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まったりデートでお泊まり!? 松田side
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「誠、頼むから今日は帰ってくれよ」
そう懇願しても誠には響かない。
誠は昔からそうだ。一度決めた事は決して曲げない。
急に女の格好してきた時だってそうだった。理由は言わずに私がこの格好をしたいと思ったからしているの一点張りだった。まぁ今の時代不思議な事ではないので、俺はすんなりと受け入れた。
「ったく……言ったって帰るわけないよな」
本当だったら彼女と一緒にお風呂に入ってイチャイチャして、彼女の甘い声をお風呂場に響かせる予定だったのに……
悔やんでも悔やんでも悔やみきれない。
「ねぇ大雅、あの人といつ別れるの?」
「は? お前俺がどれだけ彼女の事好きだったか知ってるだろ? 一生手放す気はないよ」
「そっか……」
「お前どうしたの? なんか変だぞ?」
「別に! 何でもないよ! 湯船浸かりたいから早く出てよ」
誠に急かされ湯船を出て身体を洗う。
「ねぇ、大雅はどうしてそんなにあの人の事が好きなわけ?」
「そんな今更な事、でもやっぱりやっと会えて更に好きになったよ、強がりな所も可愛いし、意地っ張りな所も可愛いし、でも顔に出やすくて凄く素直で、てか全部可愛いな」
「あっそ」
「ったくお前から聞いておいてあっそはないだろ」
だって本当に全部可愛いのだなら仕方ない。
思い出しただけでブルっと全身が震える。特に俺に抱かれている時の彼女は史上最強に可愛くて、綺麗だった。
顔を真っ赤にして恥じらっていたが段々俺の手によってトロトロにとかされ、俺を受け入れ、求めてくれた事がなりより嬉しかった。
そして喜ばしい事に彼女の口からセカンドバージンと言われた時は「優しくする」とか言いながら内心踊り狂いたいくらい嬉しくてテンションが上がっていた。
俺色に染めてやる――と強く思った。
「もう俺洗い終わったから先に出るな」
誠を残し素早く身体を拭き寝巻きに着替えてリビングに向かうとソファーで頭をカクンカクンとうたた寝をしている彼女が目に入る。あぁ、可愛い。
「真紀、お風呂入ってから寝た方がいいですよ」
「んあっ、ごめんっ、また寝ちゃってた」
ヨダレが垂れてないか確認したのかな? 口元を拭ってホッとした表情を見せる。別にヨダレが垂れてようがオナラをブッとしようが全く構わない。むしろ可愛いと思ってしまう俺は多分重症だ。
「もう少しで誠が出ますから、もし気になるようだったらお湯変えますから」
「えっ! 勿体無いからいいよ! 大丈夫!」
でもやっぱり俺以外の男が入った湯船に彼女が浸かるのが嫌で誠が出てすぐにお湯を抜き入れ直した。彼女は「別にいいのに……」と言っていたが俺が嫌だ。
彼女が出てくるまでは誠とテレビを見ながらゴロゴロしていた。いつも誠が泊まる時も特に何かするわけではなくテレビを見て、スマホをいじって眠るだけだ。
「お風呂ありがとうございました」
湯上がりの彼女は少し頬がピンク色に染まり、まだ乾ききれていない綺麗な黒髪が妙に色っぽい。ちょっと恥じらっている姿が堪らないし、なにしろパジャマが可愛すぎる! 想像していた物は暗い色の普通のパジャマかな?と思っていたのに想像と全く真逆の水色のフワフワ生地のパジャマって……そりゃ反則じゃないですか? 今すぐ抱きしめたい! むしろ抱きたい!
「なぁ、誠……やっぱりお前帰らない?」
「……帰らないよ」
だよな……と落胆。
そう懇願しても誠には響かない。
誠は昔からそうだ。一度決めた事は決して曲げない。
急に女の格好してきた時だってそうだった。理由は言わずに私がこの格好をしたいと思ったからしているの一点張りだった。まぁ今の時代不思議な事ではないので、俺はすんなりと受け入れた。
「ったく……言ったって帰るわけないよな」
本当だったら彼女と一緒にお風呂に入ってイチャイチャして、彼女の甘い声をお風呂場に響かせる予定だったのに……
悔やんでも悔やんでも悔やみきれない。
「ねぇ大雅、あの人といつ別れるの?」
「は? お前俺がどれだけ彼女の事好きだったか知ってるだろ? 一生手放す気はないよ」
「そっか……」
「お前どうしたの? なんか変だぞ?」
「別に! 何でもないよ! 湯船浸かりたいから早く出てよ」
誠に急かされ湯船を出て身体を洗う。
「ねぇ、大雅はどうしてそんなにあの人の事が好きなわけ?」
「そんな今更な事、でもやっぱりやっと会えて更に好きになったよ、強がりな所も可愛いし、意地っ張りな所も可愛いし、でも顔に出やすくて凄く素直で、てか全部可愛いな」
「あっそ」
「ったくお前から聞いておいてあっそはないだろ」
だって本当に全部可愛いのだなら仕方ない。
思い出しただけでブルっと全身が震える。特に俺に抱かれている時の彼女は史上最強に可愛くて、綺麗だった。
顔を真っ赤にして恥じらっていたが段々俺の手によってトロトロにとかされ、俺を受け入れ、求めてくれた事がなりより嬉しかった。
そして喜ばしい事に彼女の口からセカンドバージンと言われた時は「優しくする」とか言いながら内心踊り狂いたいくらい嬉しくてテンションが上がっていた。
俺色に染めてやる――と強く思った。
「もう俺洗い終わったから先に出るな」
誠を残し素早く身体を拭き寝巻きに着替えてリビングに向かうとソファーで頭をカクンカクンとうたた寝をしている彼女が目に入る。あぁ、可愛い。
「真紀、お風呂入ってから寝た方がいいですよ」
「んあっ、ごめんっ、また寝ちゃってた」
ヨダレが垂れてないか確認したのかな? 口元を拭ってホッとした表情を見せる。別にヨダレが垂れてようがオナラをブッとしようが全く構わない。むしろ可愛いと思ってしまう俺は多分重症だ。
「もう少しで誠が出ますから、もし気になるようだったらお湯変えますから」
「えっ! 勿体無いからいいよ! 大丈夫!」
でもやっぱり俺以外の男が入った湯船に彼女が浸かるのが嫌で誠が出てすぐにお湯を抜き入れ直した。彼女は「別にいいのに……」と言っていたが俺が嫌だ。
彼女が出てくるまでは誠とテレビを見ながらゴロゴロしていた。いつも誠が泊まる時も特に何かするわけではなくテレビを見て、スマホをいじって眠るだけだ。
「お風呂ありがとうございました」
湯上がりの彼女は少し頬がピンク色に染まり、まだ乾ききれていない綺麗な黒髪が妙に色っぽい。ちょっと恥じらっている姿が堪らないし、なにしろパジャマが可愛すぎる! 想像していた物は暗い色の普通のパジャマかな?と思っていたのに想像と全く真逆の水色のフワフワ生地のパジャマって……そりゃ反則じゃないですか? 今すぐ抱きしめたい! むしろ抱きたい!
「なぁ、誠……やっぱりお前帰らない?」
「……帰らないよ」
だよな……と落胆。
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