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発展編
恋心……溢れて 6
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「今日も混んでいますね」
「でもこれは俺たちにとってはボーナスタイムだぞ」
「えっ?」
ホームに溢れる人混みに押されるように、一気に瑞樹と共に車内へ流れ込んだ。
有楽町へ向かう通勤電車は毎日満員電車だ。以前の俺だったら毎朝うんざりの所だが、瑞樹と出会ってからは違う。
以前何かの記事で読んだが、俺たちが乗り込む車両はこの時間平均で乗車率186%だそうだ。これは乗客の体が触れ合い相当圧迫感がある200%の目安に限りなく近い。ということで公衆の面前で瑞樹に堂々と触れても許される場所なのだ!
「瑞樹はこっちに潜れ」
「あっはい」
彼の腰にさりげなく手をまわして座席とドアの隙間のスポットに埋めてり、すぐにその前に俺が立つ。俺以外の奴が瑞樹に触れて欲しくない。会社が同じ駅にあって本当に良かった。
暫くはお互い無言だった。電車の揺れに合わせて彼の明るい栗毛色の髪がふわふわと俺の顎を掠めていくのを楽しんだ。
次々と移り行く灰色ベースの窓の景色も、ビルの隙間から時々顔を覗かせてくる四月の太陽も、何もかも輝いて新鮮に見える。
何度もこうやって一緒に通勤したのに、いつもより瑞樹を近く感じるのは、君をとうとう最後まで抱いたからなのか。俺の家のシャンプーの匂いがする髪も愛おしい。
「なぁ瑞樹の髪って、天パ?」
小声で聴くと、彼は恥ずかしそうに目を伏せた。
その、男にしては長い睫毛に、見惚れてしまうよ。
「……」
瑞樹からの返事はない。まぁ車内は満員の割に静かだし、イヤホンで音楽を聴いている人以外は、みんな耳がダンボだもんな。
それでも瑞樹とこんな風に外で堂々と触れ合えるのは満員電車のお陰だ。やっぱり嬉しくてニマニマしてしまう。さりげなく回した手で彼の腰のラインをなぞると、瑞樹の耳がみるみるうちに朱に染まった。そういう初心な反応がまたいいのだ。
改札を出ると、そこで右と左の分かれ道だ。
「宗吾さん、いってらっしゃい」
「あぁ瑞樹もな」
この後は、それぞれの仕事にベストを尽くそう。
それにしても、朝からこれはもう……新婚気分だな。別れ難いし、すぐに会いたくなる。うーん新婚気分以上か。
ずっとずっと、君のことを待っていた。
即物的に手に入れることをやめ、大切に育てた恋が実ったからなのか。大切にしたい君を見送るだけでなく、迎えることが出来ることに感謝した。
****
「そうだ。今日は早く帰るから夕食作るよ」
「ありがとうございます。あの……僕が芽生くんを幼稚園に迎えにいきましょうか」
「おっ助かるよ」
芽生くんの幼稚園は、年長さんに限って夜の7時まで延長保育をしてくれるらしい。今日がその初日だと聞いていた。
「なるべく早く迎えに行きますね。今日は内勤なので」
「じゃあ、これを持って」
「何ですか」
ネックストラップのついた名刺ホルダーのような物を手渡されたので、首を傾げてしまった。見ると『まつ4くみ たきざわ めい 』と書いてある。何に使うのかな。
「保護者のお迎えカードだ。ちゃんと瑞樹の名前でも登録してあるから安心してくれ」
「あっ、はい、わかりました」
宗吾さんと別れて、そのカードを大切に鞄にしまった。ふぅん……夏樹や潤の時代には、こんなのなかった。僕も今時の幼稚園事情を調べておこう! これからは僕も芽生くんの子育てを一緒にしたいから。
それにしても、こんな保護者カードまで預けてもらえて、なんだかもう宗吾さんの家族の一員の気分になるよ。
宗吾さんの性格はどこまでも明るい。良かれと思ったこと、決めたことはどんどん積極的に取り入れて進むパワーがある。ずっと同じところに立ち止まっていた僕にとっては、まだまだ刺激的だが心地良い。
負担なんかじゃない。頼りにしてもらえて、役に立つのが嬉しい。
「先輩、おはようございますー」
「あっおはよう」
突然現れたのは、金森鉄平くんだった。彼は僕の部署に配属された新人で直属の部下だ。
僕の隣に並ぶなり、後ろを振り返りキョロキョロし出した。
「あれぇ~今日はいないんですね」
「誰が? 」
「葉山先輩につきまとうストーカーみたいな男ですよ」
「えっ」
それってまさか、宗吾さんのこと?
「なんかこの前飲み会の後、葉山先輩の家に行く夢を見たんですよー」
「そっそう? 」
「んで、その時あのストーカーが葉山先輩の家に侵入している夢もついでに見ちゃって。先輩可愛いから心配です」
「……彼はストーカーなんかじゃないよ。僕の……大切な友人だ」
「またまたそんな。ほんと優しいですね! 庇うなんて」
「……ほら遅刻するぞ」
これ以上話しても無駄だろうと思った。それに彼には宗吾さんとの関係は話さないつもりだ。
それでいいと思う。万人に好かれるなんて無理だ。
宗吾さんと僕との関係を、世の中の全員に理解してもらわなくてもいいと思っている。
特に面白半分に知りたがる人には知られたくない。すっと気弱で八方美人だった僕にしては、はっきりした考えを持てたことに驚いてしまった。
****
会社の休み時間に菅野に話しかけられた。
「葉山、おめでとう! 」
「え、何が」
「これ引っ越し祝いだぜ」
あっそうか。この前泊まって行った時に段ボールを見たのか。でもどうして引っ越したって分かったのか。
「あっ、ありがとう。でも何で分かった? 」
「ふふん。目の下のクマが幸せそうだな」
「へっ? 」
菅野は悪びれずに笑っていた。
「冗談冗談。お前ひっかかりやすいから気をつけろよ。それ開けてみて」
「何だろう? 」
黒い目隠し? あっこれってアイマスクか。
「ホットアイマスクだよ。目の下の隈に効くらしい」
「またっ! 」
その後、トイレの鏡を見つめると、確かに寝不足からくるクマがうっすら出来ていた。思いっきり……思い当たることがあるので、照れ臭かった。
僕……とうとう宗吾さんに抱かれた。
あの夜は、「もう一度だけ」と言いつつ、何度も何度も絶頂を迎えさせられた。もう出ないと音を上げるほど、深く強く長く求められた。
すごく相性がよかった。
わっ、これは仕事中に思いだすことじゃないだろう。
慌てて顔を水で洗った。
「でもこれは俺たちにとってはボーナスタイムだぞ」
「えっ?」
ホームに溢れる人混みに押されるように、一気に瑞樹と共に車内へ流れ込んだ。
有楽町へ向かう通勤電車は毎日満員電車だ。以前の俺だったら毎朝うんざりの所だが、瑞樹と出会ってからは違う。
以前何かの記事で読んだが、俺たちが乗り込む車両はこの時間平均で乗車率186%だそうだ。これは乗客の体が触れ合い相当圧迫感がある200%の目安に限りなく近い。ということで公衆の面前で瑞樹に堂々と触れても許される場所なのだ!
「瑞樹はこっちに潜れ」
「あっはい」
彼の腰にさりげなく手をまわして座席とドアの隙間のスポットに埋めてり、すぐにその前に俺が立つ。俺以外の奴が瑞樹に触れて欲しくない。会社が同じ駅にあって本当に良かった。
暫くはお互い無言だった。電車の揺れに合わせて彼の明るい栗毛色の髪がふわふわと俺の顎を掠めていくのを楽しんだ。
次々と移り行く灰色ベースの窓の景色も、ビルの隙間から時々顔を覗かせてくる四月の太陽も、何もかも輝いて新鮮に見える。
何度もこうやって一緒に通勤したのに、いつもより瑞樹を近く感じるのは、君をとうとう最後まで抱いたからなのか。俺の家のシャンプーの匂いがする髪も愛おしい。
「なぁ瑞樹の髪って、天パ?」
小声で聴くと、彼は恥ずかしそうに目を伏せた。
その、男にしては長い睫毛に、見惚れてしまうよ。
「……」
瑞樹からの返事はない。まぁ車内は満員の割に静かだし、イヤホンで音楽を聴いている人以外は、みんな耳がダンボだもんな。
それでも瑞樹とこんな風に外で堂々と触れ合えるのは満員電車のお陰だ。やっぱり嬉しくてニマニマしてしまう。さりげなく回した手で彼の腰のラインをなぞると、瑞樹の耳がみるみるうちに朱に染まった。そういう初心な反応がまたいいのだ。
改札を出ると、そこで右と左の分かれ道だ。
「宗吾さん、いってらっしゃい」
「あぁ瑞樹もな」
この後は、それぞれの仕事にベストを尽くそう。
それにしても、朝からこれはもう……新婚気分だな。別れ難いし、すぐに会いたくなる。うーん新婚気分以上か。
ずっとずっと、君のことを待っていた。
即物的に手に入れることをやめ、大切に育てた恋が実ったからなのか。大切にしたい君を見送るだけでなく、迎えることが出来ることに感謝した。
****
「そうだ。今日は早く帰るから夕食作るよ」
「ありがとうございます。あの……僕が芽生くんを幼稚園に迎えにいきましょうか」
「おっ助かるよ」
芽生くんの幼稚園は、年長さんに限って夜の7時まで延長保育をしてくれるらしい。今日がその初日だと聞いていた。
「なるべく早く迎えに行きますね。今日は内勤なので」
「じゃあ、これを持って」
「何ですか」
ネックストラップのついた名刺ホルダーのような物を手渡されたので、首を傾げてしまった。見ると『まつ4くみ たきざわ めい 』と書いてある。何に使うのかな。
「保護者のお迎えカードだ。ちゃんと瑞樹の名前でも登録してあるから安心してくれ」
「あっ、はい、わかりました」
宗吾さんと別れて、そのカードを大切に鞄にしまった。ふぅん……夏樹や潤の時代には、こんなのなかった。僕も今時の幼稚園事情を調べておこう! これからは僕も芽生くんの子育てを一緒にしたいから。
それにしても、こんな保護者カードまで預けてもらえて、なんだかもう宗吾さんの家族の一員の気分になるよ。
宗吾さんの性格はどこまでも明るい。良かれと思ったこと、決めたことはどんどん積極的に取り入れて進むパワーがある。ずっと同じところに立ち止まっていた僕にとっては、まだまだ刺激的だが心地良い。
負担なんかじゃない。頼りにしてもらえて、役に立つのが嬉しい。
「先輩、おはようございますー」
「あっおはよう」
突然現れたのは、金森鉄平くんだった。彼は僕の部署に配属された新人で直属の部下だ。
僕の隣に並ぶなり、後ろを振り返りキョロキョロし出した。
「あれぇ~今日はいないんですね」
「誰が? 」
「葉山先輩につきまとうストーカーみたいな男ですよ」
「えっ」
それってまさか、宗吾さんのこと?
「なんかこの前飲み会の後、葉山先輩の家に行く夢を見たんですよー」
「そっそう? 」
「んで、その時あのストーカーが葉山先輩の家に侵入している夢もついでに見ちゃって。先輩可愛いから心配です」
「……彼はストーカーなんかじゃないよ。僕の……大切な友人だ」
「またまたそんな。ほんと優しいですね! 庇うなんて」
「……ほら遅刻するぞ」
これ以上話しても無駄だろうと思った。それに彼には宗吾さんとの関係は話さないつもりだ。
それでいいと思う。万人に好かれるなんて無理だ。
宗吾さんと僕との関係を、世の中の全員に理解してもらわなくてもいいと思っている。
特に面白半分に知りたがる人には知られたくない。すっと気弱で八方美人だった僕にしては、はっきりした考えを持てたことに驚いてしまった。
****
会社の休み時間に菅野に話しかけられた。
「葉山、おめでとう! 」
「え、何が」
「これ引っ越し祝いだぜ」
あっそうか。この前泊まって行った時に段ボールを見たのか。でもどうして引っ越したって分かったのか。
「あっ、ありがとう。でも何で分かった? 」
「ふふん。目の下のクマが幸せそうだな」
「へっ? 」
菅野は悪びれずに笑っていた。
「冗談冗談。お前ひっかかりやすいから気をつけろよ。それ開けてみて」
「何だろう? 」
黒い目隠し? あっこれってアイマスクか。
「ホットアイマスクだよ。目の下の隈に効くらしい」
「またっ! 」
その後、トイレの鏡を見つめると、確かに寝不足からくるクマがうっすら出来ていた。思いっきり……思い当たることがあるので、照れ臭かった。
僕……とうとう宗吾さんに抱かれた。
あの夜は、「もう一度だけ」と言いつつ、何度も何度も絶頂を迎えさせられた。もう出ないと音を上げるほど、深く強く長く求められた。
すごく相性がよかった。
わっ、これは仕事中に思いだすことじゃないだろう。
慌てて顔を水で洗った。
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