重なる月

志生帆 海

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第7章 

本編ではありません※時系列・登場人物4※ネタバレ含む427話以降にお読みください。

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こちらは物語本編ではありませんので、飛ばしていただいても支障ありません。
ネタバレを含んでおりますので、ご注意ください。427話以降推奨。


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こんにちは。志生帆 海です。いつもありがとうございます。
お話が400話を超え、新たな登場人物も随分と増えましたので、久しぶりにここまでの展開をまとめておきます。

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『重なる月』 登場人物まとめ
※427話時点での設定年齢です※

・崔加 洋  (さいが よう)    

172cm 28歳 誰もが振り返るような品のある儚げな雰囲気の美人。純白のカラーの花のような清楚なイメージ。現在は鎌倉在住・韓国語と英語が堪能で、ソウルでは通訳として活躍。日本では翻訳者になるために勉強中。週2-3日、横浜にある語学学校へ通い、午後は翻訳家の助手をしている。

・張矢 丈 (はりや じょう) 

182cm 34歳 大人っぽい落ち着いた医師。男らしい色気のある大人の男性。
神奈川県大船の病院で外科医をしている。救急で呼び出されることが多い。

・鷹野 安志(たかの あんじ)

184cm 28歳 洋の幼馴染の和風男子。純朴で温かく竹のような真っすぐな人。
大手警備会社勤務。要人のボディガードの仕事を任されたりもする頼もしい青年。

・月乃 涼(つきの りょう)

173cm 18歳 3歳から高校生までアメリカ・ニューヨークで過ごした洋の大切な従兄弟。
只今、K大学1年生。洋に瓜二つの顔で、優しくてしなやかで可愛い。

スポーツ万能で俊足。高校時代は陸上部に所属していた。大学はバスケ部所属。友人に山岡という青年がいる。

最近雑誌のモデルとしてデビューしたばかり。モデル事務所の所属。

・shin・kai (シン・カイ)通称Kai 

186cm 28歳 老舗ホテルのコンシェルジュ。洋と丈の良き理解者。背が高く精悍で行動的で、おおらかな人柄。

※安志救済編の登場人物※

・崔加 夕 (さいが ゆう)   

洋の母で薄幸の美人。洋が13歳の時、癌で亡くなる。

・月乃 朝 (つきの あさ)   

160cm 49歳 涼の母親・洋の母(夕)の双子の姉。アメリカ在住。

・崔加 貴史 (さいが たかし) 

180cm 53歳 洋の義父 ( アメリカ・ニューヨーク在住・車いす生活)

・浅岡 信二 (あさおか しんじ)

洋の実父 (翻訳家だった。洋が7歳の時交通事故で他界)


※第5・6章※

・Kent (ケント)

188cm 28歳 洋の大学時代のクラスメイト。今は洋の義父(崔加氏)の秘書をしている。

・松本優也(まつもとゆうや)

171cm 33歳 ソウル在住。ホテル専属契約の通訳者。洋のソウル時代の通訳の同僚。

・東谷 翔(とうや かける)

178cm 33歳 優也の日本で恋人だった人。





※第7章※

・張矢 翠 (はりや すい)

173cm 38歳 丈の長兄 落ち着いた優雅な見眼麗しい僧侶で『月影寺』の跡取り。写経が好き。

・張矢 流 (はりや りゅう)

184cm 36歳 丈の次兄 男らしく快活で飄々とした風貌と性格。いつも作務衣を着ているが一応僧侶。男所帯の『月影寺』では家事全般を担っている。

・砂川 陸  (すながわ りく)

185cm 28歳 崔加貴史の実子。背が高く父親似の男前。モデルとしても活躍中・芸名Soil

・砂川 百合子 (すながわ ゆりこ)

156cm 49歳 陸の母・崔加貴史にとって大人しく貞淑な妻だった。

・遠野 空 (とおの そら)

175cm 28歳 雑誌ルーチェの編集者のスーツが似合うメガネ男子。陸の幼馴染。



『重なる月』時系列


◆第1章◆

幼少期…幼馴染の安志とは家が近所で母親同士も友人で、家族ぐるみの付き合い。

7歳…  洋の実父が交通事故で亡くなる
11歳…洋の母、崔加氏と再婚
12歳…地元の公立中学へ進学
13歳…洋の母が病気で亡くなる
15歳~高校…電車に乗って通う私立男子校。この頃から電車で頻繁に痴漢にあう。またロッカーで襲われそうになってしまう。高2で義父の転勤でニューヨークへ渡米、そのまま大学卒業まで過ごす。
22歳~単身帰国、義父と縁がある製薬会社へ入社。独身寮が満室のため、人事の計らいでテラスハウスに入居。医師である丈と同居することになり、その後、紆余曲折あり結ばれる。



◆第2章◆

5月…丈と初めての温泉旅行
6月…幼馴染の安志と飲み会で偶然再会する
7月…丈の海外出張について、隣の国へ旅行する。
    忘れていた遠い過去を思い出す。
    過去部分等、姉妹小説『悲しい月』とリンク。


◆第3章◆

8月…星降る宿 お盆休みに二人で温泉旅行へ行く。
         義父がアメリカから急遽帰国し、洋に危機が…
       『悲しい月』『月夜の湖』とリンク
9月…安志の計らいで義父から逃れるため
         丈と洋はソウルへ逃避行。


◆安志救済編◆

洋が丈と駆け落ちしてから、5年後の7月。
安志は出張先のニューヨークで涼と出会う。

◆第4章◆

丈と洋のソウルでの日々を描いた物語。
この章で丈と洋の運命の出会いの秘密が解き明かされました。過去との輪廻転生。タイムスリップ含む。姉妹小説『月夜の湖』と『悲しい月』とのリンク多数。


◆第5章◆
 
4章の5年後…

8月… 涼サマーキャンプへ参加。
     洋も同時期、アメリカの義父の元へ駆けつける。
          丈もその後アメリカへ行く。
9月… 涼が日本の大学へ入学。
10月…安志がボディガードの仕事でソウルへ出張に行く。         
           安志と洋が5年ぶりに再会する。


◆第6章◆


10月…洋が日本へ一時帰国し、両親の墓参りをする。
   安志と涼との熱い夜。

『番外編…崔加氏の独白』として洋の幼少時代を振り返る。

   洋、安志の家で実父のエピソードに触れる。

11月…洋、再びソウルへ戻る。
          丈と共に日本への帰国を決意。
12月…クリスマス。
          丈と洋の家で、Kaiと優也を招いて過ごす。

※番外編 新年特別編
『安志×涼』『Kai×優也』『丈×洋』の3部作

◆第7章◆

1月…丈と洋が日本へ帰国。
   北鎌倉の丈の実家『月影寺』に身を寄せる。
   涼、水族館でスカウトされモデルとしてデビュー。
        涼の両親も一時帰国して、事務所と契約を交わす。
3月…涼、撮影中にアクシデントにあう。
    陸と洋が対面する。
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