1,155 / 1,730
小学生編
ひと月、離れて(with ポケットこもりん)9
しおりを挟む
はっ!
僕はあれからずっと満腹で眠っていたようですね
(かんのくーん)
あ、そっか声出ないんでしたね。
ぐぅー
ううん、困りましたよ。またお腹が空いてきましたよ。
(かんのくーん、かんのくーん、もっと、あんこくださーい)
ぐぅーぐぅー
(かんのくーん‼ お腹ぺこぺこでーす!)
気付いてもらえません。くすん……びえん。
そうか、今はきっとお仕事中なんですね。
こうなったら小森風太! 自力でなんとかします。
僕はスーツのポケットの中から顔を出して、辺りを確認しました。
キョロキョロ……ここ、どこだろう?
どうやら誰かのお家のようです。
あっ! あっちにベッドが見えます。
なるほど! ここが僕と菅野くんが1ヶ月暮らす『愛の巣』ですね。
おっと瑞樹くんも一緒でした! 忘れてごめんなさい!
ぐぅぐぅぐぅ……
わわわ、お腹が行進していますよ。
こんなに鳴らしても聞こえないなんて、よほど集中しているのですね。
くん、くん、くん
あれあれ? どこからか、あんこの香りが漂ってきますよ。
僕、小さくなってますます鼻が利くようになったようですよ。
あんこを探し求めてお部屋をちょこちょこ歩いていると、ついに発見しました!
菅野くんの鞄の中に、温泉饅頭の箱を!
ペリペリと包装紙を破って……
よいしょ、よいしょ……
透明の包みも剥がして、いっただきます~!
パクッ!
もぐもぐ、もぐもぐ。
あぁ~ 至福の時です。
あんこ、あんこがぎっしりですよ。
そこに菅野くんの声が響きました。
「こもりんがいない! こもりーん、どこだー!!!」
わぁ、菅野くんが呼んでいます。
(僕はここですよー)
そう叫ぼうと思ったら、温泉饅頭の箱がパタンと閉じてしまいました。
わわ、僕、閉じ込められてしまいました。
でも、あんこと一緒なので怖くないですよ。
次に光が差した時は、瑞樹くんの可愛いお顔が至近距離でした。
僕がにっこり笑えば、キョトンとしていた瑞樹くんもつられて笑ってくれました。
僕には最初から分かっていました。
瑞樹くんなら大丈夫だって!
その通りでした!
「お仕事に行ってきて下さい! ファイトですよ!」
「小森くん、本当に一人で大丈夫?」
瑞樹くんが心配そうに、僕を覗き込みます。
瑞樹くんは天使です。
天使が僕の声を返してくれました。
「はい! いい子にしています」
「こもりん、ここにみたらしみたらし団子を置いていくから腹が空いたら食べるんだぞ。この部屋から絶対に出るなよ」
「了解ですよ~ しっかりお留守番します」
「ううう、やっぱり連れていきたいよ」
菅野くん、そんなに名残を惜しんでくれるのですね。
菅野くんが僕の頭を指先で優しく撫でてくれたので、僕、ちゅうしたくなりました。
あれれ……届かないですよ。
僕は小さすぎて出来なくなってしまったのですね。
しょぼん……
「どうした? 寂しそうだな。やっぱり一緒に行くか」
「いいえ、今日はやめておきます」
僕は翠ご住職の元で、五年も修行を積んだ身です。
場を読む、空気を読むことは出来るようになりました。
「大丈夫です。それより遅刻してしまいますよ」
「菅野、ひとまず行こう。今日は遅刻するわけにはいかないよ」
「そうだな」
「じゃあ、行ってくるよ」
菅野くんが僕をそっと胸元に包んで、それからお布団の上にちょこんと置いてくれました。
いい子に、いい子に待っていますよ。
どうか、頑張ってきて下さいね。
****
「……失礼します」
「誰?」
「本社から、パビリオンの仕事の引き継ぎに参りました」
「帰ってくれ! あの仕事は俺がやるんだ! あうっ、くそっ 腕も足も使いものにならないなんて!」
カーテンの向こうの相手は、右手右足を複雑骨折したと聞いている。もう一人は顎も骨折しており、話すこともままならないそうだ。パビリオン内での作業車同士がぶつかったと聞いていたが、かなり惨い事故だったようだ。
足が竦む。
いつまで経っても僕はこういうシチュエーションが苦手だ。
ピリピリした雰囲気の相手にどう話せばいいのか迷っていると、菅野がそっと僕の背中を押してくれた。
「葉山、とにかく中に入ろう」
「でも……僕、上手く立ち回る自信がない」
それは菅野だから吐ける弱音だった。
「葉山、俺たちは上手くやろうなんて考えなくていいんだ。ただ誠意は見せないと伝わらない。隠れていては駄目なんだ」
「あっ……確かにそうだね」
僕の親友の言葉が、僕を後押ししてくれる。
僕は幸せになることを恐れなくなったが、今度は失敗が怖くなっていたのかもしれない。
「入るぞ」
「うん」
カーテンの向こうには、僕らと同じ年頃の若者が足と手を包帯でぐるぐるに巻き、固定具で吊した状態で横たわっていた。目尻には悔し涙が光っていた。
「帰れよ! もう何もかも終わりだ。俺とアイツがいなければ……会場の維持は無理なんだ。パビリオンなんて……もう、くそ食らえだ!」
苛立ち、憤り、どこにぶつけていいか分からない悲しみがドバッと押し寄せてくる。避けられず真正面から浴びることになり、一瞬目眩がした。
横に並ぶ菅野も、踏ん張っているのが伝わってきた。
菅野は今……志半ばで旅立った知花ちゃんの無念を思い出しているに違いない。
「はじめまして。僕は……本社から参りました葉山瑞樹です。あなたの夢をどうか続けさせて下さい。花たちが咲きたい、咲きたいと……待っているんです」
「つ……続けるだって? はっ! 手柄を横取りしに来たんじゃないのか」
手柄? 違うっ!
思わず声を出しそうになって、踏み留まった。
宗吾さんの助言を思い出したから。
『瑞樹……いいか、まずは深呼吸だ。怪我した相手が何を言ってもそれは苛立ちや焦りから生まれてしまった寂しい言葉なんだ。君にはそれを癒やす力がある。いつもの瑞樹でいればいい。ありのままの君を保つことを忘れるな』
「いいえ……横取りなんてしません。あなたたちがここまで準備した苦労を花咲かせたいんです。僕はただ……ただ……あなたの手助けをしたい」
伝わるのか、こんな言葉で……
それでも、伝われ!
何も飾っていない素直な心の声を、ありのままの気持ちを込めて、
真摯に伝えた。
僕はあれからずっと満腹で眠っていたようですね
(かんのくーん)
あ、そっか声出ないんでしたね。
ぐぅー
ううん、困りましたよ。またお腹が空いてきましたよ。
(かんのくーん、かんのくーん、もっと、あんこくださーい)
ぐぅーぐぅー
(かんのくーん‼ お腹ぺこぺこでーす!)
気付いてもらえません。くすん……びえん。
そうか、今はきっとお仕事中なんですね。
こうなったら小森風太! 自力でなんとかします。
僕はスーツのポケットの中から顔を出して、辺りを確認しました。
キョロキョロ……ここ、どこだろう?
どうやら誰かのお家のようです。
あっ! あっちにベッドが見えます。
なるほど! ここが僕と菅野くんが1ヶ月暮らす『愛の巣』ですね。
おっと瑞樹くんも一緒でした! 忘れてごめんなさい!
ぐぅぐぅぐぅ……
わわわ、お腹が行進していますよ。
こんなに鳴らしても聞こえないなんて、よほど集中しているのですね。
くん、くん、くん
あれあれ? どこからか、あんこの香りが漂ってきますよ。
僕、小さくなってますます鼻が利くようになったようですよ。
あんこを探し求めてお部屋をちょこちょこ歩いていると、ついに発見しました!
菅野くんの鞄の中に、温泉饅頭の箱を!
ペリペリと包装紙を破って……
よいしょ、よいしょ……
透明の包みも剥がして、いっただきます~!
パクッ!
もぐもぐ、もぐもぐ。
あぁ~ 至福の時です。
あんこ、あんこがぎっしりですよ。
そこに菅野くんの声が響きました。
「こもりんがいない! こもりーん、どこだー!!!」
わぁ、菅野くんが呼んでいます。
(僕はここですよー)
そう叫ぼうと思ったら、温泉饅頭の箱がパタンと閉じてしまいました。
わわ、僕、閉じ込められてしまいました。
でも、あんこと一緒なので怖くないですよ。
次に光が差した時は、瑞樹くんの可愛いお顔が至近距離でした。
僕がにっこり笑えば、キョトンとしていた瑞樹くんもつられて笑ってくれました。
僕には最初から分かっていました。
瑞樹くんなら大丈夫だって!
その通りでした!
「お仕事に行ってきて下さい! ファイトですよ!」
「小森くん、本当に一人で大丈夫?」
瑞樹くんが心配そうに、僕を覗き込みます。
瑞樹くんは天使です。
天使が僕の声を返してくれました。
「はい! いい子にしています」
「こもりん、ここにみたらしみたらし団子を置いていくから腹が空いたら食べるんだぞ。この部屋から絶対に出るなよ」
「了解ですよ~ しっかりお留守番します」
「ううう、やっぱり連れていきたいよ」
菅野くん、そんなに名残を惜しんでくれるのですね。
菅野くんが僕の頭を指先で優しく撫でてくれたので、僕、ちゅうしたくなりました。
あれれ……届かないですよ。
僕は小さすぎて出来なくなってしまったのですね。
しょぼん……
「どうした? 寂しそうだな。やっぱり一緒に行くか」
「いいえ、今日はやめておきます」
僕は翠ご住職の元で、五年も修行を積んだ身です。
場を読む、空気を読むことは出来るようになりました。
「大丈夫です。それより遅刻してしまいますよ」
「菅野、ひとまず行こう。今日は遅刻するわけにはいかないよ」
「そうだな」
「じゃあ、行ってくるよ」
菅野くんが僕をそっと胸元に包んで、それからお布団の上にちょこんと置いてくれました。
いい子に、いい子に待っていますよ。
どうか、頑張ってきて下さいね。
****
「……失礼します」
「誰?」
「本社から、パビリオンの仕事の引き継ぎに参りました」
「帰ってくれ! あの仕事は俺がやるんだ! あうっ、くそっ 腕も足も使いものにならないなんて!」
カーテンの向こうの相手は、右手右足を複雑骨折したと聞いている。もう一人は顎も骨折しており、話すこともままならないそうだ。パビリオン内での作業車同士がぶつかったと聞いていたが、かなり惨い事故だったようだ。
足が竦む。
いつまで経っても僕はこういうシチュエーションが苦手だ。
ピリピリした雰囲気の相手にどう話せばいいのか迷っていると、菅野がそっと僕の背中を押してくれた。
「葉山、とにかく中に入ろう」
「でも……僕、上手く立ち回る自信がない」
それは菅野だから吐ける弱音だった。
「葉山、俺たちは上手くやろうなんて考えなくていいんだ。ただ誠意は見せないと伝わらない。隠れていては駄目なんだ」
「あっ……確かにそうだね」
僕の親友の言葉が、僕を後押ししてくれる。
僕は幸せになることを恐れなくなったが、今度は失敗が怖くなっていたのかもしれない。
「入るぞ」
「うん」
カーテンの向こうには、僕らと同じ年頃の若者が足と手を包帯でぐるぐるに巻き、固定具で吊した状態で横たわっていた。目尻には悔し涙が光っていた。
「帰れよ! もう何もかも終わりだ。俺とアイツがいなければ……会場の維持は無理なんだ。パビリオンなんて……もう、くそ食らえだ!」
苛立ち、憤り、どこにぶつけていいか分からない悲しみがドバッと押し寄せてくる。避けられず真正面から浴びることになり、一瞬目眩がした。
横に並ぶ菅野も、踏ん張っているのが伝わってきた。
菅野は今……志半ばで旅立った知花ちゃんの無念を思い出しているに違いない。
「はじめまして。僕は……本社から参りました葉山瑞樹です。あなたの夢をどうか続けさせて下さい。花たちが咲きたい、咲きたいと……待っているんです」
「つ……続けるだって? はっ! 手柄を横取りしに来たんじゃないのか」
手柄? 違うっ!
思わず声を出しそうになって、踏み留まった。
宗吾さんの助言を思い出したから。
『瑞樹……いいか、まずは深呼吸だ。怪我した相手が何を言ってもそれは苛立ちや焦りから生まれてしまった寂しい言葉なんだ。君にはそれを癒やす力がある。いつもの瑞樹でいればいい。ありのままの君を保つことを忘れるな』
「いいえ……横取りなんてしません。あなたたちがここまで準備した苦労を花咲かせたいんです。僕はただ……ただ……あなたの手助けをしたい」
伝わるのか、こんな言葉で……
それでも、伝われ!
何も飾っていない素直な心の声を、ありのままの気持ちを込めて、
真摯に伝えた。
11
お気に入りに追加
832
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
『別れても好きな人』
設樂理沙
ライト文芸
大好きな夫から好きな女性ができたから別れて欲しいと言われ、離婚した。
夫の想い人はとても美しく、自分など到底敵わないと思ったから。
ほんとうは別れたくなどなかった。
この先もずっと夫と一緒にいたかった……だけど世の中には
どうしようもないことがあるのだ。
自分で選択できないことがある。
悲しいけれど……。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
登場人物紹介
戸田貴理子 40才
戸田正義 44才
青木誠二 28才
嘉島優子 33才
小田聖也 35才
2024.4.11 ―― プロット作成日
💛イラストはAI生成自作画像
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
あなたの子ですが、内緒で育てます
椿蛍
恋愛
「本当にあなたの子ですか?」
突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。
夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹には陛下の子が宿っていた。
私は強くなることを決意する。
「この子は私が育てます!」
お腹にいる子供は王の子。
王の子だけが不思議な力を持つ。
私は育った子供を連れて王宮へ戻る。
――そして、私を追い出したことを後悔してください。
※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ
※他サイト様でも掲載しております。
※hotランキング1位&エールありがとうございます!
公爵様、契約通り、跡継ぎを身籠りました!-もう契約は満了ですわよ・・・ね?ちょっと待って、どうして契約が終わらないんでしょうかぁぁ?!-
猫まんじゅう
恋愛
そう、没落寸前の実家を助けて頂く代わりに、跡継ぎを産む事を条件にした契約結婚だったのです。
無事跡継ぎを妊娠したフィリス。夫であるバルモント公爵との契約達成は出産までの約9か月となった。
筈だったのです······が?
◆◇◆
「この結婚は契約結婚だ。貴女の実家の財の工面はする。代わりに、貴女には私の跡継ぎを産んでもらおう」
拝啓、公爵様。財政に悩んでいた私の家を助ける代わりに、跡継ぎを産むという一時的な契約結婚でございましたよね・・・?ええ、跡継ぎは産みました。なぜ、まだ契約が完了しないんでしょうか?
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいませええ!この契約!あと・・・、一体あと、何人子供を産めば契約が満了になるのですッ!!?」
溺愛と、悪阻(ツワリ)ルートは二人がお互いに想いを通じ合わせても終わらない?
◆◇◆
安心保障のR15設定。
描写の直接的な表現はありませんが、”匂わせ”も気になる吐き悪阻体質の方はご注意ください。
ゆるゆる設定のコメディ要素あり。
つわりに付随する嘔吐表現などが多く含まれます。
※妊娠に関する内容を含みます。
【2023/07/15/9:00〜07/17/15:00, HOTランキング1位ありがとうございます!】
こちらは小説家になろうでも完結掲載しております(詳細はあとがきにて、)
懐妊を告げずに家を出ます。最愛のあなた、どうかお幸せに。
梅雨の人
恋愛
最愛の夫、ブラッド。
あなたと共に、人生が終わるその時まで互いに慈しみ、愛情に溢れる時を過ごしていけると信じていた。
その時までは。
どうか、幸せになってね。
愛しい人。
さようなら。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる