3 / 3
第閑話3『万年筆の中の地獄』
しおりを挟む
「……死んで、ない」
目に入ったのは、真っ白な天井だった。
冷たい廊下でも、血みどろのコンクリートの上でもない。ふかふかとしたベッドの上に、私はいた。腕がある、首がある、頭がある。千切れた筈の、全てがあった。
カチ、カチと音を立てる時計に目をやると、丁度六時を指していた。ふと、棚の上のスマホを見てみても、日付は昨日より進んでいる。天追カコミは生きて、明日を迎えたのだ。
「夢?」
口に出すのも恥ずかしい程、鮮明な夢だ。窓から落ちた感覚も、化け物の断末魔も、自分が流した血液も、その全てを覚えている。ただ、夢でないことの証拠は、何一つ無かった。五体満足で生きている。これが、夢であることの揺るぎない証拠。
こんなの、誰に話しても笑われるだけだ。私は、片足で飛び起きて、
「──天追さん、おはようございます」
「……どうも」
部屋から出ようとした矢先、白衣のナースが入口を塞いだ。彼女は、愛想よくにこにこと笑って、お加減はいかがですか~? と聞いてきた。この手の人は苦手である。たとえば、美容院の店員とか。いかなる状況下でも、半強制的に会話を求められ、プライベートゾーンに侵入される。
学生さんですかぁ。何年生ですかぁ。今何にハマってますう。
それも、女同士のおしゃべりほど不毛なものは無い。同じ内容のことを同じように話して、あたかも初めて聞いたかのようなリアクションをして見せ、嫌われないように躱す。だから、つまらない。テンプレは、つまらないのだ。
「私は会話がしたいのであって、挨拶がしたいわけじゃないわ」
「そうですよね、入院生活って退屈ですもんねー」
「……ええ、そうですね。あ、あの」
「何でしょう。お手洗いですかぁ」
「いえ、違うわ……違くて。この病室、いわくつき? それか、この病院自体が、そういう感じあったりするのかしら」
「そういう感じ、ですかぁ」
分かっているのか分かっていないのか、あざとく唇を尖らせる彼女は、くねくねとしながら、
「あー! その万年筆、院長のでしょぉ」
と私の胸を指した。
「ええ、昨日、もらって……」
あのジジ医、院長だったのか。彼女は両手を頬に添え、思い出したように声を上げた。
「あー、そうそう! そぉれ、その万年筆を持ってると見えるんですって、変なものが。あの人が院長になる前は、確か他の人が持ってたんですよ」
「はあ!? それって患者さん? それとも医療従事者の誰か?」
「うーん、患者さんだったかしらぁ。でもね、病んじゃったのよ、その人。急に鬼が見えるー! とか、何とか言ってて、精神科病棟の方に移されちゃったんですって」
「お、────鬼?」
その言葉に、私は動きを止めざるを得なかった。もしかして、昨日の夜襲ってきた化け物は、鬼だったのだろうか。
「うん、たまにいるのよねぇ、見えないもの見えちゃう人。まあ、その大半は薬物やってるんだけどねー」
「鬼……」
「患ってるんだろうね、そういう人って、心」
「その、ジジ医……じゃなくて院長は見えたの? その鬼ってやつ」
「うーん、まあ、ね。でも、誰も信じなかったから、院長、その話するのすぐやめちゃったのよ」
「あ、そ……」
「天追さんも見えたら言ってね、鬼ってやつ」
なんてね、と、恋に落ちそうな程柔らかい笑みを浮かべて、白衣の天使は去っていった。
「とりあえず、ジジ医のところに行かないとね」
鬼が見える万年筆なんて。とんでもない厄をおしつけてきたものだ。
胸のそれを軽く振ると、ちゃぷっと音がした。
「インクは入ってるの、一丁前ね」
××××
「うーん、そっか、鬼ねえ……。精神病棟に移動する?」
私にそう返したのは、他でもないあのジジ医院長だ。廊下ですれ違ったとき、私は思わず彼の白衣を引き留めてしまったのだ。仕方がないだろう。聞きたいことは山ほどあるのだから。
「──しないわよ。真剣に答えて、あれは鬼? あんたも知っているの? あの万年筆は? あんたは何者?」
冗談は軽く躱して質問の雨を降らせる。こっちは談笑の時間が、一秒でも惜しいのだ。
「ちょっとちょっと、質問は一個に絞ってくれないと」
「ジジイのくせにケチなこと言ってんじゃないわよ、その両手使えなくしてあげましょうか?」
「片手片足使えない君に言われてもなあ」
大袈裟に肩を竦める彼は、如何にも胡散臭かった。私に隠し事だなんて、実に不可解。そんな返しも、実に不愉快。
「じゃあせめて、教えてくれる? 私が死んだのは……あれは、夢なのかしら?」
「あの痛み、落ちた感覚、血のにおい、あれが偽物に思えるかい?」
「──思えない」
それだけは、はっきりと答えられた。この男も、あれを経験しているのかと思うと、ゾッとした。よく正気で居られるものだ。彼は、
「それが答えさ」
と、一呼吸置いてから、
「その万年筆を持つ限り、君は毎夜、化け物に追われ、死に続けることになる。死んで、生き返って、死んで、また生き返って。そんな終わらないゲームのプレイヤーに選ばれたんだよ、君は」
「はあ!? これから、毎晩って──」
条件付きや不定期で起こるのではなく、毎晩。その言葉がずしりと伸し掛かってくる。これから、毎夜毎回毎度のごとく殺され、魘されなければならないというのか。
病院は治療を行う場所ではなかったのか。
「や、病むに決まってるじゃない、こんな無理ゲー……」
しかも、私は片手片足不能のハンデあり。これが人生初めての負け確定!? ジジ医はこちらを一ミリも気にせず淡々と続けた。
「化け物に勝てば、あの夜は終わるかもしれないけどね」
「あんた、なんて物を渡してくれてんのよ! それに今まではあんたがやってたことなんでしょ!? 許されるのかしら、患者に苦痛を転嫁するなんて!」
「生憎、僕はもうすぐ、使えなくなる」
「────は?」
何を言っているのか、それが容易に理解できるものでないことだけを悟り、私は口をつぐんだ。彼は頭を抱え、がりがりと掻き毟り、言った。まるで、精神でも侵されているかのように。やはり、異常を来しているかのように。
「だから君に託したんだ。長かった、長い、長い戦いだった。でも、僕じゃ何も変わらなかったんだよ……何も、何もかも変えられなかった」
「何言ってんの……? ちゃんと説明しなさいよ!! 死んだのが夢じゃないなら、あれは一体何なの?」
漠然とした明確な恐怖に、毒の霧の中にでも取り残されているような気分だった。彼が呟いたのは独り言、こちらに有益な情報は、何一つも明かされていない。このままじゃ、駄目なのに。院長はこちらを見もせず、歩き出した。
「考えることなんて、無駄だよ」
「じゃあ考えるなって言うの?」
「ああ、そうだね」
「それ、あまりにも無責任よ」
私は壁に片手を付き、けんけんしながら追いかける。歩みを進めるスピードは、怪我人に微塵の配慮もないものだった。
「これだけは言っておこう。このゲームの注意事項だ」
「何よ、ルールなんてあるの?」
「君が降参すれば、ここにいる患者全てが食い殺されることになる」
「なっ」
「万年筆を捨てても同様、誰かに託してもその未来は伺えない。でも君なら──」
『────降参しろ』
瞬間。
声が、した。
くぐもったような声が、私の鼓膜の内側を確かに震わせた。降参しろ、とそう言った。院長の表情は、ここからは伺えない。どんな想いで、何を私に託したいのか。何がそれを妨げようとしているのか、それを謀ることは出来ないだろう。ただ一つ、分かることがあるなら、
「意思も口も一丁前な君に、降参の二文字は有り得ないだろう?」
この三、四日のうちに、彼は一番肝心なことを知り得たらしい。そうだ。その通り、私も、深く頷く。
「もちろんよ。死にっぱなしも勝ち逃げも、私は二度と許さない」
「ああ、それでこそ」
「やってやるわよ、この天追カコミがね」
期間は完治までの三ヶ月。それまでに、鬼に勝つ。失敗すれば、食われる。降参すれば皆殺し。ただそれだけのことなのだ。
「強者は勝つ。私がいつも、勝ってきたようにね」
天追カコミの命がけの鬼ごっこが、静かに、そして微かに、幕を上げたのだった。
目に入ったのは、真っ白な天井だった。
冷たい廊下でも、血みどろのコンクリートの上でもない。ふかふかとしたベッドの上に、私はいた。腕がある、首がある、頭がある。千切れた筈の、全てがあった。
カチ、カチと音を立てる時計に目をやると、丁度六時を指していた。ふと、棚の上のスマホを見てみても、日付は昨日より進んでいる。天追カコミは生きて、明日を迎えたのだ。
「夢?」
口に出すのも恥ずかしい程、鮮明な夢だ。窓から落ちた感覚も、化け物の断末魔も、自分が流した血液も、その全てを覚えている。ただ、夢でないことの証拠は、何一つ無かった。五体満足で生きている。これが、夢であることの揺るぎない証拠。
こんなの、誰に話しても笑われるだけだ。私は、片足で飛び起きて、
「──天追さん、おはようございます」
「……どうも」
部屋から出ようとした矢先、白衣のナースが入口を塞いだ。彼女は、愛想よくにこにこと笑って、お加減はいかがですか~? と聞いてきた。この手の人は苦手である。たとえば、美容院の店員とか。いかなる状況下でも、半強制的に会話を求められ、プライベートゾーンに侵入される。
学生さんですかぁ。何年生ですかぁ。今何にハマってますう。
それも、女同士のおしゃべりほど不毛なものは無い。同じ内容のことを同じように話して、あたかも初めて聞いたかのようなリアクションをして見せ、嫌われないように躱す。だから、つまらない。テンプレは、つまらないのだ。
「私は会話がしたいのであって、挨拶がしたいわけじゃないわ」
「そうですよね、入院生活って退屈ですもんねー」
「……ええ、そうですね。あ、あの」
「何でしょう。お手洗いですかぁ」
「いえ、違うわ……違くて。この病室、いわくつき? それか、この病院自体が、そういう感じあったりするのかしら」
「そういう感じ、ですかぁ」
分かっているのか分かっていないのか、あざとく唇を尖らせる彼女は、くねくねとしながら、
「あー! その万年筆、院長のでしょぉ」
と私の胸を指した。
「ええ、昨日、もらって……」
あのジジ医、院長だったのか。彼女は両手を頬に添え、思い出したように声を上げた。
「あー、そうそう! そぉれ、その万年筆を持ってると見えるんですって、変なものが。あの人が院長になる前は、確か他の人が持ってたんですよ」
「はあ!? それって患者さん? それとも医療従事者の誰か?」
「うーん、患者さんだったかしらぁ。でもね、病んじゃったのよ、その人。急に鬼が見えるー! とか、何とか言ってて、精神科病棟の方に移されちゃったんですって」
「お、────鬼?」
その言葉に、私は動きを止めざるを得なかった。もしかして、昨日の夜襲ってきた化け物は、鬼だったのだろうか。
「うん、たまにいるのよねぇ、見えないもの見えちゃう人。まあ、その大半は薬物やってるんだけどねー」
「鬼……」
「患ってるんだろうね、そういう人って、心」
「その、ジジ医……じゃなくて院長は見えたの? その鬼ってやつ」
「うーん、まあ、ね。でも、誰も信じなかったから、院長、その話するのすぐやめちゃったのよ」
「あ、そ……」
「天追さんも見えたら言ってね、鬼ってやつ」
なんてね、と、恋に落ちそうな程柔らかい笑みを浮かべて、白衣の天使は去っていった。
「とりあえず、ジジ医のところに行かないとね」
鬼が見える万年筆なんて。とんでもない厄をおしつけてきたものだ。
胸のそれを軽く振ると、ちゃぷっと音がした。
「インクは入ってるの、一丁前ね」
××××
「うーん、そっか、鬼ねえ……。精神病棟に移動する?」
私にそう返したのは、他でもないあのジジ医院長だ。廊下ですれ違ったとき、私は思わず彼の白衣を引き留めてしまったのだ。仕方がないだろう。聞きたいことは山ほどあるのだから。
「──しないわよ。真剣に答えて、あれは鬼? あんたも知っているの? あの万年筆は? あんたは何者?」
冗談は軽く躱して質問の雨を降らせる。こっちは談笑の時間が、一秒でも惜しいのだ。
「ちょっとちょっと、質問は一個に絞ってくれないと」
「ジジイのくせにケチなこと言ってんじゃないわよ、その両手使えなくしてあげましょうか?」
「片手片足使えない君に言われてもなあ」
大袈裟に肩を竦める彼は、如何にも胡散臭かった。私に隠し事だなんて、実に不可解。そんな返しも、実に不愉快。
「じゃあせめて、教えてくれる? 私が死んだのは……あれは、夢なのかしら?」
「あの痛み、落ちた感覚、血のにおい、あれが偽物に思えるかい?」
「──思えない」
それだけは、はっきりと答えられた。この男も、あれを経験しているのかと思うと、ゾッとした。よく正気で居られるものだ。彼は、
「それが答えさ」
と、一呼吸置いてから、
「その万年筆を持つ限り、君は毎夜、化け物に追われ、死に続けることになる。死んで、生き返って、死んで、また生き返って。そんな終わらないゲームのプレイヤーに選ばれたんだよ、君は」
「はあ!? これから、毎晩って──」
条件付きや不定期で起こるのではなく、毎晩。その言葉がずしりと伸し掛かってくる。これから、毎夜毎回毎度のごとく殺され、魘されなければならないというのか。
病院は治療を行う場所ではなかったのか。
「や、病むに決まってるじゃない、こんな無理ゲー……」
しかも、私は片手片足不能のハンデあり。これが人生初めての負け確定!? ジジ医はこちらを一ミリも気にせず淡々と続けた。
「化け物に勝てば、あの夜は終わるかもしれないけどね」
「あんた、なんて物を渡してくれてんのよ! それに今まではあんたがやってたことなんでしょ!? 許されるのかしら、患者に苦痛を転嫁するなんて!」
「生憎、僕はもうすぐ、使えなくなる」
「────は?」
何を言っているのか、それが容易に理解できるものでないことだけを悟り、私は口をつぐんだ。彼は頭を抱え、がりがりと掻き毟り、言った。まるで、精神でも侵されているかのように。やはり、異常を来しているかのように。
「だから君に託したんだ。長かった、長い、長い戦いだった。でも、僕じゃ何も変わらなかったんだよ……何も、何もかも変えられなかった」
「何言ってんの……? ちゃんと説明しなさいよ!! 死んだのが夢じゃないなら、あれは一体何なの?」
漠然とした明確な恐怖に、毒の霧の中にでも取り残されているような気分だった。彼が呟いたのは独り言、こちらに有益な情報は、何一つも明かされていない。このままじゃ、駄目なのに。院長はこちらを見もせず、歩き出した。
「考えることなんて、無駄だよ」
「じゃあ考えるなって言うの?」
「ああ、そうだね」
「それ、あまりにも無責任よ」
私は壁に片手を付き、けんけんしながら追いかける。歩みを進めるスピードは、怪我人に微塵の配慮もないものだった。
「これだけは言っておこう。このゲームの注意事項だ」
「何よ、ルールなんてあるの?」
「君が降参すれば、ここにいる患者全てが食い殺されることになる」
「なっ」
「万年筆を捨てても同様、誰かに託してもその未来は伺えない。でも君なら──」
『────降参しろ』
瞬間。
声が、した。
くぐもったような声が、私の鼓膜の内側を確かに震わせた。降参しろ、とそう言った。院長の表情は、ここからは伺えない。どんな想いで、何を私に託したいのか。何がそれを妨げようとしているのか、それを謀ることは出来ないだろう。ただ一つ、分かることがあるなら、
「意思も口も一丁前な君に、降参の二文字は有り得ないだろう?」
この三、四日のうちに、彼は一番肝心なことを知り得たらしい。そうだ。その通り、私も、深く頷く。
「もちろんよ。死にっぱなしも勝ち逃げも、私は二度と許さない」
「ああ、それでこそ」
「やってやるわよ、この天追カコミがね」
期間は完治までの三ヶ月。それまでに、鬼に勝つ。失敗すれば、食われる。降参すれば皆殺し。ただそれだけのことなのだ。
「強者は勝つ。私がいつも、勝ってきたようにね」
天追カコミの命がけの鬼ごっこが、静かに、そして微かに、幕を上げたのだった。
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【R18】スライム調教
不死じゃない不死鳥(ただのニワトリ)
ホラー
スライムに調教されちゃうお話です
「どうしよう、どうしよう」
Aは泣きながらシャワーを浴びていた。
スライムを入れられてしまったお腹。
中でスライムポコポコと動いているのが外からでも分かった。
「もし出そうとしたら、その子達は暴れて君の内臓をめちゃくちゃにするわよ。
だから変なことなんて考えないでね」
スライムをいれた店主の言葉が再びAの頭の中をよぎった。
彼女の言葉が本当ならば、もうスライムを出すことは不可能だった。
それに出そうにも店主によってお尻に栓を付けられてしまっているためそれも難しかった。
「こらから、どうなっちゃうんだろう」
主人公がスライムをお尻から入れられてしまうお話です。
汚い内容は一切書く気はありません。また人物はアルファベットで表記しており
性別もどちらでも捉えられるようにしています。お好きな設定でお読みください。
※続きを書くつもりはなかったのですが想像以上に閲覧数が多いため、少しだけ続きを書くことにしました。
私を支配するあの子
葛原そしお
ホラー
咲良花奈の通う中学のクラスにはいじめがあった。いじめの対象となる子は『ブタ』と呼ばれた。そのいじめを主導する砂村大麗花に、花奈は目をつけられた。そのいじめの対象に選ばれた花奈を、別のクラスの羽鳥英梨沙が救う。花奈は英梨沙のことを慕うが、英梨沙には企みがあった。
※注意:暴力、流血、殺人、いじめ、性的暴行、スカトロ表現あり
性的イジメ
ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。
作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。
全二話 毎週日曜日正午にUPされます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる