俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。交際0日婚で腐女子の私は甘々に溺愛されています

森本イチカ

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「っつは……ふぅ。んぅ」


「なぁ美桜」 


 わざと耳もとで囁くように話しかける。
 ビクリと背筋を伸ばし良い反応をする。


「このとんがってる所、触って良い?」


 わざと言葉にする。


「見てみな。凄く触って欲しそうなんだけど、美桜が嫌なら触らないよ」


 眉を下げ口籠もり何かを言いたそうに、でも言えないみたいな表情をしている。なんて分かりやすくて可愛いのだろう。


「ほら、触らない方がいいのか、触って欲しいのか」


 触れるか触れないかの瀬戸際を円を書くようにして刺激する。もう俺の方が可愛く尖るそれに触れたくて我慢できなさそうだ。


「……って」


「ん?」


「さ、触ってください」


 震える唇で恥ずかしがりながら懇願するこの表情に身体の奥からゾクリと震える。もっと淫らに狂わせ、俺の事が欲しいと強請らせたい、そう思ってしまう。
 両方の可愛く尖る乳首を指先で摩りながら美桜の表情を楽しむ。気持ちいいのか腰をしならせ胸を突き出しながら背中を逸らす。まるでもっと、もっとと強請っているように。


「……はぁ。可愛すぎるのがいけないんだからな」


 キュッと親指と人差し指で乳首を摘み乳房をてのひらで揉みしだく。


「あぁっ、やっ……んっ、んぅ」


「鏡に映ってる美桜が凄く淫らでいやらしくて綺麗だよ。こんなにも俺の手に合わせて形を変えて、いやらしい」
「まだ洗ってないここも綺麗にしてあげるからな」


 左手は動かさずに胸に刺激を与え続け、右手をゆっくりと下へと動かす。まだ手を触れていなかった場所へと。
 到着した時にはすでに滴るように濡れている。ヌルッとした水。美桜から溢れ出た蜜が溢れ出ている。ゆっくりと割れ目をなぞり蜜をくちゅくちゅと馴染ませていく。


「あぁっ、やっ、だ……ふぁっ……やぁ、あっ」


「ほら、丁寧に洗ってるだけなのに、こんなにとろとろに垂れ流して。見てみな、美桜のここがヒクヒク動いて俺の指を飲み込んじゃいそうだよ」


「ちがっ! んぅっ……そんなことないも、ん」


「そうだな、違うよな。じゃあ泡流して薔薇風呂に入ろっか」


「え、あ、うん! そうだね!」


 ぬちゅっと指を離し身体の泡を流していく。まだだ。まだ最後まではしない。ギリギリまで焦らして焦らして、美桜の淫らさをこの薔薇のように開花させ愛でたい。
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