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「美桜、好きだよ」
うっとりするような濃厚なキスを重ねる。唇を押し当てるけれどそれは決して激しくはなく、むしろねっとりとしたしつこさも感じれるキス。ゆっくりと口の中を舌が徘徊し、口蓋部分を下先でなぞられる。ぶわーっと背中がゾクゾクする感触が感じられる。
「好きだ」
もう一度唇にキス。
「好きだ」
首筋にキス。
「好きだよ」
ゆっくりと身体を倒され、ベットに背をつけながらもう鎖骨にキスをされる。
「美桜」
バスタオルで隠していた身体の前部分も「邪魔だよ」とはぎ取られ恥ずかしくて紅潮した肌が露わになる。
「はぁ……すっごく綺麗だよ。誰にも触らせたくないし、絶対に見せない俺だけが知ってる美桜の繊細な肌のぬくもり」
やわやわと下から胸を持ち上げられるように揉まれジワジワと気持ちよさが膨らんでくる。既に恥ずかしいくらいに立ち上がっている胸の先端を避けるようにして全体を優しく揉み続ける。触ってくれそうで触ってくれない。それがもどかしくて早く刺激して欲しいと身体がうごめいてしまう。
「ふぁっ……ん、隆ちゃん」
「何?」
絶対に分かっててわざと私の耳元で囁くように、熱い吐息が直に当たるように話しかけてくる。意地悪だ。もうもどかしくてどうにかなりそうだ。
「もう、触って、お願い」
「どこを?」
ほら、また余裕のある表情で意地悪する。
「……くび。乳首触ってくだ、さい」
ニコリと口角をあげて嬉しそうな表情。舌でペロリと自身の唇を舐める動作が淫靡でドクンと心臓が波打つ。
「んぁあっ」
待ちに待った乳首への刺激はかなり強く、ただ指でさすられただけなのに気持ちよくて腰が跳ねる。
両方の指でコロコロと転がされては徐に口にパクッと含まれ熱くてねっとりとした舌に包み込まれる。
「はっ、もっ、気持ちいぃ」
「美桜の乳首硬くてツンってたってていやらしくて凄く可愛い」
「なっ、やだ、恥ずかしいっ……」
「だって本当なんだから仕方ないだろ? ほら。こうやって指で弾くと……な?」
ビリビリとした刺激が胸から腰へと繋がる。足の付け根からはすでにトロリとした滑りけのある液体が太腿を伝っている感触がする。早くここも触ってほしくて膝の内側を擦り当ててしまう。その動作に気づかれたのか「ったく、本当可愛んだから」と私の頬にキスをしながらくびれを撫で、太ももの外側を撫で回し、ようやく内側に伸びてきた。
「はぁん……隆ちゃん」
焦らすようにゆっくりと指の腹で花弁を撫で回され、腰がよがる。もっと直に、早く、触れて欲しい。
「んぁう……あぁっ、やっ、んぅ」
「なに、美桜」
いまだに触れず花弁の周りだけを一本の指でさすられる。思わず腰を動かして自分のいいところに指を誘導しようとしてしまう。
「もう触って……隆ちゃんが欲しい」
「いつだって美桜は俺の心を乱すんだよな」
ぐちゅっと卑猥な音を立て中に入ってきた。抜き差しするのではなく中で指を動かしゆっくりとなぶるように中を擦る。指の腹でお腹側を擦られビクンと背中が跳ねてしまう。気持ちいい。優しく穏やかな波が打ち寄せてくる。艶めいた溜息、深く息を吸い長く吐きだした。
「はぁぁん……はぁ、なにこれ……やだ。やだ、イ、イクッッ――」
穏やかに押し寄せた大波に身体を包まれ揺れ動く恍惚に身体を任せた。
うっとりするような濃厚なキスを重ねる。唇を押し当てるけれどそれは決して激しくはなく、むしろねっとりとしたしつこさも感じれるキス。ゆっくりと口の中を舌が徘徊し、口蓋部分を下先でなぞられる。ぶわーっと背中がゾクゾクする感触が感じられる。
「好きだ」
もう一度唇にキス。
「好きだ」
首筋にキス。
「好きだよ」
ゆっくりと身体を倒され、ベットに背をつけながらもう鎖骨にキスをされる。
「美桜」
バスタオルで隠していた身体の前部分も「邪魔だよ」とはぎ取られ恥ずかしくて紅潮した肌が露わになる。
「はぁ……すっごく綺麗だよ。誰にも触らせたくないし、絶対に見せない俺だけが知ってる美桜の繊細な肌のぬくもり」
やわやわと下から胸を持ち上げられるように揉まれジワジワと気持ちよさが膨らんでくる。既に恥ずかしいくらいに立ち上がっている胸の先端を避けるようにして全体を優しく揉み続ける。触ってくれそうで触ってくれない。それがもどかしくて早く刺激して欲しいと身体がうごめいてしまう。
「ふぁっ……ん、隆ちゃん」
「何?」
絶対に分かっててわざと私の耳元で囁くように、熱い吐息が直に当たるように話しかけてくる。意地悪だ。もうもどかしくてどうにかなりそうだ。
「もう、触って、お願い」
「どこを?」
ほら、また余裕のある表情で意地悪する。
「……くび。乳首触ってくだ、さい」
ニコリと口角をあげて嬉しそうな表情。舌でペロリと自身の唇を舐める動作が淫靡でドクンと心臓が波打つ。
「んぁあっ」
待ちに待った乳首への刺激はかなり強く、ただ指でさすられただけなのに気持ちよくて腰が跳ねる。
両方の指でコロコロと転がされては徐に口にパクッと含まれ熱くてねっとりとした舌に包み込まれる。
「はっ、もっ、気持ちいぃ」
「美桜の乳首硬くてツンってたってていやらしくて凄く可愛い」
「なっ、やだ、恥ずかしいっ……」
「だって本当なんだから仕方ないだろ? ほら。こうやって指で弾くと……な?」
ビリビリとした刺激が胸から腰へと繋がる。足の付け根からはすでにトロリとした滑りけのある液体が太腿を伝っている感触がする。早くここも触ってほしくて膝の内側を擦り当ててしまう。その動作に気づかれたのか「ったく、本当可愛んだから」と私の頬にキスをしながらくびれを撫で、太ももの外側を撫で回し、ようやく内側に伸びてきた。
「はぁん……隆ちゃん」
焦らすようにゆっくりと指の腹で花弁を撫で回され、腰がよがる。もっと直に、早く、触れて欲しい。
「んぁう……あぁっ、やっ、んぅ」
「なに、美桜」
いまだに触れず花弁の周りだけを一本の指でさすられる。思わず腰を動かして自分のいいところに指を誘導しようとしてしまう。
「もう触って……隆ちゃんが欲しい」
「いつだって美桜は俺の心を乱すんだよな」
ぐちゅっと卑猥な音を立て中に入ってきた。抜き差しするのではなく中で指を動かしゆっくりとなぶるように中を擦る。指の腹でお腹側を擦られビクンと背中が跳ねてしまう。気持ちいい。優しく穏やかな波が打ち寄せてくる。艶めいた溜息、深く息を吸い長く吐きだした。
「はぁぁん……はぁ、なにこれ……やだ。やだ、イ、イクッッ――」
穏やかに押し寄せた大波に身体を包まれ揺れ動く恍惚に身体を任せた。
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