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アジアを蝕む教会
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025年、台湾・台北市の信義区にそびえる高層ビルの一室。
共栄教会の台湾支部長である金基鎬(キム・ギホ)は、台湾最大の黒社会組織である竹聯幇の幹部、鄭文徳(ジェン・ウェンド)と向かい合っていた。
窓の外には台北101を中心とした煌めく夜景が広がり、その下で台北市の夜は活気に満ちていた。
竹聯幇(ジューリエンバン)は台湾に根を張り、国内外に広大なネットワークを持つ犯罪組織である。
台湾国内の様々なビジネスや裏社会に影響力を持ち、特に政治家や企業、警察への接触を得意とし、麻薬密売や資金洗浄をはじめとする違法な活動を行いながら、時には合法ビジネスにも手を出し、膨大な資金を動かしてきた。
その影響力は台湾国内だけでなく、大陸中国や東南アジアにまで及ぶ。
共栄教会は元々中国政府とも密接な関係のあった竹聯幇の力を借りて台湾での活動を加速させるべく、協力を求めていたのだ。
「金さん、最近は台湾全土で教団の名前を耳にするようになったな。さすがだ」と鄭は笑みを浮かべて言った。
金も応じるように微笑んだが、その目には冷静な計算が見え隠れしている。
「我々の活動は、台湾に安らぎを提供することが目的ですから」
金基鎬は静かに答えたが、その背後には、より大きな目的が隠されていた。
共栄教会の台湾での活動は、単なる宗教的な布教にとどまらない。
中国政府の後ろ盾を得て、教団は「台湾統一」に向けた長期的な布石を着実に打ち始めていたのである。
中国政府は、台湾社会に影響力を持つ団体を通じて、内側から台湾を揺さぶる戦略を練っていた。
共栄教会はその駒となり、台湾社会に根を張り、信者を増やしていくことで、台湾の内部から「親中派」を育てていく役割を担っていたのだ。
「中国本土からも多くの友人がこの活動を注視していますよ。彼らにとっても、台湾の安定と将来は重要ですからね」と金は、軽くほのめかすように語った。
金は元々中国東北部吉林省の出身の朝鮮族で朝鮮語はもちろん普通話(中国の標準語)にも不自由しないから、鄭との意思疎通に問題はない。
鄭文徳は煙草をくゆらせ、興味深げに金を見つめる。
「つまり、教団がここで力を得ることは、大陸の友人たちにとっても喜ばしいことだってわけか?」
「もちろんです。我々が台湾で信者を増やし、社会に根を張ることは、台湾と中国の一体化にも寄与するでしょう。台湾社会の安定と平和を目指しているんですよ」と金は落ち着いて答えたが、その裏には台湾統一を念頭に置いた長期的な戦略が透けて見えた。
共栄教会は台湾の若者たちの心の隙間に入り込み、セミナーや慈善活動を通じて信者を増やしていたのである。
しかし、その裏には、台湾社会に浸透し、将来的に親中派として動ける勢力を作り上げるという大きな目的があった。
そのためにも金は竹聯幇との協力が台湾での活動を拡大するために重要な役割を果たすことをよく理解していた。
「あなた方が持つネットワークは強力です。台湾の政治家に接触し、我々の活動に理解を示していただくには、非常に役立っています」と金は感謝を示しながらも、冷静な口調で語った。
竹聯幇は台湾の黒社会において強い影響力を持ち、特に政治家や地元の有力者へのアプローチに長けていたから、台湾での活動基盤を強化するためにはうってつけなのである。
鄭は、にやりと笑いながら煙草を灰皿に押し付けた。
「その代わり、お前らが大陸での商売を手助けしてくれるって話、忘れるなよ」
「もちろんです。共栄教会のネットワークが大陸でのあなた方の事業にも貢献できるよう、手助けを惜しみません。私たちはお互いの利益を共有するパートナーですから」と金基鎬は冷静に答えた。
この協力関係は、双方にとって利益をもたらしていたのだ。
共栄教会は台湾での活動基盤を強固にし、竹聯幇はその見返りとして大陸でのビジネス展開を支援される。
このように教団の活動が台湾社会で親中派勢力を形成していくことが、中国政府にとっても歓迎すべきことだったのは言うまでもない。
台北市内では、信者が少しずつ増えていた。
信義区や大安区、さらには新北市の板橋区でも、教団のセミナーに通う若者や中年の姿が目立つようになっている。
金基鎬はその状況を冷静に見極め、教団の活動が台湾社会に深く浸透していくことに手応えを感じていた。
「台湾の人々が安心して暮らせる社会を作ることが、我々の目標です。彼らが真の平和を手に入れるその日まで…」と金は語るが、その裏には教団が台湾社会に深く根を張り、中国政府の台湾統一戦略に寄与するという意図が明確に存在していた。
そして台湾での活動の他にも、共栄教会は他のアジア諸国にも触手を伸ばす。
ベトナムでは、中国系ベトナム人であるホアン・ヴァン・チュオンが、ハノイやホーチミンで「ビジネス支援セミナー」を展開。
経済的困難を抱える学生たちを中心に存在感を増し、日本にやってくる留学生や技能実習生の中にもすでに入信している者が混じるようになってゆく。
モンゴルでは、中国内モンゴル自治区出身のモンゴル族チャグナ・バトバヤル(察格娜・巴图巴亚尔)がウランバートルに教団の支部を開設。
地方の遊牧民をターゲットにした支援活動を行っている。
中国との国境に近い地域では、内モンゴル出身者たちとの連携も進めていた。
ロシアでは、新疆ウイグル自治区出身のロシア族デミトリ・アレクサンドロヴィッチ・スモロフ(德米特里·亚历山德罗维奇·斯莫洛夫)が、ウクライナ侵攻後の制裁による経済困難を背景に、シベリア地方で教団の支援活動を広げていた。
ロシア政府の目を引かないよう、慎重に支援を展開しながらも、地域住民の心を掴むことに成功している。
また内戦に陥っていたミャンマーでも東北部の少数民族コーカン族支配地域を中心に入り込み、フィリピンでは同じキリスト教系ということもあって地元のカトリック教会とも連携して上陸を果たしている。
利害が一致した中国政府のバックアップを受けながら、共栄教会の勢力はアジア全域で着実に拡大。
アジア中にその闇を広げつつあった。
共栄教会の台湾支部長である金基鎬(キム・ギホ)は、台湾最大の黒社会組織である竹聯幇の幹部、鄭文徳(ジェン・ウェンド)と向かい合っていた。
窓の外には台北101を中心とした煌めく夜景が広がり、その下で台北市の夜は活気に満ちていた。
竹聯幇(ジューリエンバン)は台湾に根を張り、国内外に広大なネットワークを持つ犯罪組織である。
台湾国内の様々なビジネスや裏社会に影響力を持ち、特に政治家や企業、警察への接触を得意とし、麻薬密売や資金洗浄をはじめとする違法な活動を行いながら、時には合法ビジネスにも手を出し、膨大な資金を動かしてきた。
その影響力は台湾国内だけでなく、大陸中国や東南アジアにまで及ぶ。
共栄教会は元々中国政府とも密接な関係のあった竹聯幇の力を借りて台湾での活動を加速させるべく、協力を求めていたのだ。
「金さん、最近は台湾全土で教団の名前を耳にするようになったな。さすがだ」と鄭は笑みを浮かべて言った。
金も応じるように微笑んだが、その目には冷静な計算が見え隠れしている。
「我々の活動は、台湾に安らぎを提供することが目的ですから」
金基鎬は静かに答えたが、その背後には、より大きな目的が隠されていた。
共栄教会の台湾での活動は、単なる宗教的な布教にとどまらない。
中国政府の後ろ盾を得て、教団は「台湾統一」に向けた長期的な布石を着実に打ち始めていたのである。
中国政府は、台湾社会に影響力を持つ団体を通じて、内側から台湾を揺さぶる戦略を練っていた。
共栄教会はその駒となり、台湾社会に根を張り、信者を増やしていくことで、台湾の内部から「親中派」を育てていく役割を担っていたのだ。
「中国本土からも多くの友人がこの活動を注視していますよ。彼らにとっても、台湾の安定と将来は重要ですからね」と金は、軽くほのめかすように語った。
金は元々中国東北部吉林省の出身の朝鮮族で朝鮮語はもちろん普通話(中国の標準語)にも不自由しないから、鄭との意思疎通に問題はない。
鄭文徳は煙草をくゆらせ、興味深げに金を見つめる。
「つまり、教団がここで力を得ることは、大陸の友人たちにとっても喜ばしいことだってわけか?」
「もちろんです。我々が台湾で信者を増やし、社会に根を張ることは、台湾と中国の一体化にも寄与するでしょう。台湾社会の安定と平和を目指しているんですよ」と金は落ち着いて答えたが、その裏には台湾統一を念頭に置いた長期的な戦略が透けて見えた。
共栄教会は台湾の若者たちの心の隙間に入り込み、セミナーや慈善活動を通じて信者を増やしていたのである。
しかし、その裏には、台湾社会に浸透し、将来的に親中派として動ける勢力を作り上げるという大きな目的があった。
そのためにも金は竹聯幇との協力が台湾での活動を拡大するために重要な役割を果たすことをよく理解していた。
「あなた方が持つネットワークは強力です。台湾の政治家に接触し、我々の活動に理解を示していただくには、非常に役立っています」と金は感謝を示しながらも、冷静な口調で語った。
竹聯幇は台湾の黒社会において強い影響力を持ち、特に政治家や地元の有力者へのアプローチに長けていたから、台湾での活動基盤を強化するためにはうってつけなのである。
鄭は、にやりと笑いながら煙草を灰皿に押し付けた。
「その代わり、お前らが大陸での商売を手助けしてくれるって話、忘れるなよ」
「もちろんです。共栄教会のネットワークが大陸でのあなた方の事業にも貢献できるよう、手助けを惜しみません。私たちはお互いの利益を共有するパートナーですから」と金基鎬は冷静に答えた。
この協力関係は、双方にとって利益をもたらしていたのだ。
共栄教会は台湾での活動基盤を強固にし、竹聯幇はその見返りとして大陸でのビジネス展開を支援される。
このように教団の活動が台湾社会で親中派勢力を形成していくことが、中国政府にとっても歓迎すべきことだったのは言うまでもない。
台北市内では、信者が少しずつ増えていた。
信義区や大安区、さらには新北市の板橋区でも、教団のセミナーに通う若者や中年の姿が目立つようになっている。
金基鎬はその状況を冷静に見極め、教団の活動が台湾社会に深く浸透していくことに手応えを感じていた。
「台湾の人々が安心して暮らせる社会を作ることが、我々の目標です。彼らが真の平和を手に入れるその日まで…」と金は語るが、その裏には教団が台湾社会に深く根を張り、中国政府の台湾統一戦略に寄与するという意図が明確に存在していた。
そして台湾での活動の他にも、共栄教会は他のアジア諸国にも触手を伸ばす。
ベトナムでは、中国系ベトナム人であるホアン・ヴァン・チュオンが、ハノイやホーチミンで「ビジネス支援セミナー」を展開。
経済的困難を抱える学生たちを中心に存在感を増し、日本にやってくる留学生や技能実習生の中にもすでに入信している者が混じるようになってゆく。
モンゴルでは、中国内モンゴル自治区出身のモンゴル族チャグナ・バトバヤル(察格娜・巴图巴亚尔)がウランバートルに教団の支部を開設。
地方の遊牧民をターゲットにした支援活動を行っている。
中国との国境に近い地域では、内モンゴル出身者たちとの連携も進めていた。
ロシアでは、新疆ウイグル自治区出身のロシア族デミトリ・アレクサンドロヴィッチ・スモロフ(德米特里·亚历山德罗维奇·斯莫洛夫)が、ウクライナ侵攻後の制裁による経済困難を背景に、シベリア地方で教団の支援活動を広げていた。
ロシア政府の目を引かないよう、慎重に支援を展開しながらも、地域住民の心を掴むことに成功している。
また内戦に陥っていたミャンマーでも東北部の少数民族コーカン族支配地域を中心に入り込み、フィリピンでは同じキリスト教系ということもあって地元のカトリック教会とも連携して上陸を果たしている。
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アジア中にその闇を広げつつあった。
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