を貸して頂ければ‥‥」
 おう!と共に彼女の差し出してくる手を掴みゆっくりと引っ張り立たせる、彼女は顔を隠したままだ。
 「よし。待ってろよ。」
 二人ともその真ん中の場所に立ち上がると、翔は腕をくるくる回して試みる。
 「ふん!」
 身振り手振りで何かをしようとするも以前と変わらず隙のない満遍に咲く花たち、どれだけ手を振り下ろそうが何も変わらない。道などできなかった静寂に包まれる中、その光景を横で見ているヘレンは翔の前に立つと。
 「見ていてください。」
 彼女はその両手を一度胸の辺りまで持ってくると目を閉じでその手を大きく開けた。その瞬間、前方にある花たちは一気にその茎を寄せてヘレンが通れるほどの道を作り出す。
 「すごいなぁ‥‥‥」
 彼は一度見た光景であったが驚いてしまう。
 「翔さんにそうやって言っていただけると自信を持てます。」
 「あぁ!自信は持ってなんぼだからな、俺もできるかなこんな事。」
 「ふふ、先程していたじゃないですか、それに私のなんかよりも盛大に、いつかきっとできますよ。」
 「そうだと嬉しいな」
 二人はその道を列になりゆっくりと歩くと次第に柵まで辿り着く。それをまたがって外まで出ると、彼女は後ろを振り向き花たちに「ありがとう。」と言い花たちも風など吹いていないにも関わらず返事をするかの様揺れ、咲いていた元の場所へと茎を動かすと、その花畑は元通りになった。翔はそれを見た後前を向くと
 「さて、これどっから出るんだ。出口みたいなもの見当たらないし。」
 「大丈夫です。出れますよきっと。」
 「え?きっと?」
 「はい!きっと!あの木々を潜って歩いているとあの街まで出ているんです。」
 そんなものなのか?この世界は、と彼が返すも「そんなものです!」と彼女は話しながら二人はその自然へと歩き始めるのであった。
 
 また来れるといいなこの場所に次はヒュドールやルドルスにアビケ。色んな人を連れて来れたらいいな。

 「熱大丈夫なのか?」
 「いえいえ、あれは熱ではないんです!」
 「ん??」

 和気藹々と話しながらその木々の中へと消えていく二人であった。

 
 そしてアニスと交わした約束の日まで後1日
 
 
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