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完結後の甘い話の章
完結後の甘い物語 『蜜月旅行 21』
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【R18】
俺は久しぶりに思いっきり身体を動かしていた。翠兄さんが無事か、岩場を確かめては、また泳ぐことを繰り返していた。
そのうちに兄さんの様子が、少しおかしいことに気が付いた。
なんだ?
最初はニコニコと穏かな笑顔で俺のことを見てくれていたのに、今は少し動揺したような面持ちになったかと思うと、ブンブンと何かを否定するかのようにかぶりを振っていた。
んっ?何かあったのか。
遠目にも分かるほどの困惑した様子と表情だ。
ついに何かを堪えるように兄さんはガバッと俯いてしまった。
おいおい、一体どうした?
兄さんの様子が気になったが邪魔をしてはいけないような気がして、気が付かれないように岩場の陰から様子を見守った。
兄さん?
兄さんは何かにビクッと驚いた表情を一瞬浮かべた後、頬を赤らめ、そのあと周りを気にしながら、そっと自分のサーフパンツの中に手を入れた。
えぇ!!まさか、これって!
見てはいけないものを見てしまったような気がして、慌てて俺は背を向けた。
それでも様子が気になって、波にかき消されていく音だけでも拾おうと、必死に耳を澄ませた。ところが聴こえて来たのは、兄さんの声ではなかった。
一定間隔で確実に耳に届いてくるのは、小さな悲鳴のような甘い声だった。
「あっ……あぁ……あ…」
色っぽい上擦った声。
次の瞬間、岩場の反対側に、肌色のものが動いているのが見えてしまった。
何だ?人か。
目を凝らせば、容易にそれが誰かは理解できた。遠目だが、ほっそりとしなやかな洋くん裸体が、丈の上で淫らに跳ねている。 だが一見卑猥そうな情景なのに、二人の行為は、純粋に綺麗だと思った。
彼の二次元のように整った彫りの深い美しい横顔が、南国の陽射しを浴びて、赤いマンゴーのように染まり、高揚しているのが見えた。
やはり洋くんはこの世のものとは思えないほど綺麗な子だな。何もしていなくても美しいのに、行為の最中は壮絶な色気を振りまいている。
二人のことは想定内だったので驚きというよりも、感動した気持ちの方が大きかった。
しかし丈の奴やるな。こんな場所で俺を煽るとは。
一方、二人の声を聴いてしまった翠兄さんは、可哀想にかなりの刺激を受けてしまったようだ。
翠兄さんの自慰する姿なんて、まともに見るのは初めてだ。
うはっ……駄目だ。俺が興奮してしまう。
丈と洋くんの姿は冷静に受け止められたのに、兄さんの姿は一気に俺を駄目にする。丈と洋くんの情事の音と声を聴きながら、目では一人自慰をする兄さんの姿を捉えるなんてさ。
あぁもうっ兄さんは、なんて煽情的なんだ!
くそっ……兄さんのあんな姿、誰にも見せたくない!
何故か激しく地団駄を踏みたくなった。
「ふっ……あぁ…あ…」
胸を喘がすような切なげな洋くんの声が、いよいよクライマっクスを告げるのに合わせ、眉根を寄せながら自分の屹立を握り、ためらいながらも夢中で扱く翠兄さん。
ああ……俺の翠兄さんがあんなことをするなんて。禁断の世界だ……まさに、ここは。
気が付けば俺のものもガチガチに勃起していた。
ヤバイっ、はーやっぱりな。
海中の自分の褌の前袋の横から、思い切ってぐいっと手を差し入れ、一気に扱き出した。
兄さんがいくタイミングで、俺も達したい!
頭の中で明確にイメージしていく。兄さんの屹立を扱くのは、自分の手だと!
これは、いけないことだと分かっているのに、淫らな妄想はもう止まらない。
俺は久しぶりに思いっきり身体を動かしていた。翠兄さんが無事か、岩場を確かめては、また泳ぐことを繰り返していた。
そのうちに兄さんの様子が、少しおかしいことに気が付いた。
なんだ?
最初はニコニコと穏かな笑顔で俺のことを見てくれていたのに、今は少し動揺したような面持ちになったかと思うと、ブンブンと何かを否定するかのようにかぶりを振っていた。
んっ?何かあったのか。
遠目にも分かるほどの困惑した様子と表情だ。
ついに何かを堪えるように兄さんはガバッと俯いてしまった。
おいおい、一体どうした?
兄さんの様子が気になったが邪魔をしてはいけないような気がして、気が付かれないように岩場の陰から様子を見守った。
兄さん?
兄さんは何かにビクッと驚いた表情を一瞬浮かべた後、頬を赤らめ、そのあと周りを気にしながら、そっと自分のサーフパンツの中に手を入れた。
えぇ!!まさか、これって!
見てはいけないものを見てしまったような気がして、慌てて俺は背を向けた。
それでも様子が気になって、波にかき消されていく音だけでも拾おうと、必死に耳を澄ませた。ところが聴こえて来たのは、兄さんの声ではなかった。
一定間隔で確実に耳に届いてくるのは、小さな悲鳴のような甘い声だった。
「あっ……あぁ……あ…」
色っぽい上擦った声。
次の瞬間、岩場の反対側に、肌色のものが動いているのが見えてしまった。
何だ?人か。
目を凝らせば、容易にそれが誰かは理解できた。遠目だが、ほっそりとしなやかな洋くん裸体が、丈の上で淫らに跳ねている。 だが一見卑猥そうな情景なのに、二人の行為は、純粋に綺麗だと思った。
彼の二次元のように整った彫りの深い美しい横顔が、南国の陽射しを浴びて、赤いマンゴーのように染まり、高揚しているのが見えた。
やはり洋くんはこの世のものとは思えないほど綺麗な子だな。何もしていなくても美しいのに、行為の最中は壮絶な色気を振りまいている。
二人のことは想定内だったので驚きというよりも、感動した気持ちの方が大きかった。
しかし丈の奴やるな。こんな場所で俺を煽るとは。
一方、二人の声を聴いてしまった翠兄さんは、可哀想にかなりの刺激を受けてしまったようだ。
翠兄さんの自慰する姿なんて、まともに見るのは初めてだ。
うはっ……駄目だ。俺が興奮してしまう。
丈と洋くんの姿は冷静に受け止められたのに、兄さんの姿は一気に俺を駄目にする。丈と洋くんの情事の音と声を聴きながら、目では一人自慰をする兄さんの姿を捉えるなんてさ。
あぁもうっ兄さんは、なんて煽情的なんだ!
くそっ……兄さんのあんな姿、誰にも見せたくない!
何故か激しく地団駄を踏みたくなった。
「ふっ……あぁ…あ…」
胸を喘がすような切なげな洋くんの声が、いよいよクライマっクスを告げるのに合わせ、眉根を寄せながら自分の屹立を握り、ためらいながらも夢中で扱く翠兄さん。
ああ……俺の翠兄さんがあんなことをするなんて。禁断の世界だ……まさに、ここは。
気が付けば俺のものもガチガチに勃起していた。
ヤバイっ、はーやっぱりな。
海中の自分の褌の前袋の横から、思い切ってぐいっと手を差し入れ、一気に扱き出した。
兄さんがいくタイミングで、俺も達したい!
頭の中で明確にイメージしていく。兄さんの屹立を扱くのは、自分の手だと!
これは、いけないことだと分かっているのに、淫らな妄想はもう止まらない。
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