1,361 / 1,730
小学生編
幸せが集う場所 35
しおりを挟む
今、僕は……月影寺の奥まった和室で、宗吾さんに熱心に抱かれている。
今日は芽生くんは潤といっくんと眠っているので、ここからかなり離れた場所にいる。だから声を潜める必要はないのに、つい習慣で自分の口を塞いでしまう。
どうやら乱れてもいいと意識し過ぎて、身体がいつになく過敏になっているようだ。
宗吾さんがそんな僕を見下ろし、優しく口元の手を引き剥がした。
「おいおい、今日は堪える必要はないだろう」
「ですが……既にドキドキし過ぎて、どうにかなりそうなんです」
正直に告げると、宗吾さんが破顔した。
「嬉しいことを。よし! 今日はたっぷりしような」
宗吾さんの指が、巧みに僕の身体を弄り出す。
頬を撫でられ耳の裏をくすぐられ、そのまま顎のラインから鎖骨へ滑り降りて、胸の尖りを一気に攻められる。
「あっ、そこは」
「尖って、コリコリになってきたぞ」
「言わないで下さい」
宗吾さんに抱かれるようになってから、僕はそこがすっかり弱くなってしまった。
唇で丹念に揉みしだかれ舌先でキャンディのように転がされ、指先で摘ままれ捏ね回され、どうにかなってしまいそうな程感じていた。
「宗吾さん……あ、ああっ」
「そうだ、その声をもっと聞かせてくれ」
「あぁっ」
いつもは子供部屋で芽生くんが眠っていると思うと、声を出すのは躊躇われ必死に堪えていた。
だから、つい癖で、何度も呑み込んでしまった。
その度に宗吾さんが愛撫を深めてくる。
濃厚な口づけに頭がぼんやりして、声を押し殺すのを次第に忘れていく。
「ああぁ……ああっ」
仕上げに首筋をベロッと舐められると、身体がビクビクと跳ねた。
「そ、そこは……」
「瑞樹、どこもかしこも、感じやすくなったな」
「それは……宗吾さんが沢山触れるからです」
「ははっ、うん、もっと触れたい。中に入りたい。いいか」
「……はい」
「ちょっと待ってろ」
宗吾さんが潤滑剤を鞄から取り出して、明るく笑う。
「準備万端だろ」
「……えぇ」
「君を傷つけたくないからな」
「ありがとうございます」
本来は湿るはずもない乾いた部分を、宗吾さんと繋がるためにと……潤滑剤でたっぷり濡らされ念入りに解されて準備してもらう過程は、何度身体を重ねても恥ずかしくてたまらない。
すぐに太腿を掴まれ左右に大きく開かれ、くちゅりと音を立てて秘部に指を挿入されると、最初は抵抗感と圧迫感を感じるが、宗吾さんの一部だと思うと身体の力が自然と抜けていく。
それでも羞恥に染まる顔は、そっと隠したくなる。
「耳朶まで染めて……いつまでたっても君は初々しいな」
身体の奥を丹念に濡らされて、湿った蕾を宗吾さんが確かめ、一呼吸。
「そろそろ大丈夫そうだな。挿れるぞ」
「……はい」
両足を今一度抱え直されて、挿入しやすいように腰を浮かされる。
僕は宗吾さんを見上げ、息を呑んだ。
相変わらず凜々しい身体だ。
欲情した男の色気を一身に浴びてゾクゾクした。
僕も男だ、宗吾さんに欲情しているんだ。
宗吾さん……本当にカッコいい人。
明るくて頼もしくて、僕を全力で愛してくれる人。
大好きだ。
大好きな人に抱かれる喜びを、ひしひしと感じていた。
同時に人に見せるはずもない大切な部分を曝け出していることに猛烈な羞恥を感じ、更にそこを宗吾さんに熱心に見つめられることに気付き、ますます頬が火照る。
「そんなに見つめないで下さい」
「瑞樹はどこもかしこも綺麗だ。ここも綺麗な色をしているよ」
「そんな……恥ずかしいです」
宗吾さんの昂ぶったものの先端は先走りでしっとり濡れていた。
こんなにガチガチに硬くなって大きくなって……
それを秘部に押し当てられた。
「あぁ……っ」
深い衝撃に、堪えきれない艶めいた声を上げてしまった。
「そうだ、もっと啼いてくれよ」
「あ……っ、ふっ……う、うっ」
貫かれた身体は、宗吾さんの揺れに合わせて上下に揺れていた。
更に奥まで一気に貫かれ、身体の中にみっちりと宗吾さんを感じて悶えた。
「あぁ……だめ、だめです。そんなに深く! あぁ……うっ、うっ」
くぐもった声をひっきりなしに絞り出しては、僕は快楽に溺れていく。
「こんなに乱れた君を見るのは久しぶりだ」
「あああ……」
声を一度解放すると、感じることに貪欲になってしまった。
「よしっ!」
宗吾さんもいつになく荒々しく猛々しく僕を穿つ。
出口まで引き抜かれたものを、またズンっと奥まで一気に突かれる。
「ああ、あぁあぁ!」
仰向けからのまま衝撃を受け止め、顎をカクンと逸らして喘ぎ続けてしまう。
具合いが悪かったのはいつのことか。
宗吾さんは元気一杯、激しく動いている。
やっぱりタフな人だな。
そして僕は宗吾さんのそんな強靱な生命力が好きなんだ。
続いて痛いほど乳首を吸われ、目の前がチカチカしてきた。
宗吾さんも僕も、お互いの身体に溺れていた。
激しい抽挿に、和室の布団から身体がずり落ち、いつの間にか畳の上にはみ出していた。
「おっと、ちゃんとシーツの上でしないとな」
「あ、……はい」
こんな時少しだけ冷静になる宗吾さんも愛おしい。
気が付くと、僕は四つん這いになり背後から突き上げられ、宗吾さんの大きな手で前を熱心に扱かれていた。
「瑞樹も溜ってんな。一緒に出そう」
「あ……あ、あ」
握り込まれたものを上下に扱かれて、男としての欲情が溢れ出す。
「一緒にいこう」
腰を掴まれ揺さぶられ、僕は四つん這いになっていられず枕に顔を埋めるカタチになってしまった。
そのまま腰だけを掲げられ抽挿を繰り返された。
中を穿たれながら前を弄られ、僕は感じ過ぎて涙を散らしながら宗吾さんの手に精を放ってしまった。
「あぁ……っ」
「ふぅ、瑞樹、俺も達したよ」
そのままうつ伏せになると、宗吾さんに優しく包まれた。
素肌をぴたりと重ねられると、まるで宗吾さんの一部になったような満ち足りた心地になった。
ふと横を見ると、雪見窓から静かな月光が差し込んでいた。
ここは、すごい。
こんなにも……心と身体を素直に解放出来るなんて――
一瞬我を忘れそうになった。
それほど宗吾さんの身体に溺れてしまった。
「気持ち良かったな」
「……はい」
「声、よく出ていたぞ」
「は……恥ずかしいです」
「この寺は精気が漲っているようだ。なぁ、もう1回しないか」
「え? もう?」
「なぁ駄目か」
「ううう、その言葉は……どこかで聞いたことが……」
僕は仰向けになり、宗吾さんを見上げて、手を回して抱き寄せた。
「宗吾さんの……元気で良かったです」
「瑞樹ぃ~ その言葉は俺を煽ることになるぞ」
「え? そんなつもりでは……くすっ、でもいいですよ。僕も……もっとしたいです」
たまには、はしたなく強請っても?
「瑞樹ぃ~ 今日はなんのご褒美だ?」
「別に……ご褒美ではなく……通常運転ですよ」
「おぉ! そうかいつもこんなことしていいのか」
「え? ちょっと待って下さい」
「待てない」
「あぁ!」
その後は僕が何を言っても、宗吾さんが喜ぶだけだった。
こんなに楽しく明るく抱かれるなんて、予期してなかった。
僕たちは夜更けすぎまでじゃれ合って、乱れたシーツに包まって寝落ちた。
早朝、流さんにたたき起こされた。
「起きろー!」
え! いつの間に?
「悪いなー お取り込み中。あのさ、エンジェルズがそろそろ起きそうだから、ほら、風呂に行け、行け。作務衣の着替えも置いておくぞ。あーあ、しかしまぁ、派手にやったな、はははっ」
僕と宗吾さんは真っ赤になり、大慌てで風呂に飛び込み、作務衣を着込んだ。
そこにキャッキャッと天使の声が聞こえてきた。
ふぅ、どうやらギリギリ間に合ったようだ。
襖が、遠慮なくスパッと横に開く。
「おはよう! パパ! おはよう、お兄ちゃん!」
「おはよう、そーくん! おはよう、みーくん!」
天使たちの笑顔は、今日も健在だ。
月影寺は心を癒やし、身体を素直に解放してくれるお寺だ。
だからここに集う人は、皆、笑顔でいられる。
ここは幸せが集う場所だ。
縁あって辿り着いた場所には、深い意味がある。
今日は芽生くんは潤といっくんと眠っているので、ここからかなり離れた場所にいる。だから声を潜める必要はないのに、つい習慣で自分の口を塞いでしまう。
どうやら乱れてもいいと意識し過ぎて、身体がいつになく過敏になっているようだ。
宗吾さんがそんな僕を見下ろし、優しく口元の手を引き剥がした。
「おいおい、今日は堪える必要はないだろう」
「ですが……既にドキドキし過ぎて、どうにかなりそうなんです」
正直に告げると、宗吾さんが破顔した。
「嬉しいことを。よし! 今日はたっぷりしような」
宗吾さんの指が、巧みに僕の身体を弄り出す。
頬を撫でられ耳の裏をくすぐられ、そのまま顎のラインから鎖骨へ滑り降りて、胸の尖りを一気に攻められる。
「あっ、そこは」
「尖って、コリコリになってきたぞ」
「言わないで下さい」
宗吾さんに抱かれるようになってから、僕はそこがすっかり弱くなってしまった。
唇で丹念に揉みしだかれ舌先でキャンディのように転がされ、指先で摘ままれ捏ね回され、どうにかなってしまいそうな程感じていた。
「宗吾さん……あ、ああっ」
「そうだ、その声をもっと聞かせてくれ」
「あぁっ」
いつもは子供部屋で芽生くんが眠っていると思うと、声を出すのは躊躇われ必死に堪えていた。
だから、つい癖で、何度も呑み込んでしまった。
その度に宗吾さんが愛撫を深めてくる。
濃厚な口づけに頭がぼんやりして、声を押し殺すのを次第に忘れていく。
「ああぁ……ああっ」
仕上げに首筋をベロッと舐められると、身体がビクビクと跳ねた。
「そ、そこは……」
「瑞樹、どこもかしこも、感じやすくなったな」
「それは……宗吾さんが沢山触れるからです」
「ははっ、うん、もっと触れたい。中に入りたい。いいか」
「……はい」
「ちょっと待ってろ」
宗吾さんが潤滑剤を鞄から取り出して、明るく笑う。
「準備万端だろ」
「……えぇ」
「君を傷つけたくないからな」
「ありがとうございます」
本来は湿るはずもない乾いた部分を、宗吾さんと繋がるためにと……潤滑剤でたっぷり濡らされ念入りに解されて準備してもらう過程は、何度身体を重ねても恥ずかしくてたまらない。
すぐに太腿を掴まれ左右に大きく開かれ、くちゅりと音を立てて秘部に指を挿入されると、最初は抵抗感と圧迫感を感じるが、宗吾さんの一部だと思うと身体の力が自然と抜けていく。
それでも羞恥に染まる顔は、そっと隠したくなる。
「耳朶まで染めて……いつまでたっても君は初々しいな」
身体の奥を丹念に濡らされて、湿った蕾を宗吾さんが確かめ、一呼吸。
「そろそろ大丈夫そうだな。挿れるぞ」
「……はい」
両足を今一度抱え直されて、挿入しやすいように腰を浮かされる。
僕は宗吾さんを見上げ、息を呑んだ。
相変わらず凜々しい身体だ。
欲情した男の色気を一身に浴びてゾクゾクした。
僕も男だ、宗吾さんに欲情しているんだ。
宗吾さん……本当にカッコいい人。
明るくて頼もしくて、僕を全力で愛してくれる人。
大好きだ。
大好きな人に抱かれる喜びを、ひしひしと感じていた。
同時に人に見せるはずもない大切な部分を曝け出していることに猛烈な羞恥を感じ、更にそこを宗吾さんに熱心に見つめられることに気付き、ますます頬が火照る。
「そんなに見つめないで下さい」
「瑞樹はどこもかしこも綺麗だ。ここも綺麗な色をしているよ」
「そんな……恥ずかしいです」
宗吾さんの昂ぶったものの先端は先走りでしっとり濡れていた。
こんなにガチガチに硬くなって大きくなって……
それを秘部に押し当てられた。
「あぁ……っ」
深い衝撃に、堪えきれない艶めいた声を上げてしまった。
「そうだ、もっと啼いてくれよ」
「あ……っ、ふっ……う、うっ」
貫かれた身体は、宗吾さんの揺れに合わせて上下に揺れていた。
更に奥まで一気に貫かれ、身体の中にみっちりと宗吾さんを感じて悶えた。
「あぁ……だめ、だめです。そんなに深く! あぁ……うっ、うっ」
くぐもった声をひっきりなしに絞り出しては、僕は快楽に溺れていく。
「こんなに乱れた君を見るのは久しぶりだ」
「あああ……」
声を一度解放すると、感じることに貪欲になってしまった。
「よしっ!」
宗吾さんもいつになく荒々しく猛々しく僕を穿つ。
出口まで引き抜かれたものを、またズンっと奥まで一気に突かれる。
「ああ、あぁあぁ!」
仰向けからのまま衝撃を受け止め、顎をカクンと逸らして喘ぎ続けてしまう。
具合いが悪かったのはいつのことか。
宗吾さんは元気一杯、激しく動いている。
やっぱりタフな人だな。
そして僕は宗吾さんのそんな強靱な生命力が好きなんだ。
続いて痛いほど乳首を吸われ、目の前がチカチカしてきた。
宗吾さんも僕も、お互いの身体に溺れていた。
激しい抽挿に、和室の布団から身体がずり落ち、いつの間にか畳の上にはみ出していた。
「おっと、ちゃんとシーツの上でしないとな」
「あ、……はい」
こんな時少しだけ冷静になる宗吾さんも愛おしい。
気が付くと、僕は四つん這いになり背後から突き上げられ、宗吾さんの大きな手で前を熱心に扱かれていた。
「瑞樹も溜ってんな。一緒に出そう」
「あ……あ、あ」
握り込まれたものを上下に扱かれて、男としての欲情が溢れ出す。
「一緒にいこう」
腰を掴まれ揺さぶられ、僕は四つん這いになっていられず枕に顔を埋めるカタチになってしまった。
そのまま腰だけを掲げられ抽挿を繰り返された。
中を穿たれながら前を弄られ、僕は感じ過ぎて涙を散らしながら宗吾さんの手に精を放ってしまった。
「あぁ……っ」
「ふぅ、瑞樹、俺も達したよ」
そのままうつ伏せになると、宗吾さんに優しく包まれた。
素肌をぴたりと重ねられると、まるで宗吾さんの一部になったような満ち足りた心地になった。
ふと横を見ると、雪見窓から静かな月光が差し込んでいた。
ここは、すごい。
こんなにも……心と身体を素直に解放出来るなんて――
一瞬我を忘れそうになった。
それほど宗吾さんの身体に溺れてしまった。
「気持ち良かったな」
「……はい」
「声、よく出ていたぞ」
「は……恥ずかしいです」
「この寺は精気が漲っているようだ。なぁ、もう1回しないか」
「え? もう?」
「なぁ駄目か」
「ううう、その言葉は……どこかで聞いたことが……」
僕は仰向けになり、宗吾さんを見上げて、手を回して抱き寄せた。
「宗吾さんの……元気で良かったです」
「瑞樹ぃ~ その言葉は俺を煽ることになるぞ」
「え? そんなつもりでは……くすっ、でもいいですよ。僕も……もっとしたいです」
たまには、はしたなく強請っても?
「瑞樹ぃ~ 今日はなんのご褒美だ?」
「別に……ご褒美ではなく……通常運転ですよ」
「おぉ! そうかいつもこんなことしていいのか」
「え? ちょっと待って下さい」
「待てない」
「あぁ!」
その後は僕が何を言っても、宗吾さんが喜ぶだけだった。
こんなに楽しく明るく抱かれるなんて、予期してなかった。
僕たちは夜更けすぎまでじゃれ合って、乱れたシーツに包まって寝落ちた。
早朝、流さんにたたき起こされた。
「起きろー!」
え! いつの間に?
「悪いなー お取り込み中。あのさ、エンジェルズがそろそろ起きそうだから、ほら、風呂に行け、行け。作務衣の着替えも置いておくぞ。あーあ、しかしまぁ、派手にやったな、はははっ」
僕と宗吾さんは真っ赤になり、大慌てで風呂に飛び込み、作務衣を着込んだ。
そこにキャッキャッと天使の声が聞こえてきた。
ふぅ、どうやらギリギリ間に合ったようだ。
襖が、遠慮なくスパッと横に開く。
「おはよう! パパ! おはよう、お兄ちゃん!」
「おはよう、そーくん! おはよう、みーくん!」
天使たちの笑顔は、今日も健在だ。
月影寺は心を癒やし、身体を素直に解放してくれるお寺だ。
だからここに集う人は、皆、笑顔でいられる。
ここは幸せが集う場所だ。
縁あって辿り着いた場所には、深い意味がある。
11
お気に入りに追加
832
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
『別れても好きな人』
設樂理沙
ライト文芸
大好きな夫から好きな女性ができたから別れて欲しいと言われ、離婚した。
夫の想い人はとても美しく、自分など到底敵わないと思ったから。
ほんとうは別れたくなどなかった。
この先もずっと夫と一緒にいたかった……だけど世の中には
どうしようもないことがあるのだ。
自分で選択できないことがある。
悲しいけれど……。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
登場人物紹介
戸田貴理子 40才
戸田正義 44才
青木誠二 28才
嘉島優子 33才
小田聖也 35才
2024.4.11 ―― プロット作成日
💛イラストはAI生成自作画像
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
あなたの子ですが、内緒で育てます
椿蛍
恋愛
「本当にあなたの子ですか?」
突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。
夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹には陛下の子が宿っていた。
私は強くなることを決意する。
「この子は私が育てます!」
お腹にいる子供は王の子。
王の子だけが不思議な力を持つ。
私は育った子供を連れて王宮へ戻る。
――そして、私を追い出したことを後悔してください。
※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ
※他サイト様でも掲載しております。
※hotランキング1位&エールありがとうございます!
公爵様、契約通り、跡継ぎを身籠りました!-もう契約は満了ですわよ・・・ね?ちょっと待って、どうして契約が終わらないんでしょうかぁぁ?!-
猫まんじゅう
恋愛
そう、没落寸前の実家を助けて頂く代わりに、跡継ぎを産む事を条件にした契約結婚だったのです。
無事跡継ぎを妊娠したフィリス。夫であるバルモント公爵との契約達成は出産までの約9か月となった。
筈だったのです······が?
◆◇◆
「この結婚は契約結婚だ。貴女の実家の財の工面はする。代わりに、貴女には私の跡継ぎを産んでもらおう」
拝啓、公爵様。財政に悩んでいた私の家を助ける代わりに、跡継ぎを産むという一時的な契約結婚でございましたよね・・・?ええ、跡継ぎは産みました。なぜ、まだ契約が完了しないんでしょうか?
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいませええ!この契約!あと・・・、一体あと、何人子供を産めば契約が満了になるのですッ!!?」
溺愛と、悪阻(ツワリ)ルートは二人がお互いに想いを通じ合わせても終わらない?
◆◇◆
安心保障のR15設定。
描写の直接的な表現はありませんが、”匂わせ”も気になる吐き悪阻体質の方はご注意ください。
ゆるゆる設定のコメディ要素あり。
つわりに付随する嘔吐表現などが多く含まれます。
※妊娠に関する内容を含みます。
【2023/07/15/9:00〜07/17/15:00, HOTランキング1位ありがとうございます!】
こちらは小説家になろうでも完結掲載しております(詳細はあとがきにて、)
懐妊を告げずに家を出ます。最愛のあなた、どうかお幸せに。
梅雨の人
恋愛
最愛の夫、ブラッド。
あなたと共に、人生が終わるその時まで互いに慈しみ、愛情に溢れる時を過ごしていけると信じていた。
その時までは。
どうか、幸せになってね。
愛しい人。
さようなら。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる