重なる月

志生帆 海

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13章

本文ではありません。ご挨拶を

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 こんにちは、志生帆 海です。今日は少し改まったご挨拶を……

 いつも『重なる月』を読んでくださってありがとうございます。そして毎回リアクションを押してくださる読者さまには感謝の気持ちでいっぱいです。

 今日でやっと『正念場』を書き切りました!

 この由比ガ浜の家を祖母から受け継ぐという最後のシーンが浮かんで、そこに向かって更新を続けてきたので、ほっとしています。今は書き切ったという気持ちで満ちています。

 本当にこの物語を書いている間には、本当にリアルでもいろんなことが押し寄せてきて、自分の中のその苦しみを昇華していく物語でもありました。

 丈と洋の永遠の住処は、もうそこに見えています。

 ただ……実は最近思うことがありまして……『重なる月』の連載も3年半を超えて、あまりにも長くなりすぎたと。同時に読んでくださる方も飽きてしまう長さだろうなと。

 最後まで付き合ってくださる親愛なる読者さまが、一人でもいればという気持ちで毎日更新してきました。私の中でも『重なる月』の登場人物は、一人ひとり大切で愛おしい存在ではあるのですが、少し……休憩したくなりました。

 というわけで……『重なる月』の本編は少しお休みをいただこうと思っています。本当に申し訳ないです。完結まであと少しですが、続きが今は思いつかなくて。

 この後『幸せな存在』とコラボした夏の楽しい特別編が21話ありますので、まずはそちらをお楽しみいただければと思います。

 ご意見・感想などあればお気軽にコメント欄でお待ちしています。

 登場人物への想いなど置いてくだされば、また暫しの休憩後の再会・再開の糧になります。



 

 
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