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第1章
完敗 ※R18
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……?どこだ…ここ…?
目の前のシャワーヘッドからサァサァお湯が出ているのが分かる。どうやら俺は今、風呂で目を覚ましたようだ。
シャワー…?俺…家帰ったっけ…?
お湯は俺の体の前面と俺の腰を抱く…腕…?
「なんだ…?これ…。」
寝ぼけて呟くと、後ろから声が聞こえる。
「あぁ。気づきました?」
振り返ると青木が嬉しそうな顔をしていた。
・・・。
暫く固まったままになった。少し経って俺はハッとした。
「⁉︎⁉︎ なんでお前が俺と風呂に⁉︎」
青木がなんでもないような口調で発する。
「椿さん酔っちゃって。僕が坂上さんの代わりに介抱してるんですよぉ。」
「あぁそうかありがとな…って違えよ⁉︎ なんでお前が俺を…あと何で風呂⁉︎とりあえず佑太許さねえ…。」
思わず言葉が溢れ出した。
「なんかぁ。たまたま出会って持って帰ってって言われて。あと、一緒に入りたいって言ったのは椿さんですからね。」
そのままの調子で青木は続けた。
「嘘だっ⁉︎」
自分がそんなこと言うはずがない。
「本当ですぅ。」
青木が少し膨れながら言った。
俺はさらに反発した。
「だって、俺もお前も、お互い嫌いだろ⁉︎」
あんな虐めてきたんだ…絶対嫌いだろ。
「違います!」
そういうと青木は俺を強く抱きしめた。
俺は狼狽えた。
「おいっ⁉︎やめっ!」
「やめません。」
青木がふぅ…と息を吐いてから言った。
「僕は…椿さんのことが大好きなんです。この世の誰よりも。」
「…は?」
何を言ってるんだ、コイツは…?
「今までやってきた悪戯も全部、椿さんが好きでやってしまったことです。…でも、坂上さんから聞きました。僕のせいで会社やめちゃうって。そしたら僕…椿さんのこと連れ帰ってて…。」
どう言うことだ…?コイツが…俺を…好き…?
俺は恐る恐る尋ねた。
「冗談…だよな…?」
「違います。冗談だと言うなら、僕はこんなことしませんよね?」
「…っ⁉︎」
青木が俺のをデカい手で掴み、ちゅこっちゅこっといやらしい音を立てながら擦った。
「おいお前⁉︎何やってんだよ⁉︎っ…ぅあっ…//」
上擦った喘ぎ声が漏れた。
「何って…ナニじゃないですか。」
嬉しそうな面で青木は俺のを擦り続ける。
「おいっやめっ…あっ…ああ”ぁぁっ…ほっ…あっ…本当っやめろぉ…!」
「やめませんよ。あなたが僕の愛を信じるまで。」
青木は妙に真剣な顔つきで言った。
「あ"っ…あ"ぁ……っわかった!信じる!信じるからぁ!」
とうとう耐えきれなくて折れた。
「本当に…?」
青木は俺を煽るように言いながら、さらに手の動きを速めた。
ぢゅこっ ぢゅこっ ぢゅこっ
「~っ!んう…あっ…」
びゅるる…
遂に青木の手でイッてしまった…。
「出ちゃいましたね。かわいい。」
笑顔を向けられた。
なんで…!なんでコイツに触られてイくんだよぉ!
「なんでぇ…お前なんかに触られたくらいでぇ…!」
青木は泣きそうな俺の赤い面を愛おしそうに見つめている。
「こっち向いて?」
恥辱と怒りとあと色々…ぐちゃぐちゃに混ぜ合わされて、もう何も考えられなかった。
虚ろな目をゆっくりと青木に向けた。
「んぅ…?」
情けない声が漏れた。青木が獲物を見るような目で俺を見つめた。
「本っ当、エッロい顔してんなぁ。赤面に涙溜めて涎まで垂らしちゃって。なんで今まで狙われなかったんだろ。」
突然、青木が俺の口に唇を押し当てた。
「…!お前っ…何キスして…!」
「椿さんが大好きだからですよ。椿さん、まだ僕のこと嫌いですか?」
コイツ…なんか余裕そーにしやがって…!
「…嫌い。」
「何でですか?」
「全部完璧で本当腹立つ。こーやって色んな女どもとヤってきたんだろ?」
意表をついたつもりだった。コイツは俺を揶揄ってるだけ…。
「いえ。相手の誘いはありましたけど、自分から口説くのは初めてです。」
なん…だって…?
じゃあもう言い訳できないじゃないか…
「お前もうやだぁ…」
「ふふっ。僕と付き合ってくれるきになりました?」
くっそ…ニコニコしやがって…
こんな王子様みてぇな奴に迫られて落ちない奴の方が珍しいくらいだ。
「ああ!もうお手上げだよ!降参降参!俺のことなんとでも呼べばぁいいさ!」
青木が更に笑顔になった。
「じゃあ、愛しのかわいい椿さん♡これからよろしくお願いしますね♡」
どこまでもコイツって奴は…
涙は出ないが、顔は赤さを増すばかりだった。また俺は流されてしまった…。1人目の恋人のときも、こうだった。だが、何故だろう…前は女の子だったのに…
優しいその声…初めてじゃない気がする。
目の前のシャワーヘッドからサァサァお湯が出ているのが分かる。どうやら俺は今、風呂で目を覚ましたようだ。
シャワー…?俺…家帰ったっけ…?
お湯は俺の体の前面と俺の腰を抱く…腕…?
「なんだ…?これ…。」
寝ぼけて呟くと、後ろから声が聞こえる。
「あぁ。気づきました?」
振り返ると青木が嬉しそうな顔をしていた。
・・・。
暫く固まったままになった。少し経って俺はハッとした。
「⁉︎⁉︎ なんでお前が俺と風呂に⁉︎」
青木がなんでもないような口調で発する。
「椿さん酔っちゃって。僕が坂上さんの代わりに介抱してるんですよぉ。」
「あぁそうかありがとな…って違えよ⁉︎ なんでお前が俺を…あと何で風呂⁉︎とりあえず佑太許さねえ…。」
思わず言葉が溢れ出した。
「なんかぁ。たまたま出会って持って帰ってって言われて。あと、一緒に入りたいって言ったのは椿さんですからね。」
そのままの調子で青木は続けた。
「嘘だっ⁉︎」
自分がそんなこと言うはずがない。
「本当ですぅ。」
青木が少し膨れながら言った。
俺はさらに反発した。
「だって、俺もお前も、お互い嫌いだろ⁉︎」
あんな虐めてきたんだ…絶対嫌いだろ。
「違います!」
そういうと青木は俺を強く抱きしめた。
俺は狼狽えた。
「おいっ⁉︎やめっ!」
「やめません。」
青木がふぅ…と息を吐いてから言った。
「僕は…椿さんのことが大好きなんです。この世の誰よりも。」
「…は?」
何を言ってるんだ、コイツは…?
「今までやってきた悪戯も全部、椿さんが好きでやってしまったことです。…でも、坂上さんから聞きました。僕のせいで会社やめちゃうって。そしたら僕…椿さんのこと連れ帰ってて…。」
どう言うことだ…?コイツが…俺を…好き…?
俺は恐る恐る尋ねた。
「冗談…だよな…?」
「違います。冗談だと言うなら、僕はこんなことしませんよね?」
「…っ⁉︎」
青木が俺のをデカい手で掴み、ちゅこっちゅこっといやらしい音を立てながら擦った。
「おいお前⁉︎何やってんだよ⁉︎っ…ぅあっ…//」
上擦った喘ぎ声が漏れた。
「何って…ナニじゃないですか。」
嬉しそうな面で青木は俺のを擦り続ける。
「おいっやめっ…あっ…ああ”ぁぁっ…ほっ…あっ…本当っやめろぉ…!」
「やめませんよ。あなたが僕の愛を信じるまで。」
青木は妙に真剣な顔つきで言った。
「あ"っ…あ"ぁ……っわかった!信じる!信じるからぁ!」
とうとう耐えきれなくて折れた。
「本当に…?」
青木は俺を煽るように言いながら、さらに手の動きを速めた。
ぢゅこっ ぢゅこっ ぢゅこっ
「~っ!んう…あっ…」
びゅるる…
遂に青木の手でイッてしまった…。
「出ちゃいましたね。かわいい。」
笑顔を向けられた。
なんで…!なんでコイツに触られてイくんだよぉ!
「なんでぇ…お前なんかに触られたくらいでぇ…!」
青木は泣きそうな俺の赤い面を愛おしそうに見つめている。
「こっち向いて?」
恥辱と怒りとあと色々…ぐちゃぐちゃに混ぜ合わされて、もう何も考えられなかった。
虚ろな目をゆっくりと青木に向けた。
「んぅ…?」
情けない声が漏れた。青木が獲物を見るような目で俺を見つめた。
「本っ当、エッロい顔してんなぁ。赤面に涙溜めて涎まで垂らしちゃって。なんで今まで狙われなかったんだろ。」
突然、青木が俺の口に唇を押し当てた。
「…!お前っ…何キスして…!」
「椿さんが大好きだからですよ。椿さん、まだ僕のこと嫌いですか?」
コイツ…なんか余裕そーにしやがって…!
「…嫌い。」
「何でですか?」
「全部完璧で本当腹立つ。こーやって色んな女どもとヤってきたんだろ?」
意表をついたつもりだった。コイツは俺を揶揄ってるだけ…。
「いえ。相手の誘いはありましたけど、自分から口説くのは初めてです。」
なん…だって…?
じゃあもう言い訳できないじゃないか…
「お前もうやだぁ…」
「ふふっ。僕と付き合ってくれるきになりました?」
くっそ…ニコニコしやがって…
こんな王子様みてぇな奴に迫られて落ちない奴の方が珍しいくらいだ。
「ああ!もうお手上げだよ!降参降参!俺のことなんとでも呼べばぁいいさ!」
青木が更に笑顔になった。
「じゃあ、愛しのかわいい椿さん♡これからよろしくお願いしますね♡」
どこまでもコイツって奴は…
涙は出ないが、顔は赤さを増すばかりだった。また俺は流されてしまった…。1人目の恋人のときも、こうだった。だが、何故だろう…前は女の子だったのに…
優しいその声…初めてじゃない気がする。
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