106 / 366
挙動不審なキツネ曰く
しおりを挟む
僕、キツネは所謂、ライブ配信というモノをしていた。
動画投稿サイトにてライブ機能があるらしいと友人から聞き、それじゃものは試しにと諸々の準備をして開始した。
やりこんだFPSをのんびりとやる。
知り合いが二、三人見てくれればいいだろう。そんな軽い気持ち。
しかし今現在、なぜか配信視聴者数が五十人を超えている。
『動画を観ました。ライブもなう見てます』
そんなコメントがゲーム内チャットが流れた。ゲーム内の同じ部隊に視聴者が数人マッチングしたらしく、盛り上がっているようだった。
そこから流れがおかしくなった。
視聴者数が一気に増え、フレンド通知が鳴り続けている。
この現状に、僕、キツネは焦ってキョドっていく。「あ」とか「うっ」とか「あっ、えっ」などと発しながら、言葉数が減ってゲームもミスが増えていく。
動画を数本しかあげていないが、動画の再生数は運よく四桁まで届くか届かないかのところだ。
それなのに何故、ピンポイントに同じゲーム、同じ試合に集まってくるんだ?
動画投稿サイトにてライブ機能があるらしいと友人から聞き、それじゃものは試しにと諸々の準備をして開始した。
やりこんだFPSをのんびりとやる。
知り合いが二、三人見てくれればいいだろう。そんな軽い気持ち。
しかし今現在、なぜか配信視聴者数が五十人を超えている。
『動画を観ました。ライブもなう見てます』
そんなコメントがゲーム内チャットが流れた。ゲーム内の同じ部隊に視聴者が数人マッチングしたらしく、盛り上がっているようだった。
そこから流れがおかしくなった。
視聴者数が一気に増え、フレンド通知が鳴り続けている。
この現状に、僕、キツネは焦ってキョドっていく。「あ」とか「うっ」とか「あっ、えっ」などと発しながら、言葉数が減ってゲームもミスが増えていく。
動画を数本しかあげていないが、動画の再生数は運よく四桁まで届くか届かないかのところだ。
それなのに何故、ピンポイントに同じゲーム、同じ試合に集まってくるんだ?
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
就職面接の感ドコロ!?
フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。
学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。
その業務ストレスのせいだろうか。
ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。
スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件
フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。
寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。
プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い?
そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない!
スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる