22 / 32
本編
22 お祝いの代償②【エルベルト視点】
しおりを挟む
俺は泣いて怒っているクリスを前に戸惑っていた。いきなりどうしたというのか?
「他の女とはなんだ? 俺が君以外に触れるはずないだろう」
「嘘つき! 私が何も知らないと思って……酷いです。信じていたのに」
「いや、本当に知らない。誰にそんな嘘を言われたんだ?」
なぜクリスはこんな誤解をしているんだ?
「うっ……うっ……私は……遊びでも……例え……一夜限りでも嫌です」
「一夜限り? なんの話なんだ」
「チェルシーって女と一晩過ごしたのでしょう?しかもわざわざあんな高いホテルで! 本気ではありませんか」
チェルシー……? あっ……ジェフのか!
「あんな……口紅がついた名刺まで大事に取っておいて! お、お店の人だってわかっていますけれど……でも……許せません。私にはもう触れないでくださいませ。そういうことをしたいなら、チェルシー様にお相手をしてもらったらいかがですか」
彼女はプイッと顔を逸らした。これは大きな誤解になっているようだ。そういえば俺はあの請求書や名刺を机に置いたままだったな。
「クリス、誤解だよ。あれは俺じゃない。ジェフが利用した請求書だよ。ちょっと待っててくれ」
俺は彼女の頭を撫でて、自室に戻り請求書と名刺を持ってきた。
「ほら、請求書の日付を見てごらん? ジェフと別れた日だ。その日の夜は俺たちは翌朝まで愛し合ってたこと……君も覚えているだろ?」
「日付……?」
「ああ」
彼女は少し落ち着いたようで、うるうると涙を溜めた目で請求書を見た。
「本当だわ……」
「だろ? これは二つともあいつの利用した分だ。ちゃっかりしているあいつはそれを俺に払えと押し付けてきただけだ」
「でも……名刺は? 素敵な夜だったって」
「あれもジェフが貰った物だ。そのクラブの女性は色んな貴族の客を相手にするから、沢山の裏情報を知ってるらしくてね。もし聞きたい話があるなら、連絡してみろとくれただけだ」
確かにあれを見たら完全に浮気だと思うよな。しかも全く隠さず置いてあるなんて……彼女が酷く傷ついたのがわかる。名刺も捨てるべきだった。俺の配慮が足りなかったな。
「じゃあ、あの方とは何もないのですか?」
彼女はボーっとしている。
「ああ、そうだ。オリバーならこの件を知っている! 呼んでこようか? それでも君がまだ信じられぬなら……ジェフに説明をさせるから」
俺が必死にそう説明すると、彼女が俺の胸に抱きついてきた。
「いい。いいです……あなたを信じます」
「そうか。誤解させて悪かった。君を不安にさせるなら、あんな名刺すぐ捨てれば良かった」
「疑ってごめんなさい。お仕事に関わることなのにすみません。それに……勝手に拗ねて、怒ってしまって。これでは前のバネッサ様のと時と同じですわね。恥ずかしい」
彼女は顔を見られたくないのか俺の胸に顔を埋めたまま、うにうにと左右に頭を小さく動かしている。なんだその動きは。可愛い。
「俺は君が愛おしくて仕方がないのに、なぜ興味のない他の女の相手をしないといけない?」
「エル……」
「君だけだよ。一生君だけだ」
俺は彼女の顔をそっと手で包んで、優しく口付け微笑んだ。そして涙で濡れた目元にもキスを優しく落とした。
すると首に彼女の手が絡められ、グイッと引っ張られて強引に口付けをされた。彼女からのキスなんてレアだ。とても嬉しいな……なんて呑気なことを考えているとどんどん口付けが深くなった。
そしてキスしたままドンと強引に、彼女にベッドに押し倒された。
「んっ……!」
自然と自分の声が漏れて焦った。クリスからのキスは深くて柔らかく、的確に気持ちいいところを刺激してくる。こんなキスどこで覚えたんだ……と言いたいところだが、これは俺がする口付けにそっくりだ。
「エル……好き」
いつの間にか彼女は、キスがこんなに上手くなったらしい。自分が初心で清廉な彼女をそう変えたのだと、嬉しくて誇らしい気持ちと少しの罪悪感。
「クリス、ここからは俺にさせて」
「ん、嫌です。今日は私がしたいの。私が誰よりもエルを愛してるって伝えたい」
その言葉に心が震える。とても魅力的なお誘いだが、これ以上彼女にされたら耐えれそうにない。
「充分伝わってる。でも、君ばかりずるい。俺だって君への愛を伝えたいんだ」
そう言うと、彼女はぽっと頬を染めた。その照れた顔はいつもの可愛らしいクリスだ。
俺は少し強引に体制を反転させ、彼女をベッドに寝かせた。余裕がないのは許して欲しい。そこからは彼女を隅々まで愛した。
どうすれば伝わるのだろうか? 俺が君以外愛することはないということを。
「クリス、愛してるよ。可愛い」
「エル……エル……」
「ん?」
「好き。愛してる……他の人のところなんていかないでね」
「俺はクリスにしか……こんな気持ちにならない。忘れたのか。俺が君を妻に望んだんだよ?」
俺は彼女の頬をするりと撫で、甘く囁く。
「ええ……でも毎日一緒にいたら……いつか私に飽きちゃうかもしれないでしょ?」
「飽きる……ははは……」
彼女の言葉に俺はつい笑ってしまった。真剣にそう言った彼女は、俺が笑ったのでムッと拗ねた。
「ごめん。君があまりにあり得ないことを言うから笑ってしまった」
「……あり得ない?」
「クリスに飽きることなんてない。結婚してから、毎日俺の好きは更新されてるよ。きっと今日より明日のクリスの方がもっと好きになる」
クリスの白い肌が一気にピンクに染まる。ああ、やっぱり可愛い。
「だから安心して。俺の愛を疑う必要はない」
好きで好きで好きで……ずっと君に恋焦がれていたんだ。その君が俺の妻になってくれた。これ以上何を望む? 最高の幸せが傍にいるのに。
「愛してる」
愛を伝えるのに『愛してる』以上の言葉がないのがもどかしい。そのもどかしさを埋めるために、俺たちはまた一つになった。
「他の女とはなんだ? 俺が君以外に触れるはずないだろう」
「嘘つき! 私が何も知らないと思って……酷いです。信じていたのに」
「いや、本当に知らない。誰にそんな嘘を言われたんだ?」
なぜクリスはこんな誤解をしているんだ?
「うっ……うっ……私は……遊びでも……例え……一夜限りでも嫌です」
「一夜限り? なんの話なんだ」
「チェルシーって女と一晩過ごしたのでしょう?しかもわざわざあんな高いホテルで! 本気ではありませんか」
チェルシー……? あっ……ジェフのか!
「あんな……口紅がついた名刺まで大事に取っておいて! お、お店の人だってわかっていますけれど……でも……許せません。私にはもう触れないでくださいませ。そういうことをしたいなら、チェルシー様にお相手をしてもらったらいかがですか」
彼女はプイッと顔を逸らした。これは大きな誤解になっているようだ。そういえば俺はあの請求書や名刺を机に置いたままだったな。
「クリス、誤解だよ。あれは俺じゃない。ジェフが利用した請求書だよ。ちょっと待っててくれ」
俺は彼女の頭を撫でて、自室に戻り請求書と名刺を持ってきた。
「ほら、請求書の日付を見てごらん? ジェフと別れた日だ。その日の夜は俺たちは翌朝まで愛し合ってたこと……君も覚えているだろ?」
「日付……?」
「ああ」
彼女は少し落ち着いたようで、うるうると涙を溜めた目で請求書を見た。
「本当だわ……」
「だろ? これは二つともあいつの利用した分だ。ちゃっかりしているあいつはそれを俺に払えと押し付けてきただけだ」
「でも……名刺は? 素敵な夜だったって」
「あれもジェフが貰った物だ。そのクラブの女性は色んな貴族の客を相手にするから、沢山の裏情報を知ってるらしくてね。もし聞きたい話があるなら、連絡してみろとくれただけだ」
確かにあれを見たら完全に浮気だと思うよな。しかも全く隠さず置いてあるなんて……彼女が酷く傷ついたのがわかる。名刺も捨てるべきだった。俺の配慮が足りなかったな。
「じゃあ、あの方とは何もないのですか?」
彼女はボーっとしている。
「ああ、そうだ。オリバーならこの件を知っている! 呼んでこようか? それでも君がまだ信じられぬなら……ジェフに説明をさせるから」
俺が必死にそう説明すると、彼女が俺の胸に抱きついてきた。
「いい。いいです……あなたを信じます」
「そうか。誤解させて悪かった。君を不安にさせるなら、あんな名刺すぐ捨てれば良かった」
「疑ってごめんなさい。お仕事に関わることなのにすみません。それに……勝手に拗ねて、怒ってしまって。これでは前のバネッサ様のと時と同じですわね。恥ずかしい」
彼女は顔を見られたくないのか俺の胸に顔を埋めたまま、うにうにと左右に頭を小さく動かしている。なんだその動きは。可愛い。
「俺は君が愛おしくて仕方がないのに、なぜ興味のない他の女の相手をしないといけない?」
「エル……」
「君だけだよ。一生君だけだ」
俺は彼女の顔をそっと手で包んで、優しく口付け微笑んだ。そして涙で濡れた目元にもキスを優しく落とした。
すると首に彼女の手が絡められ、グイッと引っ張られて強引に口付けをされた。彼女からのキスなんてレアだ。とても嬉しいな……なんて呑気なことを考えているとどんどん口付けが深くなった。
そしてキスしたままドンと強引に、彼女にベッドに押し倒された。
「んっ……!」
自然と自分の声が漏れて焦った。クリスからのキスは深くて柔らかく、的確に気持ちいいところを刺激してくる。こんなキスどこで覚えたんだ……と言いたいところだが、これは俺がする口付けにそっくりだ。
「エル……好き」
いつの間にか彼女は、キスがこんなに上手くなったらしい。自分が初心で清廉な彼女をそう変えたのだと、嬉しくて誇らしい気持ちと少しの罪悪感。
「クリス、ここからは俺にさせて」
「ん、嫌です。今日は私がしたいの。私が誰よりもエルを愛してるって伝えたい」
その言葉に心が震える。とても魅力的なお誘いだが、これ以上彼女にされたら耐えれそうにない。
「充分伝わってる。でも、君ばかりずるい。俺だって君への愛を伝えたいんだ」
そう言うと、彼女はぽっと頬を染めた。その照れた顔はいつもの可愛らしいクリスだ。
俺は少し強引に体制を反転させ、彼女をベッドに寝かせた。余裕がないのは許して欲しい。そこからは彼女を隅々まで愛した。
どうすれば伝わるのだろうか? 俺が君以外愛することはないということを。
「クリス、愛してるよ。可愛い」
「エル……エル……」
「ん?」
「好き。愛してる……他の人のところなんていかないでね」
「俺はクリスにしか……こんな気持ちにならない。忘れたのか。俺が君を妻に望んだんだよ?」
俺は彼女の頬をするりと撫で、甘く囁く。
「ええ……でも毎日一緒にいたら……いつか私に飽きちゃうかもしれないでしょ?」
「飽きる……ははは……」
彼女の言葉に俺はつい笑ってしまった。真剣にそう言った彼女は、俺が笑ったのでムッと拗ねた。
「ごめん。君があまりにあり得ないことを言うから笑ってしまった」
「……あり得ない?」
「クリスに飽きることなんてない。結婚してから、毎日俺の好きは更新されてるよ。きっと今日より明日のクリスの方がもっと好きになる」
クリスの白い肌が一気にピンクに染まる。ああ、やっぱり可愛い。
「だから安心して。俺の愛を疑う必要はない」
好きで好きで好きで……ずっと君に恋焦がれていたんだ。その君が俺の妻になってくれた。これ以上何を望む? 最高の幸せが傍にいるのに。
「愛してる」
愛を伝えるのに『愛してる』以上の言葉がないのがもどかしい。そのもどかしさを埋めるために、俺たちはまた一つになった。
61
お気に入りに追加
1,172
あなたにおすすめの小説
【完結】【R18】男色疑惑のある公爵様の契約妻となりましたが、気がついたら愛されているんですけれど!?
夏琳トウ(明石唯加)
恋愛
「俺と結婚してくれたら、衣食住完全補償。なんだったら、キミの実家に支援させてもらうよ」
「え、じゃあ結婚します!」
メラーズ王国に住まう子爵令嬢マーガレットは悩んでいた。
というのも、元々借金まみれだった家の財政状況がさらに悪化し、ついには没落か夜逃げかという二択を迫られていたのだ。
そんな中、父に「頼むからいい男を捕まえてこい!」と送り出された舞踏会にて、マーガレットは王国の二大公爵家の一つオルブルヒ家の当主クローヴィスと出逢う。
彼はマーガレットの話を聞くと、何を思ったのか「俺と契約結婚しない?」と言ってくる。
しかし、マーガレットはためらう。何故ならば……彼には男色家だといううわさがあったのだ。つまり、形だけの結婚になるのは目に見えている。
そう思ったものの、彼が提示してきた条件にマーガレットは飛びついた。
そして、マーガレットはクローヴィスの(契約)妻となった。
男色家疑惑のある自由気ままな公爵様×貧乏性で現金な子爵令嬢。
二人がなんやかんやありながらも両想いになる勘違い話。
◆hotランキング 10位ありがとうございます……!
――
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ
【R18】夫の子を身籠ったと相談されても困ります【完結】
迷い人
恋愛
卒業式の日、公開プロポーズ受けた私ジェシカは、1か月後にはマーティン・ブライトの妻となった。
夫であるマーティンは、結婚と共に騎士として任地へと向かい、新婚後すぐに私は妻としては放置状態。
それでも私は幸福だった。
夫の家族は私にとても優しかったから。
就職先に後ろ盾があると言う事は、幸運でしかない。
なんて、恵まれているのでしょう!!
そう思っていた。
マーティンが浮気をしている。
そんな話を耳にするまでは……。
※後編からはR18描写が入ります。
公爵様、契約通り、跡継ぎを身籠りました!-もう契約は満了ですわよ・・・ね?ちょっと待って、どうして契約が終わらないんでしょうかぁぁ?!-
猫まんじゅう
恋愛
そう、没落寸前の実家を助けて頂く代わりに、跡継ぎを産む事を条件にした契約結婚だったのです。
無事跡継ぎを妊娠したフィリス。夫であるバルモント公爵との契約達成は出産までの約9か月となった。
筈だったのです······が?
◆◇◆
「この結婚は契約結婚だ。貴女の実家の財の工面はする。代わりに、貴女には私の跡継ぎを産んでもらおう」
拝啓、公爵様。財政に悩んでいた私の家を助ける代わりに、跡継ぎを産むという一時的な契約結婚でございましたよね・・・?ええ、跡継ぎは産みました。なぜ、まだ契約が完了しないんでしょうか?
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいませええ!この契約!あと・・・、一体あと、何人子供を産めば契約が満了になるのですッ!!?」
溺愛と、悪阻(ツワリ)ルートは二人がお互いに想いを通じ合わせても終わらない?
◆◇◆
安心保障のR15設定。
描写の直接的な表現はありませんが、”匂わせ”も気になる吐き悪阻体質の方はご注意ください。
ゆるゆる設定のコメディ要素あり。
つわりに付随する嘔吐表現などが多く含まれます。
※妊娠に関する内容を含みます。
【2023/07/15/9:00〜07/17/15:00, HOTランキング1位ありがとうございます!】
こちらは小説家になろうでも完結掲載しております(詳細はあとがきにて、)
【R18】王と王妃は側妃をご所望です。
とらやよい
恋愛
王太子妃になるべく厳しく育てられた侯爵令嬢イエリンだったが、努力の甲斐なく彼女が王太子妃選ばれることはなかった。
十代で夢破れ第二の人生に踏み出しても、見合いすら断られ続け結婚もできず六年が経過した。立派な行き遅れとなったイエリンにとって酒場で酒を飲むことが唯一の鬱憤の捌け口になっていた。
鬱々とした日々の中、ひょんなことから酒場で出会い飲み友になったアーロン。彼の存在だけが彼女の救いだった。
そんな或日、国王となったトビアスからイエリンを側妃に迎えたいと強い申し入れが。
王妃になれなかった彼女は皮肉にも国王トビアスの側妃となることになったのだが…。
★R18話には※をつけてあります。苦手な方はご注意下さい。
ハズレ令嬢の私を腹黒貴公子が毎夜求めて離さない
扇 レンナ
恋愛
旧題:買われた娘は毎晩飛ぶほど愛されています!?
セレニアは由緒あるライアンズ侯爵家の次女。
姉アビゲイルは才色兼備と称され、周囲からの期待を一身に受けてきたものの、セレニアは実の両親からも放置気味。将来に期待されることなどなかった。
だが、そんな日々が変わったのは父親が投資詐欺に引っ掛かり多額の借金を作ってきたことがきっかけだった。
――このままでは、アビゲイルの将来が危うい。
そう思った父はセレニアに「成金男爵家に嫁いで来い」と命じた。曰く、相手の男爵家は爵位が上の貴族とのつながりを求めていると。コネをつなぐ代わりに借金を肩代わりしてもらうと。
その結果、セレニアは新進気鋭の男爵家メイウェザー家の若き当主ジュードと結婚することになる。
ジュードは一代で巨大な富を築き爵位を買った男性。セレニアは彼を仕事人間だとイメージしたものの、実際のジュードはほんわかとした真逆のタイプ。しかし、彼が求めているのは所詮コネ。
そう決めつけ、セレニアはジュードとかかわる際は一線を引こうとしていたのだが、彼はセレニアを強く求め毎日のように抱いてくる。
しかも、彼との行為はいつも一度では済まず、セレニアは毎晩のように意識が飛ぶほど愛されてしまって――……!?
おっとりとした絶倫実業家と見放されてきた令嬢の新婚ラブ!
◇hotランキング 3位ありがとうございます!
――
◇掲載先→アルファポリス(先行公開)、ムーンライトノベルズ
この度、仮面夫婦の妊婦妻になりまして。
天織 みお
恋愛
「おめでとうございます。奥様はご懐妊されています」
目が覚めたらいきなり知らない老人に言われた私。どうやら私、妊娠していたらしい。
「だが!彼女と子供が出来るような心当たりは一度しかないんだぞ!!」
そして、子供を作ったイケメン王太子様との仲はあまり良くないようで――?
そこに私の元婚約者らしい隣国の王太子様とそのお妃様まで新婚旅行でやって来た!
っていうか、私ただの女子高生なんですけど、いつの間に結婚していたの?!ファーストキスすらまだなんだけど!!
っていうか、ここどこ?!
※完結まで毎日2話更新予定でしたが、3話に変更しました
※他サイトにも掲載中
スパダリ猟犬騎士は貧乏令嬢にデレ甘です!【R18/完全版】
鶴田きち
恋愛
★初恋のスパダリ年上騎士様に貧乏令嬢が溺愛される、ロマンチック・歳の差ラブストーリー♡
★貧乏令嬢のシャーロットは、幼い頃からオリヴァーという騎士に恋をしている。猟犬騎士と呼ばれる彼は公爵で、イケメンで、さらに次期騎士団長として名高い。
ある日シャーロットは、ひょんなことから彼に逆プロポーズしてしまう。オリヴァーはそれを受け入れ、二人は電撃婚約することになる。婚約者となった彼は、シャーロットに甘々で――?!
★R18シーンは第二章の後半からです。その描写がある回はアスタリスク(*)がつきます
★ムーンライトノベルズ様では第二章まで公開中。(旧タイトル『初恋の猟犬騎士様にずっと片想いしていた貧乏令嬢が、逆プロポーズして電撃婚約し、溺愛される話。』)
★エブリスタ様では【エブリスタ版】を公開しています。
★「面白そう」と思われた女神様は、毎日更新していきますので、ぜひ毎日読んで下さい!
その際は、画面下の【お気に入り☆】ボタンをポチッとしておくと便利です。
いつも読んで下さる貴女が大好きです♡応援ありがとうございます!
【R18】婚約破棄されたおかげで、幸せな結婚ができました
ほづみ
恋愛
内向的な性格なのに、年齢と家格から王太子ジョエルの婚約者に選ばれた侯爵令嬢のサラ。完璧な王子様であるジョエルに不満を持たれないよう妃教育を頑張っていたある日、ジョエルから「婚約を破棄しよう」と提案される。理由を聞くと「好きな人がいるから」と……。
すれ違いから婚約破棄に至った、不器用な二人の初恋が実るまでのお話。
他サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる