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モンスター( モンスターについて、Aランク以下〜 )
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< モンスターについて >
脅威度によってモンスター達はランク分けをされていて、
< SS、A、B、C、D、E、F、G >
・ 脅威度の低いGランク、このくらいのランクだと上手く共存関係を築き、人里で暮らし ているモンスター達も多くいる。
・ モンスターランクは、その強さではなく人型種への脅威度によって分類されている。
・モンスターランクが高い者ほど魔素が濃いところを好む
【 モンスター避け結界 】があげ玉のようなGランクモンスターには殆ど発動しない事から、体内で存在する魔素量が高ランクモンスターほど多いからでは?と一応は考えられている。
〈 瘴核(しょうかく) 〉
モンスターの心臓部に当たる部位。
非常に高いエネルギーを秘めている為様々な用途に使える。
一般的に小さな宝石の様な形をしているが、強い個体ほど大きくエネルギー量も大きい
瘴核は傷が無くても勿論使えるが、傷が無い方がエネルギーが外に漏れないため純度が高い魔導具作成ができる。
< ユニーク個体 >
モンスターの中で稀に存在する明らかな違いを持つ個体のことを言うそうで、例えば飛び抜けて知能が高かったり、やたら強かったり、種族によってはまるで人型種のスキルの様に特殊な能力を持ってたりと多種多様な能力をもっている
< 災害指定モンスター >
人をおそう危険なモンスターの場合、すぐ通報義務があること
災害級とはそれこそあの我が国が誇る最強軍団の騎士団や最高ランクの冒険者や傭兵達が時には大軍団を結成して取り組む大事件。
< 公害指定モンスター >
個体の強さとしては驚異ではないが、存在することで自然や人の生活に多大な被害を及ぼすモンスターの事。
< ランク越えモンスター >
低ランクにも関わらず実力自体はソレより上というモンスターの事
【 Aランクモンスター 】
< アサシン・ワーウルフキング >
アサシン・ワーウルフの群れの頂点に立つAランクモンスター。
毛並みは黒く、普通の個体では使えぬ風魔法を駆使しつつ更に高い知能も使って複雑な攻撃を繰り出してくるため討伐は非常に困難。
一度暴れれば、街はひとたまりもない程の被害が出ることから国指定災害級モンスターに指定されている。
< グレイド・ワイバーン >
体長5m~のワイバーン型Aランクモンスター。
性格は獰猛で非常に好戦的なため人の姿を見かければ直ぐに攻撃し、一頭でも小さな村や街なら一瞬で全滅するほど。
大きな翼で空を自在に飛び回り空から物理、魔法攻撃を同時に仕掛けてくる。
パワー・スピード・体力値、全てずば抜けており、更には高い物理耐性と魔法耐性を持っているため生半可な攻撃では傷一つつけられない。
それに加えて、知能も非常に高く集団で襲ってくる場合はチームワークを組んでくるので危険度は大きく跳ね上がる。
国指定災害級モンスターの1つ。
< マジシャンズ・ウッド >
体長10m超えの植物型Aランクモンスター。
その姿は巨大な巨木の形をしていて植物とは思えぬ非常に好戦的な性格をしており、人も積極的に襲い胴体部分にある大きな口で捕食しあっという間に消化してしまう。
高い物理、魔法耐性にあらゆるデバフに対しても耐性があり、更に攻撃面では無数に出現し伸びる枝と樹冠部に生えている葉っぱを飛ばす物理攻撃に加え、全属性魔法の適性を持っているため近距離、遠距離もほとんど隙がない。
そのため大部隊での討伐が強く推奨される。
< 岩盤エレファント >
体長20m超えの巨大象型Aモンスター。
硬い体表は物理耐性( 大 )と魔法反射の性質を持つため攻撃が通りにくい上に体力値が並外れているため倒すのが非常に困難。
また攻撃も非常に高い攻撃力を持ち、並の兵士ではその鼻息だけで即死する程。
< プテラノ・シャーク >
恐竜とサメ型の亜種型Aランクモンスター
サメの様な顔と飛行型恐竜の様な身体を持ち、大きな青い翼が特徴的
性格は非常に好戦的かつ獰猛で、動くものは何でも捕食しようとする
空を飛ぶスピードは彗星の如し、更にずる賢い高い頭脳と高い物理、魔法耐性を持つため、唯一の弱点属性である雷の魔法で撃ち落としてから地上で討伐がセオリー
大人数での討伐が推奨される
< イレイズ・ケロック >
体長5m程のカエル型Aランクモンスター
強酸性の粘液に加え、多種多様の毒をそれに練り込み攻撃してくるため、攻撃が当たってしまえば解毒が非常に難しい毒特化のモンスター
更にその毒は体表のヌルヌルした体液にも染み込んでいて、その毒のせいで攻撃しにくい。
またその体液は物理、魔法両方に耐性を持っているため防御面でも非常に厄介
酸で溶け始めた獲物をそのまま丸呑みしてしまう
< アリゲイツ・マッスル >
体長10m程の巨大な口と筋肉質な体格のワニ型Aランクモンスター
物理攻撃に対し非常に高い物理耐性を持ち、魔法に関しても高い耐性を持つため攻撃自体が通りにくい
更に口から超火力特化の衝撃波を打ち、その威力は小さな街なら一瞬で吹き飛んでしまう程
知能も非常に高く、敵のボスを見極め執拗に狙う狡猾さも持っている
< サソリ九尾 >
体長10m程のサソリ型Aランクモンスター
九本の尾を持ち、その尾から別々の神経系毒を放出する事ができる
近接、遠距離攻撃の両方に優れ、硬い外骨格は非常に高い物理耐性を持ち、更に魔法反射効果を持つため、跳ね返された魔法によって隊が全滅した事もあるため注意
< アイアン・ブロッキン >
体長10m超えの岩石型Aランクモンスター
四角い岩石がいくつも積み重なった様な外見をしていて、高い物理、魔法耐性を持っているため攻撃は困難を極めるが、唯一刺突属性の攻撃が弱点
攻撃力も非常に高く、特にパンチをまともに受ければ、獣人族でも即死する
< ブラック・ミノタロス >
体長10mの牛型Aランクモンスター
両手に巨大な斧を持ち、攻撃力ではトップクラスの物理系最強モンスターの一匹
物理耐性(極)と魔法耐性(小)を持ち、防御にも優れている
攻守ともに隙のない厄介なモンスター
【 Bランクモンスター 】
・Bランクなど並の傭兵が束になってかかっても一瞬で殺されるほどの実力をもつ高ランク モンスター
< オーガ >
体長5mほどの人型Bランクモンスター。
筋肉質な肉体と圧倒的なパワーを持ち、一撃で街が吹き飛んだ事もある。
物理、魔法攻撃に高い耐性をもち、状態異常耐性も持つため討伐は複数のパーティー推奨。
オーガはとても凶暴かつ残忍で、一度暴れれば小さな村など簡単に全滅してしまうBランクモンスター、しかもそれが複数体ともなると依頼レベルとしてはSランクを超える。
< アサシン・ワーウルフ >
体長3~4mの半狼半人型Bランクモンスター。
鋭い爪と牙を持ち、高い物理攻撃力とスピードを駆使し人を襲ってくる。
その際全く気配を感じず気がつけばやられていたという事が多いためアサシンの名がつけられた。
また群れで暮らす際、人の住むような集落を作り王政を築いている事から知能もトップレベルで高い。
依頼難易度はSランクに相当
毛並みは黒に近いダークグレー
< 地震モグラ >
体長5~10mほどのもぐら型Bランクモンスター。
土魔法に特化していて非常に強い土属性魔法と地震や地割れを起こすことから、近くに人の集落があった場合全滅してしまう事がよくあるため見かけたら直ぐ通報する義務がある災害指定モンスター
土の中を自由自在に動き回りスピードは非常に早く、モンスターを発見する前に一撃でやられてしまう事も・・
討伐は困難であるが、その肉は臭みがなく美味であるため討伐依頼は多い。
< 暴食ベアー >
体長10m~15mほどのクマ型Bランクモンスター。
とにかく攻撃性が高く、人の姿を見つけるとすぐさま襲ってくる事から見かけたら直ぐの通報が義務付けられている災害指定モンスターである。
鋭い爪と高い体力値、攻撃値、防御値、そしてあらゆる耐性を持っているため討伐は大人数が基本。
スピードもかなり高く、前衛が崩されればあっという間に後衛は全滅する。
< 花島カメ >
体長20m程の大きなカメ型Bランクモンスター
背中はまるで小さな島の様な作りをしており、沢山の花や植物が咲き乱れている。
モンスターの栄養を受けている影響か、生えている花や植物はスーパーレア。
かつ超高級品であるため需要はかなり高いが、非常に好戦的なモンスターであるため無傷の状態でそれを入手するのは相当難しい。
< ジェット・イーグル >
体長3~4mの鳥型Bランクモンスター。
ものすごいスピードに加えて超火力特化の攻撃力を兼ね備え、空から獲物を狙う非常に好戦的な性格をしている。
更に常に集団で狙うため倒す際の難易度は非常に高い。
一度狙われてしまうと倒すまで永遠と攻撃され獲物は蜂の巣の様に穴だらけになってしまう。
< スライム・マイマイ >
体長20cm程の渦を巻いた殻に隠れる無形型のBランクモンスター。
スライムと名がつくものの、その本体はスライムではなく強酸で固められたゼリー状のモンスターであるため、獲物に突き刺さった後は貝殻から這い出て体内を溶かしながら捕食していく。
食に貪欲でかつ土の中から一気に飛び出してくるため危険度は極めて高く、更に前衛の武器まで溶かしてしまうため遠距離攻撃が推奨される。
< マグマ・レックス >
体長10mくらいの恐竜型Bランクモンスター。非常に好戦的で人を見れば即座に襲ってくる。
尻尾は鋭くまるで槍の様な形をしており、中距離~長距離の攻撃にも対応。
牙や爪による前衛攻撃も非常に強力で、一頭で一個部隊が完全に崩されてしまう事もある。
更に火属性の高い属性値を持っており、強力な魔法もバンバン打ってくるため後衛が一気に全滅する事も。
< 一つ目大蛇 >
体長20mのヘビ型Bランクモンスター。顔の中央に巨大な目玉が一つついている事から命名された
非常に獰猛な性格をしていて、視界に入るモノは全て飲み込みあっという間に消化してしまう。
口からは強酸の毒液を吐き、パワースピード共に破壊的で討伐は大人数推奨。
巨大な目の輝きは美しく高値で取引されるが、傷つけずに討伐するのは非常に困難である
< リザード・マウンテン >
体長10m程のトカゲ型Bランクモンスター
その姿は硬い岩の様で、立っている姿はまるで山の様に見えることからそう命名された
守備力が非常に高く、生半可な攻撃では傷一つつかない上に尻尾を振り回す攻撃や体当たりなどは一撃で中隊が全滅する程の威力を持つ
< スパイナーズ・タートル >
体長10m越えのカメ型Bランクモンスター
遠方射撃が得意でかなり後方の方から高火力の風の弾丸を、背中についている巨大な大砲から撃ってくる。
出現したらまずは真っ先に倒さなければ、後衛班に攻撃が直撃し、全滅することもある。
< テンペスト・モンキー >
体長5m程の猿型Bランクモンスター
筋肉質な身体と太くてガチガチに硬い腕を持つパワー系モンスターで、それを生かした物理攻撃を連続で打ってくる好戦的な性格をしている
非常に強い魔法耐性を持つが、その分物理攻撃に対する耐性は低いため物理攻撃で仕留めるのがセオリーである
ただしモンスター自体のステータス値は高いため討伐自体困難
怒ったり興奮したりすると両手で胸を叩きポコポコという音を立てる事から《 太鼓サル 》と呼ばれる事もある
< ヘドロ・ワイト >
体長1m~2m程の死霊系Bランクモンスター
スケルトンの姿形をしていて、力、体力値は最低レベルだが、光属性系統の魔力でしか倒す事ができない特殊討伐モンスターである
闇属性魔法を自在に操り、厄介な攻撃魔法や更に多彩なサポート魔法や妨害魔法などを得意とするため、他のモンスターと共に現れた場合は真っ先に倒す事が推奨される
【 Cランクモンスター 】
< ブラッティー・ウルフ >
赤い血のような毛並みに口から大きく飛び出た2本の牙、危険ランクが極めて高 く、もし討伐するとすれば1頭でも最低中隊レベルの戦力が必要なモンスター
< ゴブリン・キング >
体長3mを超える人型Cランクモンスター。
ゴブリンを率いて時に堂々と人間の集落を襲う事もあり、非常に攻撃性の高い獰猛な性格をしている。
大剣や巨大斧を使い圧倒的パワーで物理攻撃をしてくる上、高い体力、防御力、更には物理攻撃耐性( 大 )と魔法攻撃耐性( 小 )を持っているため集団での討
< 大岩ブタ・キング >
体長5mほどのブタ型Cランクモンスター。
硬い表皮に覆われ、物理系攻撃耐性( 大 )を持ち、雷・風属性の魔法に関して高い耐性を持っている。
突進攻撃はスピード、パワー共に非常に強力で、ジグザグに走ってはかなり広い範囲にその衝撃波が飛び広がるため遠方魔法射撃による討伐が推奨される。
< モーニング・スターベア >
体長5mを越える熊型のCランクモンスター
両手はしゃもじの様な形をしていて沢山の棘がついていることからそう命名された。
攻撃に非常に特化していてその手から繰り出される凄まじい威力の物理攻撃は、一振りだけで辺り一帯が吹き飛び、戦闘職の兵士でも一撃で即死するほど。
性格は人に対し非常に好戦的かつ凶暴で、姿を目にすると直ぐに捕食モードへ移行する。
一度このモードに入ってしまえば獲物を殺して食べない限りは落ち着かないため慎重な対応が必要である。
モーニング・スターベアの棘手は栄養たくさん凝縮していて美味しい
< スライムの始祖 >
スライムと外見は全く同じのユニークCランクモンスター。
無限にスライムを生み出しては、命令し自在に操る事もできる。
またあらゆるバフをそのスライム達に掛ける事もできるので、討伐する際は大量の強化スライム達を倒す必要があるが、数が多い上に外見からもどれが本物か分からないため討伐は困難。
【 Dランクモンスター 】
< ノーフェイス・ネオウルフ >
体長5mほどの狼型Dランクモンスター。
顔に黒い仮面をつけているのはノーフェイス・ウルフと同様だが、パワー、スピードともに圧倒的な強さを持つ。
さらにノーフェイス・ウルフの群れにこのノーフェイス・ネオウルフがいる場合、群れを1つの個体としてその全司令塔の役割を果たすため討伐難易度は大きく跳ね上がる。
< 飛竜 >
スピードと飛行能力に特化した進化を遂げた竜種の一種であるDランクモンスター。
体皮の色はフォレストグリーンでスピードを出すためスッキリとしたスリムなスタイルに、爪や牙も他の竜種と比べて控えめだが翼は大きい。
大人しい性格でかつ草食である彼らは滅多な事では人を襲うことはない。
人の姿を見れば直ぐに逃げて行ってしまうため基本はその姿を捉えるのも難しい上に、生息域は山の急斜面や崖なので人との接触はほぼ皆無。
< イブニング・バード >
体長1m程の夜行性鳥型Dランクモンスター。
細く針の様なくちばしを持ち、非常に早い動きで暗い空を自在に動き回って敵を翻弄する。
集団で狩りをするため空からスピードを生かした攻撃を全員で仕掛け、獲物を全身串刺しにするため魔法での遠距離攻撃が推奨される。
< サイ・バード >
体長1m程のサイの様な大きな一本の角を持ち、鳥の翼の様なモノで自在に空を飛び回っては獲物に集団で総攻撃をする危険度の高いDランク鳥型モンスター
突進はスピードが早く威力も高いので、避けるのは至難の業
< ファイヤー・ホーン >
体長10m以上のトナカイ型Dランクモンスター
大きな二対の角を使った体当たりが非常に強烈で、相当の防御力がなければ防げないが、横はがら空きなため、大人数で囮と攻撃に別れて討伐するのが勧められている
更に二対の角により魔法攻撃を避雷針の様に避けて集めてはそれを反射してくるやっかいな能力を持つため物理攻撃が基本
< シャドー・コンバット >
体長1m程のコウモリ型Dランクモンスター
夜行性で闇に紛れての奇襲攻撃を得意とするモンスターで気配遮断の能力を持つ。
更にスピードも早いため気がつけばパーティー全滅する事もあるため ” 夜の暗殺者 ” とも呼ばれている
【 Eランクモンスター 】
< サンダー・バードルー >
体長10mほどの鳥型Eランクモンスター。
大型のモンスターを主食とするため、空から鋭い爪で電光石火の攻撃を仕掛けてくる。
胸元に生えた大量の毛を媒体に雷属性の攻撃を繰り出してくるため注意が必要だが、胸元毛は非常に柔らかく、クッションなどの材料として高値で取り引きされる。
< ゴブリン >
体長50cm~1m程の人型Eランクモンスター。
知能はやや高く群れなどの集団で行動し、武器を駆使して人間を襲ってくる。
一匹では大した事ない強さではあるが、集団で来た場合討伐難易度は跳ね上がる。
またゴブリン・キングと共に現れた場合は更に上がるため注意が必要。
< 大岩ブタ >
体長5mほどのブタ型Eランクモンスター。
硬い表皮に覆われ、物理系攻撃耐性( 小 )を持ち、雷属性の魔法に関して高い耐性を持っている。
突進攻撃はかなり強力だが真っ直ぐにしか進めないため回避はしやすい。
< ノーフェイス・ウルフ >
体長2mほどの狼型Eランクモンスター。
顔に黒い仮面をつけておりそのせいで攻撃パターンが読みにくく、更に個体での生存欲求は低いため相手がどんな強者であっても一度ターゲットにしたものをどこまでも食らいついてくる。
単独の強さはイマイチだが集団となれば危険度は一気に増し、統率された動きで敵を追い詰めていく。
< ブタ鼻・ライオン >
大きなブタの鼻と顔の周りに生える立派なタテガミが特徴の体長10m程のライオン型Eランクモンスター。
鼻が効くため一度獲物と認識するとその匂いを辿りどこまでも追いかけてくるため縄張りに近づかない様注意。
硬い体表に岩をも簡単に粉砕する鼻により体当たりされてしまえば命はない。
物理耐性( 小 )をもつが火属性の攻撃が弱点。
< ナメクジ・ミミズキング >
ナメクジ・ミミズが集合し融合することで誕生する融合型Eランクモンスター。
体長は集まったモンスターの数だけ大きくなるためまちまち。
頭についた触覚がトゲトゲしていて王冠の様に見える。
粘液の酸性度は上がり、まともに喰らえば溶かされてしまうため注意が必要。
本体の動きは遅いが、粘液攻撃に加え無数の触手を伸ばし獲物を捉えてから溶かそうとするので捕まってしまえばジ・エンド。
体表の粘液により物理攻撃耐性を持ち生半可な攻撃はツルッと弾かれてしまうが、火の属性攻撃には弱いので魔法攻撃が有効。
< ビリビリ・バタフライ >
体長10cm程の蝶型Eランクモンスター
集団で現れ他のモンスターに便乗して人を攻撃してくるため少々面倒なモンスターで、痺れ効果のある鱗粉をそこら中に散布してくる
また周りの背景に溶け込む擬態能力も持っているため、混戦時には真っ先に見つけて倒しておかないといつの間にか痺れて動けなくなってしまう
< スレット・カメレオン >
体長20cm程のカメレオン型Eランクモンスター
周囲の景色と同化しながら鼻先についている鋭い刃を使い、獲物を切り刻む
よく目を凝らせばギョロギョロした目だけは確認する事ができ、そこを攻撃すれば擬態は解除してしまうので、まずは軽く攻撃した後、一気に叩くがセオリー
< スポンジ・カブト >
体長10cm~20cm程のカブトムシ型Eランクモンスター
身体はスポンジの様な作りになっていて、物理攻撃に対して耐性を持っている
そのため魔法で倒すのがセオリー
< ダーツ・モイスキー >
体長30cm程の吸血蚊型Eランクモンスター
空から獲物を見つけてはまるで弾丸の様に突進してきて串刺しにして、そのまま獲物の血を吸い尽くす
集団で襲われれば逃げ切るのは難しいが、動き自体は単調であるためパーティーでの討伐が推奨される
< シャドー・エアー >
実体を持たない煙型Eランクモンスター
その正体は魔力の塊であり、ふわふわと出現しては消え、敵とみなした相手に毒や麻痺などのデバフを掛けてくる
そのモヤの中で巧妙に隠された瘴核を破壊すれば倒せるが、魔力のモヤで隠されているため見つけにくい
単体の攻撃性はないものの、他のモンスターと同時に出現した場合、その脅威度は跳ね上がる
< 死肉バエ >
体長10cm程のハエ型Eランクオンスター
鋭く尖った針の様な口を持ち、肉を腐らせる体液を注入。
その肉をドロドロに溶かしてスープ状にして吸う
< 防腐薬草 >によって防ぐ事ができるが、時間が経過しすぎると効果はなくなってしまうため注意
【 Fランクモンスター 】
< 夜人蝶 >
体長10cmほどの蝶形Fランクモンスター。
夜行性でその鱗粉に毒を持つ。
蝶の羽が人の顔に見えるのが特徴。
< 泥とげカメレオン >
カメレオン型Fランクモンスター。
普段は泥の中に潜み、自身のテリトリーに侵入してきた獲物を襲い捕食する。
そのテリトリーにさえ入らなければ襲ってこないため比較的危険度は低いが、大きく膨らんだトゲトゲの尻尾の一撃は非常に危険で、並の兵士なら即死する事もある。
< ヘッド・ハンマーモグラ >
体長20cm~30cm程のモグラ型Fランクモンスター。
頭の形がハンマーに似ている事からその名前が付けられた。
人に対し攻撃性はほぼ無く危険性は少ないが、動きは素早くパワーもあるため討伐はランクの割には困難。
畑に住み着き野菜を食べてしまう事から農家では天敵といえる存在だが、攻撃しようとすると直ぐに土の中に潜り込み、更に頭のハンマーを地に叩きつけ地割れを起こしたりするためその被害は甚大なものになることがある。
ランク越えモンスターに該当するモンスターで、草食で人を襲う事はしないが単体の能力は非常に高くFランク指定となっているが強さでいえば下手をしたらDランク。
それがもし団体さんでやってきてしまうと畑は捨てるしかなくなる場合が多い。520
一匹銀貨5枚
< ナメクジ・ミミズ >
体長30cmほどのナメクジ型Fランクモンスター。
ナメクジとミミズの間の子の様な姿をしていて白いツルッとした体に粘着性の強い粘液がたっぷりついているのが特徴的。
その粘液性のある粘液は酸性で、自在にその酸度を変え獲物を仕留めるときはその粘液を飛ばしてくるため注意。
人に対しそれなりに攻撃性は高いが、動きは鈍く沢山浴びなければ死ぬほどではないためそこまで危険性は高くない。
ただし集団で襲ってきた場合は危険度が跳ね上がるため単体での討伐が推奨される。
< 流星コウモリ >
体長30cm程のコウモリ型Fランクモンスター。
普段は温厚で主食は木の実やきのこなどの草食で人を襲ってくる事は滅多にないが、個体の強さとしてはEランク、さらにそれが集団化するとDランク相当といわれているランク越えモンスター。
特にスピードが凄まじく早い為、空から一直線に飛んで仕掛ける体当たりはまるで流星のようであると言われている。
< 吸血ネズミ >
体長30cm程のネズミ型Fランクモンスター。
人や動物の血を吸うため口が尖った針の様な形をしているのが特徴で、視界が暗い夜にこっそり獲物に近づき血を吸う。
視力はあまり良くないが聴覚は非常に優れているため基本的に襲ってくるのは夜。
一匹辺りが吸う血は極少量で人や大型動物ならば死ぬことはないが、吸血する際に魔素の成分を含んだ唾液も同時に注入してしまうため、多数同時に吸われれば中毒症を起こし死に至る事もあるので注意。
< ヘドロ・クモ >
体長5cm程の蜘蛛型Fランクモンスター。
川や湖、泉など水辺に好んで住み、その水を吸ってヘドロの様な排泄物を出すため増え過ぎれば公害を起こす公害指定モンスターである。
適度な個体数なら排泄物は土にとって適度な栄養になり特に問題はないが、他の種族が大量発生すると大量に卵を産んで集団化し川底の土と一体化、土地が腐敗してしまう。
< 剛腕・トカゲ >
体長5~10m程のトカゲ型Fランクモンスター。
巨大で岩の様にゴツゴツした両腕を持ちそれを振り回し攻撃してくるが、強い攻撃力の反面スピードがイマイチであり、かつ自身の縄張り以外で攻撃をしてくる事はめったにないため危険性はそれほど高くない。
< スターホース >
通常の馬の2~3倍はある筋肉質な体格の馬型Fランクモンスター。
スピードはポッポ鳥に続く第二位と言われており更にパワーは高ランクモンスターに匹敵する程であると言われているため、馬車を引くモンスターとしてはNO・1の人気を誇る。
ただし草食にしては気性が荒いため『 御者 』系の資質持ちの専門の者と共に訓練をしなければ大人しく馬車は引いてくれない。
道中モンスターに襲われても、後ろ足の強烈な攻撃で並のモンスターなら一撃で倒してしてくれるため、危険地帯でも問題なく走る事ができる。
< 大盾エレファント >
全長10m程の象型Fランクモンスター。
顔を覆うように前面についている巨大なイボが大きな盾に見える事からそう名付けられた。
性格は温厚で大人しく人にとっては無害だが、防御力が恐ろしく強く、特に正面からの攻撃はAランクモンスターからの攻撃も防ぐと言われている。
< ミラーズ・バット >
体長30cm程のコウモリ型Fランクモンスター。
まるで鏡の様な丸い盾がお腹についており、攻撃を跳ね返す事ができる。
攻撃しなければ襲いかかってこない比較的大人しいモンスターだが、他のモンスターとの交戦中に出現すると、うっかり攻撃が跳ね返り大ピンチを迎える事も・・
< 食肉レッド蜂 >
体長20cm程の蜂型Fランクモンスター。
お尻についている針に毒はないが、その気になれば人など簡単に貫通する程のパワーとスピードを持つ。
しかし草食性なため滅多に人は襲わない。
ただし、その繁殖方法は特徴的で、産んだ卵を葉や木に擦り付け他の生物の体内に入れ、体内で孵化後はイモムシ型の姿のまま体内で過ごす。
その間、宿虫を守るため一時的にその生物の体をパワーアップさせることから、大昔は強化薬として使われていた時期もあったが、その後、口や鼻から出てきた後、宿主の血を吸う事、更に数が多いと酷い貧血、時には死亡してしまう事から使用禁止になった。
寄生期間は一ヶ月、その間に【 虫直し薬 】を飲めば簡単に排出できる。
< フリル・ボア >
体長5m程のイノシシ型Fランクモンスター
まるでフリルの様な毛を身体に纏い、走る度にヒラヒラとまるでドレスの様に靡かせる事から ” ケモノ婦人 ” とも呼ばれている。
体当たりは木を根こそぎ吹っ飛ばすくらいの威力があり、正面からまともにぶつかれば一般兵士でもふっ飛ばされるほど。
ただし直線にしか進めない事と背中が弱点という事からそこまで脅威ではない。
< メガロ・ヤンマ >
体長50cm程のトンボ型Fランクモンスター
視覚に非常に優れていて、大きな目で敵の動きを完璧に見切り中々攻撃が当たらない少々厄介なモンスター。
基本的には人を襲わないのと攻撃力は大した事がないが、縄張りに侵入された場合の空からの一斉攻撃とその繁殖方法が特殊でFランク指定となっている。
一度に大量の卵を水辺で産み落とし、それを飲み込んだ生物の中で卵を温めるが、それが大量であった場合は死んでしまう事も。
更に卵の孵化のために大量のカロリー摂取が必要となってくるため、宿主の脳へ直接命令を下し、操る事もできるという特殊能力を持つ。
卵は孵化直前に排泄と共に出てくる。
< スパイダーズ・バード >
蜘蛛の形に擬態し身を守っている体長3mの鳥型Fランクモンスター
肉食ではあるが好戦的ではなく、基本は弱った獲物や死骸を好んで自分の巣に持ち帰りゆっくりと食べる
戦う際は回避率が非常に高いのと、特殊な糸で相手のスピードを下げるデバフ技を使ってくるため討伐難易度は高い
< ダーツ・エアー >
鋭くダーツの様な口を持つ体長10cm程の小鳥型Fランクモンスター
物陰から飛び出してくるスピードは早く、一撃必殺型のハイスピード体当たりが非常に厄介だが、花の蜜が主食で近づきすぎなければ攻撃してくる事はないので、そこまで脅威的ではない
< つららカナブン >
体長10cm程のカナブン型Fランクモンスター
普段は無害なモンスターであるが、縄張りに入ると攻撃的になる
攻撃する際、まるでつららの様な鋭く尖った形に形態を変え、獲物に向かって真っ直ぐ飛んでくる
単体ならば直進するだけの単調な攻撃なので致命傷になる事はほぼないが、複数で襲われた場合、モンスターランクは一気に上がる
【 Gランクモンスター 】
< カユジ虫 >
お花を食べる芋虫型モンスター。
白いツルツルした外見から無害に見えるが、天敵から逃げる時の体当たりはそれなりに速く、たまに農家の人が怪我をする事もある。
更に刺されると5分間痒くて痒くて堪らなくなり、その痒みはだいの大人でも転がり回るほど。
春頃、プリプリと小さなカユジ虫ジュニアを大量に出産しては、空を飛ぶ鳥さんの襲撃を受けているので庭は大騒ぎ。
< チュール鳥 >
体長5センチほど、淡いクリーム色の羽をもった鳥型モンスター。
耳が非常に発達していて何十キロも先の音まで聞き取る事が出来る。
< 岩盤イモリ >
体長10センチほどのイモリ型Gランクモンスター。
とても温厚で大人しく、人が通ると石ころに擬態してやり過ごす。
ただかなりの硬さを持つため討伐するにはかなりの実力が必要。
< 綿毛てんとう >
体長10センチ程の虫型Gランクモンスター。
フワフワとした綿毛の様な体で風に乗って人生を過ごす。
あらゆる攻撃を吸収する為、討伐にはかなりの攻撃力が必要。
< クロウ >
体長10cmほどの夜行性鳥型Gランクモンスター。
真っ黒な体は夜に溶け込み見つけづらく、ポーポーという鳴き声しか聞こえないほど。
暗闇に適した進化を遂げた目は、暗闇でもはっきり見える
< トロロン・ピック >
体長5mほどの豚型モンスター。
脂身が外側に露出している為、
ヌルヌルと体表がベタつき物理攻撃耐性(小)を持つ。
性格は温厚だが、自身の餌を取られそうに
なると粘液を吐きかけ攻撃してくるため注意。
< キラリマッシュ >
体長50cmほどのキノコ型Gランクモンスター。
赤色の大きな笠はピカピカと光り、それに群がってきた虫を食べる。
夜行性で、夜は道を照らしてくれる為、商人などのテイムモンスターとして人気は高い。
< モスキート・ビービー >
体長1cm程度の蜂型Gランクモンスター。
縄張りと指定した場所の近辺に魔力を徐々に減らす毒を撒き散らし獲物が倒れるのを待つ。
解毒薬で簡単に治る、かつ縄張りに近寄らなければ特に攻撃はしてこないため危険度は低いが、もしも捕まってしまった場合は巣に持ち帰られ長期間卵の寄生主、兼幼虫の餌にされるため注意。
< ポッポ鳥 >
体長3m~ほどの鳥型Gランクモンスター
スピードに特化した進化をしたため、攻撃力、守備力はほぼゼロに近く性格は大人しくて臆病であり人の姿を見かけると直ぐに逃げていってしまう。
そのスピードはモンスターの中で最速とされている為、捕獲は不可能だが大好物の豆類を毎日同じ時間同じ場所に撒き人の存在に慣れて貰えばあっさり捕獲できる。
馬と同じくらいの大きさで黄色い羽毛に覆われている。
外見はちょうどヒヨコとダチョウの間の子みたいな身体でけっこう筋肉質、特に足がダチョウより太くしっかりしているが全体的にはスリムに見えてつぶらな瞳がとても可愛い。
< ドンドンとかげ >
体長5mほどのとかげ型Gランクモンスター。
大きく逞しい体格を持ち何トンもの荷物も平気で運べるパワーを持つが、草食で非常に大人しい性格をしている。
そのため商人が乗るモンスターとしては不動の一位を誇る乗り物共存モンスター。
ただしスピードはイマイチなため、短距離の移動時にはポッポ鳥が推奨される。
< レインボー・土ナマズ >
体長20cmほどのナマズ型Gランクモンスター。
森などにある栄養豊富な土の中で生息しており、日光浴のためたまに外に出てくる。
スピードが早く土の中にいる場合はまず討伐することはできないため、日光浴の瞬間を狙う。
しかしそれでも倒すのは至難の技で、かなりの熟練度が必要。
虹色に輝くひげは女性の髪結いとしてかなりの人気があり、高額で取引されている。
< チューチュー虫 >
モスキート型Gランクモンスター。
体長2~3mmの小さい身体に無痛性の針が口についており、それを使ってモンスターや動物の血を吸って生きている。
好みにうるさく、一度決めた血は吸うまでずっと追いかけてくる事と、吸われた後に続く耐え難い痒みから、忌み嫌われている害虫モンスターに分類されている。
< 伝電鳥 >
体長20cmほどの鳥型Gランクモンスター。
己の主人の決めた者と意識を繋ぎ同化する能力を持ち、いつでもその主人の言葉をダイレクトに伝えることが出来る。
魔力の消費なしで遠方の相手と自由に会話出来ることから、至る場面で活躍する共生モンスターでその代価として安心できる衣食住を主人に求める。
ちなみにスピード特化の完全攻撃回避型モンスターのため戦闘には一切参加は出来ない。
< 毛玉とかげ >
体長20cmほどのとかげ型Gランクモンスター
尻尾の先に大きな綿毛状の毛玉がついており敵に襲われた際はそれを切り離し、それに気を取られている間に逃走する。
その毛玉は衣服などに加工することができるため基本討伐はせずに共生関係を築
< ジャンボボン・ヘラクレス >
体長30cmほどのカブトムシ型Gランクモンスター
木の樹液を吸うため木にへばりついているため簡単に捕まえられるが、外骨格は非常に固く、一定以上の攻撃力がなければ傷ひとつつけられない。
性格は繁殖期以外は温厚で、虫好きにはペットとしてもとても人気がある。
< お花ミミズ >
体長1mほどの巨大ミミズ型Gランクモンスター。
頭に大きな花がついており、そこに顔を埋めて吸う蜜は絶品で需要は高いが、スピードと回避特化で素早く土に潜ってしまうため捕まえるのは至難の技。
< 爆食バッタ >
体長20cm~のバッタ型Gランクモンスター。
単独では草食の比較的大人しいモンスターだが、飢饉や天候の関係上たまに大量発生してしまいそれが集団化すると全ステータスUP、攻撃性は増し、雑食性に変化。
体表は緑から赤へ、更に体中に棘が生えモンスターランクはFランクへランクUPする【 ランク越えモンスター 】である。
一度発生してしまうと討伐にはかなりの戦力が必要となってしまい、国の災害級モンスターに指定されている。
< スライム >
体長20~30cmほどのゲル状Gランクモンスター。
身体のほとんどが水分で出来ており、生き物の死骸や汚物などを食べるため街の下水に暮らしている別名《 世界のお掃除屋さん 》と呼ばれている共生モンスターの一つ。
ただし集団化すると性質・形状変化をする【 ランク越えモンスター 】になってしまうため注意が必要。
分裂する事であっという間に増えてしまうため定期的な間引きが各街では義務付けられている。
” 始祖 ” を倒さない限りは無限に湧き出て分裂する。
< 毛針ハチ >
体長10cm程の蜂型Gランクモンスター。
甘い蜜が大好きでそれを狙って人里へとやってくる。
単体なら大したことなく討伐できるが巨大な群れで襲ってくるとスピードが早く対処が難しい。
花の生産業者の永遠の天敵であると言われている。
< カメレオン・ヘビ >
体長1mほどのヘビの身体に目はカメレオンのヘビ型Gランクモンスター。
擬態を得意とし背景に溶け込んでしまうため目視での発見は不可能かつ動きが非常に素早いスピード特化のため討伐は非常に困難である。
卵が大好物で養鶏場の鶏の卵を食べてしまう事から養鶏場にとっては天敵といえるモンスターである。
< 家食いアリ >
体長1mm前後のアリ型Gランクモンスター。
建物に住み着きあっという間に繁殖、増殖を繰り返し、そのまま壁や床、ありとあらゆる家の材木を食べ尽くしてしまう公害指定モンスター。
一匹一匹の強さは弱く、子供でも簡単に倒せるが、その脅威はその数と繁殖力にあり1匹の女王アリを倒さない限り無限に増え続けてしまう。
ただし女王に目立った特徴がない事、一匹でも倒すと危機を察知した女王が大量の卵を一瞬で産み孵化してしまう事から単体の討伐は困難。
基本は家を一度完全に焼き払うしかないとされている。
< ダイヤエデン・フィッシュ >
素材ランクSSSの幻とされる魚型Gランクモンスター。
体長は20cm程でダイヤの様な輝く鱗を持ち、泳いでいる姿はまるで巨大なダイヤモンドが泳いでいる様にすら見える。
その身を食べるとあまりの美味しさに天国に行けるとまで言われているが、大昔に一度大量発生して以来一度として人里に姿を現した事はない。
< ハエ猫 >
体長5mm程の猫にそっくりの姿をしたハエ型Gランクモンスター。
力は弱く花の蜜を吸って生きている最弱モンスターの内の一角と言われているが、唯一空間移動能力を持っていて、天敵に襲われた場合、それを駆使して逃げる事ができる。
< エメラルド・ゴースト・カブト >
体長30cm程のカブトムシ型Gランクモンスター。
その体はまるでエメラルドの様にキラキラと輝き、巨大な宝石の様に見えるため、非常に高値で取引されているが、幻惑魔法に長けているモンスターであるためその姿はほとんど視認する事ができない。
更に魔素の比較的濃い場所にしか生息してないので、現在は王族や高位貴族が家宝にするほど貴重で珍しい素材系モンスターとして扱われている。
入手難易度はSランク
< モコモコ兎 >
体長2mほどの兎型Gランクモンスター
体を覆うモコモコふわふわの毛は最高級の毛玉として売買されているが、怒ると雷を発生させるため毛を刈る時には注意が必要。
< バタフライ・大ねずみ >
体長2cmくらいの小さなねずみ型Gランクモンスター。
まるで蝶の様な鮮やかな羽がついていて、とても美しい姿だが、実は肉食であるこのモンスターは自身より小さな獲物を捕らえては捕食するが、大きい人型種には見向きもしない上に弱いため、危害を加えられる心配はない。
普段は森に住んでいる。
大好物は< ハエ猫 >
< 孤情虫 >
体長20cm程の細いミミズ型Gランクモンスター
ヌルヌルした外皮を持ち、自分に危険が迫ると粘液を使って攻撃してくるため、商品を運搬中の商人にとって天敵とも言える害虫モンスターの一匹
繁殖の仕方は自己分裂型の卵を出産するが、その際特殊な卵膜で卵を包み込む
自身の命が尽きるまでその卵膜は破る事ができない
< ホタル・ボンボン >
体長20cm程のホタル型Gランクモンスター
認識阻害能力を持っていて、光るお尻を振って相手にそれをかける。
その能力のせいで討伐は難しい。
害がまったくない共生モンスターとして人と共存している
< ポスト・バード >
体長30cm程の鳥型Gランクモンスター
茶色い身体にムクドリに似た顔をしている目立たない外見だが、長距離を飛ぶのに適した羽と防御結界を張れる能力に優れ、パワー、スピード値も相当高いため、ちょっとした品物を届けるのによく使われる共生モンスターの一種
肉が大好物だが攻撃能力は殆どないため草がメインの食生活を送っているが、人と共存する事で肉を貰える事を学び、喜んで協力してくれる様になった
< シルク・キャタピラー >
体長1m程のイモムシ型Gランクモンスター
太くて立派な身体に似合わず、とても繊細で美しい糸を吐く。
その糸はとても柔らかく、加工すれば滑らかな毛玉になるため、様々な生活用品に使われる
< ドロロン・キング >
体長20cm程の汚い川に好んで住んでいるカニ型Gランクモンスター
体はそのせいでドロドロに汚れていて、ヘドロ化している。
そのあまりの腐食臭に食べようとする天敵モンスターはいないが、あまりの臭いにより本人が死んでしまう事があり、上手く個体数を保てている
< フンコロネズミ >
体長10cm程のモンスターの糞を主食としているネズミ型Gランクモンスター
糞を固めて巣を作り、その中で子育てをする事から天敵に狙われにくく、最弱モンスターでありながら個体数を保っている
< ナマケ・マイマイ >
体長20cmくらいのナメクジ型Gランクモンスター
移動の際はのったり……のったり……とゆっくりした動きで、一日の移動距離は30cm程しかない
基本は動かず、ゴミクズに擬態する事で敵の目を欺く
餌は一日一枚の葉っぱで事足りる
脅威度によってモンスター達はランク分けをされていて、
< SS、A、B、C、D、E、F、G >
・ 脅威度の低いGランク、このくらいのランクだと上手く共存関係を築き、人里で暮らし ているモンスター達も多くいる。
・ モンスターランクは、その強さではなく人型種への脅威度によって分類されている。
・モンスターランクが高い者ほど魔素が濃いところを好む
【 モンスター避け結界 】があげ玉のようなGランクモンスターには殆ど発動しない事から、体内で存在する魔素量が高ランクモンスターほど多いからでは?と一応は考えられている。
〈 瘴核(しょうかく) 〉
モンスターの心臓部に当たる部位。
非常に高いエネルギーを秘めている為様々な用途に使える。
一般的に小さな宝石の様な形をしているが、強い個体ほど大きくエネルギー量も大きい
瘴核は傷が無くても勿論使えるが、傷が無い方がエネルギーが外に漏れないため純度が高い魔導具作成ができる。
< ユニーク個体 >
モンスターの中で稀に存在する明らかな違いを持つ個体のことを言うそうで、例えば飛び抜けて知能が高かったり、やたら強かったり、種族によってはまるで人型種のスキルの様に特殊な能力を持ってたりと多種多様な能力をもっている
< 災害指定モンスター >
人をおそう危険なモンスターの場合、すぐ通報義務があること
災害級とはそれこそあの我が国が誇る最強軍団の騎士団や最高ランクの冒険者や傭兵達が時には大軍団を結成して取り組む大事件。
< 公害指定モンスター >
個体の強さとしては驚異ではないが、存在することで自然や人の生活に多大な被害を及ぼすモンスターの事。
< ランク越えモンスター >
低ランクにも関わらず実力自体はソレより上というモンスターの事
【 Aランクモンスター 】
< アサシン・ワーウルフキング >
アサシン・ワーウルフの群れの頂点に立つAランクモンスター。
毛並みは黒く、普通の個体では使えぬ風魔法を駆使しつつ更に高い知能も使って複雑な攻撃を繰り出してくるため討伐は非常に困難。
一度暴れれば、街はひとたまりもない程の被害が出ることから国指定災害級モンスターに指定されている。
< グレイド・ワイバーン >
体長5m~のワイバーン型Aランクモンスター。
性格は獰猛で非常に好戦的なため人の姿を見かければ直ぐに攻撃し、一頭でも小さな村や街なら一瞬で全滅するほど。
大きな翼で空を自在に飛び回り空から物理、魔法攻撃を同時に仕掛けてくる。
パワー・スピード・体力値、全てずば抜けており、更には高い物理耐性と魔法耐性を持っているため生半可な攻撃では傷一つつけられない。
それに加えて、知能も非常に高く集団で襲ってくる場合はチームワークを組んでくるので危険度は大きく跳ね上がる。
国指定災害級モンスターの1つ。
< マジシャンズ・ウッド >
体長10m超えの植物型Aランクモンスター。
その姿は巨大な巨木の形をしていて植物とは思えぬ非常に好戦的な性格をしており、人も積極的に襲い胴体部分にある大きな口で捕食しあっという間に消化してしまう。
高い物理、魔法耐性にあらゆるデバフに対しても耐性があり、更に攻撃面では無数に出現し伸びる枝と樹冠部に生えている葉っぱを飛ばす物理攻撃に加え、全属性魔法の適性を持っているため近距離、遠距離もほとんど隙がない。
そのため大部隊での討伐が強く推奨される。
< 岩盤エレファント >
体長20m超えの巨大象型Aモンスター。
硬い体表は物理耐性( 大 )と魔法反射の性質を持つため攻撃が通りにくい上に体力値が並外れているため倒すのが非常に困難。
また攻撃も非常に高い攻撃力を持ち、並の兵士ではその鼻息だけで即死する程。
< プテラノ・シャーク >
恐竜とサメ型の亜種型Aランクモンスター
サメの様な顔と飛行型恐竜の様な身体を持ち、大きな青い翼が特徴的
性格は非常に好戦的かつ獰猛で、動くものは何でも捕食しようとする
空を飛ぶスピードは彗星の如し、更にずる賢い高い頭脳と高い物理、魔法耐性を持つため、唯一の弱点属性である雷の魔法で撃ち落としてから地上で討伐がセオリー
大人数での討伐が推奨される
< イレイズ・ケロック >
体長5m程のカエル型Aランクモンスター
強酸性の粘液に加え、多種多様の毒をそれに練り込み攻撃してくるため、攻撃が当たってしまえば解毒が非常に難しい毒特化のモンスター
更にその毒は体表のヌルヌルした体液にも染み込んでいて、その毒のせいで攻撃しにくい。
またその体液は物理、魔法両方に耐性を持っているため防御面でも非常に厄介
酸で溶け始めた獲物をそのまま丸呑みしてしまう
< アリゲイツ・マッスル >
体長10m程の巨大な口と筋肉質な体格のワニ型Aランクモンスター
物理攻撃に対し非常に高い物理耐性を持ち、魔法に関しても高い耐性を持つため攻撃自体が通りにくい
更に口から超火力特化の衝撃波を打ち、その威力は小さな街なら一瞬で吹き飛んでしまう程
知能も非常に高く、敵のボスを見極め執拗に狙う狡猾さも持っている
< サソリ九尾 >
体長10m程のサソリ型Aランクモンスター
九本の尾を持ち、その尾から別々の神経系毒を放出する事ができる
近接、遠距離攻撃の両方に優れ、硬い外骨格は非常に高い物理耐性を持ち、更に魔法反射効果を持つため、跳ね返された魔法によって隊が全滅した事もあるため注意
< アイアン・ブロッキン >
体長10m超えの岩石型Aランクモンスター
四角い岩石がいくつも積み重なった様な外見をしていて、高い物理、魔法耐性を持っているため攻撃は困難を極めるが、唯一刺突属性の攻撃が弱点
攻撃力も非常に高く、特にパンチをまともに受ければ、獣人族でも即死する
< ブラック・ミノタロス >
体長10mの牛型Aランクモンスター
両手に巨大な斧を持ち、攻撃力ではトップクラスの物理系最強モンスターの一匹
物理耐性(極)と魔法耐性(小)を持ち、防御にも優れている
攻守ともに隙のない厄介なモンスター
【 Bランクモンスター 】
・Bランクなど並の傭兵が束になってかかっても一瞬で殺されるほどの実力をもつ高ランク モンスター
< オーガ >
体長5mほどの人型Bランクモンスター。
筋肉質な肉体と圧倒的なパワーを持ち、一撃で街が吹き飛んだ事もある。
物理、魔法攻撃に高い耐性をもち、状態異常耐性も持つため討伐は複数のパーティー推奨。
オーガはとても凶暴かつ残忍で、一度暴れれば小さな村など簡単に全滅してしまうBランクモンスター、しかもそれが複数体ともなると依頼レベルとしてはSランクを超える。
< アサシン・ワーウルフ >
体長3~4mの半狼半人型Bランクモンスター。
鋭い爪と牙を持ち、高い物理攻撃力とスピードを駆使し人を襲ってくる。
その際全く気配を感じず気がつけばやられていたという事が多いためアサシンの名がつけられた。
また群れで暮らす際、人の住むような集落を作り王政を築いている事から知能もトップレベルで高い。
依頼難易度はSランクに相当
毛並みは黒に近いダークグレー
< 地震モグラ >
体長5~10mほどのもぐら型Bランクモンスター。
土魔法に特化していて非常に強い土属性魔法と地震や地割れを起こすことから、近くに人の集落があった場合全滅してしまう事がよくあるため見かけたら直ぐ通報する義務がある災害指定モンスター
土の中を自由自在に動き回りスピードは非常に早く、モンスターを発見する前に一撃でやられてしまう事も・・
討伐は困難であるが、その肉は臭みがなく美味であるため討伐依頼は多い。
< 暴食ベアー >
体長10m~15mほどのクマ型Bランクモンスター。
とにかく攻撃性が高く、人の姿を見つけるとすぐさま襲ってくる事から見かけたら直ぐの通報が義務付けられている災害指定モンスターである。
鋭い爪と高い体力値、攻撃値、防御値、そしてあらゆる耐性を持っているため討伐は大人数が基本。
スピードもかなり高く、前衛が崩されればあっという間に後衛は全滅する。
< 花島カメ >
体長20m程の大きなカメ型Bランクモンスター
背中はまるで小さな島の様な作りをしており、沢山の花や植物が咲き乱れている。
モンスターの栄養を受けている影響か、生えている花や植物はスーパーレア。
かつ超高級品であるため需要はかなり高いが、非常に好戦的なモンスターであるため無傷の状態でそれを入手するのは相当難しい。
< ジェット・イーグル >
体長3~4mの鳥型Bランクモンスター。
ものすごいスピードに加えて超火力特化の攻撃力を兼ね備え、空から獲物を狙う非常に好戦的な性格をしている。
更に常に集団で狙うため倒す際の難易度は非常に高い。
一度狙われてしまうと倒すまで永遠と攻撃され獲物は蜂の巣の様に穴だらけになってしまう。
< スライム・マイマイ >
体長20cm程の渦を巻いた殻に隠れる無形型のBランクモンスター。
スライムと名がつくものの、その本体はスライムではなく強酸で固められたゼリー状のモンスターであるため、獲物に突き刺さった後は貝殻から這い出て体内を溶かしながら捕食していく。
食に貪欲でかつ土の中から一気に飛び出してくるため危険度は極めて高く、更に前衛の武器まで溶かしてしまうため遠距離攻撃が推奨される。
< マグマ・レックス >
体長10mくらいの恐竜型Bランクモンスター。非常に好戦的で人を見れば即座に襲ってくる。
尻尾は鋭くまるで槍の様な形をしており、中距離~長距離の攻撃にも対応。
牙や爪による前衛攻撃も非常に強力で、一頭で一個部隊が完全に崩されてしまう事もある。
更に火属性の高い属性値を持っており、強力な魔法もバンバン打ってくるため後衛が一気に全滅する事も。
< 一つ目大蛇 >
体長20mのヘビ型Bランクモンスター。顔の中央に巨大な目玉が一つついている事から命名された
非常に獰猛な性格をしていて、視界に入るモノは全て飲み込みあっという間に消化してしまう。
口からは強酸の毒液を吐き、パワースピード共に破壊的で討伐は大人数推奨。
巨大な目の輝きは美しく高値で取引されるが、傷つけずに討伐するのは非常に困難である
< リザード・マウンテン >
体長10m程のトカゲ型Bランクモンスター
その姿は硬い岩の様で、立っている姿はまるで山の様に見えることからそう命名された
守備力が非常に高く、生半可な攻撃では傷一つつかない上に尻尾を振り回す攻撃や体当たりなどは一撃で中隊が全滅する程の威力を持つ
< スパイナーズ・タートル >
体長10m越えのカメ型Bランクモンスター
遠方射撃が得意でかなり後方の方から高火力の風の弾丸を、背中についている巨大な大砲から撃ってくる。
出現したらまずは真っ先に倒さなければ、後衛班に攻撃が直撃し、全滅することもある。
< テンペスト・モンキー >
体長5m程の猿型Bランクモンスター
筋肉質な身体と太くてガチガチに硬い腕を持つパワー系モンスターで、それを生かした物理攻撃を連続で打ってくる好戦的な性格をしている
非常に強い魔法耐性を持つが、その分物理攻撃に対する耐性は低いため物理攻撃で仕留めるのがセオリーである
ただしモンスター自体のステータス値は高いため討伐自体困難
怒ったり興奮したりすると両手で胸を叩きポコポコという音を立てる事から《 太鼓サル 》と呼ばれる事もある
< ヘドロ・ワイト >
体長1m~2m程の死霊系Bランクモンスター
スケルトンの姿形をしていて、力、体力値は最低レベルだが、光属性系統の魔力でしか倒す事ができない特殊討伐モンスターである
闇属性魔法を自在に操り、厄介な攻撃魔法や更に多彩なサポート魔法や妨害魔法などを得意とするため、他のモンスターと共に現れた場合は真っ先に倒す事が推奨される
【 Cランクモンスター 】
< ブラッティー・ウルフ >
赤い血のような毛並みに口から大きく飛び出た2本の牙、危険ランクが極めて高 く、もし討伐するとすれば1頭でも最低中隊レベルの戦力が必要なモンスター
< ゴブリン・キング >
体長3mを超える人型Cランクモンスター。
ゴブリンを率いて時に堂々と人間の集落を襲う事もあり、非常に攻撃性の高い獰猛な性格をしている。
大剣や巨大斧を使い圧倒的パワーで物理攻撃をしてくる上、高い体力、防御力、更には物理攻撃耐性( 大 )と魔法攻撃耐性( 小 )を持っているため集団での討
< 大岩ブタ・キング >
体長5mほどのブタ型Cランクモンスター。
硬い表皮に覆われ、物理系攻撃耐性( 大 )を持ち、雷・風属性の魔法に関して高い耐性を持っている。
突進攻撃はスピード、パワー共に非常に強力で、ジグザグに走ってはかなり広い範囲にその衝撃波が飛び広がるため遠方魔法射撃による討伐が推奨される。
< モーニング・スターベア >
体長5mを越える熊型のCランクモンスター
両手はしゃもじの様な形をしていて沢山の棘がついていることからそう命名された。
攻撃に非常に特化していてその手から繰り出される凄まじい威力の物理攻撃は、一振りだけで辺り一帯が吹き飛び、戦闘職の兵士でも一撃で即死するほど。
性格は人に対し非常に好戦的かつ凶暴で、姿を目にすると直ぐに捕食モードへ移行する。
一度このモードに入ってしまえば獲物を殺して食べない限りは落ち着かないため慎重な対応が必要である。
モーニング・スターベアの棘手は栄養たくさん凝縮していて美味しい
< スライムの始祖 >
スライムと外見は全く同じのユニークCランクモンスター。
無限にスライムを生み出しては、命令し自在に操る事もできる。
またあらゆるバフをそのスライム達に掛ける事もできるので、討伐する際は大量の強化スライム達を倒す必要があるが、数が多い上に外見からもどれが本物か分からないため討伐は困難。
【 Dランクモンスター 】
< ノーフェイス・ネオウルフ >
体長5mほどの狼型Dランクモンスター。
顔に黒い仮面をつけているのはノーフェイス・ウルフと同様だが、パワー、スピードともに圧倒的な強さを持つ。
さらにノーフェイス・ウルフの群れにこのノーフェイス・ネオウルフがいる場合、群れを1つの個体としてその全司令塔の役割を果たすため討伐難易度は大きく跳ね上がる。
< 飛竜 >
スピードと飛行能力に特化した進化を遂げた竜種の一種であるDランクモンスター。
体皮の色はフォレストグリーンでスピードを出すためスッキリとしたスリムなスタイルに、爪や牙も他の竜種と比べて控えめだが翼は大きい。
大人しい性格でかつ草食である彼らは滅多な事では人を襲うことはない。
人の姿を見れば直ぐに逃げて行ってしまうため基本はその姿を捉えるのも難しい上に、生息域は山の急斜面や崖なので人との接触はほぼ皆無。
< イブニング・バード >
体長1m程の夜行性鳥型Dランクモンスター。
細く針の様なくちばしを持ち、非常に早い動きで暗い空を自在に動き回って敵を翻弄する。
集団で狩りをするため空からスピードを生かした攻撃を全員で仕掛け、獲物を全身串刺しにするため魔法での遠距離攻撃が推奨される。
< サイ・バード >
体長1m程のサイの様な大きな一本の角を持ち、鳥の翼の様なモノで自在に空を飛び回っては獲物に集団で総攻撃をする危険度の高いDランク鳥型モンスター
突進はスピードが早く威力も高いので、避けるのは至難の業
< ファイヤー・ホーン >
体長10m以上のトナカイ型Dランクモンスター
大きな二対の角を使った体当たりが非常に強烈で、相当の防御力がなければ防げないが、横はがら空きなため、大人数で囮と攻撃に別れて討伐するのが勧められている
更に二対の角により魔法攻撃を避雷針の様に避けて集めてはそれを反射してくるやっかいな能力を持つため物理攻撃が基本
< シャドー・コンバット >
体長1m程のコウモリ型Dランクモンスター
夜行性で闇に紛れての奇襲攻撃を得意とするモンスターで気配遮断の能力を持つ。
更にスピードも早いため気がつけばパーティー全滅する事もあるため ” 夜の暗殺者 ” とも呼ばれている
【 Eランクモンスター 】
< サンダー・バードルー >
体長10mほどの鳥型Eランクモンスター。
大型のモンスターを主食とするため、空から鋭い爪で電光石火の攻撃を仕掛けてくる。
胸元に生えた大量の毛を媒体に雷属性の攻撃を繰り出してくるため注意が必要だが、胸元毛は非常に柔らかく、クッションなどの材料として高値で取り引きされる。
< ゴブリン >
体長50cm~1m程の人型Eランクモンスター。
知能はやや高く群れなどの集団で行動し、武器を駆使して人間を襲ってくる。
一匹では大した事ない強さではあるが、集団で来た場合討伐難易度は跳ね上がる。
またゴブリン・キングと共に現れた場合は更に上がるため注意が必要。
< 大岩ブタ >
体長5mほどのブタ型Eランクモンスター。
硬い表皮に覆われ、物理系攻撃耐性( 小 )を持ち、雷属性の魔法に関して高い耐性を持っている。
突進攻撃はかなり強力だが真っ直ぐにしか進めないため回避はしやすい。
< ノーフェイス・ウルフ >
体長2mほどの狼型Eランクモンスター。
顔に黒い仮面をつけておりそのせいで攻撃パターンが読みにくく、更に個体での生存欲求は低いため相手がどんな強者であっても一度ターゲットにしたものをどこまでも食らいついてくる。
単独の強さはイマイチだが集団となれば危険度は一気に増し、統率された動きで敵を追い詰めていく。
< ブタ鼻・ライオン >
大きなブタの鼻と顔の周りに生える立派なタテガミが特徴の体長10m程のライオン型Eランクモンスター。
鼻が効くため一度獲物と認識するとその匂いを辿りどこまでも追いかけてくるため縄張りに近づかない様注意。
硬い体表に岩をも簡単に粉砕する鼻により体当たりされてしまえば命はない。
物理耐性( 小 )をもつが火属性の攻撃が弱点。
< ナメクジ・ミミズキング >
ナメクジ・ミミズが集合し融合することで誕生する融合型Eランクモンスター。
体長は集まったモンスターの数だけ大きくなるためまちまち。
頭についた触覚がトゲトゲしていて王冠の様に見える。
粘液の酸性度は上がり、まともに喰らえば溶かされてしまうため注意が必要。
本体の動きは遅いが、粘液攻撃に加え無数の触手を伸ばし獲物を捉えてから溶かそうとするので捕まってしまえばジ・エンド。
体表の粘液により物理攻撃耐性を持ち生半可な攻撃はツルッと弾かれてしまうが、火の属性攻撃には弱いので魔法攻撃が有効。
< ビリビリ・バタフライ >
体長10cm程の蝶型Eランクモンスター
集団で現れ他のモンスターに便乗して人を攻撃してくるため少々面倒なモンスターで、痺れ効果のある鱗粉をそこら中に散布してくる
また周りの背景に溶け込む擬態能力も持っているため、混戦時には真っ先に見つけて倒しておかないといつの間にか痺れて動けなくなってしまう
< スレット・カメレオン >
体長20cm程のカメレオン型Eランクモンスター
周囲の景色と同化しながら鼻先についている鋭い刃を使い、獲物を切り刻む
よく目を凝らせばギョロギョロした目だけは確認する事ができ、そこを攻撃すれば擬態は解除してしまうので、まずは軽く攻撃した後、一気に叩くがセオリー
< スポンジ・カブト >
体長10cm~20cm程のカブトムシ型Eランクモンスター
身体はスポンジの様な作りになっていて、物理攻撃に対して耐性を持っている
そのため魔法で倒すのがセオリー
< ダーツ・モイスキー >
体長30cm程の吸血蚊型Eランクモンスター
空から獲物を見つけてはまるで弾丸の様に突進してきて串刺しにして、そのまま獲物の血を吸い尽くす
集団で襲われれば逃げ切るのは難しいが、動き自体は単調であるためパーティーでの討伐が推奨される
< シャドー・エアー >
実体を持たない煙型Eランクモンスター
その正体は魔力の塊であり、ふわふわと出現しては消え、敵とみなした相手に毒や麻痺などのデバフを掛けてくる
そのモヤの中で巧妙に隠された瘴核を破壊すれば倒せるが、魔力のモヤで隠されているため見つけにくい
単体の攻撃性はないものの、他のモンスターと同時に出現した場合、その脅威度は跳ね上がる
< 死肉バエ >
体長10cm程のハエ型Eランクオンスター
鋭く尖った針の様な口を持ち、肉を腐らせる体液を注入。
その肉をドロドロに溶かしてスープ状にして吸う
< 防腐薬草 >によって防ぐ事ができるが、時間が経過しすぎると効果はなくなってしまうため注意
【 Fランクモンスター 】
< 夜人蝶 >
体長10cmほどの蝶形Fランクモンスター。
夜行性でその鱗粉に毒を持つ。
蝶の羽が人の顔に見えるのが特徴。
< 泥とげカメレオン >
カメレオン型Fランクモンスター。
普段は泥の中に潜み、自身のテリトリーに侵入してきた獲物を襲い捕食する。
そのテリトリーにさえ入らなければ襲ってこないため比較的危険度は低いが、大きく膨らんだトゲトゲの尻尾の一撃は非常に危険で、並の兵士なら即死する事もある。
< ヘッド・ハンマーモグラ >
体長20cm~30cm程のモグラ型Fランクモンスター。
頭の形がハンマーに似ている事からその名前が付けられた。
人に対し攻撃性はほぼ無く危険性は少ないが、動きは素早くパワーもあるため討伐はランクの割には困難。
畑に住み着き野菜を食べてしまう事から農家では天敵といえる存在だが、攻撃しようとすると直ぐに土の中に潜り込み、更に頭のハンマーを地に叩きつけ地割れを起こしたりするためその被害は甚大なものになることがある。
ランク越えモンスターに該当するモンスターで、草食で人を襲う事はしないが単体の能力は非常に高くFランク指定となっているが強さでいえば下手をしたらDランク。
それがもし団体さんでやってきてしまうと畑は捨てるしかなくなる場合が多い。520
一匹銀貨5枚
< ナメクジ・ミミズ >
体長30cmほどのナメクジ型Fランクモンスター。
ナメクジとミミズの間の子の様な姿をしていて白いツルッとした体に粘着性の強い粘液がたっぷりついているのが特徴的。
その粘液性のある粘液は酸性で、自在にその酸度を変え獲物を仕留めるときはその粘液を飛ばしてくるため注意。
人に対しそれなりに攻撃性は高いが、動きは鈍く沢山浴びなければ死ぬほどではないためそこまで危険性は高くない。
ただし集団で襲ってきた場合は危険度が跳ね上がるため単体での討伐が推奨される。
< 流星コウモリ >
体長30cm程のコウモリ型Fランクモンスター。
普段は温厚で主食は木の実やきのこなどの草食で人を襲ってくる事は滅多にないが、個体の強さとしてはEランク、さらにそれが集団化するとDランク相当といわれているランク越えモンスター。
特にスピードが凄まじく早い為、空から一直線に飛んで仕掛ける体当たりはまるで流星のようであると言われている。
< 吸血ネズミ >
体長30cm程のネズミ型Fランクモンスター。
人や動物の血を吸うため口が尖った針の様な形をしているのが特徴で、視界が暗い夜にこっそり獲物に近づき血を吸う。
視力はあまり良くないが聴覚は非常に優れているため基本的に襲ってくるのは夜。
一匹辺りが吸う血は極少量で人や大型動物ならば死ぬことはないが、吸血する際に魔素の成分を含んだ唾液も同時に注入してしまうため、多数同時に吸われれば中毒症を起こし死に至る事もあるので注意。
< ヘドロ・クモ >
体長5cm程の蜘蛛型Fランクモンスター。
川や湖、泉など水辺に好んで住み、その水を吸ってヘドロの様な排泄物を出すため増え過ぎれば公害を起こす公害指定モンスターである。
適度な個体数なら排泄物は土にとって適度な栄養になり特に問題はないが、他の種族が大量発生すると大量に卵を産んで集団化し川底の土と一体化、土地が腐敗してしまう。
< 剛腕・トカゲ >
体長5~10m程のトカゲ型Fランクモンスター。
巨大で岩の様にゴツゴツした両腕を持ちそれを振り回し攻撃してくるが、強い攻撃力の反面スピードがイマイチであり、かつ自身の縄張り以外で攻撃をしてくる事はめったにないため危険性はそれほど高くない。
< スターホース >
通常の馬の2~3倍はある筋肉質な体格の馬型Fランクモンスター。
スピードはポッポ鳥に続く第二位と言われており更にパワーは高ランクモンスターに匹敵する程であると言われているため、馬車を引くモンスターとしてはNO・1の人気を誇る。
ただし草食にしては気性が荒いため『 御者 』系の資質持ちの専門の者と共に訓練をしなければ大人しく馬車は引いてくれない。
道中モンスターに襲われても、後ろ足の強烈な攻撃で並のモンスターなら一撃で倒してしてくれるため、危険地帯でも問題なく走る事ができる。
< 大盾エレファント >
全長10m程の象型Fランクモンスター。
顔を覆うように前面についている巨大なイボが大きな盾に見える事からそう名付けられた。
性格は温厚で大人しく人にとっては無害だが、防御力が恐ろしく強く、特に正面からの攻撃はAランクモンスターからの攻撃も防ぐと言われている。
< ミラーズ・バット >
体長30cm程のコウモリ型Fランクモンスター。
まるで鏡の様な丸い盾がお腹についており、攻撃を跳ね返す事ができる。
攻撃しなければ襲いかかってこない比較的大人しいモンスターだが、他のモンスターとの交戦中に出現すると、うっかり攻撃が跳ね返り大ピンチを迎える事も・・
< 食肉レッド蜂 >
体長20cm程の蜂型Fランクモンスター。
お尻についている針に毒はないが、その気になれば人など簡単に貫通する程のパワーとスピードを持つ。
しかし草食性なため滅多に人は襲わない。
ただし、その繁殖方法は特徴的で、産んだ卵を葉や木に擦り付け他の生物の体内に入れ、体内で孵化後はイモムシ型の姿のまま体内で過ごす。
その間、宿虫を守るため一時的にその生物の体をパワーアップさせることから、大昔は強化薬として使われていた時期もあったが、その後、口や鼻から出てきた後、宿主の血を吸う事、更に数が多いと酷い貧血、時には死亡してしまう事から使用禁止になった。
寄生期間は一ヶ月、その間に【 虫直し薬 】を飲めば簡単に排出できる。
< フリル・ボア >
体長5m程のイノシシ型Fランクモンスター
まるでフリルの様な毛を身体に纏い、走る度にヒラヒラとまるでドレスの様に靡かせる事から ” ケモノ婦人 ” とも呼ばれている。
体当たりは木を根こそぎ吹っ飛ばすくらいの威力があり、正面からまともにぶつかれば一般兵士でもふっ飛ばされるほど。
ただし直線にしか進めない事と背中が弱点という事からそこまで脅威ではない。
< メガロ・ヤンマ >
体長50cm程のトンボ型Fランクモンスター
視覚に非常に優れていて、大きな目で敵の動きを完璧に見切り中々攻撃が当たらない少々厄介なモンスター。
基本的には人を襲わないのと攻撃力は大した事がないが、縄張りに侵入された場合の空からの一斉攻撃とその繁殖方法が特殊でFランク指定となっている。
一度に大量の卵を水辺で産み落とし、それを飲み込んだ生物の中で卵を温めるが、それが大量であった場合は死んでしまう事も。
更に卵の孵化のために大量のカロリー摂取が必要となってくるため、宿主の脳へ直接命令を下し、操る事もできるという特殊能力を持つ。
卵は孵化直前に排泄と共に出てくる。
< スパイダーズ・バード >
蜘蛛の形に擬態し身を守っている体長3mの鳥型Fランクモンスター
肉食ではあるが好戦的ではなく、基本は弱った獲物や死骸を好んで自分の巣に持ち帰りゆっくりと食べる
戦う際は回避率が非常に高いのと、特殊な糸で相手のスピードを下げるデバフ技を使ってくるため討伐難易度は高い
< ダーツ・エアー >
鋭くダーツの様な口を持つ体長10cm程の小鳥型Fランクモンスター
物陰から飛び出してくるスピードは早く、一撃必殺型のハイスピード体当たりが非常に厄介だが、花の蜜が主食で近づきすぎなければ攻撃してくる事はないので、そこまで脅威的ではない
< つららカナブン >
体長10cm程のカナブン型Fランクモンスター
普段は無害なモンスターであるが、縄張りに入ると攻撃的になる
攻撃する際、まるでつららの様な鋭く尖った形に形態を変え、獲物に向かって真っ直ぐ飛んでくる
単体ならば直進するだけの単調な攻撃なので致命傷になる事はほぼないが、複数で襲われた場合、モンスターランクは一気に上がる
【 Gランクモンスター 】
< カユジ虫 >
お花を食べる芋虫型モンスター。
白いツルツルした外見から無害に見えるが、天敵から逃げる時の体当たりはそれなりに速く、たまに農家の人が怪我をする事もある。
更に刺されると5分間痒くて痒くて堪らなくなり、その痒みはだいの大人でも転がり回るほど。
春頃、プリプリと小さなカユジ虫ジュニアを大量に出産しては、空を飛ぶ鳥さんの襲撃を受けているので庭は大騒ぎ。
< チュール鳥 >
体長5センチほど、淡いクリーム色の羽をもった鳥型モンスター。
耳が非常に発達していて何十キロも先の音まで聞き取る事が出来る。
< 岩盤イモリ >
体長10センチほどのイモリ型Gランクモンスター。
とても温厚で大人しく、人が通ると石ころに擬態してやり過ごす。
ただかなりの硬さを持つため討伐するにはかなりの実力が必要。
< 綿毛てんとう >
体長10センチ程の虫型Gランクモンスター。
フワフワとした綿毛の様な体で風に乗って人生を過ごす。
あらゆる攻撃を吸収する為、討伐にはかなりの攻撃力が必要。
< クロウ >
体長10cmほどの夜行性鳥型Gランクモンスター。
真っ黒な体は夜に溶け込み見つけづらく、ポーポーという鳴き声しか聞こえないほど。
暗闇に適した進化を遂げた目は、暗闇でもはっきり見える
< トロロン・ピック >
体長5mほどの豚型モンスター。
脂身が外側に露出している為、
ヌルヌルと体表がベタつき物理攻撃耐性(小)を持つ。
性格は温厚だが、自身の餌を取られそうに
なると粘液を吐きかけ攻撃してくるため注意。
< キラリマッシュ >
体長50cmほどのキノコ型Gランクモンスター。
赤色の大きな笠はピカピカと光り、それに群がってきた虫を食べる。
夜行性で、夜は道を照らしてくれる為、商人などのテイムモンスターとして人気は高い。
< モスキート・ビービー >
体長1cm程度の蜂型Gランクモンスター。
縄張りと指定した場所の近辺に魔力を徐々に減らす毒を撒き散らし獲物が倒れるのを待つ。
解毒薬で簡単に治る、かつ縄張りに近寄らなければ特に攻撃はしてこないため危険度は低いが、もしも捕まってしまった場合は巣に持ち帰られ長期間卵の寄生主、兼幼虫の餌にされるため注意。
< ポッポ鳥 >
体長3m~ほどの鳥型Gランクモンスター
スピードに特化した進化をしたため、攻撃力、守備力はほぼゼロに近く性格は大人しくて臆病であり人の姿を見かけると直ぐに逃げていってしまう。
そのスピードはモンスターの中で最速とされている為、捕獲は不可能だが大好物の豆類を毎日同じ時間同じ場所に撒き人の存在に慣れて貰えばあっさり捕獲できる。
馬と同じくらいの大きさで黄色い羽毛に覆われている。
外見はちょうどヒヨコとダチョウの間の子みたいな身体でけっこう筋肉質、特に足がダチョウより太くしっかりしているが全体的にはスリムに見えてつぶらな瞳がとても可愛い。
< ドンドンとかげ >
体長5mほどのとかげ型Gランクモンスター。
大きく逞しい体格を持ち何トンもの荷物も平気で運べるパワーを持つが、草食で非常に大人しい性格をしている。
そのため商人が乗るモンスターとしては不動の一位を誇る乗り物共存モンスター。
ただしスピードはイマイチなため、短距離の移動時にはポッポ鳥が推奨される。
< レインボー・土ナマズ >
体長20cmほどのナマズ型Gランクモンスター。
森などにある栄養豊富な土の中で生息しており、日光浴のためたまに外に出てくる。
スピードが早く土の中にいる場合はまず討伐することはできないため、日光浴の瞬間を狙う。
しかしそれでも倒すのは至難の技で、かなりの熟練度が必要。
虹色に輝くひげは女性の髪結いとしてかなりの人気があり、高額で取引されている。
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頭に大きな花がついており、そこに顔を埋めて吸う蜜は絶品で需要は高いが、スピードと回避特化で素早く土に潜ってしまうため捕まえるのは至難の技。
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体長20cm~のバッタ型Gランクモンスター。
単独では草食の比較的大人しいモンスターだが、飢饉や天候の関係上たまに大量発生してしまいそれが集団化すると全ステータスUP、攻撃性は増し、雑食性に変化。
体表は緑から赤へ、更に体中に棘が生えモンスターランクはFランクへランクUPする【 ランク越えモンスター 】である。
一度発生してしまうと討伐にはかなりの戦力が必要となってしまい、国の災害級モンスターに指定されている。
< スライム >
体長20~30cmほどのゲル状Gランクモンスター。
身体のほとんどが水分で出来ており、生き物の死骸や汚物などを食べるため街の下水に暮らしている別名《 世界のお掃除屋さん 》と呼ばれている共生モンスターの一つ。
ただし集団化すると性質・形状変化をする【 ランク越えモンスター 】になってしまうため注意が必要。
分裂する事であっという間に増えてしまうため定期的な間引きが各街では義務付けられている。
” 始祖 ” を倒さない限りは無限に湧き出て分裂する。
< 毛針ハチ >
体長10cm程の蜂型Gランクモンスター。
甘い蜜が大好きでそれを狙って人里へとやってくる。
単体なら大したことなく討伐できるが巨大な群れで襲ってくるとスピードが早く対処が難しい。
花の生産業者の永遠の天敵であると言われている。
< カメレオン・ヘビ >
体長1mほどのヘビの身体に目はカメレオンのヘビ型Gランクモンスター。
擬態を得意とし背景に溶け込んでしまうため目視での発見は不可能かつ動きが非常に素早いスピード特化のため討伐は非常に困難である。
卵が大好物で養鶏場の鶏の卵を食べてしまう事から養鶏場にとっては天敵といえるモンスターである。
< 家食いアリ >
体長1mm前後のアリ型Gランクモンスター。
建物に住み着きあっという間に繁殖、増殖を繰り返し、そのまま壁や床、ありとあらゆる家の材木を食べ尽くしてしまう公害指定モンスター。
一匹一匹の強さは弱く、子供でも簡単に倒せるが、その脅威はその数と繁殖力にあり1匹の女王アリを倒さない限り無限に増え続けてしまう。
ただし女王に目立った特徴がない事、一匹でも倒すと危機を察知した女王が大量の卵を一瞬で産み孵化してしまう事から単体の討伐は困難。
基本は家を一度完全に焼き払うしかないとされている。
< ダイヤエデン・フィッシュ >
素材ランクSSSの幻とされる魚型Gランクモンスター。
体長は20cm程でダイヤの様な輝く鱗を持ち、泳いでいる姿はまるで巨大なダイヤモンドが泳いでいる様にすら見える。
その身を食べるとあまりの美味しさに天国に行けるとまで言われているが、大昔に一度大量発生して以来一度として人里に姿を現した事はない。
< ハエ猫 >
体長5mm程の猫にそっくりの姿をしたハエ型Gランクモンスター。
力は弱く花の蜜を吸って生きている最弱モンスターの内の一角と言われているが、唯一空間移動能力を持っていて、天敵に襲われた場合、それを駆使して逃げる事ができる。
< エメラルド・ゴースト・カブト >
体長30cm程のカブトムシ型Gランクモンスター。
その体はまるでエメラルドの様にキラキラと輝き、巨大な宝石の様に見えるため、非常に高値で取引されているが、幻惑魔法に長けているモンスターであるためその姿はほとんど視認する事ができない。
更に魔素の比較的濃い場所にしか生息してないので、現在は王族や高位貴族が家宝にするほど貴重で珍しい素材系モンスターとして扱われている。
入手難易度はSランク
< モコモコ兎 >
体長2mほどの兎型Gランクモンスター
体を覆うモコモコふわふわの毛は最高級の毛玉として売買されているが、怒ると雷を発生させるため毛を刈る時には注意が必要。
< バタフライ・大ねずみ >
体長2cmくらいの小さなねずみ型Gランクモンスター。
まるで蝶の様な鮮やかな羽がついていて、とても美しい姿だが、実は肉食であるこのモンスターは自身より小さな獲物を捕らえては捕食するが、大きい人型種には見向きもしない上に弱いため、危害を加えられる心配はない。
普段は森に住んでいる。
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繁殖の仕方は自己分裂型の卵を出産するが、その際特殊な卵膜で卵を包み込む
自身の命が尽きるまでその卵膜は破る事ができない
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認識阻害能力を持っていて、光るお尻を振って相手にそれをかける。
その能力のせいで討伐は難しい。
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< シルク・キャタピラー >
体長1m程のイモムシ型Gランクモンスター
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糞を固めて巣を作り、その中で子育てをする事から天敵に狙われにくく、最弱モンスターでありながら個体数を保っている
< ナマケ・マイマイ >
体長20cmくらいのナメクジ型Gランクモンスター
移動の際はのったり……のったり……とゆっくりした動きで、一日の移動距離は30cm程しかない
基本は動かず、ゴミクズに擬態する事で敵の目を欺く
餌は一日一枚の葉っぱで事足りる
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