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第四十六章
1436 ウキウキ
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( エイミ )
「 パワーアップしたのか……?
クソっ……。なんて面倒なヤツなんだ。 」
ザップルさんが苦々しい表情でそう言った直後、隣にいたパウロさんが突然「 おいっ!上を見ろ!! 」と叫ぶ。
ハッ!としてパウロさんが指し示した方向を見ると、ヘビの頭上に出現した魔法陣が、後方のモンスター達や、ゾンビモンスター達の頭上にも多数出現し、同様にキラキラ光る雨が降り注いでいた。
まさか────……?
「 ……ふん。随分と広範囲に強化魔法を掛けてくれたみたいだねぇ。 」
オリビア様が面倒くさそうに呟くと、サロさんが目を細めてその範囲を確認する。
「 凄いなぁ……。かなり強力なバフなのに、あれだけの範囲を一瞬で……。 」
「 ホント厄介なヤツ!
皆────!!今までよりモンスター達は格段に強くなっちまったらしいから気を付けて!! 」
クロエさんが舌打ちしながら皆に向かって叫ぶと、全員が「「「 おおお────!! 」」」と心得た様に返事を返した。
すると、ゾンビモンスター達が一斉に前に出て、仲間たちの前衛班に突っ込んでいったが……そこで一番最初に飛び出したのは、【 春の三毛猫 】であった。
「 よ~し!俺の新スキル!喰らえ!! 」
リーダーであるジンさんは、大きく飛び上がり、そのまま地面に剣を思い切り突き刺す。
すると────……。
ドン!ドン!!ドドドン!!!!
下の地面から沢山の土の剣が飛び出してきて、その上にいるモンスター達を空に打ち上げた。
<岩戦士の資質> (ユニークスキル)
< 打ち上げ花岩 >
土、岩、石など、土属性に属する物質を自在に変化させ、敵に広範囲かつ高火力攻撃を与える攻撃系スキル
レベルが低い相手は粉砕され、レベルが高いモンスターなら打ち上げ効果がある
その強さは力、体力、土属性魔力値、柔軟性によって決定する
(発現条件)
一定以上の力、体力、土属性魔力値、柔軟性を持つ事
一定以上の精神的ショック状態を経験し、精神耐性値を上回り気絶後、一定以上の柔軟性と順応力を手に入れる事
「 ヘリオ!シュリ────!! 」
ジンさんが後ろに向かって名前を叫ぶと、二人は同時に杖を空へと向ける。
すると、空いっぱいにパッ!パッ!パッ!!と光の花爆弾の様なモノが出現し、打ち上がったモンスター達が全員吹き飛んだ。
<介助師の資質> (ユニークスキル)
< 手花の戦 >
魔法やスキルの効果をUPし、その範囲を広げてくれるサポート系スキル
献身、意欲、勤勉、柔軟性が高い程効果はUPする
(発現条件)
一定以上の魔力、魔力操作、献身、意欲、勤勉、柔軟性を持つ事
一定以上の精神的ショック状態を経験し、精神耐性値を上回り気絶後、一定以上の柔軟性と順応力を手に入れる事
<魔法士の資質> (ユニークスキル)
< 電撃の空花 >
雷属性の超広範囲魔法攻撃系スキル
電撃の小さな光を沢山創り出し、小さな爆発を起こす事でそれが瞬く間に広がっていく
その衝撃と電撃は自身の魔力、魔力操作、雷属性魔力値、柔軟性が高い程、更に相手の体力値が低いほど威力が増す
(発現条件)
一定以上の魔力、魔力操作、雷属性魔力値、柔軟性を持つ事
一定以上の精神的ショック状態を経験し、精神耐性値を上回り気絶後、一定以上の柔軟性と順応力を手に入れる事
まさに電光石火の攻撃にモンスターの前衛陣は全滅し、後方のモンスタータ達が狼狽えがむしゃらに遠方攻撃をしてこようとしたのだが、ヘリオさんとシュリさんが、前方に飛び出す人物に向かって声を上げた。
「「 レイラ!!お願いしまーす! 」」
「 ほいっ、キター!! 」
大きく飛び出したレイラさんは、魔法陣を描きそれに両手をトンッとつける。
すると、その魔法陣から大量の煙が噴射し、モンスター達の姿をぼやけさせた。
<忍び人の資質> (ユニークスキル)
< モヤモヤ煙爆弾 >
敵をモヤモヤした煙で隠し、命中率や回避率を大幅に下げるデバフ系スキル
まれに混乱、恐怖も付与されるため、お互いを攻撃してしまう事もある
更にその範囲、ダウン値は、自身の器用さ、運値、精神的耐久性、柔軟性によってUPする
(発現条件)
一定以上の器用さ、運値、精神的耐久性、柔軟性を持つ事
一定以上の精神的ショック状態を経験し、精神耐性値を上回り気絶後、一定以上の柔軟性と順応力を手に入れる事
レイラさんのスキルによってモンスターは一時的なパニックを起こし動きが止まると、今がチャンス!と全冒険者の目が光る。
「 今がチャ~ンス!! 」
「 一斉に掛かるぞ────!!! 」
” わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ────っ!!!! ”
一斉に飛びかかる勢いでモンスター達を倒していく仲間たちを見て、出遅れたパウロさんが汗を掻きながらポリポリと頬を掻いた。
「 ……あいつらウキウキだ……。 」
「 うむ!俺も楽しい!ウキウキだ! 」
困り顔のパウロさんとは対照的に、ザップルさんは嬉しそうに笑う。
「 あ~……ナックルとゲイルの時のさ~……。 」
「 鬱憤が溜まってましたもんね。 」
クロエさんとサロさんが、顔を見合わせ頷きあうと、それに便乗する形で、ヘンドリク様がフォッフォッフォ~!と軽快に笑った。
「 これが正しい悪の使い道というモノじゃろう。
辛い日々は、ちょっとやそっとじゃ切れない絆と強さを与えてくれたというわけじゃ。
ありがたや~ありがたや~。 」
「 ……相変わらずポジティブですね。 」
いつも通りの余裕を見せたヘンドリク様に呆れてしまうが……確かに言っている事はその通り。
あの我慢、我慢の日々は、冒険者たちの心をしっかりと繋いでくれて、こうして今、最高のチームワークを可能にしてくれる。
正直八つ当たりという状況ではあるが、今は好都合!
しかも……。
「 きっとそれだけじゃないですけどね。 」
自分の目の前に広がる新たな世界を見つめ、私はワクワクした気持ちになった。
「 パワーアップしたのか……?
クソっ……。なんて面倒なヤツなんだ。 」
ザップルさんが苦々しい表情でそう言った直後、隣にいたパウロさんが突然「 おいっ!上を見ろ!! 」と叫ぶ。
ハッ!としてパウロさんが指し示した方向を見ると、ヘビの頭上に出現した魔法陣が、後方のモンスター達や、ゾンビモンスター達の頭上にも多数出現し、同様にキラキラ光る雨が降り注いでいた。
まさか────……?
「 ……ふん。随分と広範囲に強化魔法を掛けてくれたみたいだねぇ。 」
オリビア様が面倒くさそうに呟くと、サロさんが目を細めてその範囲を確認する。
「 凄いなぁ……。かなり強力なバフなのに、あれだけの範囲を一瞬で……。 」
「 ホント厄介なヤツ!
皆────!!今までよりモンスター達は格段に強くなっちまったらしいから気を付けて!! 」
クロエさんが舌打ちしながら皆に向かって叫ぶと、全員が「「「 おおお────!! 」」」と心得た様に返事を返した。
すると、ゾンビモンスター達が一斉に前に出て、仲間たちの前衛班に突っ込んでいったが……そこで一番最初に飛び出したのは、【 春の三毛猫 】であった。
「 よ~し!俺の新スキル!喰らえ!! 」
リーダーであるジンさんは、大きく飛び上がり、そのまま地面に剣を思い切り突き刺す。
すると────……。
ドン!ドン!!ドドドン!!!!
下の地面から沢山の土の剣が飛び出してきて、その上にいるモンスター達を空に打ち上げた。
<岩戦士の資質> (ユニークスキル)
< 打ち上げ花岩 >
土、岩、石など、土属性に属する物質を自在に変化させ、敵に広範囲かつ高火力攻撃を与える攻撃系スキル
レベルが低い相手は粉砕され、レベルが高いモンスターなら打ち上げ効果がある
その強さは力、体力、土属性魔力値、柔軟性によって決定する
(発現条件)
一定以上の力、体力、土属性魔力値、柔軟性を持つ事
一定以上の精神的ショック状態を経験し、精神耐性値を上回り気絶後、一定以上の柔軟性と順応力を手に入れる事
「 ヘリオ!シュリ────!! 」
ジンさんが後ろに向かって名前を叫ぶと、二人は同時に杖を空へと向ける。
すると、空いっぱいにパッ!パッ!パッ!!と光の花爆弾の様なモノが出現し、打ち上がったモンスター達が全員吹き飛んだ。
<介助師の資質> (ユニークスキル)
< 手花の戦 >
魔法やスキルの効果をUPし、その範囲を広げてくれるサポート系スキル
献身、意欲、勤勉、柔軟性が高い程効果はUPする
(発現条件)
一定以上の魔力、魔力操作、献身、意欲、勤勉、柔軟性を持つ事
一定以上の精神的ショック状態を経験し、精神耐性値を上回り気絶後、一定以上の柔軟性と順応力を手に入れる事
<魔法士の資質> (ユニークスキル)
< 電撃の空花 >
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電撃の小さな光を沢山創り出し、小さな爆発を起こす事でそれが瞬く間に広がっていく
その衝撃と電撃は自身の魔力、魔力操作、雷属性魔力値、柔軟性が高い程、更に相手の体力値が低いほど威力が増す
(発現条件)
一定以上の魔力、魔力操作、雷属性魔力値、柔軟性を持つ事
一定以上の精神的ショック状態を経験し、精神耐性値を上回り気絶後、一定以上の柔軟性と順応力を手に入れる事
まさに電光石火の攻撃にモンスターの前衛陣は全滅し、後方のモンスタータ達が狼狽えがむしゃらに遠方攻撃をしてこようとしたのだが、ヘリオさんとシュリさんが、前方に飛び出す人物に向かって声を上げた。
「「 レイラ!!お願いしまーす! 」」
「 ほいっ、キター!! 」
大きく飛び出したレイラさんは、魔法陣を描きそれに両手をトンッとつける。
すると、その魔法陣から大量の煙が噴射し、モンスター達の姿をぼやけさせた。
<忍び人の資質> (ユニークスキル)
< モヤモヤ煙爆弾 >
敵をモヤモヤした煙で隠し、命中率や回避率を大幅に下げるデバフ系スキル
まれに混乱、恐怖も付与されるため、お互いを攻撃してしまう事もある
更にその範囲、ダウン値は、自身の器用さ、運値、精神的耐久性、柔軟性によってUPする
(発現条件)
一定以上の器用さ、運値、精神的耐久性、柔軟性を持つ事
一定以上の精神的ショック状態を経験し、精神耐性値を上回り気絶後、一定以上の柔軟性と順応力を手に入れる事
レイラさんのスキルによってモンスターは一時的なパニックを起こし動きが止まると、今がチャンス!と全冒険者の目が光る。
「 今がチャ~ンス!! 」
「 一斉に掛かるぞ────!!! 」
” わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ────っ!!!! ”
一斉に飛びかかる勢いでモンスター達を倒していく仲間たちを見て、出遅れたパウロさんが汗を掻きながらポリポリと頬を掻いた。
「 ……あいつらウキウキだ……。 」
「 うむ!俺も楽しい!ウキウキだ! 」
困り顔のパウロさんとは対照的に、ザップルさんは嬉しそうに笑う。
「 あ~……ナックルとゲイルの時のさ~……。 」
「 鬱憤が溜まってましたもんね。 」
クロエさんとサロさんが、顔を見合わせ頷きあうと、それに便乗する形で、ヘンドリク様がフォッフォッフォ~!と軽快に笑った。
「 これが正しい悪の使い道というモノじゃろう。
辛い日々は、ちょっとやそっとじゃ切れない絆と強さを与えてくれたというわけじゃ。
ありがたや~ありがたや~。 」
「 ……相変わらずポジティブですね。 」
いつも通りの余裕を見せたヘンドリク様に呆れてしまうが……確かに言っている事はその通り。
あの我慢、我慢の日々は、冒険者たちの心をしっかりと繋いでくれて、こうして今、最高のチームワークを可能にしてくれる。
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しかも……。
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