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番外編
3 ※幸せな夜
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「エステル、愛してる」
結婚式を終えて家に帰ってきたロドリゴは、エステルへの愛が溢れていた。
「んんっ、……ロロ、ちょっと待って」
「待てない」
軽いキスだけのつもりだったのに、一度してまうと止まらなかった。
ちゅっ……くちゅ……ちゅっ……
舌を絡めるとエステルも真っ赤に頬を染めながらも、一生懸命それに応えてくれるのがとても可愛らしい。
「ふっ……あっ……」
ロドリゴはキスをしながら服の中に手を入れて、ぷるんとした豊かな胸に触れ柔らかさを堪能した。
女嫌いだったロドリゴは、エステルと恋人になって胸に触れるのがこんなに気持ちがいいものだと初めて知った。
『な、なんだ。この……心地よさは』
『ロロ、そんなに触ったら恥ずかしいです』
『すごい。これは……すごいな!』
『な、何がすごいのですか』
『ものすごく気持ちがいい』
初めて触れた時は、ロドリゴは感動を覚えた。エステルの胸は手に吸い付くようにしっとりしているが、ハリがあるので手を離すとすぐにぷるんと形が戻る。柔らかくて、温かくて……こんなに素晴らしい物がこの世にあるのかと驚いていた。
『一日中、触っていたいくらいだ』
『そんな……困ります』
触れているだけで、ものすごく癒される。だが、エステルに気持ち良くなってほしいとロドリゴは思った。そして騎士団長に聞いた話を思い出し、胸を手で愛撫しながら先端をペロリと舐めてみた。
『やぁっ……!』
『どうやら、良さそうだな』
反応が良いことに安心したロドリゴは、緩急をつけながら舐めたり吸ったりを繰り返した。
『ああっ!』
『可愛い』
ビクビクと身体を震わす姿に嬉しくなったロドリゴは、さらにエステルに快感を与えた。
お互い早く一つになりたい、という欲は大きくなっていたが一線を越えていなかった。
真面目な二人は、きちんと結婚してから夫婦になりたいと思っていたからだ。なので結婚するまでの三ヶ月間ゆっくりと関係を深めてきた。
初心者同士のため、試行錯誤な毎日だったが……何事にも器用なロドリゴはすぐにエステルの感じる部分がわかってきた。
そして結婚式の終わった今夜は、とうとう二人が結ばれる日だった。
「……ここじゃ嫌です」
「そうだな」
「ちゃんと準備をさせてください」
あれだけ今日まで大事に取っておいたにも関わらず、余裕なく玄関でガッついてしまった自分に、ロドリゴは恥ずかしくなっていた。
「すまない、余裕がなくて。格好悪いな」
「……私も余裕なんてありませんよ」
「そうか。じゃあ、同じだな」
二人は微笑みあって、夫婦になるための準備をはじめた。お風呂から上がるとお互い、少し照れくさくてソワソワした空気が流れた。
「こっちにおいで」
ベッドに腰掛けているロドリゴが、手招きをしてエステルを呼んだ。
「エステル、俺は一生君だけを大事にする」
「はい。私もロロだけです」
「俺の妻になって欲しい」
「はい。もちろんです」
ちゅっ
優しくキスをすると、エステルはとろんと熱を帯びた瞳でロドリゴを見つめた。
「好きだよ」
「んっ……はい。私も……好きです」
エステルの快感を得られる場所を集中的に触ると、白い肌はすぐに赤く染まった。
ロドリゴは今夜、自分の手も舌も……全てを使ってエステルを味わいたかった。
ちゅっちゅと首から順番に胸からおへそ……そして太ももへとキスを落としていく。
ロドリゴはエステルの秘部に顔を埋めながら、尖った両胸の先端を指でピンピンと何度も弾いた。
「あっ……!」
甲高い声く甘い声をあげたエステルを見て、ロドリゴは感じてくれているのだと嬉しくなった。
どうやら、エステルは同時に二箇所以上愛されることが好きらしい。
「可愛いな。もうビクビクしてる」
「や、やだ……そんなこと言わないでください」
「どうして? 俺に反応してくれて嬉しい」
そろそろ頃合いかと思いたっぷりと濡れた中に指を入れて、ある部分を狙って擦るとさらに蜜が溢れてきた。
「あっ……ああぅ」
「ここが好きか? 溢れてる」
「ああっ……んっ……す……き……」
「そうか。なら、もっとしよう」
「んん……すきぃ……ロロっ……すき……」
とろんとしたら顔で『好きだ』と何度もくり返すエステルが、ロドリゴは愛おしくて仕方がなかった。
そんな色っぽい顔を見せられたら、自分が耐えられなくなりそうだ。
余裕ぶって結婚するまでは身体を重ねないと、宣言したものの……本当は何度後悔したかわからない。一つになる日を指折り数えて、ものすごく楽しみにしていたことはエステルには内緒にしている。年上男のせめてものプライドだ。
しかし身体は正直なもので……エステルとキスをした時から、自分のモノはすでに昂っていた。
受け入れる側は、初めてはとても痛いらしい。それを知ったロドリゴは、なるべくエステルに痛みを与えないように……幸せだと思ってもらえるように抱きたいと思っていた。
「はぁ……エステル、すまない。もう……限界だ」
もう腹につくほど興奮してしまっている。このままだと、外で爆発してしまいそうだ。それは……絶対に避けたい。
「はい。してください」
「いいのか?」
「はい。私を……ロドリゴ様の妻にして……ください」
その言葉を聞いて、ロドリゴはエステルの足をそっと持ち上げてとろりとした秘部に自身の昂りをグッと挿れた。
潤ってはいるが、狭いので入口がとてもきつい。
「……ゔうっ!」
だが、そのきつさや圧迫感がロドリゴには堪らない。苦しそうなエステルの顔を見て申し訳ないと思いながらも、ロドリゴは言葉にできないほど気持ちよくて早く先に進みたかった。
「愛してる。エステル……エステルっ!」
「ううっ……!」
「はぁ、すごい。すごく……気持ちいい」
エステルの中は温かくてねっとりとして……さらにきゅうっとモノを締め付けてくる。
ロドリゴは『ゆっくりと、そして傷つけぬように丁寧に』と頭の中で何度も自分に言い聞かせた。そうしないと、今にもエステルの腰を掴んで激しく突きたいという気持ちになったからだ。
でも、そんなことはしたくない。傷つけたくないという思いから、ゆっくりゆっくりと昂りを中に沈めていった。
「全部入った」
「ほ……本当……ですか?」
エステルの濡れた目元を、ロドリゴはそっと指で拭った。
「ああ。大丈夫……か?」
「は、はい」
「痛いよな。動かないから……安心してくれ」
ロドリゴは、必死に自分を受け入れてくれているエステルをぎゅっと抱き締めた。エステルのことが、愛おしくて堪らない。
「やっと……ロロと繋がれたんですね」
「ああ、そうだ。すごく……幸せだ」
「私も……幸せです」
繋がった状態でキスをすると、本当に一つになったような感覚だった。キスを深くしていくと、ふっとエステルの身体の力抜けたのがわかった。
「初めてで緊張しましたが、無事にできたのですね。嬉しいです」
エステルはくりっとした大きな目を、ふにゃりと細めて嬉しそうにロドリゴを見つめた。
「……」
「どうかしましたか?」
「すまないが、まだ終わっていない」
「え? でも、その……閨の勉強では、旦那様にここに挿れてもらったら終わりだと習いました」
パチパチと瞬きをして、純粋な瞳でロドリゴに質問を投げかけている。
「それは間違いではないが、説明が……足りていないな」
ロドリゴはものすごく言いにくかったが、嘘をつくわけにもいかない。これからのこともあるし、大事なことだ。
「そう……なのですか?」
「ああ」
「では、どうしたらいいのか教えてください」
そんな可愛いことを愛する妻に言われて、制御できる男がいるだろうか。
「……わかった」
「はい」
「では、遠慮なく君の奥まで愛を伝えることにする」
エステルの中で大人しくしていたロドリゴのモノが、さらにムクムクと質量を増した。
結婚式を終えて家に帰ってきたロドリゴは、エステルへの愛が溢れていた。
「んんっ、……ロロ、ちょっと待って」
「待てない」
軽いキスだけのつもりだったのに、一度してまうと止まらなかった。
ちゅっ……くちゅ……ちゅっ……
舌を絡めるとエステルも真っ赤に頬を染めながらも、一生懸命それに応えてくれるのがとても可愛らしい。
「ふっ……あっ……」
ロドリゴはキスをしながら服の中に手を入れて、ぷるんとした豊かな胸に触れ柔らかさを堪能した。
女嫌いだったロドリゴは、エステルと恋人になって胸に触れるのがこんなに気持ちがいいものだと初めて知った。
『な、なんだ。この……心地よさは』
『ロロ、そんなに触ったら恥ずかしいです』
『すごい。これは……すごいな!』
『な、何がすごいのですか』
『ものすごく気持ちがいい』
初めて触れた時は、ロドリゴは感動を覚えた。エステルの胸は手に吸い付くようにしっとりしているが、ハリがあるので手を離すとすぐにぷるんと形が戻る。柔らかくて、温かくて……こんなに素晴らしい物がこの世にあるのかと驚いていた。
『一日中、触っていたいくらいだ』
『そんな……困ります』
触れているだけで、ものすごく癒される。だが、エステルに気持ち良くなってほしいとロドリゴは思った。そして騎士団長に聞いた話を思い出し、胸を手で愛撫しながら先端をペロリと舐めてみた。
『やぁっ……!』
『どうやら、良さそうだな』
反応が良いことに安心したロドリゴは、緩急をつけながら舐めたり吸ったりを繰り返した。
『ああっ!』
『可愛い』
ビクビクと身体を震わす姿に嬉しくなったロドリゴは、さらにエステルに快感を与えた。
お互い早く一つになりたい、という欲は大きくなっていたが一線を越えていなかった。
真面目な二人は、きちんと結婚してから夫婦になりたいと思っていたからだ。なので結婚するまでの三ヶ月間ゆっくりと関係を深めてきた。
初心者同士のため、試行錯誤な毎日だったが……何事にも器用なロドリゴはすぐにエステルの感じる部分がわかってきた。
そして結婚式の終わった今夜は、とうとう二人が結ばれる日だった。
「……ここじゃ嫌です」
「そうだな」
「ちゃんと準備をさせてください」
あれだけ今日まで大事に取っておいたにも関わらず、余裕なく玄関でガッついてしまった自分に、ロドリゴは恥ずかしくなっていた。
「すまない、余裕がなくて。格好悪いな」
「……私も余裕なんてありませんよ」
「そうか。じゃあ、同じだな」
二人は微笑みあって、夫婦になるための準備をはじめた。お風呂から上がるとお互い、少し照れくさくてソワソワした空気が流れた。
「こっちにおいで」
ベッドに腰掛けているロドリゴが、手招きをしてエステルを呼んだ。
「エステル、俺は一生君だけを大事にする」
「はい。私もロロだけです」
「俺の妻になって欲しい」
「はい。もちろんです」
ちゅっ
優しくキスをすると、エステルはとろんと熱を帯びた瞳でロドリゴを見つめた。
「好きだよ」
「んっ……はい。私も……好きです」
エステルの快感を得られる場所を集中的に触ると、白い肌はすぐに赤く染まった。
ロドリゴは今夜、自分の手も舌も……全てを使ってエステルを味わいたかった。
ちゅっちゅと首から順番に胸からおへそ……そして太ももへとキスを落としていく。
ロドリゴはエステルの秘部に顔を埋めながら、尖った両胸の先端を指でピンピンと何度も弾いた。
「あっ……!」
甲高い声く甘い声をあげたエステルを見て、ロドリゴは感じてくれているのだと嬉しくなった。
どうやら、エステルは同時に二箇所以上愛されることが好きらしい。
「可愛いな。もうビクビクしてる」
「や、やだ……そんなこと言わないでください」
「どうして? 俺に反応してくれて嬉しい」
そろそろ頃合いかと思いたっぷりと濡れた中に指を入れて、ある部分を狙って擦るとさらに蜜が溢れてきた。
「あっ……ああぅ」
「ここが好きか? 溢れてる」
「ああっ……んっ……す……き……」
「そうか。なら、もっとしよう」
「んん……すきぃ……ロロっ……すき……」
とろんとしたら顔で『好きだ』と何度もくり返すエステルが、ロドリゴは愛おしくて仕方がなかった。
そんな色っぽい顔を見せられたら、自分が耐えられなくなりそうだ。
余裕ぶって結婚するまでは身体を重ねないと、宣言したものの……本当は何度後悔したかわからない。一つになる日を指折り数えて、ものすごく楽しみにしていたことはエステルには内緒にしている。年上男のせめてものプライドだ。
しかし身体は正直なもので……エステルとキスをした時から、自分のモノはすでに昂っていた。
受け入れる側は、初めてはとても痛いらしい。それを知ったロドリゴは、なるべくエステルに痛みを与えないように……幸せだと思ってもらえるように抱きたいと思っていた。
「はぁ……エステル、すまない。もう……限界だ」
もう腹につくほど興奮してしまっている。このままだと、外で爆発してしまいそうだ。それは……絶対に避けたい。
「はい。してください」
「いいのか?」
「はい。私を……ロドリゴ様の妻にして……ください」
その言葉を聞いて、ロドリゴはエステルの足をそっと持ち上げてとろりとした秘部に自身の昂りをグッと挿れた。
潤ってはいるが、狭いので入口がとてもきつい。
「……ゔうっ!」
だが、そのきつさや圧迫感がロドリゴには堪らない。苦しそうなエステルの顔を見て申し訳ないと思いながらも、ロドリゴは言葉にできないほど気持ちよくて早く先に進みたかった。
「愛してる。エステル……エステルっ!」
「ううっ……!」
「はぁ、すごい。すごく……気持ちいい」
エステルの中は温かくてねっとりとして……さらにきゅうっとモノを締め付けてくる。
ロドリゴは『ゆっくりと、そして傷つけぬように丁寧に』と頭の中で何度も自分に言い聞かせた。そうしないと、今にもエステルの腰を掴んで激しく突きたいという気持ちになったからだ。
でも、そんなことはしたくない。傷つけたくないという思いから、ゆっくりゆっくりと昂りを中に沈めていった。
「全部入った」
「ほ……本当……ですか?」
エステルの濡れた目元を、ロドリゴはそっと指で拭った。
「ああ。大丈夫……か?」
「は、はい」
「痛いよな。動かないから……安心してくれ」
ロドリゴは、必死に自分を受け入れてくれているエステルをぎゅっと抱き締めた。エステルのことが、愛おしくて堪らない。
「やっと……ロロと繋がれたんですね」
「ああ、そうだ。すごく……幸せだ」
「私も……幸せです」
繋がった状態でキスをすると、本当に一つになったような感覚だった。キスを深くしていくと、ふっとエステルの身体の力抜けたのがわかった。
「初めてで緊張しましたが、無事にできたのですね。嬉しいです」
エステルはくりっとした大きな目を、ふにゃりと細めて嬉しそうにロドリゴを見つめた。
「……」
「どうかしましたか?」
「すまないが、まだ終わっていない」
「え? でも、その……閨の勉強では、旦那様にここに挿れてもらったら終わりだと習いました」
パチパチと瞬きをして、純粋な瞳でロドリゴに質問を投げかけている。
「それは間違いではないが、説明が……足りていないな」
ロドリゴはものすごく言いにくかったが、嘘をつくわけにもいかない。これからのこともあるし、大事なことだ。
「そう……なのですか?」
「ああ」
「では、どうしたらいいのか教えてください」
そんな可愛いことを愛する妻に言われて、制御できる男がいるだろうか。
「……わかった」
「はい」
「では、遠慮なく君の奥まで愛を伝えることにする」
エステルの中で大人しくしていたロドリゴのモノが、さらにムクムクと質量を増した。
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