1,245 / 1,315
第三十八章
1230 才のないものを努力する事
しおりを挟む
( ベリー )
「 その受験生はどんな魔法を使ったんだ?
最上級魔法か……血族系魔法か?
もしや今年受験するレイモンド家の子息が……? 」
< 血族系魔法 >
決まられた血筋を持つ者だけが使える魔法で、その特殊性から非常に強力で特異性の高いモノが多い
一人の冒険者が手を上げてそう質問すると、周りのざわつきは大きくなった。
レイモンド家と言えば、魔法特化の有名な名家。
それなら特殊性の高い魔法だと思えば……納得はできる……かも……??
う~ん……と考え込んでいると、ライトノア学院の教員達は大きく震えたまま首を横に振り、ボソッと呟いた。
「 誰かは言えない……。
ただ……使った魔法は……『 着火 』だった……。 」
それが聞こえた者たちは全員口を開けてポカン……としてしまったが、青白い顔で作業を始めた教員達に、それ以上追求もできずに、一人……また一人と、修復作業に取り掛かる。
私達も釈然としないまま、作業に取り掛かり、黒い道を土で覆い隠し修繕していった。
『 着火 』は生活魔法の一つで、非戦闘員でも割と簡単に使える魔法の一つだ。
指にポッ……と小さな火を灯すだけの魔法で ” 飛ばす ” という概念は存在しないはず。
だから、この日作業にあたった者たちは、私達も含めて一つの結論を出した。
” 恐らくこれは学院が保持している魔道具、もしくは魔法の暴走事故だろう。 ” と。
そして土であっという間に黒い道が隠れてしまうと、やっと全員が落ち着きを取り戻し、通常業務へと戻っていく。
私達も【 剛腕ガールズカフェ 】へと戻り、通常勤務へと戻ったのだが、それからしばらくして、扉の前で4人程の魔力反応を感じ、お客さんかな?と思ってその気配を探る。
一つは中々強い気配……これは魔力の量からも獣人族。
それと性質の類似した反応……この人物も獣人族。
そしてもう二人は魔力の質から考えて、戦闘職ではない一般人の様だ。
少しの間様子を伺っていたのだが、中々入ってこないのでドアを開けてあげる事にした。
────バンッ!!!
軽く開けたつもりだったが、ちょうど前に立っていたのが一般人っぽい二人の人物であったため、軽々と吹っ飛んでいってしまう。
だ、大丈夫かな……?
少々焦って吹っ飛んでしまった二人を見つめたが、すぐに復活し素早い動きで戻ってきたので、そのタフさに驚かされた。
弱々しい肉体に少なめな魔力……どうやらスタンダードな人族の様だ。
怪我がなかった様でホッとして、その後店を案内する事にしたのだが……二人は野ネズミのようにチョコチョコと動いては、こちらに対しとても紳士的な態度で接してくれた。
人族……しかも、こんな弱々しい子たちが、こんなザ・戦闘職な存在に対し女性扱いしてくるとは……。
それに面くらい、興味が湧いた私は、その二人の魔力をじっくりと観察する。
魔力量は少なそうだが、凄く綺麗な流れで一定に保たれている魔力。
それだけでも相当努力した事が読み取れ、単純に凄いなと尊敬する気持ちが湧いた。
私達は母親譲りの戦闘に適した肉体と資質を受け継いで生まれてきた。
正直戦う事はあまり好きではなかったが、その才は努力をあっさり受け入れてくれて、どんどんできる事が増えていく。
上達が早ければ、その分辛くて苦しい時も多かったが、楽しさも得ることができた。
しかし、仮にその才がなかったら?
そう考えると背筋が凍る。
努力しても努力してもついてこない結果。
毎日が辛くて辛くて堪らなくなると思う。
何のためにこんな辛い事をし続けなければならないのか?
そうして目的を失い、周りを見ては " 自分は劣った存在なのだ " と負の感情に飲まれていく。
それを皆知っているから、結果のついてこない才のないモノをずっと頑張れない。
ある程度自分に合うモノを選び、それに向かい努力する事が幸せになる近道だと、大体の人たちは知っている。
でも……。
私の脳裏には、父の姿が映った。
才のないモノをひたすら努力し、見事それを掴んだ凄い人の事を。
凄いなぁ……。
才のないモノを努力するのは、普通の何千倍……いや、何万倍も努力がいる。
それを自分を保ったまま努力し続けるのって、凄い事だ。
感心しながら、その二人と獣人の二人を席に案内した後、キュイちゃんが飲み物を持ってきてくれたのだが、なんとその凄い二人は私達を警備スタッフか何かだと思っていたらしい。
違うと告げるとガガーン!とショックを受けた様だが、やはり態度は変わらず紳士的だった。
これも凄い事だなと思う。
だって少なくとも私達が出会ってきた男性は、好みから外れた女性に対して冷たい人たちが多かったから。
特に戦闘職で強いと知った時の態度ときたら、無駄に張り合おうとしてきたり、酷い時には口で攻撃して優位に立とうとしたりと最悪な人たちもいたし……。
しみじみと今まで出会ってきた ” 男性 ” というモノを思い出し、ハァ……と大きなため息が漏れる。
でも、好みに外れていてもきちんと態度を崩さす努力をしてくれる。
なんだかそれが対等に扱って貰っている様で嬉しかった。
その喜びそのままに、恐らく同じ気持ちだったキュイちゃんと同時に二人の腰を掴み、お気に入りのテディベアを抱っこする様に膝の上に乗せる。
「 私は< ベリー >と申します。
歳は17歳。よろしくお願いしま~す! 」
「 私は< キュイ >!
同じく17歳。楽しく飲みましょ~! 」
「 その受験生はどんな魔法を使ったんだ?
最上級魔法か……血族系魔法か?
もしや今年受験するレイモンド家の子息が……? 」
< 血族系魔法 >
決まられた血筋を持つ者だけが使える魔法で、その特殊性から非常に強力で特異性の高いモノが多い
一人の冒険者が手を上げてそう質問すると、周りのざわつきは大きくなった。
レイモンド家と言えば、魔法特化の有名な名家。
それなら特殊性の高い魔法だと思えば……納得はできる……かも……??
う~ん……と考え込んでいると、ライトノア学院の教員達は大きく震えたまま首を横に振り、ボソッと呟いた。
「 誰かは言えない……。
ただ……使った魔法は……『 着火 』だった……。 」
それが聞こえた者たちは全員口を開けてポカン……としてしまったが、青白い顔で作業を始めた教員達に、それ以上追求もできずに、一人……また一人と、修復作業に取り掛かる。
私達も釈然としないまま、作業に取り掛かり、黒い道を土で覆い隠し修繕していった。
『 着火 』は生活魔法の一つで、非戦闘員でも割と簡単に使える魔法の一つだ。
指にポッ……と小さな火を灯すだけの魔法で ” 飛ばす ” という概念は存在しないはず。
だから、この日作業にあたった者たちは、私達も含めて一つの結論を出した。
” 恐らくこれは学院が保持している魔道具、もしくは魔法の暴走事故だろう。 ” と。
そして土であっという間に黒い道が隠れてしまうと、やっと全員が落ち着きを取り戻し、通常業務へと戻っていく。
私達も【 剛腕ガールズカフェ 】へと戻り、通常勤務へと戻ったのだが、それからしばらくして、扉の前で4人程の魔力反応を感じ、お客さんかな?と思ってその気配を探る。
一つは中々強い気配……これは魔力の量からも獣人族。
それと性質の類似した反応……この人物も獣人族。
そしてもう二人は魔力の質から考えて、戦闘職ではない一般人の様だ。
少しの間様子を伺っていたのだが、中々入ってこないのでドアを開けてあげる事にした。
────バンッ!!!
軽く開けたつもりだったが、ちょうど前に立っていたのが一般人っぽい二人の人物であったため、軽々と吹っ飛んでいってしまう。
だ、大丈夫かな……?
少々焦って吹っ飛んでしまった二人を見つめたが、すぐに復活し素早い動きで戻ってきたので、そのタフさに驚かされた。
弱々しい肉体に少なめな魔力……どうやらスタンダードな人族の様だ。
怪我がなかった様でホッとして、その後店を案内する事にしたのだが……二人は野ネズミのようにチョコチョコと動いては、こちらに対しとても紳士的な態度で接してくれた。
人族……しかも、こんな弱々しい子たちが、こんなザ・戦闘職な存在に対し女性扱いしてくるとは……。
それに面くらい、興味が湧いた私は、その二人の魔力をじっくりと観察する。
魔力量は少なそうだが、凄く綺麗な流れで一定に保たれている魔力。
それだけでも相当努力した事が読み取れ、単純に凄いなと尊敬する気持ちが湧いた。
私達は母親譲りの戦闘に適した肉体と資質を受け継いで生まれてきた。
正直戦う事はあまり好きではなかったが、その才は努力をあっさり受け入れてくれて、どんどんできる事が増えていく。
上達が早ければ、その分辛くて苦しい時も多かったが、楽しさも得ることができた。
しかし、仮にその才がなかったら?
そう考えると背筋が凍る。
努力しても努力してもついてこない結果。
毎日が辛くて辛くて堪らなくなると思う。
何のためにこんな辛い事をし続けなければならないのか?
そうして目的を失い、周りを見ては " 自分は劣った存在なのだ " と負の感情に飲まれていく。
それを皆知っているから、結果のついてこない才のないモノをずっと頑張れない。
ある程度自分に合うモノを選び、それに向かい努力する事が幸せになる近道だと、大体の人たちは知っている。
でも……。
私の脳裏には、父の姿が映った。
才のないモノをひたすら努力し、見事それを掴んだ凄い人の事を。
凄いなぁ……。
才のないモノを努力するのは、普通の何千倍……いや、何万倍も努力がいる。
それを自分を保ったまま努力し続けるのって、凄い事だ。
感心しながら、その二人と獣人の二人を席に案内した後、キュイちゃんが飲み物を持ってきてくれたのだが、なんとその凄い二人は私達を警備スタッフか何かだと思っていたらしい。
違うと告げるとガガーン!とショックを受けた様だが、やはり態度は変わらず紳士的だった。
これも凄い事だなと思う。
だって少なくとも私達が出会ってきた男性は、好みから外れた女性に対して冷たい人たちが多かったから。
特に戦闘職で強いと知った時の態度ときたら、無駄に張り合おうとしてきたり、酷い時には口で攻撃して優位に立とうとしたりと最悪な人たちもいたし……。
しみじみと今まで出会ってきた ” 男性 ” というモノを思い出し、ハァ……と大きなため息が漏れる。
でも、好みに外れていてもきちんと態度を崩さす努力をしてくれる。
なんだかそれが対等に扱って貰っている様で嬉しかった。
その喜びそのままに、恐らく同じ気持ちだったキュイちゃんと同時に二人の腰を掴み、お気に入りのテディベアを抱っこする様に膝の上に乗せる。
「 私は< ベリー >と申します。
歳は17歳。よろしくお願いしま~す! 」
「 私は< キュイ >!
同じく17歳。楽しく飲みましょ~! 」
160
お気に入りに追加
1,993
あなたにおすすめの小説
聖女召喚!……って俺、男〜しかも兵士なんだけど?
バナナ男さん
BL
主人公の現在暮らす世界は化け物に蹂躙された地獄の様な世界であった。
嘘か誠かむかしむかしのお話、世界中を黒い雲が覆い赤い雨が降って生物を化け物に変えたのだとか。
そんな世界で兵士として暮らす大樹は突然見知らぬ場所に召喚され「 世界を救って下さい、聖女様 」と言われるが、俺男〜しかも兵士なんだけど??
異世界の王子様( 最初結構なクズ、後に溺愛、執着 )✕ 強化された平凡兵士( ノンケ、チート )
途中少々無理やり的な表現ありなので注意して下さいませm(。≧Д≦。)m
名前はどうか気にしないで下さい・・
勇者パーティーハーレム!…の荷物番の俺の話
バナナ男さん
BL
突然異世界に召喚された普通の平凡アラサーおじさん< 山野 石郎 >改め【 イシ 】
世界を救う勇者とそれを支えし美少女戦士達の勇者パーティーの中・・俺の能力、ゼロ!あるのは訳の分からない< 覗く >という能力だけ。
これは、ちょっとしたおじさんイジメを受けながらもマイペースに旅に同行する荷物番のおじさんと、世界最強の力を持った勇者様のお話。
無気力、性格破綻勇者様 ✕ 平凡荷物番のおじさんのBLです。
不憫受けが書きたくて書いてみたのですが、少々意地悪な場面がありますので、どうかそういった表現が苦手なお方はご注意ください_○/|_ 土下座!
【完結】異世界転移パパは不眠症王子の抱き枕と化す~愛する息子のために底辺脱出を望みます!~
北川晶
BL
目つき最悪不眠症王子×息子溺愛パパ医者の、じれキュン異世界BL。本編と、パパの息子である小枝が主役の第二章も完結。姉の子を引き取りパパになった大樹は穴に落ち、息子の小枝が前世で過ごした異世界に転移した。戸惑いながらも、医者の知識と自身の麻酔効果スキル『スリーパー』小枝の清浄化スキル『クリーン』で人助けをするが。ひょんなことから奴隷堕ちしてしまう。医師奴隷として戦場の最前線に送られる大樹と小枝。そこで傷病人を治療しまくっていたが、第二王子ディオンの治療もすることに。だが重度の不眠症だった王子はスリーパーを欲しがり、大樹を所有奴隷にする。大きな身分差の中でふたりは徐々に距離を縮めていくが…。異世界履修済み息子とパパが底辺から抜け出すために頑張ります。大樹は奴隷の身から脱出できるのか? そしてディオンはニコイチ親子を攻略できるのか?
【完結済】(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
完結済。騎士エリオット視点を含め全10話(エリオット視点2話と主人公視点8話構成)
エロなし。騎士×妖精
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
いいねありがとうございます!励みになります。
大好きなBLゲームの世界に転生したので、最推しの隣に居座り続けます。 〜名も無き君への献身〜
7ズ
BL
異世界BLゲーム『救済のマリアージュ』。通称:Qマリには、普通のBLゲームには無い闇堕ちルートと言うものが存在していた。
攻略対象の為に手を汚す事さえ厭わない主人公闇堕ちルートは、闇の腐女子の心を掴み、大ヒットした。
そして、そのゲームにハートを打ち抜かれた光の腐女子の中にも闇堕ちルートに最推しを持つ者が居た。
しかし、大規模なファンコミュニティであっても彼女の推しについて好意的に話す者は居ない。
彼女の推しは、攻略対象の養父。ろくでなしで飲んだくれ。表ルートでは事故で命を落とし、闇堕ちルートで主人公によって殺されてしまう。
どのルートでも死の運命が確約されている名も無きキャラクターへ異常な執着と愛情をたった一人で注いでいる孤独な彼女。
ある日、眠りから目覚めたら、彼女はQマリの世界へ幼い少年の姿で転生してしまった。
異常な執着と愛情を現実へと持ち出した彼女は、最推しである養父の設定に秘められた真実を知る事となった。
果たして彼女は、死の運命から彼を救い出す事が出来るのか──?
ーーーーーーーーーーーー
狂気的なまでに一途な男(in腐女子)×名無しの訳あり飲兵衛
ヘタレな師団長様は麗しの花をひっそり愛でる
野犬 猫兄
BL
本編完結しました。
お読みくださりありがとうございます!
番外編は本編よりも文字数が多くなっていたため、取り下げ中です。
番外編へ戻すか別の話でたてるか検討中。こちらで、また改めてご連絡いたします。
第9回BL小説大賞では、ポイントを入れてくださった皆様、またお読みくださった皆様、どうもありがとうございました_(._.)_
【本編】
ある男を麗しの花と呼び、ひっそりと想いを育てていた。ある時は愛しいあまり心の中で悶え、ある時は不甲斐なさに葛藤したり、愛しい男の姿を見ては明日も頑張ろうと思う、ヘタレ男の牛のような歩み寄りと天然を炸裂させる男に相手も満更でもない様子で進むほのぼの?コメディ話。
ヘタレ真面目タイプの師団長×ツンデレタイプの師団長
2022.10.28ご連絡:2022.10.30に番外編を修正するため下げさせていただきますm(_ _;)m
2022.10.30ご連絡:番外編を引き下げました。
【取り下げ中】
【番外編】は、視点が基本ルーゼウスになります。ジーク×ルーゼ
ルーゼウス・バロル7歳。剣と魔法のある世界、アンシェント王国という小さな国に住んでいた。しかし、ある時召喚という形で、日本の大学生をしていた頃の記憶を思い出してしまう。精霊の愛し子というチートな恩恵も隠していたのに『精霊司令局』という機械音声や、残念なイケメンたちに囲まれながら、アンシェント王国や、隣国のゼネラ帝国も巻き込んで一大騒動に発展していくコメディ?なお話。
※誤字脱字は気づいたらちょこちょこ修正してます。“(. .*)
【 完結 】お嫁取りに行ったのにキラキラ幼馴染にお嫁に取られちゃった俺のお話
バナナ男さん
BL
剣や魔法、モンスターが存在する《 女神様の箱庭 》と呼ばれる世界の中、主人公の< チリル >は、最弱と呼べる男だった。 そんな力なき者には厳しいこの世界では【 嫁取り 】という儀式がある。 そこで男たちはお嫁さんを貰う事ができるのだが……その儀式は非常に過酷なモノ。死人だって出ることもある。 しかし、どうしてもお嫁が欲しいチリルは参加を決めるが、同時にキラキラ幼馴染も参加して……? 完全無欠の美形幼馴染 ✕ 最弱主人公 世界観が独特で、男性にかなり厳しい世界、一夫多妻、卵で人類が産まれるなどなどのぶっ飛び設定がありますのでご注意してくださいm(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる