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やっぱりここは会社なので求愛禁止です
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帰りの車の中ではプレゼントはいつ渡そうかと私の頭の中はプレゼントでいっぱいだった。
いつの間にか松田の家に着いていてウーンウーンと悩みながら歩いていたらあっという間に松田のアパートの中にいた。
「真紀」
「は、はいっ!」
思わず力んで返事をしてしまった。クスクスと笑う松田に吊られて私も笑ってしまう。
「とりあえず入ってください、寒いでしょう」
リビングに入り二人で気が抜けたようにソファーに座る。
「美味しいけどやっぱりかしこまった場所は疲れちゃいますね」
「そうね、美味しいけど私は松田君の作ったご飯の方が好きだわ」
ギジリとソファーが軋み肩に重みを感じる。松田の頬が私の肩に重なり肩が熱い。ハァと溜息をつく松田。
「なんでそんなに嬉しいことばっかり言ってくれるのかなぁ……」
顎を触られ、ゆっくりと顔を近づけ唇を重ねる。お互いの唇から最後のデザートで食べたケーキの味がした。
「真紀」
松田は綺麗にラッピングされた小さな箱を差し出し「メリークリスマス」と渡され、びっくりしたが「ありがとう」と受け取り丁寧にラッピングをほどき箱を開けるとその中にはきらびやかに輝いている小さなダイヤモンドのネックレス。
「え……可愛い……」
「真紀に似合うと思ったんだ、付けてあげる」
私の胸元に小さいのに一際光をきらびやかに放つネックレス。
「本当にありがとう、嬉しい……あの、私もプレゼント用意してあるの」
鞄の中から箱を取り出し「メリークリスマス」と松田に差し出した。
自分も貰えると思っていなかったのか一瞬驚いた顔をしたが、パァと明るい笑顔になり「ありがとうございます」とニコニコしながら箱を開けると目を潤ませ泣きそうな顔で「ピアス……嬉しいです」と微笑んだ。
つけていた金のピアスを外し私のプレゼントしたダイヤのピアスを片耳につけた。
「似合います?」
「う、うん、似合ってる」
「ダイヤ被りになるなんて、奇跡ですね!」
「本当ね」
「……明日は会社休みだから泊れます?」
「ええ、大丈夫よ」
「意味分かってるよね?」
ギュッと手を握り立ち上がる松田に、もちろん意味は分かっている。無言で松田に寄り添い寝室まで手を引かれ、二人でドサっとベットに倒れ込んだ。
「今日のワンピースすっごく似合ってます、でも汚れちゃうといけないから脱がしちゃいますよ?」
「い、いいわよ……」
スルリとスカートの下から松田の熱い手のひらが太腿を撫でる。いつの間にか脱がされ肌が露わになり恥ずかしくて手で隠すが一瞬で手を剥がされた。
「真紀……この下着めっちゃ可愛い、似合ってます」
誠と一緒に買い物をしたときに買った黒の下着を今日はつけていた。
「恥ずかしいからあんまり見ないでっ、んっ……ふっ……」
松田の舌が容赦なく私の舌を捉えては絡みつく。ゆっくりと上顎をなぞられ身体がゾワゾワとする。
流れ入ってくる彼の唾液は媚薬のように私の身体に流れ込み身体を熱くさせ、無意識に私は膝を擦り合わせていた。
熱い視線の松田と目が合い心臓が騒めきだす。
シュッとネクタイを外す仕草が色っぽく目が逸らせない。
「なーに見てんの?」
「み、見てないわよっ! んぅ……あっ……」
松田の柔らかい唇が唇から首、首から胸へと移動し私の身体は松田によって溶かされた。
「っつ……真紀ッ……好きだ」
彼の気持ちが良くて苦しそうに出す声が好きだ。
「ああっ……んんっ……私もッ……すっ、ンァ……好きッ」
気持ちはどんどん昂り何度も何度も松田に好きだと伝えた。
心地の良い身体の疲れを堪能する。汗でしっとりした肌が吸い付くようにピッタリとくっつき松田の胸にスリスリと頬を寄せた。
「ん? 甘えん坊さん?」
「たまには私も甘えたいのよっ」
松田に出会ってからまだ数ヶ月。
恋には奥手で慎重な私。むしろ恋を知らなかった私。
冷たい態度の私に何度もまっすぐに思いを伝えてくれ気づけば私の方がいつの間にか貴方に夢中になっていた。
もっと素直になれたら、もっと自信を持てるようになったら、いつかクローゼットにしまってあるあの真っ赤な下着を着けられる時が来るのかもしれない。
いつの間にか松田の家に着いていてウーンウーンと悩みながら歩いていたらあっという間に松田のアパートの中にいた。
「真紀」
「は、はいっ!」
思わず力んで返事をしてしまった。クスクスと笑う松田に吊られて私も笑ってしまう。
「とりあえず入ってください、寒いでしょう」
リビングに入り二人で気が抜けたようにソファーに座る。
「美味しいけどやっぱりかしこまった場所は疲れちゃいますね」
「そうね、美味しいけど私は松田君の作ったご飯の方が好きだわ」
ギジリとソファーが軋み肩に重みを感じる。松田の頬が私の肩に重なり肩が熱い。ハァと溜息をつく松田。
「なんでそんなに嬉しいことばっかり言ってくれるのかなぁ……」
顎を触られ、ゆっくりと顔を近づけ唇を重ねる。お互いの唇から最後のデザートで食べたケーキの味がした。
「真紀」
松田は綺麗にラッピングされた小さな箱を差し出し「メリークリスマス」と渡され、びっくりしたが「ありがとう」と受け取り丁寧にラッピングをほどき箱を開けるとその中にはきらびやかに輝いている小さなダイヤモンドのネックレス。
「え……可愛い……」
「真紀に似合うと思ったんだ、付けてあげる」
私の胸元に小さいのに一際光をきらびやかに放つネックレス。
「本当にありがとう、嬉しい……あの、私もプレゼント用意してあるの」
鞄の中から箱を取り出し「メリークリスマス」と松田に差し出した。
自分も貰えると思っていなかったのか一瞬驚いた顔をしたが、パァと明るい笑顔になり「ありがとうございます」とニコニコしながら箱を開けると目を潤ませ泣きそうな顔で「ピアス……嬉しいです」と微笑んだ。
つけていた金のピアスを外し私のプレゼントしたダイヤのピアスを片耳につけた。
「似合います?」
「う、うん、似合ってる」
「ダイヤ被りになるなんて、奇跡ですね!」
「本当ね」
「……明日は会社休みだから泊れます?」
「ええ、大丈夫よ」
「意味分かってるよね?」
ギュッと手を握り立ち上がる松田に、もちろん意味は分かっている。無言で松田に寄り添い寝室まで手を引かれ、二人でドサっとベットに倒れ込んだ。
「今日のワンピースすっごく似合ってます、でも汚れちゃうといけないから脱がしちゃいますよ?」
「い、いいわよ……」
スルリとスカートの下から松田の熱い手のひらが太腿を撫でる。いつの間にか脱がされ肌が露わになり恥ずかしくて手で隠すが一瞬で手を剥がされた。
「真紀……この下着めっちゃ可愛い、似合ってます」
誠と一緒に買い物をしたときに買った黒の下着を今日はつけていた。
「恥ずかしいからあんまり見ないでっ、んっ……ふっ……」
松田の舌が容赦なく私の舌を捉えては絡みつく。ゆっくりと上顎をなぞられ身体がゾワゾワとする。
流れ入ってくる彼の唾液は媚薬のように私の身体に流れ込み身体を熱くさせ、無意識に私は膝を擦り合わせていた。
熱い視線の松田と目が合い心臓が騒めきだす。
シュッとネクタイを外す仕草が色っぽく目が逸らせない。
「なーに見てんの?」
「み、見てないわよっ! んぅ……あっ……」
松田の柔らかい唇が唇から首、首から胸へと移動し私の身体は松田によって溶かされた。
「っつ……真紀ッ……好きだ」
彼の気持ちが良くて苦しそうに出す声が好きだ。
「ああっ……んんっ……私もッ……すっ、ンァ……好きッ」
気持ちはどんどん昂り何度も何度も松田に好きだと伝えた。
心地の良い身体の疲れを堪能する。汗でしっとりした肌が吸い付くようにピッタリとくっつき松田の胸にスリスリと頬を寄せた。
「ん? 甘えん坊さん?」
「たまには私も甘えたいのよっ」
松田に出会ってからまだ数ヶ月。
恋には奥手で慎重な私。むしろ恋を知らなかった私。
冷たい態度の私に何度もまっすぐに思いを伝えてくれ気づけば私の方がいつの間にか貴方に夢中になっていた。
もっと素直になれたら、もっと自信を持てるようになったら、いつかクローゼットにしまってあるあの真っ赤な下着を着けられる時が来るのかもしれない。
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