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第八章: プレイング・ウィズ・ダークネス
第三話
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「闇の克服法?」
急に言われたことに、俺の頭の上にはハテナマークが付いていた。
「そうだ。克服する方法は二つある。一つはさっきのイリスのやったような驚異的な回復力。自分が闇エレメントに染まる前に、それを光で凌駕するんだ。そしてもう一つが、闇をもろともしない強靭な精神力。自分に合った方法を決めてくれ」
急に決めろって言われてもな。俺にどれが向いてるか分からないし。
「まあ、強いて言うなら回復力の方かな。強靭な精神力とか、俺持ってないし」
「そうだろうな。何てったって、君は性欲という『欲』に負けているもんな」
「オナニスト、ですね」
おい、そこ。メガネをクイっとしない!そうか、コイツらにとって俺はオナって死んだ変態野郎なんだった。でも隠さなくていいから、気楽で良いけど。
「じゃあ、回復力を鍛える訓練をしよう。今のハジメの回復スピードは、ほぼゼロに近い。まあ、慣れてないだけだが。君は、コンスタンティンと戦った時、何を考えていた?」
あの時は、コンスタンティンを殺すことしか考えてなかった。俺がもっと強かったら、キルティは死なずに済んだ。コンスタンティンを倒せるほどの力が俺にあれば。
「ハジメの顔を見ていたら、大体の予想はつくが、今考えていたことを上回るくらいの、喜びやポジティブなことを考えるんだ」
「それって、同時に良いことと悪いことを考えろって言ってるのと同じじゃねえか」
「そうだが、何か問題でも?」
久々だ。こんなに人を殴りたいって思ったのは。同時に物事を考えるだけでも難しいのに、それを善と悪とで分けろとか無理難題すぎだろ。
「これが出来ないと、君を小隊に戻すことは出来ない。何かある毎に闇エレメントを増やしていたら、君の身体に害があるだけでなく、仲間を危険に晒すことにもなるからな」
急に真面目なトーンで言うんじゃねえよ。調子狂うだろ。俺だって、そんなことくらい分かってる。一人の闇が増えると、それが皆んなに感染する可能性もある。それも含めて俺はノースエンドに戻されたんだろう。
「そう気構えなくてもいい。私たちがサポートする」
「どうやってだよ」
「私とイリスで君に闇を注入する。最初から高純度の闇は身体に良くないからな」
え?さっきアンタ、キルティのこと思い出させようとしましたよね?あれって超高純度な闇だと思うんですけど!
「アンタら闇エレメント出せるのか?」
「そりゃ出せるさ。光が出せるのに、闇を出せない方がおかしいだろう。それは天ぷら蕎麦は出せるのに、かけ蕎麦は出せないって言ってるのと同じだぞ?」
「そういうことか。ってか日本に住んでただろ、アルバッド。その例え、日本人にしか分かんねえよ」
そう言うと、アルバッドはそっぽを向き、口笛を吹き始めた。
「何のことかな~。日本のことなんか調べてませんけど~」
なんだ、そう言うことか。蕎麦の例えをしたくて、わざわざ調べたのか。てっきり日本に遊びに行ったんだと思ったぜ。もし出来るなら、俺も行かせてもらおうと思ってたんだが。流石に死んでんだから、無理だわな。
「では始めましょうか」
このやり取りに飽きたのか、イリスが『さっさと始めろよ』と言わんばかりの態度で言ってきた。
「ハジメ。君はずっと良いことを思い浮かべていてくれ。今から、私たちが闇を送るが、決して考えを止めてはならん。分かったか?」
「おうよ」
「よし、じゃあ行くぞ!」
良いことを思い浮かべろ、か。最近の良いことは、やっぱりカンナと付き合えたことかな。初彼女で、しかも年下とか。良いことしかねえな。メトロポリスではデートも出来たし、俺から一方的だったけど、キスもしたし。これから、一緒にもっと色んな所に行って、もっとカンナを笑わせたいな。
うん?何か聞こえてくるぞ。ああ、アルバッドたちが闇を送ってるのか。
『童貞~童貞~』
『ロリコン~ロリコン~』
これは大した闇だな。俺にでも打ち勝てるか分からない。
「って違うだろ!!何だよ、今の!闇というか、ただの悪口じゃねえか!それにカンナは成人してるからセーフだ!!!」
「ダメじゃないか、ハジメ。光以外のことを考えるなと言っただろう」
「じゃあ、ちゃんとやれよ!」
「はーい」
ふざけ過ぎだろ、コイツら。しょうもないことで体力使わせんなよな。
ふう。俺は目を閉じ、考えるのを再開した。最初にアナに会ったとき、アイツはただのワガママ娘だと思ってたが、カルタ村でのアナはヴァンを守るためにちゃんと姉ちゃんをしていた。アナの成長を感じれた、大事な経験だった。
ノアに関しては、最初は大人っぽいクールな少年だと思っていた。でも本当は、人の心を勝手に読む常識のない奴だった。まあ、ふざけ合ったりするのは仲良くなった証拠なんだけどな。
ヴァンだってそうだ。お姉ちゃんっ子なのは変わりないが、あの大人しかった子が、自分のトラウマを乗り越えて、俺たちと一緒に居てくれている。それだけでも、俺は嬉しい。
そして、キルティ。アイツは神の子の中で一番の問題児だ。ダンジョンの中で二人きりなった時は、正直面倒くさいと思ったが、今考えると、あれで良かったんだ。ダンジョンの罠とかをクリアしていく内に、俺たちは段々と打ち解けていった。短い間だったが、一緒に過ごした時間は忘れない。これからも、ずっと。
やっぱ、俺はアイツらが好きだ。カンナ、アーロン、アナ、ノア、ヴァン、キルティ。それにアルバッドもイリスも。何だかんだ言って、俺は恵まれてる。周りはハイスペックな奴らばかり。でも、そんな奴らに俺は勇者扱いされている。皆んなの期待に応えたい。俺は一人じゃないんだ。一人で背負い込む必要も無いんだ。皆んなが居るんだ。
「おしまいだ」
「終わったのか。どうだった?」
「完璧、です」
イリスはメガネを上げながら言った。
「その通り。私たちはずっと闇を送っていたが、君は気付かなかった。完璧そのものだ」
そして、アルバッドはこう続けた。
「では、次は実践だ」
急に言われたことに、俺の頭の上にはハテナマークが付いていた。
「そうだ。克服する方法は二つある。一つはさっきのイリスのやったような驚異的な回復力。自分が闇エレメントに染まる前に、それを光で凌駕するんだ。そしてもう一つが、闇をもろともしない強靭な精神力。自分に合った方法を決めてくれ」
急に決めろって言われてもな。俺にどれが向いてるか分からないし。
「まあ、強いて言うなら回復力の方かな。強靭な精神力とか、俺持ってないし」
「そうだろうな。何てったって、君は性欲という『欲』に負けているもんな」
「オナニスト、ですね」
おい、そこ。メガネをクイっとしない!そうか、コイツらにとって俺はオナって死んだ変態野郎なんだった。でも隠さなくていいから、気楽で良いけど。
「じゃあ、回復力を鍛える訓練をしよう。今のハジメの回復スピードは、ほぼゼロに近い。まあ、慣れてないだけだが。君は、コンスタンティンと戦った時、何を考えていた?」
あの時は、コンスタンティンを殺すことしか考えてなかった。俺がもっと強かったら、キルティは死なずに済んだ。コンスタンティンを倒せるほどの力が俺にあれば。
「ハジメの顔を見ていたら、大体の予想はつくが、今考えていたことを上回るくらいの、喜びやポジティブなことを考えるんだ」
「それって、同時に良いことと悪いことを考えろって言ってるのと同じじゃねえか」
「そうだが、何か問題でも?」
久々だ。こんなに人を殴りたいって思ったのは。同時に物事を考えるだけでも難しいのに、それを善と悪とで分けろとか無理難題すぎだろ。
「これが出来ないと、君を小隊に戻すことは出来ない。何かある毎に闇エレメントを増やしていたら、君の身体に害があるだけでなく、仲間を危険に晒すことにもなるからな」
急に真面目なトーンで言うんじゃねえよ。調子狂うだろ。俺だって、そんなことくらい分かってる。一人の闇が増えると、それが皆んなに感染する可能性もある。それも含めて俺はノースエンドに戻されたんだろう。
「そう気構えなくてもいい。私たちがサポートする」
「どうやってだよ」
「私とイリスで君に闇を注入する。最初から高純度の闇は身体に良くないからな」
え?さっきアンタ、キルティのこと思い出させようとしましたよね?あれって超高純度な闇だと思うんですけど!
「アンタら闇エレメント出せるのか?」
「そりゃ出せるさ。光が出せるのに、闇を出せない方がおかしいだろう。それは天ぷら蕎麦は出せるのに、かけ蕎麦は出せないって言ってるのと同じだぞ?」
「そういうことか。ってか日本に住んでただろ、アルバッド。その例え、日本人にしか分かんねえよ」
そう言うと、アルバッドはそっぽを向き、口笛を吹き始めた。
「何のことかな~。日本のことなんか調べてませんけど~」
なんだ、そう言うことか。蕎麦の例えをしたくて、わざわざ調べたのか。てっきり日本に遊びに行ったんだと思ったぜ。もし出来るなら、俺も行かせてもらおうと思ってたんだが。流石に死んでんだから、無理だわな。
「では始めましょうか」
このやり取りに飽きたのか、イリスが『さっさと始めろよ』と言わんばかりの態度で言ってきた。
「ハジメ。君はずっと良いことを思い浮かべていてくれ。今から、私たちが闇を送るが、決して考えを止めてはならん。分かったか?」
「おうよ」
「よし、じゃあ行くぞ!」
良いことを思い浮かべろ、か。最近の良いことは、やっぱりカンナと付き合えたことかな。初彼女で、しかも年下とか。良いことしかねえな。メトロポリスではデートも出来たし、俺から一方的だったけど、キスもしたし。これから、一緒にもっと色んな所に行って、もっとカンナを笑わせたいな。
うん?何か聞こえてくるぞ。ああ、アルバッドたちが闇を送ってるのか。
『童貞~童貞~』
『ロリコン~ロリコン~』
これは大した闇だな。俺にでも打ち勝てるか分からない。
「って違うだろ!!何だよ、今の!闇というか、ただの悪口じゃねえか!それにカンナは成人してるからセーフだ!!!」
「ダメじゃないか、ハジメ。光以外のことを考えるなと言っただろう」
「じゃあ、ちゃんとやれよ!」
「はーい」
ふざけ過ぎだろ、コイツら。しょうもないことで体力使わせんなよな。
ふう。俺は目を閉じ、考えるのを再開した。最初にアナに会ったとき、アイツはただのワガママ娘だと思ってたが、カルタ村でのアナはヴァンを守るためにちゃんと姉ちゃんをしていた。アナの成長を感じれた、大事な経験だった。
ノアに関しては、最初は大人っぽいクールな少年だと思っていた。でも本当は、人の心を勝手に読む常識のない奴だった。まあ、ふざけ合ったりするのは仲良くなった証拠なんだけどな。
ヴァンだってそうだ。お姉ちゃんっ子なのは変わりないが、あの大人しかった子が、自分のトラウマを乗り越えて、俺たちと一緒に居てくれている。それだけでも、俺は嬉しい。
そして、キルティ。アイツは神の子の中で一番の問題児だ。ダンジョンの中で二人きりなった時は、正直面倒くさいと思ったが、今考えると、あれで良かったんだ。ダンジョンの罠とかをクリアしていく内に、俺たちは段々と打ち解けていった。短い間だったが、一緒に過ごした時間は忘れない。これからも、ずっと。
やっぱ、俺はアイツらが好きだ。カンナ、アーロン、アナ、ノア、ヴァン、キルティ。それにアルバッドもイリスも。何だかんだ言って、俺は恵まれてる。周りはハイスペックな奴らばかり。でも、そんな奴らに俺は勇者扱いされている。皆んなの期待に応えたい。俺は一人じゃないんだ。一人で背負い込む必要も無いんだ。皆んなが居るんだ。
「おしまいだ」
「終わったのか。どうだった?」
「完璧、です」
イリスはメガネを上げながら言った。
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