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13章
番外編 安志×涼 『節分』
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5分で書いた『節分』の話です。
****
「涼、今日は節分だな。奮発してデパ地下の恵方巻買ってきたぞ。なんとかっていう料亭ので……美味そうでさー」
「あっそうか!今年は東北東だったよね。安志さん……ねぇ、ちょっとこっちに来て。えっと角度は……頭はこっちで脚は向こうで……寝てみて」
涼がスマホのコンパスで角度を調べながら、嬉しそうに俺をベッドに寝かせた。意味が分からず困惑してしまう。
「ん?なんだよ、恵方巻食べないのか、せっかく買ってきたのに」
「だ・か・ら!もっと精がつくものがあるからそっちからね」
「えええ!いっいいのか!」
涼はあの正月以来、積極的になったなぁ。とオヤジみたいにニヤついてしまう。
そのままズボンのファスナーを下ろされ、涼の手によってオレの息子が取り出された。
うはっ!そんな顔で見られたら、俺のはタフだからすぐにムクムクっと大きくなってしまうじゃないかよ。
「美味しそうだ」
「うっ……マジか!」
「今年の僕は受け身なだけじゃないよ。だから……食べさせて」
涼の言葉に煽られてすっかりカチコチのアレを、そのままパクっと咥えられた。
そして味わうように、涼が口に含み、巧みに舌を這わしてきた。
うわっ、いつのまにそんなに上達したんだ?
気持ちいい~夢のようだ!これ!
****
ガツンっと電車の揺れで、吊革に頭をぶつけた。
イテテ……
あれ?もしかして一瞬寝てた?
それとも妄想の旅に出ちゃった?
見下ろすと俺の手には、デパートの紙袋がぶらさがっていた。
はぁ……涼と久しぶりに会える嬉しさのあまりに、トリップしてたのか……
ヤバイな、俺。
会ったらまた野獣モードになりそうだ。
****
くだらない話ですいません。
鬼は外ー福は内ですね!!
よい1年となりますように!
****
「涼、今日は節分だな。奮発してデパ地下の恵方巻買ってきたぞ。なんとかっていう料亭ので……美味そうでさー」
「あっそうか!今年は東北東だったよね。安志さん……ねぇ、ちょっとこっちに来て。えっと角度は……頭はこっちで脚は向こうで……寝てみて」
涼がスマホのコンパスで角度を調べながら、嬉しそうに俺をベッドに寝かせた。意味が分からず困惑してしまう。
「ん?なんだよ、恵方巻食べないのか、せっかく買ってきたのに」
「だ・か・ら!もっと精がつくものがあるからそっちからね」
「えええ!いっいいのか!」
涼はあの正月以来、積極的になったなぁ。とオヤジみたいにニヤついてしまう。
そのままズボンのファスナーを下ろされ、涼の手によってオレの息子が取り出された。
うはっ!そんな顔で見られたら、俺のはタフだからすぐにムクムクっと大きくなってしまうじゃないかよ。
「美味しそうだ」
「うっ……マジか!」
「今年の僕は受け身なだけじゃないよ。だから……食べさせて」
涼の言葉に煽られてすっかりカチコチのアレを、そのままパクっと咥えられた。
そして味わうように、涼が口に含み、巧みに舌を這わしてきた。
うわっ、いつのまにそんなに上達したんだ?
気持ちいい~夢のようだ!これ!
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ガツンっと電車の揺れで、吊革に頭をぶつけた。
イテテ……
あれ?もしかして一瞬寝てた?
それとも妄想の旅に出ちゃった?
見下ろすと俺の手には、デパートの紙袋がぶらさがっていた。
はぁ……涼と久しぶりに会える嬉しさのあまりに、トリップしてたのか……
ヤバイな、俺。
会ったらまた野獣モードになりそうだ。
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くだらない話ですいません。
鬼は外ー福は内ですね!!
よい1年となりますように!
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