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嫉妬に狂いそうなんです 松田side
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「松田君……」
彼女はくるりと身体を回転させ向かい合わせになる。
彼女の身体がよく見えてしまい、つい身体が反応してしまった。彼女が落ち込んでいる時に本当に情けない……
彼女の温まった手が俺の両頬を包み込み、そのまま唇を重ねた。
初めて彼女から俺にキスをしてくれた。
「え……真紀さん?」
驚きを隠し切れない俺に覆い被さるようにもう一度彼女からキスをしてきた。さっきの軽いキスではなく深いキス。必死で俺の舌を捕まえようと動かしているのが可愛くて俺の理性は一瞬で壊された。
彼女の舌を捕まえ吸い尽くす。
「んんっ……フゥ……」
彼女の甘い声が浴室に響く。
身体が温まっているからか彼女の目はトロンと熱帯びていて涙を浮かべている。
その涙を見てハッと俺は何してるんだ……と我に帰る。
「身体洗って出ようか、夜ご飯作りますよ」
「えっ……しないの?」
「いや、本当はめっちゃしたいですよ、もう恥ずかしいくらいに元気になっちゃってるし」
「私は……いいよ」
「真紀がその気なのは凄く嬉しいし、今すぐ抱きたいけど、泣きそうな真紀を抱くほど俺は酷い男じゃないですよ? 反対向いてるから身体洗っちゃってください、それとも俺が隅々まで洗いましょうか?」
「いい! 自分ので洗えるからっ!」
「それでこそ真紀さんだな」
俺はちゃんと反対方向を向き彼女が洗い終わるのを待った。それはとんでもなく拷問を受けているような地獄な時間だった。
「洗い終わりました」
「ん、じゃあ俺も洗うんで交換しましょっか」
彼女が湯船に入ったことを確認し、俺も自分の身体を洗い先に風呂を出た。
彼女には「ゆっくり浸かってて下さい、夜ご飯の準備しておきますから」と言って出てきた。
お風呂を出てまたスーツを着るのは嫌だろうと思い、本当は彼女にあげるためのクリスマスプレゼントとして用意しておいたモコモコ素材の部屋着をバスタオルと一緒に置いておいた。
ピンク色のモコモコパーカーとショートパンツ。
これは単なる俺の趣味だ。彼女の綺麗な脚がモコモコのショートパンツから見えるとか最高すぎる。
そしてなにより前チャックのパーカーになってるので脱がせやすい。
グツグツと野菜と鶏肉を煮込みうどんを茹でる。
最後に卵を入れれば完成だ。
卵を入れるタイミングで彼女がお風呂から戻ってきた。
俺の用意しておいたモコモコの部屋着に身を包み、頬を赤く染め「この部屋着、わざわざ準備してくれてたの?」と目を細め嬉しそうに微笑む。
「でもちょっと、若すぎない? 恥ずかしいんだけど……」なんて言いながら照れている。
あぁ、笑顔が見れてよかった。
「そうです、俺の家に泊まった時に着れると思って買っておいたんですけど早速役立ちましたね、すっごく似合ってます、可愛い」
「っつ……本当にありがとう」
「もう少しでうどんができますから、座って待っててください」
卵が半熟になったところで火を止める。
出来上がったうどんをダイニングテーブルに座って待つ彼女のもとに持って行く。
一口たべて「美味しい」と呟いた。
それがなにより嬉しい一言だ。
彼女はくるりと身体を回転させ向かい合わせになる。
彼女の身体がよく見えてしまい、つい身体が反応してしまった。彼女が落ち込んでいる時に本当に情けない……
彼女の温まった手が俺の両頬を包み込み、そのまま唇を重ねた。
初めて彼女から俺にキスをしてくれた。
「え……真紀さん?」
驚きを隠し切れない俺に覆い被さるようにもう一度彼女からキスをしてきた。さっきの軽いキスではなく深いキス。必死で俺の舌を捕まえようと動かしているのが可愛くて俺の理性は一瞬で壊された。
彼女の舌を捕まえ吸い尽くす。
「んんっ……フゥ……」
彼女の甘い声が浴室に響く。
身体が温まっているからか彼女の目はトロンと熱帯びていて涙を浮かべている。
その涙を見てハッと俺は何してるんだ……と我に帰る。
「身体洗って出ようか、夜ご飯作りますよ」
「えっ……しないの?」
「いや、本当はめっちゃしたいですよ、もう恥ずかしいくらいに元気になっちゃってるし」
「私は……いいよ」
「真紀がその気なのは凄く嬉しいし、今すぐ抱きたいけど、泣きそうな真紀を抱くほど俺は酷い男じゃないですよ? 反対向いてるから身体洗っちゃってください、それとも俺が隅々まで洗いましょうか?」
「いい! 自分ので洗えるからっ!」
「それでこそ真紀さんだな」
俺はちゃんと反対方向を向き彼女が洗い終わるのを待った。それはとんでもなく拷問を受けているような地獄な時間だった。
「洗い終わりました」
「ん、じゃあ俺も洗うんで交換しましょっか」
彼女が湯船に入ったことを確認し、俺も自分の身体を洗い先に風呂を出た。
彼女には「ゆっくり浸かってて下さい、夜ご飯の準備しておきますから」と言って出てきた。
お風呂を出てまたスーツを着るのは嫌だろうと思い、本当は彼女にあげるためのクリスマスプレゼントとして用意しておいたモコモコ素材の部屋着をバスタオルと一緒に置いておいた。
ピンク色のモコモコパーカーとショートパンツ。
これは単なる俺の趣味だ。彼女の綺麗な脚がモコモコのショートパンツから見えるとか最高すぎる。
そしてなにより前チャックのパーカーになってるので脱がせやすい。
グツグツと野菜と鶏肉を煮込みうどんを茹でる。
最後に卵を入れれば完成だ。
卵を入れるタイミングで彼女がお風呂から戻ってきた。
俺の用意しておいたモコモコの部屋着に身を包み、頬を赤く染め「この部屋着、わざわざ準備してくれてたの?」と目を細め嬉しそうに微笑む。
「でもちょっと、若すぎない? 恥ずかしいんだけど……」なんて言いながら照れている。
あぁ、笑顔が見れてよかった。
「そうです、俺の家に泊まった時に着れると思って買っておいたんですけど早速役立ちましたね、すっごく似合ってます、可愛い」
「っつ……本当にありがとう」
「もう少しでうどんができますから、座って待っててください」
卵が半熟になったところで火を止める。
出来上がったうどんをダイニングテーブルに座って待つ彼女のもとに持って行く。
一口たべて「美味しい」と呟いた。
それがなにより嬉しい一言だ。
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