478 / 1,315
第十二章
463 パーティー
しおりを挟む
( リーフ )
レオンがピクリとわずかに動いたのに気づいたが、そんな事は気にせず、俺はレオンの体を抱きしめたまま力一杯上に持ち上げ、大声で叫んだ。
「 大丈夫!!悪い奴らは俺が全員ぶっ倒してあげるから!!
だから一緒にお外に出よう!
まずは近くの森から始めようね。
薬草一緒にさ~がそっ! 」
口をわずかに開け、固まってしまったレオンを持ち上げたまま右へ左へと小さく揺らしてあやして上げれば、レオンの体はゆっくりと弛緩していき最後はフニャッフニャになる。
よしっ!なんか大丈夫っぽい。
そう判断した俺は、そのまま覆いかぶさるほどの大きさのレオンを肩にフンッ!と担ぐと、その姿は運動会の弾幕を背負う応援団長の様になった。
レオンは黒くて大きな弾幕の様。
こんなに大きく育ってくれて俺は嬉しい!
ずっしり重いレオンの身体に、思わずニッコリしてしまう。
そしてベローンと大人しく垂れ下がるレオンを担いだまま、青ざめて固まってしまっていたギルドの受付の男の人へ視線を移した。
「 じゃあ、俺とレオンでパーティー登録お願いします! 」
キッパリとお願いすると、その受付員の人は、ブルブル震える手で一枚の紙を取り出す。
「 で……では……パーティー名をお願いします……。 」
そう言ってきたので俺はピタリと止まった。
オヨヨ??パーティー名とな?
それを聞いて思いだしたのは ” 春の三毛猫 ” という名前だ。
パーティー名とは、要は家族の名前みたいなもので、このメンバーでウチの家族ですよ~と周りに認知してもらうものであると思われる。
< 〇〇さんの家の△△さん >的なモノ。
これは一人で決めるわけにはいかないな~。
俺はグテ~としているレオンを慎重に隣に下ろし、まだぼんやりしているレオンに聞いてみた。
「 レオン、パーティー名どうしようか?
あ、パーティー名っているのは、 ” 俺達家族ですよ~ ” って皆に知らせるものなんだ。
俺とレオンのファミリーネームってやつだよ。迷うね~。 」
「 か……家族っ!! 」
すると、それを聞いたレオンは弛緩していた体をまたしてもガチンっと硬直させて静止してしまった。
レオンは何かに名前をつけるという行為自体が苦手なため、パーティー名という非常に抽象的な言葉に対し多分パニックを起こした模様。
分かる分かる~!俺も超苦手だからさ!
前世を含めた人生の中、命名する機会があった思い出を振り返り、ハハッ……と乾いた笑いを漏らす。
なんてったってレオンを最初見た時は ” クロ ”
昔孤児院に居着いてしまった白猫は ” ご飯 ”
ヤギは ” メェ~ちゃん ”
鳥は一律 ” ピーちゃん ”
俺の実力ではこの程度。
そんなセンス皆無な俺にとっても、パーティー名という抽象的なモノに対し、命名する事は非常にハイレベル……。
どうしたもんか……。
困りながら考えていたら、マリンさんに貰ったお昼のお弁当を思い出した。
「 あ、じゃあ『 肉巻き定食 』でお願いします。 」
「 はっ??……えっ?肉?? 」
キョトンとする受付の男の人をよそに、薄い花びらの様なお肉がバター芋の周りにクルクルと巻かれ、更にカリッと焼かれたマリンさんお手製定食、通称『 肉巻き定食 』を思い出しジュルリとヨダレが口の中で溢れる。
アントンの料理と甲乙つけがたい!
俺はどっちも大好きー!
アントンの特性ハンバーグの味も思い出し、お口の中が大洪水になっていると、受付の男の人がオズオズと話しかけてきた。
「 あ、あの~……本当にそれでいいんですか?
パーティー名は、もっとこう……< 龍の息吹! >とか、< 紅の不死鳥! >とか……。
多少名前に威圧感があるものの方が後々良いと思いますよ。
パーティー名で判断されるお貴族様も多いので……。 」
今度は俺がキョトンとした表情を浮かべた後、言われた言葉を反芻しながら考え、なるほど~と納得した。
多分お貴族様が指名依頼を出す時は、そういった強そうな名前の方が目に付きやすいということだろう。
確かに同じレベルなら大体の人はインパクトがある名前の方を選ぶ。
なるほど~。
インパクトか……。
受付の男性の言う通り、確かにインパクトがある名前にすべきだなと考えた。
最近一番インパクトを感じた出来事はなっだっけ??
頭の中の記憶をほじくり出しほじくり出し────……ピンッ!とそれに該当する記憶を思い出す。
「 じゃあ、『 あげ玉の寝姿 』でお願いします! 」
「 はぁ???? 」
多分それが今年のNO1インパクト賞。
あげ玉の寝る時の姿は。
改めてそのびっくりな寝姿を思い出し、大きく頷いた。
なんてったって、スゥ……と眠ったと思ったら急に巨大な黄色い毛玉に早変わり!
本当にびっくりしたもんだ。
運動会で使いた~い!と、頭の中では一人運動会が始まってしまう
大好きな大玉転がしを思い浮かべながら更にニコニコしていると、受付の男の人は一瞬無言になった後、控えめな笑顔を見せてくれた。
「 では、『 肉巻き定食 』にしましょう。 」
受付の男性はそう言って、素早く俺達の冒険者証に魔力を纏ったペンで何かを書いてそれを返してくる。
その返された冒険者証を改めて確認すると、なんと自分の名前の上にパーティー名【 肉巻き定食 】と新たに追加されているではないか。
おお~!
初めてのパーティーなるものに興奮していると、その間に受付さんは直ぐに俺達が持ってきた依頼書の方もパパッと手続きし『 受注完了 』のハンコが押された依頼書を渡してくれた。
「 ありがとうございま~す! 」
御礼を告げて、さぁ。冒険者の第一歩!
意気揚々とクルッと後ろを振り返ると────……すぐ後ろにズラッと並んでいたはずの人達はいなくなっていた。
「 …………?? 」
あれ?と不思議に思いながら視線を更に後ろの方へと移していくと、遥か後方の方でゴチャ!と冒険者達が固まっている。
そしてそれは両隣の人達も同じで、気がつけば俺とレオンの周りは人っ子一人いない無人島に……。
お顔は真っ青、汗ビャービャーで引きつった表情を浮かべたままレオンを凝視している周りの人達を見て、俺は、うん……と大きく頷いた。
レオンがピクリとわずかに動いたのに気づいたが、そんな事は気にせず、俺はレオンの体を抱きしめたまま力一杯上に持ち上げ、大声で叫んだ。
「 大丈夫!!悪い奴らは俺が全員ぶっ倒してあげるから!!
だから一緒にお外に出よう!
まずは近くの森から始めようね。
薬草一緒にさ~がそっ! 」
口をわずかに開け、固まってしまったレオンを持ち上げたまま右へ左へと小さく揺らしてあやして上げれば、レオンの体はゆっくりと弛緩していき最後はフニャッフニャになる。
よしっ!なんか大丈夫っぽい。
そう判断した俺は、そのまま覆いかぶさるほどの大きさのレオンを肩にフンッ!と担ぐと、その姿は運動会の弾幕を背負う応援団長の様になった。
レオンは黒くて大きな弾幕の様。
こんなに大きく育ってくれて俺は嬉しい!
ずっしり重いレオンの身体に、思わずニッコリしてしまう。
そしてベローンと大人しく垂れ下がるレオンを担いだまま、青ざめて固まってしまっていたギルドの受付の男の人へ視線を移した。
「 じゃあ、俺とレオンでパーティー登録お願いします! 」
キッパリとお願いすると、その受付員の人は、ブルブル震える手で一枚の紙を取り出す。
「 で……では……パーティー名をお願いします……。 」
そう言ってきたので俺はピタリと止まった。
オヨヨ??パーティー名とな?
それを聞いて思いだしたのは ” 春の三毛猫 ” という名前だ。
パーティー名とは、要は家族の名前みたいなもので、このメンバーでウチの家族ですよ~と周りに認知してもらうものであると思われる。
< 〇〇さんの家の△△さん >的なモノ。
これは一人で決めるわけにはいかないな~。
俺はグテ~としているレオンを慎重に隣に下ろし、まだぼんやりしているレオンに聞いてみた。
「 レオン、パーティー名どうしようか?
あ、パーティー名っているのは、 ” 俺達家族ですよ~ ” って皆に知らせるものなんだ。
俺とレオンのファミリーネームってやつだよ。迷うね~。 」
「 か……家族っ!! 」
すると、それを聞いたレオンは弛緩していた体をまたしてもガチンっと硬直させて静止してしまった。
レオンは何かに名前をつけるという行為自体が苦手なため、パーティー名という非常に抽象的な言葉に対し多分パニックを起こした模様。
分かる分かる~!俺も超苦手だからさ!
前世を含めた人生の中、命名する機会があった思い出を振り返り、ハハッ……と乾いた笑いを漏らす。
なんてったってレオンを最初見た時は ” クロ ”
昔孤児院に居着いてしまった白猫は ” ご飯 ”
ヤギは ” メェ~ちゃん ”
鳥は一律 ” ピーちゃん ”
俺の実力ではこの程度。
そんなセンス皆無な俺にとっても、パーティー名という抽象的なモノに対し、命名する事は非常にハイレベル……。
どうしたもんか……。
困りながら考えていたら、マリンさんに貰ったお昼のお弁当を思い出した。
「 あ、じゃあ『 肉巻き定食 』でお願いします。 」
「 はっ??……えっ?肉?? 」
キョトンとする受付の男の人をよそに、薄い花びらの様なお肉がバター芋の周りにクルクルと巻かれ、更にカリッと焼かれたマリンさんお手製定食、通称『 肉巻き定食 』を思い出しジュルリとヨダレが口の中で溢れる。
アントンの料理と甲乙つけがたい!
俺はどっちも大好きー!
アントンの特性ハンバーグの味も思い出し、お口の中が大洪水になっていると、受付の男の人がオズオズと話しかけてきた。
「 あ、あの~……本当にそれでいいんですか?
パーティー名は、もっとこう……< 龍の息吹! >とか、< 紅の不死鳥! >とか……。
多少名前に威圧感があるものの方が後々良いと思いますよ。
パーティー名で判断されるお貴族様も多いので……。 」
今度は俺がキョトンとした表情を浮かべた後、言われた言葉を反芻しながら考え、なるほど~と納得した。
多分お貴族様が指名依頼を出す時は、そういった強そうな名前の方が目に付きやすいということだろう。
確かに同じレベルなら大体の人はインパクトがある名前の方を選ぶ。
なるほど~。
インパクトか……。
受付の男性の言う通り、確かにインパクトがある名前にすべきだなと考えた。
最近一番インパクトを感じた出来事はなっだっけ??
頭の中の記憶をほじくり出しほじくり出し────……ピンッ!とそれに該当する記憶を思い出す。
「 じゃあ、『 あげ玉の寝姿 』でお願いします! 」
「 はぁ???? 」
多分それが今年のNO1インパクト賞。
あげ玉の寝る時の姿は。
改めてそのびっくりな寝姿を思い出し、大きく頷いた。
なんてったって、スゥ……と眠ったと思ったら急に巨大な黄色い毛玉に早変わり!
本当にびっくりしたもんだ。
運動会で使いた~い!と、頭の中では一人運動会が始まってしまう
大好きな大玉転がしを思い浮かべながら更にニコニコしていると、受付の男の人は一瞬無言になった後、控えめな笑顔を見せてくれた。
「 では、『 肉巻き定食 』にしましょう。 」
受付の男性はそう言って、素早く俺達の冒険者証に魔力を纏ったペンで何かを書いてそれを返してくる。
その返された冒険者証を改めて確認すると、なんと自分の名前の上にパーティー名【 肉巻き定食 】と新たに追加されているではないか。
おお~!
初めてのパーティーなるものに興奮していると、その間に受付さんは直ぐに俺達が持ってきた依頼書の方もパパッと手続きし『 受注完了 』のハンコが押された依頼書を渡してくれた。
「 ありがとうございま~す! 」
御礼を告げて、さぁ。冒険者の第一歩!
意気揚々とクルッと後ろを振り返ると────……すぐ後ろにズラッと並んでいたはずの人達はいなくなっていた。
「 …………?? 」
あれ?と不思議に思いながら視線を更に後ろの方へと移していくと、遥か後方の方でゴチャ!と冒険者達が固まっている。
そしてそれは両隣の人達も同じで、気がつけば俺とレオンの周りは人っ子一人いない無人島に……。
お顔は真っ青、汗ビャービャーで引きつった表情を浮かべたままレオンを凝視している周りの人達を見て、俺は、うん……と大きく頷いた。
52
お気に入りに追加
1,993
あなたにおすすめの小説
聖女召喚!……って俺、男〜しかも兵士なんだけど?
バナナ男さん
BL
主人公の現在暮らす世界は化け物に蹂躙された地獄の様な世界であった。
嘘か誠かむかしむかしのお話、世界中を黒い雲が覆い赤い雨が降って生物を化け物に変えたのだとか。
そんな世界で兵士として暮らす大樹は突然見知らぬ場所に召喚され「 世界を救って下さい、聖女様 」と言われるが、俺男〜しかも兵士なんだけど??
異世界の王子様( 最初結構なクズ、後に溺愛、執着 )✕ 強化された平凡兵士( ノンケ、チート )
途中少々無理やり的な表現ありなので注意して下さいませm(。≧Д≦。)m
名前はどうか気にしないで下さい・・
勇者パーティーハーレム!…の荷物番の俺の話
バナナ男さん
BL
突然異世界に召喚された普通の平凡アラサーおじさん< 山野 石郎 >改め【 イシ 】
世界を救う勇者とそれを支えし美少女戦士達の勇者パーティーの中・・俺の能力、ゼロ!あるのは訳の分からない< 覗く >という能力だけ。
これは、ちょっとしたおじさんイジメを受けながらもマイペースに旅に同行する荷物番のおじさんと、世界最強の力を持った勇者様のお話。
無気力、性格破綻勇者様 ✕ 平凡荷物番のおじさんのBLです。
不憫受けが書きたくて書いてみたのですが、少々意地悪な場面がありますので、どうかそういった表現が苦手なお方はご注意ください_○/|_ 土下座!
【完結済】(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
完結済。騎士エリオット視点を含め全10話(エリオット視点2話と主人公視点8話構成)
エロなし。騎士×妖精
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
いいねありがとうございます!励みになります。
大好きなBLゲームの世界に転生したので、最推しの隣に居座り続けます。 〜名も無き君への献身〜
7ズ
BL
異世界BLゲーム『救済のマリアージュ』。通称:Qマリには、普通のBLゲームには無い闇堕ちルートと言うものが存在していた。
攻略対象の為に手を汚す事さえ厭わない主人公闇堕ちルートは、闇の腐女子の心を掴み、大ヒットした。
そして、そのゲームにハートを打ち抜かれた光の腐女子の中にも闇堕ちルートに最推しを持つ者が居た。
しかし、大規模なファンコミュニティであっても彼女の推しについて好意的に話す者は居ない。
彼女の推しは、攻略対象の養父。ろくでなしで飲んだくれ。表ルートでは事故で命を落とし、闇堕ちルートで主人公によって殺されてしまう。
どのルートでも死の運命が確約されている名も無きキャラクターへ異常な執着と愛情をたった一人で注いでいる孤独な彼女。
ある日、眠りから目覚めたら、彼女はQマリの世界へ幼い少年の姿で転生してしまった。
異常な執着と愛情を現実へと持ち出した彼女は、最推しである養父の設定に秘められた真実を知る事となった。
果たして彼女は、死の運命から彼を救い出す事が出来るのか──?
ーーーーーーーーーーーー
狂気的なまでに一途な男(in腐女子)×名無しの訳あり飲兵衛
【 完結 】お嫁取りに行ったのにキラキラ幼馴染にお嫁に取られちゃった俺のお話
バナナ男さん
BL
剣や魔法、モンスターが存在する《 女神様の箱庭 》と呼ばれる世界の中、主人公の< チリル >は、最弱と呼べる男だった。 そんな力なき者には厳しいこの世界では【 嫁取り 】という儀式がある。 そこで男たちはお嫁さんを貰う事ができるのだが……その儀式は非常に過酷なモノ。死人だって出ることもある。 しかし、どうしてもお嫁が欲しいチリルは参加を決めるが、同時にキラキラ幼馴染も参加して……? 完全無欠の美形幼馴染 ✕ 最弱主人公 世界観が独特で、男性にかなり厳しい世界、一夫多妻、卵で人類が産まれるなどなどのぶっ飛び設定がありますのでご注意してくださいm(__)m
奴隷商人は紛れ込んだ皇太子に溺愛される。
拍羅
BL
転生したら奴隷商人?!いや、いやそんなことしたらダメでしょ
親の跡を継いで奴隷商人にはなったけど、両親のような残虐な行いはしません!俺は皆んなが行きたい家族の元へと送り出します。
え、新しく来た彼が全く理想の家族像を教えてくれないんだけど…。ちょっと、待ってその貴族の格好した人たち誰でしょうか
※独自の世界線
精霊の港 飛ばされたリーマン、体格のいい男たちに囲まれる
風見鶏ーKazamidoriー
BL
秋津ミナトは、うだつのあがらないサラリーマン。これといった特徴もなく、体力の衰えを感じてスポーツジムへ通うお年ごろ。
ある日帰り道で奇妙な精霊と出会い、追いかけた先は見たこともない場所。湊(ミナト)の前へ現れたのは黄金色にかがやく瞳をした美しい男だった。ロマス帝国という古代ローマに似た巨大な国が支配する世界で妖精に出会い、帝国の片鱗に触れてさらにはドラゴンまで、サラリーマンだった湊の人生は激変し異なる世界の動乱へ巻きこまれてゆく物語。
※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる