俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。交際0日婚で腐女子の私は甘々に溺愛されています

森本イチカ

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「んっ……」


 ゆっくりと腰を下ろし彼の丸美を帯びている硬い先で背中側を擦る。気持ちいい。もう一度腰上げ、今度はお腹側に向かって腰を下ろす。その一点が腰を跳ね上げてしまいそうになるほどの刺激が身体を襲う。本能が悟った。ココが私の一番気持ちが良いところ、だと。


「あぁんっ、ひゃあっ……ぁぁん」


「ほら、見てみな。美桜のココが美味しそうに俺のを咥えてる……すっごいエロい音」


「やぁっ……言わないでっ」


 チラッと下を見ると私の中に出たり入ったりする彼の膨張しきったソレが見えた。恥ずかしいと思っていても、それでも動かす腰が止められない。ぐちゃぐちゃと卑猥な音を出しているのは分かっている。それでも気持ち良くて止められない。


「あっ……あんっ、や、んあっ……」


 両乳首を彼の指で摘まれ、お腹の一点を刺激し、自然と身体がしなやかに反ってしまう。両方の刺激が徐々に重なり合い、ついに綺麗に重なり合った時、やるせない恍惚が流れ込んできた。
 ぐったりと彼の胸に身体を折り、頬をつける。少し汗ばんだ身体が吸着感を増せ、彼の鼓動の音がダイレクトに響いてくる。凄く速い。


 頭を優しく撫でられふわふわとした恍惚にしばらく浸り、呼吸を整える。


「大丈夫か?」


 肌を密着させているからか、彼の声が余計に響いて聞こえ、身体がビクンと反応してしまう。「大丈夫」と答えると、明らかにニヤリと意地悪な笑みを私は見逃さなかった。


「じゃあもう少し頑張ってもらわないとな」


 私の中にまだ居た彼のモノがビクンと脈打つのを感じた。


「ひゃあっ……ちょっ、隆ちゃんっ」


 両手で腰を抑えられ下から徐に突き上げられる。自分で動かすよりも遥かに強い刺激。一度イッた私の身体には快楽が強すぎて甘く淫らな声が口から垂れ流れる。


「ああぁんっ……あぁっ、はっ、やぁっ……んァア」


「っつ……美桜の中さっきより締め付けてくる」


「んふぅ……んぅ……」


 腰を打ちつけられながらも唇を重ね蕩けるように舌を絡める。


「っつはぁッ……も、無理、きもちよすぎてッ……あぁんっ」


「いいよ、もう一回イッて。……っはぁ……美桜のイク顔が見たい」


 リズミカルに一番感じてしまう一点を重点的に下から腰を打ち付けられ身体を起き上がらせるのが億劫になる。快楽に溺れ、身体が蕩け、流れてしまいそうだ。


「あぁぁあぅ……りゅちゃんっ、りゅうちゃんっ……はぁぁああんっ――」


 二回目の頂点は最も簡単に達してしまうほど、どこを触られてもビクンっと反応してしまうくらい敏感になっている。
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