とけいのはり

こぐまじゅんこ

文字の大きさ
上 下
1 / 1

とけいのはり

しおりを挟む
 とけいのはりは2本ある。
 ながいくんとみじかいちゃん。
 2人が出会うのは1日12回。

 7時35分 いっしょにおきたよ。
      ちょっとねぼうしちゃったね。
 8時40分 保育園にいっしょに行ったよ。
 9時45分 保育園でいっしょにあそぼ。
 10時50分 いっしょに絵本を読んだよ。
 11時55分 いっしょにトイレに行ったね。
 12時ちょうど いっしょに給食を食べるよ。
 1時5分  いっしょにおひるね。
 2時10分  いっしょにぐーぐー。
 3時15分  いっしょにおやつをいっただきま~す。
 4時20分  いっしょにすべり台をすべろうよ。
 5時25分  いっしょにおむかえをまったよ。
 6時30分  いっしょに家にかえったよ。

 ながいくんとみじかいちゃん。
 なかよしだね。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

おばあちゃんのパンケーキ

こぐまじゅんこ
児童書・童話
はるくんは、いちねんせい。 おばあちゃんが、パンケーキをつくってくれます。

山のうんどうかい

こぐまじゅんこ
児童書・童話
 いまは、あき。  きょうは、山のうんどうかいです。  それなのに、みあげると、いまにもなきだしそうなそら。  きつねくんは、(そらをわらわせたいなぁ)とおもいました。 「ふたりで、おもしろいはなしをしようよ」  たぬきくんをさそって、ごにょごにょ耳もとではなしています。  やがて、きつねくんとたぬきくんがならんで、おもしろいはなしがはじまりました。 「たぬきくん、てぬきしてかけったら、あきまへんで」 「なにいうてますのや、きつねくん。あんたこそ、おしりを、つねって、はようはしりんさいよ」 「なんじゃそりゃ」  ずっこけてみたものの、そらをみあげると、まだそらはなきそうです。 (おもしろくなかったかなぁ。そらがよろこぶことってなにかなぁ)   ふたりは、かんがえます。  きつねくんが、いいます。 「そうだ、くまのおばちゃんにきいてみよう」 「うん、そうしよう」  きつねくんとたぬきくんは、くまのおばちゃんにあいにいきました。  おばちゃんは、ちょっとかんがえてから、いいました。 「そうだねぇ。そらには、もうしんだじいちゃんやばあちゃんが、たくさんいるから、じいちゃんやばあちゃんのすきな、おはぎをつくって、山のおてらにおそなえしたらどうだい?」  さっそく、きつねくんとたぬきくんは、山のなかまをよんできました。  うさぎさんが、あずきをたいて、りすさんが、さとうをまぜて、あんこをつくります。  さるくんが、もちごめとおこめをまぜてたいて、ちょっとつぶしてまるめていきます。  せっせ せっせ とつくります。  あまくておいしいおはぎが、どっさりできました。  そして、みんなで、おはぎを、おてらにもっていきます。  おてらにおそなえすると、みるみるうちにそらは、はれわたり、まるで、わらっているようです。  まっさおなそらのした、山のみんなは、うんどうかいをはじめました。  たまいれに、つなひき。  みんな、わいわい、がんります。  そして、さいごは、かけっこ。  せんしゅは、きつねくんとたぬきくん、さるくん、りすさんです。  よーい、ドン!  きつねくんとたぬきくんが、とびだしました。  たぬきくんは、てぬきしません。  きつねくんも、おしりをつねって、はしります。  ふたりならんで、せんとうをはしっています。  そして、なんと、ふたりいっしょに、ゴールしました。  みんな、おおよろこび。  とてもたのしい一日でした。

すいかちゃん

こぐまじゅんこ
児童書・童話
たいようかあさんの赤ちゃんがうまれたよ。 はたけで、おぎゃー おぎゃー。

パピプペポマンとニンジーンズ

こぐまじゅんこ
児童書・童話
以前書いたパピプペポマンの続編です。 さっちゃんは、にんじんが大きらい。 「にんじん いやなの〜」 と言ったとたん、何かが起こります。 さっちゃんは、大丈夫かな?

きたいの悪女は処刑されました

トネリコ
児童書・童話
 悪女は処刑されました。  国は益々栄えました。  おめでとう。おめでとう。  おしまい。

子猫マムの冒険

杉 孝子
児童書・童話
 ある小さな町に住む元気な子猫、マムは、家族や友達と幸せに暮らしていました。  しかしある日、偶然見つけた不思議な地図がマムの冒険心をかきたてます。地図には「星の谷」と呼ばれる場所が描かれており、そこには願いをかなえる「星のしずく」があると言われていました。  マムは友達のフクロウのグリムと一緒に、星の谷を目指す旅に出ることを決意します。

小さな歌姫と大きな騎士さまのねがいごと

石河 翠
児童書・童話
むかしむかしとある国で、戦いに疲れた騎士がいました。政争に敗れた彼は王都を離れ、辺境のとりでを守っています。そこで彼は、心優しい小さな歌姫に出会いました。 歌姫は彼の心を癒し、生きる意味を教えてくれました。彼らはお互いをかけがえのないものとしてみなすようになります。ところがある日、隣の国が攻めこんできたという知らせが届くのです。 大切な歌姫が傷つくことを恐れ、歌姫に急ぎ逃げるように告げる騎士。実は高貴な身分である彼は、ともに逃げることも叶わず、そのまま戦場へ向かいます。一方で、彼のことを諦められない歌姫は騎士の後を追いかけます。しかし、すでに騎士は敵に囲まれ、絶対絶命の危機に陥っていました。 愛するひとを傷つけさせたりはしない。騎士を救うべく、歌姫は命を賭けてある決断を下すのです。戦場に美しい花があふれたそのとき、騎士が目にしたものとは……。 恋した騎士にすべてを捧げた小さな歌姫と、彼女のことを最後まで待ちつづけた不器用な騎士の物語。 扉絵は、あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。

ゲームシステムから自由になったNPCの私が勇者様を助けようとしたお話

めぐめぐ
児童書・童話
ストック村のアリッサは、村の名を伝えるだけのNPC。 そんな彼女が何故か心を持ち、勇者に恋をしました。 そんな彼女の元に、気まぐれな神様がやって来て願いをかなえてくれると言います。 大好きな勇者の手伝いをしたいと願い、アリッサはゲームシステムから自由になりましたが、役に立たないと思っていた彼女には、大切な役目があったのです。 とても、とても大切な役割が――

処理中です...