蝙蝠怪キ譚

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第1章《ミイラ取りを愛したミイラ》

第1章6『油を差すな』

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 “ミイラ”、と言って、最初に思いつくものはなんだろうか。

 ボクの場合ならそれは、包帯を目いっぱいに巻きつけ、あ~と両手を突き出しながら、迫ってくるものを思い浮かべる。すこしキョンシー要素も混じっているが、そこは目を瞑ってほしい。ボクのちんけな脳みそ内ではマミーとキョンシーにさして違いは無いのである。飛ぶか飛ばないか、包帯か札か、くらいしか見分け方が分からなかった。

 どちらも変わらぬ死体であることは、確かなのだから。

 そんなボクが。こうもはっきりと、それをミイラだと断言したのには訳があった。包帯が巻かっていたから、ではない。それは。


 ──激しくいたのだ。


 食べたことはないが、干物のように。水分という水分が抜け落ちて、骨に皮がぺっとりと張り付いていたのだ。ぺ、なんて使うと水分満天のように感じるので“へっとり”にしておこう。それくらいからっからしていた。

 蛇の皮と見紛えるくらいの小ささに、思わず作り物かと疑ってしまうが、こんなん作り物でも怖いわ。
 現代の嫌がらせの意図と結論が知りたい。取り残されているのはボクだけかと思いきや、案外、ツクシやハルカも悲鳴を上げていた。

 ダンボールの中から溢れていた白い三つ編みの元も、このミイラで間違いなさそうだ。触れるだけでも折れてしまいそうな足は、きれいに折りたたまれてダンボールに収まっている。

 大きさからも、しわだらけの顔からも、そのミイラの年齢は読めないが、おそらく女性のものだ。
 髪を(恐ろしい量だが)三つ編みにするってことは、それなりに幼い少女なのかもしれない。髪と揃いの真っ白なワンピースまで着て、ボクんちにまで来て、一体何の用だろう。目ぼしい物はバッジくらいしかないぞ。朝になったら動き出すとか、そういうやつか。

「普通、そういうのって夜に動きだしません?」

「そうだ、どこかの博物館からか逃げてきたんだよ!」

「夜のミュージアムでさらに、追われてる設定なのか。この子は」

 実は他の映画の主人公だったりするのか、この子。

「よくよく見ると、気持ち悪くないぜ。うん、女の子って考えたら可愛いとさえ思えてきた」

「私もです、なんだか可愛く見えてきました……。ああ、ほんとの美少女じゃないですか」

「二人共、洗脳されてない? 特につくしちゃん、大丈夫?」

 はるかを他所に、ボクはそっと中から少女を引き上げた。さながら、生まれて間もない新生児を抱き上げるときのように。もっとも、紙のような重さの彼女は、新生児の何十分の一にも満たない。脆くて、壊れやすい。せんべいのような肌に、愛着まで湧いてしまうなんて……。ああ、末期だ。

「なぁ、はるか。この子、どうしたらいいと思う?」

 一周まわって、路頭に迷った。この子、どうしよう。ミイラって、どうするのが正解なのか。助けを求めた先では、少年が珍しく目を吊り上げているではないか。

「元居たところに返しなさいっ」

「ぎゃんっ」

 子猫を飼うのを反対された子どものような気分になったが、正論。

 ボクは抱いていた少女を箱に戻した。

「とりあえず、掃除しよう、掃除! このままじゃミイラの衛生にも良くないよ」

「えええ」


 ミイラに衛生の概念あんのかよ。
 はるかは背負っていたガスボンベ──の後ろについているチャックをこじ開け、中からほうき、はたき、掃除機、ポリ袋の順に取り出していった。素晴らしい。収納力は満点じゃないかガスボンベ。

 すごいでしょ! と、胸を突き出す姿もやはり愛らしい。ボクが女だったら、有無を言わせず彼を嫁に迎えただろう。

 しかも手際よく、三角巾やマスクに無地のエプロンまでボクらに支給してくれた。というか着用までやってくれた。秒で。マッハ五くらいの速さで。それくらい、手元が見えなかったのだ。アイドルの早着替えなんかも得意なんじゃないかと思う。

「そうか、はるかはアイドルだったのか」

「違うよ、そんな要素どこにも無いから確信しないで」

「そうですよ、不思議部のセンターはこの白野つくしです」

「そこは部長のボクがセンターだろ」

「あらあら、部長より副部長の方が魅力的なのは致し方のないことですよ」

「え、副部長ってお前なの? はるかじゃないの?」

「ええ、満場一致で私に決まりましたよ」

「不思議部はそんな大所帯じゃない、絶対お前の押しに負けたんだろ」

「圧政じゃありません、恐怖政治です!」

「どっちもアウトだ!」

「じゃあ、僕がセンターってことで……」

「異議なし!!」

「そこは異議ありでしょ!」

 
 天使に異議立てる者なんて居ないだろ。無論、今度こそ満場一致で不思議部のセンターは、控えめに手を上げたはるかに決まった。


「二人とも、全然掃除が進まないじゃない。ちゃんと掃除して」

「はーい」

「わかったわかった、すぐに掃除するよ」


 ◆◆◆◆


「げっ、ゔぇえ……くっさ、ほこり臭えっ」

「もう、レイ君が……げほっ、掃除してこなかったからですよ、こほこほっ」


 一階、応接間をボクはつくしとお掃除していた。いやあ、長年の年季の入った丸椅子、こびりついた埃が模様のようになっていてお気に入りだったのだが、不衛生を理由に捨てられてしまった。あの掃除魔に。そう、お掃除大王はるか君といえば、単独および爆速で屋敷中を駆け回っているのである。三人でお掃除を、と試みたのだが、

「大丈夫、二階は僕一人でやるからレイ君はつくしちゃんと一階をやっててよ。絶対に二階を掃除しに来ないでね。二階は僕の担当だから。ねっ、ねっ、ねっ」

 般若のような形相で詰め寄ってきたので、撤退した。あえて濁すところが逆に悲しいが、ボクらは相当邪魔らしい。

 むちゃくちゃ怖かったし、できればそんなはるかは見たくなかった。だからボクも真面目に掃除をして、はるかの信頼を勝ち取らなきゃならなかったが、雪のように降り積もったほこりは、水をかけても溶けてはくれなかった。

「ええええええええっ!? 何やってんですかレイ君、わぁぁぁっバカバカっ、水かけるとか有り得ないんですけど、ちょっ掃除したこと無いんですか!?」

「──無い」

「あああっ素直でよろしい、でもよろしくない、埃に水はかけないで!!」

「あ、大変だ! こんなところにも埃ちゃんが」

「やめてぇぇぇぇっこれ以上仕事を増やさないでくださいぃっ」

 危ない危ない。またはるかに怒られてしまうところだった。ボクは、水のしたたる物置棚をはたきではたいた。

「ばっ、バカなんですかっ!? 雑巾を使うんです! というか使ってください、私たち今“掃除”をしてる筈ですよねぇ!? なんかどんどん汚れてってる……もとい、汚してってる気がするんですが」

「気のせいだろ」

「元凶がそんなこと言っちゃ駄目ですよ……」

 彼女はひどく長い溜め息をついた。まったく、口じゃなくて、ボクのように手を動かしてほしいものだ。こっちだって人数が足りてないんだから。

「疲れている場合じゃないぞ、つくし」

「あああ、現在進行形で仕事が増産されていく……」

「そうだ、手を動かし……。あ、おいっ、ボクらも役割分担しようぜ。さっきからボクもつくしも同じところばかりやってるじゃねぇか」

「そうですね、私、レイ君の尻拭いばかりしてますね。それでは分担はこうしましょう、この応接間の右半分を私が、今やっている左半分をレイ君が担当するのはいかがでしょうか」

「おっ、いいな」

「ただし、絶対に動かないでくださいね、その場から。なんなら手も動かさず休憩してくださっててもオールオーケーですよ、全く構いませんからね。とにかくじっとしてて!」

「えぇぇ………」

 友達に自分ちを掃除させておいて、さらに自分だけ傍観するだけなんて申し訳がなさすぎる。つくしの鬼のような剣幕に押され、ついボクはやんわり顎を引いてしまった。

 ──だが勿論、ここで引き下がるボクではない。

 氷雨レイのお掃除プロジェクト、始動である。無駄に広い部屋の彼方に消えていった彼女を三度ほど確認し、ボクは一式の掃除道具を持って階段を昇り始めた。泥棒のように息と足音を殺しながら。掃除は良いことのはずなのに、なんだか悪いことをしているような気分だ。

 ボクの足は、はるかの担当している二階へと向かっていた。ひょっとすると、はるかが一人で掃除をしたがっていたのは、掃除が異様に下手だったからかもしれない。その姿を一目拝んでやろうと思ったのだ。それに、一人で2階の全フロアを担当するのは酷な話じゃないか。その点、ボクが颯爽と助っ人に現れれば、

『レイ君すごい、来てくれてありがとう、見直したよ』

 と、バケツをひっくり返してしまったドジまっしぐらなハルカくんも目を輝かせて鼻水たらして大喜びすること間違いなし。

 これなら、ボクが“掃除の貴公子”と呼ばれる日もそう遠くないぜ。つくしも、こんなボクに突っ立ていろと言った事を泣いて後悔することだろう。むせび泣いて腹を切ろうとするくらいまで後悔するだろう。もしくは、後悔のあまり海外の懺悔室まで行ってしまうかもしれない。しかし、いまさら悔いても無駄だ。

 これぞまさに、逃した魚は大きい、って奴だろう。ほらほら聞こえるぞ。諺まで使いこなすレイ君素敵、と目を輝かせるボクのファンたちの黄色い悲鳴が、

「ぎゃああっ、レイ君が居る!」

 ──ではなく超音波のようなキーンとした悲鳴が、


「う、わああぁ! ……って、はるかじゃないか。ったく、驚かせるなよ」

「お、驚いたのはこっちだよ、心臓から目が飛び出そうだったよ!」

「はるか、それ逆じゃなかったっけ」

 心臓から目が飛び出しても見えなくないか。体内珍事だそんなもん。

「な、なななななんで君がここに……? つ、つくしちゃんと一緒に居たはずじゃ……」

 彼はまさに腰を抜かして、ひぃひぃと弱く息を吐きながら、ボクを見ていた。想像とは大分違った慄き方である。まるで、親の仇かラスボスにでも会ったような形相だ。
 
「あ、あああ、レイ君、その場から動かないで」

「……ああ?」

「静かに回れ右をしてー」

「こうか?」

「そうそう、そのまま右足と左足を交互に出しながら階段を下っ」

「おお、階段を下から掃除しろってことだな、わかった」

「違うよ、違うから、何で右手にサラダ油持ってんのか教えて」

「階段ってつるつるじゃん? だからこれで……なっ」

 階段掃除といったらこれだろう。前例は無いし、実際に見たことも無いがこれでやったらイチコロだろ。

「“なっ”じゃないよ、一つも通じないよっ! 今のはそのまま帰れって意味だよ!」

「え……」

「ああっ無自覚だから余計扱いづらい」

「……ボク、邪魔だった?」

「ゔっ……つくしちゃんめ、僕の方に爆弾送り込んできたな」

 絞首されたときのような声を出したかと思えば彼は、
 
「終わりにしよう」

「ん?」

「さ、今日の掃除はここまで! 終わりにしよ、レイ君」

 万物に許しを与えるような、朗らかな笑みを浮かべたのだった。それはなんとも言えない、一週回って諦観すら感じさせる笑みだった。

 油を投じなくとも十分手触りの良くなった手すりに五指を滑らせ、ボクはゆっくりとあたりを見渡す。壁の隅を見ても、どこを見ても、くもの巣やネズミの糞は落ちておらず、魔法のように埃は消失していた。

「す、すばらしい……」

「でしょ」

 どうやら、掃除のプリンス様ははるか少年の方だったらしい。彼も片手間にエプロンを畳みながら、ぐにゃりとカーブした階段をおりてきた。お掃除の貴公子は言う。

「……お掃除も終わったことだし、ミイラのことについて話したいんだけど良いかな」

「ああ、そういえば。うん、何だっけ」

 ミイラちゃんを育成するにすばらしい衛生環境が整ったって話だっけ? そもそもあれは死体なのだから、“育成”はおかしいか。

「どう処理するか……ってことかな」

「概ねそうだけど、ちょっと違うかな。処理する前にが居るんだ」

「相談?」


「そう。相談しよう!」

「そうしよう!」

 ノリと成り行きで生きているのであしからず。このときのボクには、少なくともが誰かは分からなかったし、ここで実名を明かされていたら、絶対にはるかについていかなかったとも思う。
 
 ボクらは明日、ミイラちゃんについてとやらに相談することになったのであった。


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