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14章
よく晴れた日に 20
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俺、感じている……いつもより、深く強く。
丈が人肌に温めた潤滑剤を、蕾にたっぷりと塗り込めてくる。
「あっ……うっ」
「洋……今日は凄いな」
丈の視線を辿れば、俺の乳首がツンと突き出ていた。
「あ……まり、見るな」
「可愛い」
過敏になった先端をペロッと舐められて、片方の手で捏ねられ摺り合わされる。
「また、ここ……だけでイケそうだな」
「ん……あ、あっ」
丈の言う通りだ。
男なのに乳首への刺激だけで達してしまうようになった。こんな身体にしたのは、丈だ。それが恨めしくもあり、嬉しくもある。
「胸……もう、嫌だ……感じ過ぎる」
ハァハァと息があがり、頬が紅潮していく。
「よし、もう、いいだろう。だいぶ緩んできたな」
蕾が泥濘んできたのは、自分でも分かった。
身体の緊張が解ければ、その入り口も開かれる。
「んんっ」
丈の人差し指と中指、二本の指の侵入を容易に許していた。
「洋の中は、いつも温かいな」
「ん……っ」
「痛みはないか」
「……ん、大丈夫だ」
そんなに優しく抱くな。
俺は既にお前のものなのに……
でも……嬉しい。
潤んだ内側が、丈の指に絡みついていく。
丈もその感触をじっくり味わうように、指をゆっくりと旋回させた。
「あうっ!」
感じる部分をじっくり辿られ腰が跳ね、自分でも驚くほどの艶めいた声が漏れてしまう。
じっれったくなる程の丁寧な愛撫が延々と続いていた。
「ん……っ、ん……あっ……」
「いい声で啼くんだな」
「丈……丈の……もう挿れてくれ」
「洋、可愛いお強請りだ」
散々溶かされて喘がされて……ようやく指が抜かれた。
いよいよだと、期待に震える内股。
丈に膝頭を掴まれ……更に大きく開かされた。
シーツに着くほど開脚させられ、もう全部露わになる!
全部、丈に明け渡す瞬間だ。
****
「うっ……う……」
流が僕を布団に押し倒し、噛み付くようキスを仕掛けてくる。
僕の身体は、そうやっていつも流によって支配されていく。
僕は、それが嬉しい。男なのに変か。流に四肢を押さえ込まれ身動ぎ出来ないのすら、心地良い。
それは流に抱かれるようになってから、僕の中に芽生えた不思議な感情だった。
僕は流の背中に手を回し、ギュッと抱きしめた。
「翠、俺……翠を抱く時……いつも我を忘れてしまう」
「ん……知ってる」
「こんな俺、怖くないか」
「馬鹿だね、流……僕がどうしてここにいると?」
「翠……っ」
怖かったらとっくに逃げ出しているよ、流。
流が僕の仰け反った首筋を濡れた音が立つほど、激しく舐めてくる。
そのまま耳朶を甘噛みされ穴に舌を差し込まれると、身体がブルブルと震えた。
流が触れてくれた部分がどんどん感じやすくなっている。僕の身体はどうなってしまうのか。
風呂場から移動する時に羽織った浴衣は、帯をしていなかったので、あっというまに剥ぎ取られてしまった。
ツンと突き出した乳首に、流が強く吸い付いてくる。
既に風呂場で口淫され兆していた屹立がグンと嵩を増し、流の腹に当たった。
「ふっ、俺に感じて、俺に乱れて……こんなにいやらしくなって」
「あ、……んっ、ん」
もう何を言われても構わない。
僕は淫らな身体になった。
あとがき(不要な方はスルーです)
****
ここ数日、2CPの大人っぽいラブシーンを書いています。
心も裸に……翠も洋も流も丈も、それぞれの覚悟や本心が見え隠れするシーンです。今後の展開の前に、じっくりここは描きたくなりました。
もう少しだけお付き合いくださいね。
丈が人肌に温めた潤滑剤を、蕾にたっぷりと塗り込めてくる。
「あっ……うっ」
「洋……今日は凄いな」
丈の視線を辿れば、俺の乳首がツンと突き出ていた。
「あ……まり、見るな」
「可愛い」
過敏になった先端をペロッと舐められて、片方の手で捏ねられ摺り合わされる。
「また、ここ……だけでイケそうだな」
「ん……あ、あっ」
丈の言う通りだ。
男なのに乳首への刺激だけで達してしまうようになった。こんな身体にしたのは、丈だ。それが恨めしくもあり、嬉しくもある。
「胸……もう、嫌だ……感じ過ぎる」
ハァハァと息があがり、頬が紅潮していく。
「よし、もう、いいだろう。だいぶ緩んできたな」
蕾が泥濘んできたのは、自分でも分かった。
身体の緊張が解ければ、その入り口も開かれる。
「んんっ」
丈の人差し指と中指、二本の指の侵入を容易に許していた。
「洋の中は、いつも温かいな」
「ん……っ」
「痛みはないか」
「……ん、大丈夫だ」
そんなに優しく抱くな。
俺は既にお前のものなのに……
でも……嬉しい。
潤んだ内側が、丈の指に絡みついていく。
丈もその感触をじっくり味わうように、指をゆっくりと旋回させた。
「あうっ!」
感じる部分をじっくり辿られ腰が跳ね、自分でも驚くほどの艶めいた声が漏れてしまう。
じっれったくなる程の丁寧な愛撫が延々と続いていた。
「ん……っ、ん……あっ……」
「いい声で啼くんだな」
「丈……丈の……もう挿れてくれ」
「洋、可愛いお強請りだ」
散々溶かされて喘がされて……ようやく指が抜かれた。
いよいよだと、期待に震える内股。
丈に膝頭を掴まれ……更に大きく開かされた。
シーツに着くほど開脚させられ、もう全部露わになる!
全部、丈に明け渡す瞬間だ。
****
「うっ……う……」
流が僕を布団に押し倒し、噛み付くようキスを仕掛けてくる。
僕の身体は、そうやっていつも流によって支配されていく。
僕は、それが嬉しい。男なのに変か。流に四肢を押さえ込まれ身動ぎ出来ないのすら、心地良い。
それは流に抱かれるようになってから、僕の中に芽生えた不思議な感情だった。
僕は流の背中に手を回し、ギュッと抱きしめた。
「翠、俺……翠を抱く時……いつも我を忘れてしまう」
「ん……知ってる」
「こんな俺、怖くないか」
「馬鹿だね、流……僕がどうしてここにいると?」
「翠……っ」
怖かったらとっくに逃げ出しているよ、流。
流が僕の仰け反った首筋を濡れた音が立つほど、激しく舐めてくる。
そのまま耳朶を甘噛みされ穴に舌を差し込まれると、身体がブルブルと震えた。
流が触れてくれた部分がどんどん感じやすくなっている。僕の身体はどうなってしまうのか。
風呂場から移動する時に羽織った浴衣は、帯をしていなかったので、あっというまに剥ぎ取られてしまった。
ツンと突き出した乳首に、流が強く吸い付いてくる。
既に風呂場で口淫され兆していた屹立がグンと嵩を増し、流の腹に当たった。
「ふっ、俺に感じて、俺に乱れて……こんなにいやらしくなって」
「あ、……んっ、ん」
もう何を言われても構わない。
僕は淫らな身体になった。
あとがき(不要な方はスルーです)
****
ここ数日、2CPの大人っぽいラブシーンを書いています。
心も裸に……翠も洋も流も丈も、それぞれの覚悟や本心が見え隠れするシーンです。今後の展開の前に、じっくりここは描きたくなりました。
もう少しだけお付き合いくださいね。
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