31 / 84
31 お前の……
しおりを挟む
( 大樹 )
気がつけばこんな生活が三ヶ月。
こんなにダラダラ過ごした事など人生の中で一度としてなく、戸惑っている内にこんな自堕落的な生活をただ淡々と受け入れてしまった……。
ぼんやりしながらモクモクとぶどうを食べていると────
「 美味しそうですね。 」
そんな声と共にズカズカと部屋に入ってきたのは、この生活を与えてくれる張本人であるレオンハルトだ。
レオンハルトは上機嫌で俺が横たわっているベッドに腰掛けると、そのまま俺の顎をツィ……と持ち上げ、そのままチュッと軽いキスをしてきた。
それを黙って受け入れると「 甘い。」と言って見惚れるような笑みを見せる。
レオンハルトはここに俺を入れた後、毎日毎日暇さえあれば来てこうやって戯れを仕掛けてきては嬉しそうに笑う様になった。
それに夜は毎日ここに帰ってきてそのまま────……
…………
あ、夜以外もか……。
今までされてきた数々の行為を思い出し、恥ずかしさにキュッと目を閉じた。
< 超回復 >なかったら、今頃俺、死んでたかも……。
目を開けて、ソッ……と労る様にお尻を擦ると、レオンハルトがそれに気づき俺の手の横でサスサスとお尻を触ってくる。
「 したくなっちゃったんですか?
全く……大樹様は本当に仕方のない人ですね。
まぁ、俺もこのまましてあげたいのですが……ザイラスがずっと研究していた物がついに出来上がったと言っていたのでこれから行かなければなりません。
戻ったらまた沢山沢山しましょうね。
ベッドもいいですけど、最初は庭でお酒を飲みながらはどうですか?
そうしたらお風呂も近いですし……まぁ、最後はベッドでまた汚れますけど。 」
甘~く吐かれる言葉に合わせてお尻を触る手は怪しげな動きに変わっていったため、慌ててその手を握ることでその動きを制した。
────が……
その瞬間、レオンハルトは嬉しそうに覆いかぶさってきて、そのまま何度されたか分からない激しいキスを仕掛けてくる。
チュッチュ、チュパチュパ……。
何だかキスと言うより ” 食べる ” の方が表現的に合っているよな~などとボンヤリ思っている間にも自分の息はどんどん上がっていった。
そして、はぁはぁと息も絶え絶えな俺に構うことなく、レオンハルトは容赦なくキスを続け────
「 大樹様っ……そんな誘い方……っ……はぁ……どうしよう……。 」
……などと呟きながらひたすら口の中をぐちゃぐちゃと舐め回してくる。
違う……。
違うんだ……。
俺は……不埒な手を止めただけ……。
そんな言葉はいつも通りレオンハルトに全て食べられて荒い息しか吐けず、その後はそのまま二人揃って息が整うまでお互いキスし合った。
そうしてやっと息が整った後、レオンハルトは愛おしげに俺の背を撫でたり軽いキスをしたりしながら、むぅ……と拗ねた様な表情を見せる。
「 煽るだけ煽っておいて、最近大樹さん直ぐにバテちゃうから……。
本当はもっと付き合って欲しいんですけど……。 」
「 あ、煽っ……??……えっ?もっと付き合えって……
いや……俺、多分普通だと思うぞ……?
寧ろお前、俺が気絶した後もズッコンズッコンしているみたいだけど、どんだけやれば気が済むの? 」
呆れ果ててそう言うと、レオンハルトはギクッ!としながら、誤魔化す様に再び覆いかぶさってきて深いキスをしてくる。
そうして連続で仕掛けられる激しいキスのせいで俺の意識はボンヤリとしてしまい、まんまとまた誤魔化されてしまった。
結局その後グズグズになってしまった俺の体をレオンハルトは愛おしげに何度か撫で回し、最後にチュッと軽いキスをすると、そのまま名残惜しそうに部屋を出ていった。
シ────ン……とする部屋の中で俺はポツリと呟く。
「 キスってもっと清らかなものかと思ってたよな……。 」
レオンハルトから受けた清らかさの欠片もないキスを受け、すっかり力が抜けてしまった体に苦笑いしてしまう。
それに初めて他人と肌を合わせる事まで一気に経験してしまい、正直正常な判断力を失っている自覚はあった。
” 気持ちいい……ねぇ、もっと奥までいいですか……? ”
” 大樹様も気持ちいいですよね?……こんなになってる…… ”
” ここ……?あぁ、ここかな……?コレ、好きですよね?
中が凄い…… ”
卑猥な言葉の数々と信じられない程恥ずかしい行為の数々を思い出し、とにかく恥ずかしくて恥ずかしくて、ああああ~……とうめき声を上げて枕に顔を埋めた。
そろそろ帰らないとと思っても、こうやってグズグズにされてしまい結局三ヶ月も・・
ソッ・・と枕から顔を離し、そのままベッドにゴロンと仰向けになると、星空をイメージした天井が目に入る。
" 星空、綺麗だな。 "
レオンハルトと並んで夜空を見ていた時、感動して思わず呟いた言葉だ。
あっちの世界はどんよりと毎日曇っていて、星はほとんど見えなかったから、これにはホントに驚かされた。
まるで宝石をぶちまけた様な美しい星空
それを見れただけでもこの世界にきて良かったと思えて、上機嫌で見上げていたのだが……何と次の日にはこの星空天井になっていた。
「 意外とレオンハルトって話聞いてるんだよな……。
全然人の話聞かない奴だと思ってたけど。 」
なんたってほとんど無理やりやられちゃったしね!
ハハッ!と自分で言って笑う。
しかも初めての時の真っ最中は本当に酷くて、暴言に次ぐ暴言の嵐に本気で心配になった。
まさかコレ女相手に言ってないよな……??
初めて他人から与えられる身体への大きすぎる感覚にあっぷあっぷしながらそんな事をボンヤリ考えていると、レオンハルトは顔をぐしゃりと歪めてしまう。
” 何を考えているのですか?────あぁ、” 大事な ” 女の事? ”
" かわいそうに。 "
" 貴方、今、私に抱かれてるんですよ。
男の癖に。 "
" こんなに汚れちゃったんだから、もうその女の所には帰れないでしょ。 "
" そんな女の事は二度と考えるな。こっちに集中しろよ。 "
「 いや、お前の心配をしてたんだよ……。 」
────と、言うこともできないほどそのままガッツンガッツンと想いをぶつけられて、その後は気絶しちゃったからね、俺。
その時の事を思い出しながら、俺はムクッと起き上がるとベッドの脇にある小さいテーブルの引き出しからいつも首に掛けている歪んだ指輪を取り出しそれをジッと見つめた。
気がつけばこんな生活が三ヶ月。
こんなにダラダラ過ごした事など人生の中で一度としてなく、戸惑っている内にこんな自堕落的な生活をただ淡々と受け入れてしまった……。
ぼんやりしながらモクモクとぶどうを食べていると────
「 美味しそうですね。 」
そんな声と共にズカズカと部屋に入ってきたのは、この生活を与えてくれる張本人であるレオンハルトだ。
レオンハルトは上機嫌で俺が横たわっているベッドに腰掛けると、そのまま俺の顎をツィ……と持ち上げ、そのままチュッと軽いキスをしてきた。
それを黙って受け入れると「 甘い。」と言って見惚れるような笑みを見せる。
レオンハルトはここに俺を入れた後、毎日毎日暇さえあれば来てこうやって戯れを仕掛けてきては嬉しそうに笑う様になった。
それに夜は毎日ここに帰ってきてそのまま────……
…………
あ、夜以外もか……。
今までされてきた数々の行為を思い出し、恥ずかしさにキュッと目を閉じた。
< 超回復 >なかったら、今頃俺、死んでたかも……。
目を開けて、ソッ……と労る様にお尻を擦ると、レオンハルトがそれに気づき俺の手の横でサスサスとお尻を触ってくる。
「 したくなっちゃったんですか?
全く……大樹様は本当に仕方のない人ですね。
まぁ、俺もこのまましてあげたいのですが……ザイラスがずっと研究していた物がついに出来上がったと言っていたのでこれから行かなければなりません。
戻ったらまた沢山沢山しましょうね。
ベッドもいいですけど、最初は庭でお酒を飲みながらはどうですか?
そうしたらお風呂も近いですし……まぁ、最後はベッドでまた汚れますけど。 」
甘~く吐かれる言葉に合わせてお尻を触る手は怪しげな動きに変わっていったため、慌ててその手を握ることでその動きを制した。
────が……
その瞬間、レオンハルトは嬉しそうに覆いかぶさってきて、そのまま何度されたか分からない激しいキスを仕掛けてくる。
チュッチュ、チュパチュパ……。
何だかキスと言うより ” 食べる ” の方が表現的に合っているよな~などとボンヤリ思っている間にも自分の息はどんどん上がっていった。
そして、はぁはぁと息も絶え絶えな俺に構うことなく、レオンハルトは容赦なくキスを続け────
「 大樹様っ……そんな誘い方……っ……はぁ……どうしよう……。 」
……などと呟きながらひたすら口の中をぐちゃぐちゃと舐め回してくる。
違う……。
違うんだ……。
俺は……不埒な手を止めただけ……。
そんな言葉はいつも通りレオンハルトに全て食べられて荒い息しか吐けず、その後はそのまま二人揃って息が整うまでお互いキスし合った。
そうしてやっと息が整った後、レオンハルトは愛おしげに俺の背を撫でたり軽いキスをしたりしながら、むぅ……と拗ねた様な表情を見せる。
「 煽るだけ煽っておいて、最近大樹さん直ぐにバテちゃうから……。
本当はもっと付き合って欲しいんですけど……。 」
「 あ、煽っ……??……えっ?もっと付き合えって……
いや……俺、多分普通だと思うぞ……?
寧ろお前、俺が気絶した後もズッコンズッコンしているみたいだけど、どんだけやれば気が済むの? 」
呆れ果ててそう言うと、レオンハルトはギクッ!としながら、誤魔化す様に再び覆いかぶさってきて深いキスをしてくる。
そうして連続で仕掛けられる激しいキスのせいで俺の意識はボンヤリとしてしまい、まんまとまた誤魔化されてしまった。
結局その後グズグズになってしまった俺の体をレオンハルトは愛おしげに何度か撫で回し、最後にチュッと軽いキスをすると、そのまま名残惜しそうに部屋を出ていった。
シ────ン……とする部屋の中で俺はポツリと呟く。
「 キスってもっと清らかなものかと思ってたよな……。 」
レオンハルトから受けた清らかさの欠片もないキスを受け、すっかり力が抜けてしまった体に苦笑いしてしまう。
それに初めて他人と肌を合わせる事まで一気に経験してしまい、正直正常な判断力を失っている自覚はあった。
” 気持ちいい……ねぇ、もっと奥までいいですか……? ”
” 大樹様も気持ちいいですよね?……こんなになってる…… ”
” ここ……?あぁ、ここかな……?コレ、好きですよね?
中が凄い…… ”
卑猥な言葉の数々と信じられない程恥ずかしい行為の数々を思い出し、とにかく恥ずかしくて恥ずかしくて、ああああ~……とうめき声を上げて枕に顔を埋めた。
そろそろ帰らないとと思っても、こうやってグズグズにされてしまい結局三ヶ月も・・
ソッ・・と枕から顔を離し、そのままベッドにゴロンと仰向けになると、星空をイメージした天井が目に入る。
" 星空、綺麗だな。 "
レオンハルトと並んで夜空を見ていた時、感動して思わず呟いた言葉だ。
あっちの世界はどんよりと毎日曇っていて、星はほとんど見えなかったから、これにはホントに驚かされた。
まるで宝石をぶちまけた様な美しい星空
それを見れただけでもこの世界にきて良かったと思えて、上機嫌で見上げていたのだが……何と次の日にはこの星空天井になっていた。
「 意外とレオンハルトって話聞いてるんだよな……。
全然人の話聞かない奴だと思ってたけど。 」
なんたってほとんど無理やりやられちゃったしね!
ハハッ!と自分で言って笑う。
しかも初めての時の真っ最中は本当に酷くて、暴言に次ぐ暴言の嵐に本気で心配になった。
まさかコレ女相手に言ってないよな……??
初めて他人から与えられる身体への大きすぎる感覚にあっぷあっぷしながらそんな事をボンヤリ考えていると、レオンハルトは顔をぐしゃりと歪めてしまう。
” 何を考えているのですか?────あぁ、” 大事な ” 女の事? ”
" かわいそうに。 "
" 貴方、今、私に抱かれてるんですよ。
男の癖に。 "
" こんなに汚れちゃったんだから、もうその女の所には帰れないでしょ。 "
" そんな女の事は二度と考えるな。こっちに集中しろよ。 "
「 いや、お前の心配をしてたんだよ……。 」
────と、言うこともできないほどそのままガッツンガッツンと想いをぶつけられて、その後は気絶しちゃったからね、俺。
その時の事を思い出しながら、俺はムクッと起き上がるとベッドの脇にある小さいテーブルの引き出しからいつも首に掛けている歪んだ指輪を取り出しそれをジッと見つめた。
53
お気に入りに追加
481
あなたにおすすめの小説

光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。
みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。
生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。
何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。

ヒロイン不在の異世界ハーレム
藤雪たすく
BL
男にからまれていた女の子を助けに入っただけなのに……手違いで異世界へ飛ばされてしまった。
神様からの謝罪のスキルは別の勇者へ授けた後の残り物。
飛ばされたのは神がいなくなった混沌の世界。
ハーレムもチート無双も期待薄な世界で俺は幸せを掴めるのか?

【完結】テルの異世界転換紀?!転がり落ちたら世界が変わっていた。
カヨワイさつき
BL
小学生の頃両親が蒸発、その後親戚中をたらいまわしにされ住むところも失った田辺輝(たなべ てる)は毎日切り詰めた生活をしていた。複数のバイトしていたある日、コスプレ?した男と出会った。
異世界ファンタジー、そしてちょっぴりすれ違いの恋愛。
ドワーフ族に助けられ家族として過ごす"テル"。本当の両親は……。
そして、コスプレと思っていた男性は……。

田舎育ちの天然令息、姉様の嫌がった婚約を押し付けられるも同性との婚約に困惑。その上性別は絶対バレちゃいけないのに、即行でバレた!?
下菊みこと
BL
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリスティア・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令息として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、農作業の手伝いの方が貴族として過ごすより好き。
そんなアリスティア十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスティアの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスティアとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある同盟国の公爵家の当主との婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからと男であるアリスティアに婚約を押し付けてしまう。アリスティアとアナイスは髪色以外は見た目がそっくりで、アリスティアは田舎に引っ込んでいたためいけてしまった。
アリスは自分の性別がバレたらどうなるか、また自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかと心配になった。そして顔合わせすることになったが、なんと公爵家の執事長に性別が即行でバレた。
公爵家には公爵と歳の離れた腹違いの弟がいる。前公爵の正妻との唯一の子である。公爵は、正当な継承権を持つ正妻の息子があまりにも幼く家を継げないため、妾腹でありながら爵位を継承したのだ。なので公爵の後を継ぐのはこの弟と決まっている。そのため公爵に必要なのは同盟国の有力貴族との縁のみ。嫁が子供を産む必要はない。
アリスティアが男であることがバレたら捨てられると思いきや、公爵の弟に懐かれたアリスティアは公爵に「家同士の婚姻という事実だけがあれば良い」と言われてそのまま公爵家で暮らすことになる。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは嫁に来たのが男で困惑。しかし可愛い弟と仲良くなるのが早かったのと弟について黙って結婚しようとしていた負い目でアリスティアを追い出す気になれず婚約を結ぶことに。
これはそんなクロヴィスとアリスティアが少しずつ近づいていき、本物の夫婦になるまでの記録である。
小説家になろう様でも2023年 03月07日 15時11分から投稿しています。
【完結】愛執 ~愛されたい子供を拾って溺愛したのは邪神でした~
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
BL
「なんだ、お前。鎖で繋がれてるのかよ! ひでぇな」
洞窟の神殿に鎖で繋がれた子供は、愛情も温もりも知らずに育った。
子供が欲しかったのは、自分を抱き締めてくれる腕――誰も与えてくれない温もりをくれたのは、人間ではなくて邪神。人間に害をなすとされた破壊神は、純粋な子供に絆され、子供に名をつけて溺愛し始める。
人のフリを長く続けたが愛情を理解できなかった破壊神と、初めての愛情を貪欲に欲しがる物知らぬ子供。愛を知らぬ者同士が徐々に惹かれ合う、ひたすら甘くて切ない恋物語。
「僕ね、セティのこと大好きだよ」
【注意事項】BL、R15、性的描写あり(※印)
【重複投稿】アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ
【完結】2021/9/13
※2020/11/01 エブリスタ BLカテゴリー6位
※2021/09/09 エブリスタ、BLカテゴリー2位

オッサン、エルフの森の歌姫【ディーバ】になる
クロタ
BL
召喚儀式の失敗で、現代日本から異世界に飛ばされて捨てられたオッサン(39歳)と、彼を拾って過保護に庇護するエルフ(300歳、外見年齢20代)のお話です。

【完結済み】乙男な僕はモブらしく生きる
木嶋うめ香
BL
本編完結済み(2021.3.8)
和の国の貴族の子息が通う華学園の食堂で、僕こと鈴森千晴(すずもりちはる)は前世の記憶を思い出した。
この世界、前世の僕がやっていたBLゲーム「華乙男のラブ日和」じゃないか?
鈴森千晴なんて登場人物、ゲームには居なかったから僕のポジションはモブなんだろう。
もうすぐ主人公が転校してくる。
僕の片思いの相手山城雅(やましろみやび)も攻略対象者の一人だ。
これから僕は主人公と雅が仲良くなっていくのを見てなきゃいけないのか。
片思いだって分ってるから、諦めなきゃいけないのは分ってるけど、やっぱり辛いよどうしたらいいんだろう。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる