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第三十七章
1197 人災
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( ザップル )
「 なっ……なんだ、この腐った様な匂いは……!
く……くせぇ~……!! 」
パウロが鼻を摘み叫ぶと、クロエやサロも口元を抑えて涙目になってこの悪臭に耐える仕草を見せる。
腐った肉の匂いに強烈な獣臭、そしてドブの匂いをそこに混ぜ込んだ様な……とにかく凄い匂いだ。
「 この匂いは……ヘンドリク様、何かご存知ですか? 」
エイミも口元を覆いながらヘンドリク様に尋ねると、ヘンドリク様は大量の汗を掻きながらゆっくりと口を開いた。
「 この嫌な魔力気配……それに強力な魔力反応は……間違いない。
Sランクモンスターじゃ。
これが……正真正銘の切り札……。
この人数で……止められるか……? 」
「 え、Sランク……!! 」
Sランクモンスターは、ある一定以上の強さや特殊能力を持ったモンスターを総じてそう呼び、普段は魔素領域から出てこない。
しかしひと度人里に降りてくれば毎回沢山の犠牲者を出し、各機関から出す先鋭の戦闘員達で結成した大部隊でも追い払うのが精一杯という程の強さを持っている。
その存在はまさに天災といえるだろう。
「 な……なぜここにSランクが……?
これも呪いの化け物の能力なのか……? 」
そう呟いたが、この化け物が現れる直前で起きた爆発を思い出し、俺はクロエの方へバッ!と視線を向けた。
すると目が合ったクロエは、直ぐに地面に耳をつける。
「 ……さっきと同じだ。独特の仕掛け音が聞こえる……。
まさかSランクモンスターを閉じ込められるなんて……一体どんなスキルを使ったんだい? 」
クロエはそう言って、ゴクリと喉を鳴らした。
やはり俺の予想は大当たり。
これは呪いの化け物ではなく、悪意ある ” 人 ” の仕業だ。
それに気づくと、心の底からそれを実行した者たちへの怒りが湧き上がる。
負の連鎖で繋がれてもいないのに、それを世に生み出そうとする者たち。
何故今ある幸せで満足できない?
何故自分の欲望を叶えるためだけに、、ここまで人を犠牲にできるんだ?
俺にはその気持ちが心底分からない!
そんな俺の気持ちなどお構いなしに、晴れた視界からおぞましいその姿が目の前に現れた。
体長は10m超え。
見上げるような巨体に、その身体は黒い牛の様。
しかし上についている顔は牛ではなく、長く伸びた首に5つの別の顔がついている。
1つ目は【 蛇の顔 】
2つ目は【 ヤギの顔 】
3つ目は【 狼の顔 】
4つ目は【 鷲の顔 】
そして5つ目は、男か女かも分からない酷く歪な【 人の顔 】
更にその5つの顔から身体全体に掛けて、至る所が腐っている様で、ドロドロとその肉が腐り落ちては、悪臭を周囲に振り撒く。
その異様な姿に周囲の仲間たちは威圧され、ジリジリと後ろに下がる中、ヘンドリク様がボソッとその正体を呟いた。
「 < キャロル・ナイト・ゾンビ >じゃ……。 」
【 Sランクモンスター 】
< キャロル・ナイト・ゾンビ >
体長10m超えの黒い牛の身体と5つの動物の顔を持つゾンビ系獣型Sランクモンスター
高い物理耐性と魔法耐性を持ち、更に5つの首達は全て全く別の特殊能力を持つ
【 蛇の顔 】
ステータスUPなどのバフ能力
【 ヤギの顔 】
爆発系魔法を得意とする攻撃魔法能力
【 狼の顔 】
物理攻撃による攻撃特化能力
【 鷲の顔 】
結界・防御能力
【 人の顔 】
回復系能力
この5つの首により攻守ともに完璧に近い上に、ゾンビ系モンスターの特徴や能力も持っているため、大部隊での討伐が必須のモンスターである
< キャロル・ナイト・ゾンビ >の名前の由来は、今はなき小さなある村に伝わる伝承にある。
その村では子供たちが悪さをする度に大人たちが必ず言う言葉があった。
それが──── ” キャロルがくるぞ ”
この ” キャロル ” とは、大人たちが考えた空想上の化け物の事で、その姿は沢山の動物の顔が生えており、悪さをした子供を食べてしまうのだという話だ。
それに子供たちは恐怖し、悪さをしなくなるというものだったが、その村はある日限界集落となってしまい街の人々は解散してその話も消えてしまった。
しかし初めてこのモンスターが人前に姿を現した時、たまたまその村出身の子孫がいたため、そう名付けられたらしい。
初めてお目にかかれたSランクモンスターにゴクリと唾を飲み込むと、エイミがボソッと隣で呟く。
「 この人数での討伐は……少々厳しいかもしれません。
応援を────。 」
エイミのそんな提案を叩き潰す様に、空を飛び回る伝電鳥が衝撃的な言葉を伝えた。
《 緊急伝達!!!
現在各所にてSランクモンスターの出現を確認っ!!!
西門傭兵ギルド < クイーン・アント >!
東門冒険者ギルド < キャロル・ゾンビ・ナイト >!
南門ライトノア学院 < ナイト・カゲロウ >!
更に街の中部にて二体 < ダーク・ツリー・フェイス >と< ジョロウ・キング >!
教会の正門 < ヒャクメ・カオス >!
教会裏門 < ピエロ・グリム・リーパー >! です!!
更に正門守備隊には────
SSランクモンスター< ロイヤル・ドラゴン >!!!
各所危険レベル計測不能!!!どうか注意して戦闘に望んで下さい!!! 》
「 なっ……なんだ、この腐った様な匂いは……!
く……くせぇ~……!! 」
パウロが鼻を摘み叫ぶと、クロエやサロも口元を抑えて涙目になってこの悪臭に耐える仕草を見せる。
腐った肉の匂いに強烈な獣臭、そしてドブの匂いをそこに混ぜ込んだ様な……とにかく凄い匂いだ。
「 この匂いは……ヘンドリク様、何かご存知ですか? 」
エイミも口元を覆いながらヘンドリク様に尋ねると、ヘンドリク様は大量の汗を掻きながらゆっくりと口を開いた。
「 この嫌な魔力気配……それに強力な魔力反応は……間違いない。
Sランクモンスターじゃ。
これが……正真正銘の切り札……。
この人数で……止められるか……? 」
「 え、Sランク……!! 」
Sランクモンスターは、ある一定以上の強さや特殊能力を持ったモンスターを総じてそう呼び、普段は魔素領域から出てこない。
しかしひと度人里に降りてくれば毎回沢山の犠牲者を出し、各機関から出す先鋭の戦闘員達で結成した大部隊でも追い払うのが精一杯という程の強さを持っている。
その存在はまさに天災といえるだろう。
「 な……なぜここにSランクが……?
これも呪いの化け物の能力なのか……? 」
そう呟いたが、この化け物が現れる直前で起きた爆発を思い出し、俺はクロエの方へバッ!と視線を向けた。
すると目が合ったクロエは、直ぐに地面に耳をつける。
「 ……さっきと同じだ。独特の仕掛け音が聞こえる……。
まさかSランクモンスターを閉じ込められるなんて……一体どんなスキルを使ったんだい? 」
クロエはそう言って、ゴクリと喉を鳴らした。
やはり俺の予想は大当たり。
これは呪いの化け物ではなく、悪意ある ” 人 ” の仕業だ。
それに気づくと、心の底からそれを実行した者たちへの怒りが湧き上がる。
負の連鎖で繋がれてもいないのに、それを世に生み出そうとする者たち。
何故今ある幸せで満足できない?
何故自分の欲望を叶えるためだけに、、ここまで人を犠牲にできるんだ?
俺にはその気持ちが心底分からない!
そんな俺の気持ちなどお構いなしに、晴れた視界からおぞましいその姿が目の前に現れた。
体長は10m超え。
見上げるような巨体に、その身体は黒い牛の様。
しかし上についている顔は牛ではなく、長く伸びた首に5つの別の顔がついている。
1つ目は【 蛇の顔 】
2つ目は【 ヤギの顔 】
3つ目は【 狼の顔 】
4つ目は【 鷲の顔 】
そして5つ目は、男か女かも分からない酷く歪な【 人の顔 】
更にその5つの顔から身体全体に掛けて、至る所が腐っている様で、ドロドロとその肉が腐り落ちては、悪臭を周囲に振り撒く。
その異様な姿に周囲の仲間たちは威圧され、ジリジリと後ろに下がる中、ヘンドリク様がボソッとその正体を呟いた。
「 < キャロル・ナイト・ゾンビ >じゃ……。 」
【 Sランクモンスター 】
< キャロル・ナイト・ゾンビ >
体長10m超えの黒い牛の身体と5つの動物の顔を持つゾンビ系獣型Sランクモンスター
高い物理耐性と魔法耐性を持ち、更に5つの首達は全て全く別の特殊能力を持つ
【 蛇の顔 】
ステータスUPなどのバフ能力
【 ヤギの顔 】
爆発系魔法を得意とする攻撃魔法能力
【 狼の顔 】
物理攻撃による攻撃特化能力
【 鷲の顔 】
結界・防御能力
【 人の顔 】
回復系能力
この5つの首により攻守ともに完璧に近い上に、ゾンビ系モンスターの特徴や能力も持っているため、大部隊での討伐が必須のモンスターである
< キャロル・ナイト・ゾンビ >の名前の由来は、今はなき小さなある村に伝わる伝承にある。
その村では子供たちが悪さをする度に大人たちが必ず言う言葉があった。
それが──── ” キャロルがくるぞ ”
この ” キャロル ” とは、大人たちが考えた空想上の化け物の事で、その姿は沢山の動物の顔が生えており、悪さをした子供を食べてしまうのだという話だ。
それに子供たちは恐怖し、悪さをしなくなるというものだったが、その村はある日限界集落となってしまい街の人々は解散してその話も消えてしまった。
しかし初めてこのモンスターが人前に姿を現した時、たまたまその村出身の子孫がいたため、そう名付けられたらしい。
初めてお目にかかれたSランクモンスターにゴクリと唾を飲み込むと、エイミがボソッと隣で呟く。
「 この人数での討伐は……少々厳しいかもしれません。
応援を────。 」
エイミのそんな提案を叩き潰す様に、空を飛び回る伝電鳥が衝撃的な言葉を伝えた。
《 緊急伝達!!!
現在各所にてSランクモンスターの出現を確認っ!!!
西門傭兵ギルド < クイーン・アント >!
東門冒険者ギルド < キャロル・ゾンビ・ナイト >!
南門ライトノア学院 < ナイト・カゲロウ >!
更に街の中部にて二体 < ダーク・ツリー・フェイス >と< ジョロウ・キング >!
教会の正門 < ヒャクメ・カオス >!
教会裏門 < ピエロ・グリム・リーパー >! です!!
更に正門守備隊には────
SSランクモンスター< ロイヤル・ドラゴン >!!!
各所危険レベル計測不能!!!どうか注意して戦闘に望んで下さい!!! 》
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