俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。交際0日婚で腐女子の私は甘々に溺愛されています

森本イチカ

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 突き上げるたびにブルンと揺れる胸を両手で鷲掴み形を変えるほど揉みしだいた。


「あっ、おっぱい……ん、きもちいぃっ、あんッ」


「美桜は乳首を弄られるの好きだもんな」


「あんっ……す、すきぃ、すきッ、はぁんっ」


「っつ――可愛すぎだろっ」


 勢いよく奥まで突き上げる。パチュンパチュンと蜜が肌の当たる音を大きく、淫靡にした。
 止まらない腰を無我夢中で美桜の腰に打ちつけながら覗き込むように美桜の唇に吸い付く。
 唇の隙間から舌を絡め吸う音が漏れ、美桜の可愛い喘ぎ声も漏れ始める。


「んんっ、ふっ……はぁん……」


「っく……みおっ、はっ、みおっ……」


 身体の奥底から湧き上がる高揚感が止まらない。


「あぁっ、りゅうちゃんッ、もうダメぇ、あぁぁんっ――」


「あーっ、すごっ、俺もイクッ――」


 ビクリと背筋が伸び、美桜はすぐに雪崩のようにガラスにもたれかかった。息が荒く、肩が上下に動いている。
 脈打つ自身をまだ美桜から抜き出すのが惜しくて暫くひくついて絡みついてくる中に居座った。


(あ~抜きたくないなぁ……)


 息が落ち着いてきた美桜はチラリと後ろを向くと少し怒ったような顔をしている。


「こ、このケダモノ!!!」


(え、この子めっちゃ可愛いんですけど!?)


「そりゃ可愛い子は食べたくなっちゃうだろ? っても美桜もノリノリだったよな」


「なっ……まぁそれは、うん。否定出来ません……」


 もう! と言いながらグッタリと身体を俺に預けてくる美桜を抱きしめる。このまま二回戦……


 トゥルル――部屋の内線電話が鳴る。


「はい、高林です」


『高林様、ディナーのお時間になりましたがお部屋にお持ちしてよろしいでしょうか?』


 しまった。ディナーの時間をすっかり忘れて美桜の事食べてた……


「あ、お願いします」


『かしこまりました。五分後にはお待ち致します』


 ガチャリと電話を切る。あと五分……乱れたドレスのままの美桜。半裸の俺。や、やばい。


「美桜! すぐに着替えるぞ! あと五分後にディナーが運ばれてくるから」


「なっ、やややややばいぃ」


 バスルームからガウンを取り出し身なりを整え、少し皺になったドレスは皺が伸びるようにハンガーに掛けておく。ギリギリセーフでポーンと部屋の呼び出し音が鳴った。
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