1 / 1
ふしぎなガム
しおりを挟む
かずくんは、虫歯が痛くてお菓子が食べられません。
大好きなガムも、がまんがまん。
「ガム食べたいなぁ」
かずくんは、ため息をつきました。
(おさんぽでもしようっと)
かずくんがおさんぽしていると、めがねのおばあちゃんがやってきました。
めがねのおばあちゃんは、何かこまっています。
「おばあちゃん、どうしたの?」
「道にまよってこまってるんだよ。この辺にお店があると思うんだけど」
「あっ、そのお店なら、この道をまっすぐ行ったところだよ」
「ありがとう。お礼にこのガムをあげるよ。食べたら、きちんと歯磨きするんだよ」
「えーっ、ほんと? ありがとう」
ガムは、白くてふにゃふにゃしています。
「なんだか変わったガムだな~」
かずくんは、ちょっとためらったけど、ぱくっと口に入れました。
あまくておいしいガムです。
でも、しばらくすると、ガムがしゃべりだしました。
「おやおや、虫歯がいっぱいだね。ぼくが直してあげるよ」
ふにゃふにゃしながら、虫歯にくっついたかと思うと言いました。
「もう治ったよ」
かずくんは、ガムを口から吐き出しました。
白かったガムが真っ黒になっていました。
「あれ~、歯が痛くなくなった!」
かずくんは、大喜び。
それから、かずくんは、歯磨きをきちんとするようになりました。
大好きなガムも、がまんがまん。
「ガム食べたいなぁ」
かずくんは、ため息をつきました。
(おさんぽでもしようっと)
かずくんがおさんぽしていると、めがねのおばあちゃんがやってきました。
めがねのおばあちゃんは、何かこまっています。
「おばあちゃん、どうしたの?」
「道にまよってこまってるんだよ。この辺にお店があると思うんだけど」
「あっ、そのお店なら、この道をまっすぐ行ったところだよ」
「ありがとう。お礼にこのガムをあげるよ。食べたら、きちんと歯磨きするんだよ」
「えーっ、ほんと? ありがとう」
ガムは、白くてふにゃふにゃしています。
「なんだか変わったガムだな~」
かずくんは、ちょっとためらったけど、ぱくっと口に入れました。
あまくておいしいガムです。
でも、しばらくすると、ガムがしゃべりだしました。
「おやおや、虫歯がいっぱいだね。ぼくが直してあげるよ」
ふにゃふにゃしながら、虫歯にくっついたかと思うと言いました。
「もう治ったよ」
かずくんは、ガムを口から吐き出しました。
白かったガムが真っ黒になっていました。
「あれ~、歯が痛くなくなった!」
かずくんは、大喜び。
それから、かずくんは、歯磨きをきちんとするようになりました。
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
山のうんどうかい
こぐまじゅんこ
児童書・童話
いまは、あき。
きょうは、山のうんどうかいです。
それなのに、みあげると、いまにもなきだしそうなそら。
きつねくんは、(そらをわらわせたいなぁ)とおもいました。
「ふたりで、おもしろいはなしをしようよ」
たぬきくんをさそって、ごにょごにょ耳もとではなしています。
やがて、きつねくんとたぬきくんがならんで、おもしろいはなしがはじまりました。
「たぬきくん、てぬきしてかけったら、あきまへんで」
「なにいうてますのや、きつねくん。あんたこそ、おしりを、つねって、はようはしりんさいよ」
「なんじゃそりゃ」
ずっこけてみたものの、そらをみあげると、まだそらはなきそうです。
(おもしろくなかったかなぁ。そらがよろこぶことってなにかなぁ)
ふたりは、かんがえます。
きつねくんが、いいます。
「そうだ、くまのおばちゃんにきいてみよう」
「うん、そうしよう」
きつねくんとたぬきくんは、くまのおばちゃんにあいにいきました。
おばちゃんは、ちょっとかんがえてから、いいました。
「そうだねぇ。そらには、もうしんだじいちゃんやばあちゃんが、たくさんいるから、じいちゃんやばあちゃんのすきな、おはぎをつくって、山のおてらにおそなえしたらどうだい?」
さっそく、きつねくんとたぬきくんは、山のなかまをよんできました。
うさぎさんが、あずきをたいて、りすさんが、さとうをまぜて、あんこをつくります。
さるくんが、もちごめとおこめをまぜてたいて、ちょっとつぶしてまるめていきます。
せっせ せっせ とつくります。
あまくておいしいおはぎが、どっさりできました。
そして、みんなで、おはぎを、おてらにもっていきます。
おてらにおそなえすると、みるみるうちにそらは、はれわたり、まるで、わらっているようです。
まっさおなそらのした、山のみんなは、うんどうかいをはじめました。
たまいれに、つなひき。
みんな、わいわい、がんります。
そして、さいごは、かけっこ。
せんしゅは、きつねくんとたぬきくん、さるくん、りすさんです。
よーい、ドン!
きつねくんとたぬきくんが、とびだしました。
たぬきくんは、てぬきしません。
きつねくんも、おしりをつねって、はしります。
ふたりならんで、せんとうをはしっています。
そして、なんと、ふたりいっしょに、ゴールしました。
みんな、おおよろこび。
とてもたのしい一日でした。
パピプペポマンとニンジーンズ
こぐまじゅんこ
児童書・童話
以前書いたパピプペポマンの続編です。
さっちゃんは、にんじんが大きらい。
「にんじん いやなの〜」
と言ったとたん、何かが起こります。
さっちゃんは、大丈夫かな?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる