215 / 1,315
第五章
200 い〜れ〜て!
しおりを挟む
( リーフ )
モルトとニールがあんなに目の色を変えるほどの珍しい品があったのはそういった理由からだったのか~。
再確認しながら頷いていると、レイラさんは俺のゴトッと置かれているトロフィーにも視線を向けた。
「 リーフ様は何の大会で優勝したんですか? 」
質問された俺は、自身のバックから先ほど貰ったスケスケエッチな踊り子の衣装を取り出し、レイラさん達に広げて見せた。
目が点になる面々を前に、俺はドヤッとした顔を見せる。
「 俺、< ダンス大会 >で優勝しちゃったんだー!
これ、優勝賞品! 」
誇らしげにその衣装を高々と上げ、更にそれを見せびらかすと、何故か微妙に視線をそらす冒険者の4人。
「 へ・・へぇ~、す、すごいですね・・。
その・・人は見かけによらないというか・・・
ーーあっ!!嫌味とかじゃないですからね!?
本当に良い意味で!ですからね!? 」
手をブンブン振って焦ったようにそういうレイラさんに続き、ジンさんも同様の様子で俺に話かける。
「 まっまぁ、・・ほらっ!あれですよね?!
地味な女の子の方が夜は凄い的なやっ・・・ 」
ーーーーードゴッっ!!!
物凄い音を立ててシュリさんがジンさんの脇腹に肘打ちをし、悲鳴もなくジンさんが地面に崩れ落ちた。
「 ーーえっ!?ジ、ジンさん大丈夫?! 」
言葉なく震えているジンさんに焦りながらそう聞くと、シュリさんはニコリと笑って「 大丈夫です。 」ときっぱり言い放つ。
そしてそれを見てレイラさんは青ざめて口を両手で押さえたが、その中で唯一ヘリオさんだけが、じーっとスケスケエッチ衣装を見つめ、ほぅほぅと感心した様に唸った。
「 コレはエルフの国、レイティア産の最高級の布と糸が使われていますね。
それだけでもかなりのお値打ち品ですよ。
コレを着て踊れば注目間違いなしです。 」
「 いやいや着ないよ~。
だってこれ女性が着る服だしね。
こんなに布面積が少ないのにそんな高い服だったんだ。 」
改めてマジマジと見ても、制作コストを極限まで減らした様にしか見えない衣装だ。
パンツの部分なんてほぼ紐なもんだから、俺の慎みやかなお象さんですら大人しくその場で待機できないぞ~?
訝しげにそのスケスケ衣装をジロジロと眺めていると、レオンも気にはなっているのかチラッチラっと僅かに視線を感じた。
「 ??えっ?着ないんですか??でもダンス大会にーー・・」
何か言いかけたヘリオさんの口をレイラさんが塞ぐ。
「 売ればかなり高額になるので、良かったらお薦めのお店案内しますよ~? 」
レイラさんの提案を聞き、俺はどうすべきか考えだす。
売れば高額か~・・
手元にあるスケスケ衣装をジッと見た後、そうだ!と良いことを思いついた俺は、お腹を抑えて座り込んでるジンさんにそれを差し出した。
不思議そうに差し出されたスケスケ衣装を見るジンさん。
俺はそんなジンさん「 あげるよー。 」と言って無理やり衣装を握らせる。
「 なんかポッポ鳥を買い取ってお金無くなっちゃったって言ってたから、これを売るといいよ。
俺、どうせこの服着ないからちょうどいいや。 」
するとジンさん達は慌てて首を横に振った。
「 ダメですよ!これ一着でポッポ鳥10匹は買えますよ!
流石に貰えませんよ! 」
ブンブンと首を大きく振りながらソレを返そうとしてくるジンさんだったが、俺はそれを頑なに拒む。
俺も本当にいらない。
だって下着未満だし・・
押し問答している内にレオンがあり得ないほど凹んでいるのに気づき、どうしたんだろう?と不思議に思った、その時ーー俺は、はっ!と気づいた。
もしかしてレオン、着たかったんじゃない?コレ。
以前ドレスを着たがっていたレオン、可愛いものが大好きレオン。
でも好きなのはキュートだけではなく、セクシーもだと・・そういうこと??
探る様にジッとレオンを見つめると、やはりショックを受けている様でジトッとした目でコチラを見てくる!
これはちょ~っと配慮が足りなかったかな~?
多少の申し訳なさを感じたが、これをレオンが着たら・・?と思い浮かべ、フルフルと首を横に振る。
多分下半身が、隠すものという概念を失くす。
そうおじさんは思っちゃたわけで、やっぱりこれは今は手放すべきだと思うわけだよ。
こういうのは成人後から!
ちょっとマニアックな性的趣向はその時パートナーと楽しもう!
そうしてわいのわいの~!と騒いでいる内に、突如あの凶暴なポッポ鳥が大きな音をたてて俺の背後に着地した。
「 ぎゃーー!!! 」
ジンさんはまたしても叫び声を上げ、スケスケ服をその場に落として後ろに後ずさる。
するとポッポ鳥はその落とした衣装をクチバシで拾い上げジンさんの顔にペーン!!とたたきつけた。
そして更に足元に付いていた飼い主の名前が書かれた足輪をふんっ!と引きちぎり、それもジンさんに投げつける。
「 クッピャピャピャッ! 」
キョトンとした顔でへたり込むジンさんに向かい、まるで笑い声の様な声を上げると、また俺とレオンの周りをグルグルと回り始めたポッポ鳥君。
「 クピョロロロロ~♬ 」
更に今度はまるで歌う様に鳴き、お尻をフリフリと振る。
何だ何だ??
またしても謎行動をするポッポ鳥君に首を傾げる俺達。
その中でヘリオさんだけは驚いた顔をして話し始めた。
「 この動き・・コレは群れをなくしてしまった個体が他の群れに入れて欲しい時にする動きですね。
ポッポ鳥達は群れに対する思い入れが強く、自ら群れを抜ける事はしませんが・・
稀に天災に巻き込まれたり、天敵に襲われたりで群れが全滅してしまう事があります。
その場合は他の群に入れてもらうのですが、その時この動きで必死にアピールするんですよ。
" 仲間に入れてー " " 寂しいよー " って。
このことからコレは〈 ポッポ鳥の友達ダンス 〉とも呼ばれています。
・・でも、人間相手にコレをする事は無いはずなんですが・・ 」
ペラペラと説明を終えたヘリオさんは、うう~んと疑う様な眼差しで踊るポッポ鳥を睨みつけている。
ほぅほぅ、なるほど、なるほど。
つまり、アレだ。
このポッポ鳥くんは、俺とレオンを一つの群れだと思っていて、それに、「 い~れ~て! 」をしているということか。
やっとこの謎行動の意味が判明し、スッキリした。
いいよ、いいよー!
もしかしたら背中の乗せ心地的に何か通じるものがあったのかもしれないね。レオンと。
モルトとニールがあんなに目の色を変えるほどの珍しい品があったのはそういった理由からだったのか~。
再確認しながら頷いていると、レイラさんは俺のゴトッと置かれているトロフィーにも視線を向けた。
「 リーフ様は何の大会で優勝したんですか? 」
質問された俺は、自身のバックから先ほど貰ったスケスケエッチな踊り子の衣装を取り出し、レイラさん達に広げて見せた。
目が点になる面々を前に、俺はドヤッとした顔を見せる。
「 俺、< ダンス大会 >で優勝しちゃったんだー!
これ、優勝賞品! 」
誇らしげにその衣装を高々と上げ、更にそれを見せびらかすと、何故か微妙に視線をそらす冒険者の4人。
「 へ・・へぇ~、す、すごいですね・・。
その・・人は見かけによらないというか・・・
ーーあっ!!嫌味とかじゃないですからね!?
本当に良い意味で!ですからね!? 」
手をブンブン振って焦ったようにそういうレイラさんに続き、ジンさんも同様の様子で俺に話かける。
「 まっまぁ、・・ほらっ!あれですよね?!
地味な女の子の方が夜は凄い的なやっ・・・ 」
ーーーーードゴッっ!!!
物凄い音を立ててシュリさんがジンさんの脇腹に肘打ちをし、悲鳴もなくジンさんが地面に崩れ落ちた。
「 ーーえっ!?ジ、ジンさん大丈夫?! 」
言葉なく震えているジンさんに焦りながらそう聞くと、シュリさんはニコリと笑って「 大丈夫です。 」ときっぱり言い放つ。
そしてそれを見てレイラさんは青ざめて口を両手で押さえたが、その中で唯一ヘリオさんだけが、じーっとスケスケエッチ衣装を見つめ、ほぅほぅと感心した様に唸った。
「 コレはエルフの国、レイティア産の最高級の布と糸が使われていますね。
それだけでもかなりのお値打ち品ですよ。
コレを着て踊れば注目間違いなしです。 」
「 いやいや着ないよ~。
だってこれ女性が着る服だしね。
こんなに布面積が少ないのにそんな高い服だったんだ。 」
改めてマジマジと見ても、制作コストを極限まで減らした様にしか見えない衣装だ。
パンツの部分なんてほぼ紐なもんだから、俺の慎みやかなお象さんですら大人しくその場で待機できないぞ~?
訝しげにそのスケスケ衣装をジロジロと眺めていると、レオンも気にはなっているのかチラッチラっと僅かに視線を感じた。
「 ??えっ?着ないんですか??でもダンス大会にーー・・」
何か言いかけたヘリオさんの口をレイラさんが塞ぐ。
「 売ればかなり高額になるので、良かったらお薦めのお店案内しますよ~? 」
レイラさんの提案を聞き、俺はどうすべきか考えだす。
売れば高額か~・・
手元にあるスケスケ衣装をジッと見た後、そうだ!と良いことを思いついた俺は、お腹を抑えて座り込んでるジンさんにそれを差し出した。
不思議そうに差し出されたスケスケ衣装を見るジンさん。
俺はそんなジンさん「 あげるよー。 」と言って無理やり衣装を握らせる。
「 なんかポッポ鳥を買い取ってお金無くなっちゃったって言ってたから、これを売るといいよ。
俺、どうせこの服着ないからちょうどいいや。 」
するとジンさん達は慌てて首を横に振った。
「 ダメですよ!これ一着でポッポ鳥10匹は買えますよ!
流石に貰えませんよ! 」
ブンブンと首を大きく振りながらソレを返そうとしてくるジンさんだったが、俺はそれを頑なに拒む。
俺も本当にいらない。
だって下着未満だし・・
押し問答している内にレオンがあり得ないほど凹んでいるのに気づき、どうしたんだろう?と不思議に思った、その時ーー俺は、はっ!と気づいた。
もしかしてレオン、着たかったんじゃない?コレ。
以前ドレスを着たがっていたレオン、可愛いものが大好きレオン。
でも好きなのはキュートだけではなく、セクシーもだと・・そういうこと??
探る様にジッとレオンを見つめると、やはりショックを受けている様でジトッとした目でコチラを見てくる!
これはちょ~っと配慮が足りなかったかな~?
多少の申し訳なさを感じたが、これをレオンが着たら・・?と思い浮かべ、フルフルと首を横に振る。
多分下半身が、隠すものという概念を失くす。
そうおじさんは思っちゃたわけで、やっぱりこれは今は手放すべきだと思うわけだよ。
こういうのは成人後から!
ちょっとマニアックな性的趣向はその時パートナーと楽しもう!
そうしてわいのわいの~!と騒いでいる内に、突如あの凶暴なポッポ鳥が大きな音をたてて俺の背後に着地した。
「 ぎゃーー!!! 」
ジンさんはまたしても叫び声を上げ、スケスケ服をその場に落として後ろに後ずさる。
するとポッポ鳥はその落とした衣装をクチバシで拾い上げジンさんの顔にペーン!!とたたきつけた。
そして更に足元に付いていた飼い主の名前が書かれた足輪をふんっ!と引きちぎり、それもジンさんに投げつける。
「 クッピャピャピャッ! 」
キョトンとした顔でへたり込むジンさんに向かい、まるで笑い声の様な声を上げると、また俺とレオンの周りをグルグルと回り始めたポッポ鳥君。
「 クピョロロロロ~♬ 」
更に今度はまるで歌う様に鳴き、お尻をフリフリと振る。
何だ何だ??
またしても謎行動をするポッポ鳥君に首を傾げる俺達。
その中でヘリオさんだけは驚いた顔をして話し始めた。
「 この動き・・コレは群れをなくしてしまった個体が他の群れに入れて欲しい時にする動きですね。
ポッポ鳥達は群れに対する思い入れが強く、自ら群れを抜ける事はしませんが・・
稀に天災に巻き込まれたり、天敵に襲われたりで群れが全滅してしまう事があります。
その場合は他の群に入れてもらうのですが、その時この動きで必死にアピールするんですよ。
" 仲間に入れてー " " 寂しいよー " って。
このことからコレは〈 ポッポ鳥の友達ダンス 〉とも呼ばれています。
・・でも、人間相手にコレをする事は無いはずなんですが・・ 」
ペラペラと説明を終えたヘリオさんは、うう~んと疑う様な眼差しで踊るポッポ鳥を睨みつけている。
ほぅほぅ、なるほど、なるほど。
つまり、アレだ。
このポッポ鳥くんは、俺とレオンを一つの群れだと思っていて、それに、「 い~れ~て! 」をしているということか。
やっとこの謎行動の意味が判明し、スッキリした。
いいよ、いいよー!
もしかしたら背中の乗せ心地的に何か通じるものがあったのかもしれないね。レオンと。
67
お気に入りに追加
1,993
あなたにおすすめの小説
婚活パーティーで、国一番の美貌の持ち主と両想いだと発覚したのだが、なにかの間違いか?
ぽんちゃん
BL
日本から異世界に落っこちた流星。
その時に助けてくれた美丈夫に、三年間片思いをしていた。
学園の卒業を目前に控え、商会を営む両親に頼み込み、婚活パーティーを開いてもらうことを決意した。
二十八でも独身のシュヴァリエ様に会うためだ。
お話出来るだけでも満足だと思っていたのに、カップル希望に流星の名前を書いてくれていて……!?
公爵家の嫡男であるシュヴァリエ様との身分差に悩む流星。
一方、シュヴァリエは、生涯独り身だと幼い頃より結婚は諦めていた。
大商会の美人で有名な息子であり、密かな想い人からのアプローチに、戸惑いの連続。
公爵夫人の座が欲しくて擦り寄って来ていると思っていたが、会話が噛み合わない。
天然なのだと思っていたが、なにかがおかしいと気付く。
容姿にコンプレックスを持つ人々が、異世界人に愛される物語。
女性は三割に満たない世界。
同性婚が当たり前。
美人な異世界人は妊娠できます。
ご都合主義。
炊き出しをしていただけなのに、大公閣下に溺愛されています
ぽんちゃん
BL
男爵家出身のレーヴェは、婚約者と共に魔物討伐に駆り出されていた。
婚約者のディルクは小隊長となり、同年代の者たちを統率。
元子爵令嬢で幼馴染のエリンは、『医療班の女神』と呼ばれるようになる。
だが、一方のレーヴェは、荒くれ者の集まる炊事班で、いつまでも下っ端の炊事兵のままだった。
先輩たちにしごかれる毎日だが、それでも魔物と戦う騎士たちのために、懸命に鍋を振っていた。
だがその間に、ディルクとエリンは深い関係になっていた――。
ディルクとエリンだけでなく、友人だと思っていたディルクの隊の者たちの裏切りに傷ついたレーヴェは、炊事兵の仕事を放棄し、逃げ出していた。
(……僕ひとりいなくなったところで、誰も困らないよね)
家族に迷惑をかけないためにも、国を出ようとしたレーヴェ。
だが、魔物の被害に遭い、家と仕事を失った人々を放ってはおけず、レーヴェは炊き出しをすることにした。
そこへ、レーヴェを追いかけてきた者がいた。
『な、なんでわざわざ総大将がっ!?』
同性婚が可能な世界です。
女性も登場しますが、恋愛には発展しません。
だからっ俺は平穏に過ごしたい!!
しおぱんだ。
BL
たった一人神器、黙示録を扱える少年は仲間を庇い、絶命した。
そして目を覚ましたら、少年がいた時代から遥か先の時代のエリオット・オズヴェルグに転生していた!?
黒いボサボサの頭に、丸眼鏡という容姿。
お世辞でも顔が整っているとはいえなかったが、術が解けると本来は紅い髪に金色の瞳で整っている顔たちだった。
そんなエリオットはいじめを受け、精神的な理由で絶賛休学中。
学園生活は平穏に過ごしたいが、真正面から返り討ちにすると後々面倒事に巻き込まれる可能性がある。
それならと陰ながら返り討ちしつつ、唯一いじめから庇ってくれていたデュオのフレディと共に学園生活を平穏(?)に過ごしていた。
だが、そんな最中自身のことをゲームのヒロインだという季節外れの転校生アリスティアによって、平穏な学園生活は崩れ去っていく。
生徒会や風紀委員を巻き込むのはいいが、俺だけは巻き込まないでくれ!!
この物語は、平穏にのんびりマイペースに過ごしたいエリオットが、問題に巻き込まれながら、生徒会や風紀委員の者達と交流を深めていく微BLチックなお話
※のんびりマイペースに気が向いた時に投稿していきます。
昔から誤字脱字変換ミスが多い人なので、何かありましたらお伝えいただけれ幸いです。
pixivにもゆっくり投稿しております。
病気療養中で、具合悪いことが多いので度々放置しています。
楽しみにしてくださっている方ごめんなさい💦
R15は流血表現などの保険ですので、性的表現はほぼないです。
あったとしても軽いキスくらいですので、性的表現が苦手な人でも見れる話かと思います。
甥っ子と異世界に召喚された俺、元の世界へ戻るために奮闘してたら何故か王子に捕らわれました?
秋野 なずな
BL
ある日突然、甥っ子の蒼葉と異世界に召喚されてしまった冬斗。
蒼葉は精霊の愛し子であり、精霊を回復できる力があると告げられその力でこの国を助けて欲しいと頼まれる。しかし同時に役目を終えても元の世界には帰すことが出来ないと言われてしまう。
絶対に帰れる方法はあるはずだと協力を断り、せめて蒼葉だけでも元の世界に帰すための方法を探して孤軍奮闘するも、誰が敵で誰が味方かも分からない見知らぬ地で、1人の限界を感じていたときその手は差し出された
「僕と手を組まない?」
その手をとったことがすべての始まり。
気づいた頃にはもう、その手を離すことが出来なくなっていた。
王子×大学生
―――――――――
※男性も妊娠できる世界となっています
無能の騎士~退職させられたいので典型的な無能で最低最悪な騎士を演じます~
紫鶴
BL
早く退職させられたい!!
俺は労働が嫌いだ。玉の輿で稼ぎの良い婚約者をゲットできたのに、家族に俺には勿体なさ過ぎる!というので騎士団に入団させられて働いている。くそう、ヴィがいるから楽できると思ったのになんでだよ!!でも家族の圧力が怖いから自主退職できない!
はっ!そうだ!退職させた方が良いと思わせればいいんだ!!
なので俺は無能で最悪最低な悪徳貴族(騎士)を演じることにした。
「ベルちゃん、大好き」
「まっ!準備してないから!!ちょっとヴィ!服脱がせないでよ!!」
でろでろに主人公を溺愛している婚約者と早く退職させられたい主人公のらぶあまな話。
ーーー
ムーンライトノベルズでも連載中。
僕の兄は◯◯です。
山猫
BL
容姿端麗、才色兼備で周囲に愛される兄と、両親に出来損ない扱いされ、疫病除けだと存在を消された弟。
兄の監視役兼影のお守りとして両親に無理やり決定づけられた有名男子校でも、異性同性関係なく堕としていく兄を遠目から見守って(鼻ほじりながら)いた弟に、急な転機が。
「僕の弟を知らないか?」
「はい?」
これは王道BL街道を爆走中の兄を躱しつつ、時には巻き込まれ、時にはシリアス(?)になる弟の観察ストーリーである。
文章力ゼロの思いつきで更新しまくっているので、誤字脱字多し。広い心で閲覧推奨。
ちゃんとした小説を望まれる方は辞めた方が良いかも。
ちょっとした笑い、息抜きにBLを好む方向けです!
ーーーーーーーー✂︎
この作品は以前、エブリスタで連載していたものです。エブリスタの投稿システムに慣れることが出来ず、此方に移行しました。
今後、こちらで更新再開致しますのでエブリスタで見たことあるよ!って方は、今後ともよろしくお願い致します。
悪役令息に転生したけど…俺…嫌われすぎ?
「ARIA」
BL
階段から落ちた衝撃であっけなく死んでしまった主人公はとある乙女ゲームの悪役令息に転生したが...主人公は乙女ゲームの家族から甘やかされて育ったというのを無視して存在を抹消されていた。
王道じゃないですけど王道です(何言ってんだ?)どちらかと言うとファンタジー寄り
更新頻度=適当
白紙にする約束だった婚約を破棄されました
あお
恋愛
幼い頃に王族の婚約者となり、人生を捧げされていたアマーリエは、白紙にすると約束されていた婚約が、婚姻予定の半年前になっても白紙にならないことに焦りを覚えていた。
その矢先、学園の卒業パーティで婚約者である第一王子から婚約破棄を宣言される。
破棄だの解消だの白紙だのは後の話し合いでどうにでもなる。まずは婚約がなくなることが先だと婚約破棄を了承したら、王子の浮気相手を虐めた罪で捕まりそうになるところを華麗に躱すアマーリエ。
恩を仇で返した第一王子には、自分の立場をよおく分かって貰わないといけないわね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる