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小学生編
特別番外編 瑞樹31歳の誕生日⑨
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すやすやと眠る芽生くんの頬を、そっと撫でた。
まだふっくらとあどけなさの残る可愛いほっぺた。
ここ、笑うと小さな笑窪が出来て、可愛いよ。
君は大好きな人の血を色濃く受け継いだ明るく広い心の持ち主だ。
君の成長をすぐ近くで見守れれて、僕は幸せ者だよ。
さっきの言葉を反芻した。
『大丈夫だよ。お兄ちゃんとパパのことは、ボクがずっと応援するから』
僕と君のお父さんとの関係を、素直にありのままに受け止めてくれて応援してくれると言ってくれた。
何度も心の中でリフレイン。
今日、そんな言葉をかけてもらえるなんて……
最高のプレゼントだよ。
これから君が迎える思春期では、芽生くんなりに同性愛について葛藤することもあると思う。
でもね、僕はどんなことがあっても大丈夫だよ。
だって今日、こんなに素敵な贈り物をもらえたのだから。
間もなく10歳になる芽生くん。
10代も、すくすくと成長して欲しい。
そっと芽生くんのベッドを抜け出て、布団をかけなおしてあげた。
「良い夢を見てね」
静かに部屋を出ると、もうキッチンの明かりは消えていた。
宗吾さんはもう寝室かな?
扉を開けると、寝室はもう暗くなっており、ベッドサイドの明かりが絞って灯っていた。
宗吾さんは、ベッドボードにもたれて俯いていた。
あ……もしかして寝てしまった?
随分待たせてしまった。
今日は朝から僕の誕生日祝いを仕切って下さって、ありがとうございます。
感謝の気持ちを込めて、そっと彼の耳元で囁く。
「宗吾さん、お待たせしました。あの……もう寝ちゃいました?」
するとパチッと目を見開いた。
「寝るはずないよ。これから大人の時間なのにさ」
「あっ」
腰に手を回され一気に布団の中に引き寄せられた。
「瑞樹、ずっとこうしたかった」
「はい」
宗吾さんがギシッとベッドを軋ませて、覆い被さってきた。
彼の求めるままに身体の力を抜いて、身を預けると、宗吾さんが破顔した。
「ありがとうな」
「え? 感謝するのは僕の方ですよ」
「今日は朝からずっと幸せそうな笑顔を振りまいてくれて、ありがとう」
「幸せだったから……今も幸せだから」
ニコッと宗吾さんを見上げ微笑むと、唇を優しく重ねられた。
宗吾さんが手際よくパジャマを脱ぎ捨てた。
「あ……」
「君も脱いで。俺が脱がしていいか」
「脱ぎます」
「君の肌が恋しいのさ」
僕も一度起き上がりパジャマを脱ぎ捨てて、布団の中に潜り込んだ。
宗吾さんに体重をかけられると、肌と肌が密接し、熱が生まれた。
「緊張しているようだな。鼓動が早いぞ」
「これから抱かれると思うと……昂揚して……」
素直に伝えると、宗吾さんがまた破顔する。
明るい笑顔が大好きだ。
暗闇で僕を照らす太陽のような人だ。
宗吾さんの鼓動と僕の鼓動が一つになり、生きていることを実感する。
「僕、この世に生まれて良かったです。宗吾さんと一つになれる喜びを知ることが出来て幸せです」
「可愛い瑞樹、いつまで経っても純真で清らかで……俺の憧れだ」
宗吾さんの指が、僕の身体を弄り出す。
「あっ……うっ……」
頬から首筋、耳の裏や顎……普段自分では触らない箇所を丁寧に愛情を込めて触られると、快感が芽生えていく。
「んっ……」
次第に宗吾さんの指先は太股の間からその奥へ。
過敏な部分を弄られると、甘美な気持ちになった。
腰のラインから尻にかけて、胸元を揉むように撫でられ、じっとしていられなくなった。
そんな僕の反応を宗吾さんが嬉しそうに見下ろしている。
「ここ、もう尖っているぞ」
「あ……」
いつの間に乳首を尖っていて、それを吸われると腰がブルッと震えた。
「いや……そこは」
「そうか、良さそうだが」
「あ…」
「さくらんぼみたいだな」
「そんな……」
「赤くなって、今度は苺みたいだ。瑞樹……そろそろ、してもいいか」
「え?」
「これ、塗ってもいいか」
「えっ!」
おもむろに取り出されたのは、泡立てた生クリーム。
ギョッとした。
いや……驚いたが、そんな気がしていた。
冷蔵庫を覗いた時、生クリームが入っていた時点で……そして芽生くんを寝付かせている時、冷蔵庫からシャカシャカと音がした時点で……
「……も、もう……せっかく良い雰囲気だったのに」
「んー こういう俺も嫌いではないだろう?」
痛い所を突かれて苦笑した。
そうなんだ。
僕には、そんな趣味はないと思っていたのに……宗吾さんに変なことをされると尋常ではない程感じてしまうのだ。
「い、いいですよ、今日は特別ですから」
「ありがとう! 今日の君はバースデーボーイだから、やっぱり仕上げはケーキだよな。俺はショートケーキが好きだ。苺に生クリームは最高に相性がいい」
「も、もうやっぱりヘンタイです!」
尖った乳首に、スプーンで生クリームを塗られた。
赤く熟れた乳首に白いクリームって卑猥すぎないか。
「いただくよ」
「あ……あ……んっ、んっ」
猛烈な刺激だった。
堪えきれない……
「あ……あっ」
あえやかな声がひっきりなしに出てしまう。
僕は長い時間をかけて胸の突起を吸われた。
生クリームをまとった乳首は僕から見ても卑猥だ。
舌先でくすぐられたり弾かれたり、軽く歯を立てられたり……
快楽をひっきりなしに与えられていく。
芽生くんが起きてしまうので声を出さないように手の甲で口を必死に押さえていると、手を掴まれシーツに縫い止められ、宗吾さんの唇で塞がれた。
艶めいた声で熱く訴えられる。
「欲しい、瑞樹のすべてが欲しい」
低音ボイスでかっこ良く囁かれて……
さっきまでのヘンタイモードは、なりを潜めて……
「ずるい……宗吾さんはずるいです。かっこ良すぎます」
まだふっくらとあどけなさの残る可愛いほっぺた。
ここ、笑うと小さな笑窪が出来て、可愛いよ。
君は大好きな人の血を色濃く受け継いだ明るく広い心の持ち主だ。
君の成長をすぐ近くで見守れれて、僕は幸せ者だよ。
さっきの言葉を反芻した。
『大丈夫だよ。お兄ちゃんとパパのことは、ボクがずっと応援するから』
僕と君のお父さんとの関係を、素直にありのままに受け止めてくれて応援してくれると言ってくれた。
何度も心の中でリフレイン。
今日、そんな言葉をかけてもらえるなんて……
最高のプレゼントだよ。
これから君が迎える思春期では、芽生くんなりに同性愛について葛藤することもあると思う。
でもね、僕はどんなことがあっても大丈夫だよ。
だって今日、こんなに素敵な贈り物をもらえたのだから。
間もなく10歳になる芽生くん。
10代も、すくすくと成長して欲しい。
そっと芽生くんのベッドを抜け出て、布団をかけなおしてあげた。
「良い夢を見てね」
静かに部屋を出ると、もうキッチンの明かりは消えていた。
宗吾さんはもう寝室かな?
扉を開けると、寝室はもう暗くなっており、ベッドサイドの明かりが絞って灯っていた。
宗吾さんは、ベッドボードにもたれて俯いていた。
あ……もしかして寝てしまった?
随分待たせてしまった。
今日は朝から僕の誕生日祝いを仕切って下さって、ありがとうございます。
感謝の気持ちを込めて、そっと彼の耳元で囁く。
「宗吾さん、お待たせしました。あの……もう寝ちゃいました?」
するとパチッと目を見開いた。
「寝るはずないよ。これから大人の時間なのにさ」
「あっ」
腰に手を回され一気に布団の中に引き寄せられた。
「瑞樹、ずっとこうしたかった」
「はい」
宗吾さんがギシッとベッドを軋ませて、覆い被さってきた。
彼の求めるままに身体の力を抜いて、身を預けると、宗吾さんが破顔した。
「ありがとうな」
「え? 感謝するのは僕の方ですよ」
「今日は朝からずっと幸せそうな笑顔を振りまいてくれて、ありがとう」
「幸せだったから……今も幸せだから」
ニコッと宗吾さんを見上げ微笑むと、唇を優しく重ねられた。
宗吾さんが手際よくパジャマを脱ぎ捨てた。
「あ……」
「君も脱いで。俺が脱がしていいか」
「脱ぎます」
「君の肌が恋しいのさ」
僕も一度起き上がりパジャマを脱ぎ捨てて、布団の中に潜り込んだ。
宗吾さんに体重をかけられると、肌と肌が密接し、熱が生まれた。
「緊張しているようだな。鼓動が早いぞ」
「これから抱かれると思うと……昂揚して……」
素直に伝えると、宗吾さんがまた破顔する。
明るい笑顔が大好きだ。
暗闇で僕を照らす太陽のような人だ。
宗吾さんの鼓動と僕の鼓動が一つになり、生きていることを実感する。
「僕、この世に生まれて良かったです。宗吾さんと一つになれる喜びを知ることが出来て幸せです」
「可愛い瑞樹、いつまで経っても純真で清らかで……俺の憧れだ」
宗吾さんの指が、僕の身体を弄り出す。
「あっ……うっ……」
頬から首筋、耳の裏や顎……普段自分では触らない箇所を丁寧に愛情を込めて触られると、快感が芽生えていく。
「んっ……」
次第に宗吾さんの指先は太股の間からその奥へ。
過敏な部分を弄られると、甘美な気持ちになった。
腰のラインから尻にかけて、胸元を揉むように撫でられ、じっとしていられなくなった。
そんな僕の反応を宗吾さんが嬉しそうに見下ろしている。
「ここ、もう尖っているぞ」
「あ……」
いつの間に乳首を尖っていて、それを吸われると腰がブルッと震えた。
「いや……そこは」
「そうか、良さそうだが」
「あ…」
「さくらんぼみたいだな」
「そんな……」
「赤くなって、今度は苺みたいだ。瑞樹……そろそろ、してもいいか」
「え?」
「これ、塗ってもいいか」
「えっ!」
おもむろに取り出されたのは、泡立てた生クリーム。
ギョッとした。
いや……驚いたが、そんな気がしていた。
冷蔵庫を覗いた時、生クリームが入っていた時点で……そして芽生くんを寝付かせている時、冷蔵庫からシャカシャカと音がした時点で……
「……も、もう……せっかく良い雰囲気だったのに」
「んー こういう俺も嫌いではないだろう?」
痛い所を突かれて苦笑した。
そうなんだ。
僕には、そんな趣味はないと思っていたのに……宗吾さんに変なことをされると尋常ではない程感じてしまうのだ。
「い、いいですよ、今日は特別ですから」
「ありがとう! 今日の君はバースデーボーイだから、やっぱり仕上げはケーキだよな。俺はショートケーキが好きだ。苺に生クリームは最高に相性がいい」
「も、もうやっぱりヘンタイです!」
尖った乳首に、スプーンで生クリームを塗られた。
赤く熟れた乳首に白いクリームって卑猥すぎないか。
「いただくよ」
「あ……あ……んっ、んっ」
猛烈な刺激だった。
堪えきれない……
「あ……あっ」
あえやかな声がひっきりなしに出てしまう。
僕は長い時間をかけて胸の突起を吸われた。
生クリームをまとった乳首は僕から見ても卑猥だ。
舌先でくすぐられたり弾かれたり、軽く歯を立てられたり……
快楽をひっきりなしに与えられていく。
芽生くんが起きてしまうので声を出さないように手の甲で口を必死に押さえていると、手を掴まれシーツに縫い止められ、宗吾さんの唇で塞がれた。
艶めいた声で熱く訴えられる。
「欲しい、瑞樹のすべてが欲しい」
低音ボイスでかっこ良く囁かれて……
さっきまでのヘンタイモードは、なりを潜めて……
「ずるい……宗吾さんはずるいです。かっこ良すぎます」
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