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二人にお湯がかかる位置にシャワーを固定する。徐に頭からシャワーを浴びながら抱き寄せられキスをした。口の隙間からお湯が流れ入ってくる時もある。けれどそんなのは御構い無しに唾液とお湯が混じり合い身体の中に流れ込むものもあれば、口の横から流れ出てしまうものも。息をするのも難しく、もう苦しくなって唇を離した時にはお互いハァハァとキスをしただけなのに息が上がっていた。
「俺が洗ってあげるから座って」
風呂用椅子に座るよう促されされるがままに椅子に座る。シャンプーをたっぷり手のひらで泡立ててから頭皮を優しく指の腹で洗ってくれる。人に髪の毛を洗ってもらうなんて美容室でしかないので新鮮で、そして凄く気持ちがいい。エッチで官能的な雰囲気だったのがなんだかとても穏やかな空気に変わりつつあった。
「私も隆ちゃんの髪の毛洗ってあげるね」
そう言っても「大丈夫だよ」と言う隆ちゃんを半ば半分強引に椅子に座らせ手のひらにシャンプーを泡立て、彼の柔らかい髪の毛にしっかりと揉み込みながらも頭皮を優しく洗った。何だか少し自分がお母さんにでもなった気分だ。
「人に洗ってもらうってなんか凄い気持ちいいよな」
ヘラッと嬉しそうに笑う彼の笑顔を見て胸がズキュンと矢で打たれた痛みが走った。
「じゃあ俺が美桜の身体を洗う番な。でももうそろそろ限界だからちょっと急ぐよ」
「ふぇ!? あっ、ちょっと……」
たっぷりのボディーソープを身体に塗られ隈なく身体を触られる。別に卑猥な触り方ではない。むしろお父さんが子供の体を洗うような手早さで私の身体の隅々までを無言で洗う。それなのにちょっと胸の先端に指が当たったくらいで私の身体はビクンと恥ずかしいくらいに反応してしまっていた。
全てを綺麗に流し終え、全身の水分をバスタオルで拭きとるとそのままバスタオルを片手にヒョイっとお姫様抱っこされ寝室まで最も簡単に運ばれてしまった。
電気もついていない薄暗い寝室。月明かりだけが私たちを照らす。だんだんその暗さにも目が慣れてきて彼のギンっと熱い視線、欲情しきった瞳がしっかりと見えた。
長くて綺麗な隆ちゃんの指が私の頬を包み込む。乾かしていない濡れた髪が頬にかかりヒンヤリと冷たい。けれど今はその冷たさが気持ちいいくらいに身体が暑い。
「俺が洗ってあげるから座って」
風呂用椅子に座るよう促されされるがままに椅子に座る。シャンプーをたっぷり手のひらで泡立ててから頭皮を優しく指の腹で洗ってくれる。人に髪の毛を洗ってもらうなんて美容室でしかないので新鮮で、そして凄く気持ちがいい。エッチで官能的な雰囲気だったのがなんだかとても穏やかな空気に変わりつつあった。
「私も隆ちゃんの髪の毛洗ってあげるね」
そう言っても「大丈夫だよ」と言う隆ちゃんを半ば半分強引に椅子に座らせ手のひらにシャンプーを泡立て、彼の柔らかい髪の毛にしっかりと揉み込みながらも頭皮を優しく洗った。何だか少し自分がお母さんにでもなった気分だ。
「人に洗ってもらうってなんか凄い気持ちいいよな」
ヘラッと嬉しそうに笑う彼の笑顔を見て胸がズキュンと矢で打たれた痛みが走った。
「じゃあ俺が美桜の身体を洗う番な。でももうそろそろ限界だからちょっと急ぐよ」
「ふぇ!? あっ、ちょっと……」
たっぷりのボディーソープを身体に塗られ隈なく身体を触られる。別に卑猥な触り方ではない。むしろお父さんが子供の体を洗うような手早さで私の身体の隅々までを無言で洗う。それなのにちょっと胸の先端に指が当たったくらいで私の身体はビクンと恥ずかしいくらいに反応してしまっていた。
全てを綺麗に流し終え、全身の水分をバスタオルで拭きとるとそのままバスタオルを片手にヒョイっとお姫様抱っこされ寝室まで最も簡単に運ばれてしまった。
電気もついていない薄暗い寝室。月明かりだけが私たちを照らす。だんだんその暗さにも目が慣れてきて彼のギンっと熱い視線、欲情しきった瞳がしっかりと見えた。
長くて綺麗な隆ちゃんの指が私の頬を包み込む。乾かしていない濡れた髪が頬にかかりヒンヤリと冷たい。けれど今はその冷たさが気持ちいいくらいに身体が暑い。
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